ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
ソフトウェア開発技術者、Hikikomori、スーパーダイエッター、神秘思想家Kayのブログ
決して、一般受けするブログではありません。誠実に人生を遊びつつ、誠実に世間の幻想を叩き壊すことを目的とします。

旧約聖書

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[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。
[2010/12/12]詳細なlivedoorプロフィール設置しました。[livedoorプロフィール]

『美少女戦士セーラームーン』は、なぜあれほどまでにヒットしたのか

もう20年も昔、薬剤師でもあった23歳位の若い女性漫画家が描き始めた作品である『美少女戦士セーラームーン』が、瞬く間に大ヒットし、それが世界中にまで及んだことは、そう古いことのように感じない。いまだ、人気があり、よく知られているからだ。
だが、なぜ、この作品が、それほどまでの人気を得たかが説明されたことはない。ごく一部の要因であれば、それこそ、無数の人が、無難なものや個性的なものまで含め、数多くの意見を述べてはいるが、やはり、根本的な理由となると難しいのだ。
しかし、世界の人々にこれほど影響を与えるからには、非常に重要な理由があるはずだ。

この作品では、十代の選ばれた少女達が、ペンのような道具を使って、セーラー服戦士に変身する。
主人公の月野うさぎという、14歳の少女は、話ができる猫にコンパクトを与えられ、それを持って呪文を唱えるとセーラームーンに変身した。そして、同じように変身できる仲間達が集まって来る。誰でもそうなれるのではなく、遠い過去の前世からそうであった者達であるようだ。
セーラー服戦士達が何者で、過去にどんなことがあったかは、ある程度のお話になってはいるが、詳細に関しては説明されないまま終っている。例えば、セーラームーン達が、なぜ変身できるのか、なぜ、神秘的な能力を発揮できるのかは、誰にも分からない。

それが、超古代文明に関係すると、少しでも考えた人はいると思う。
アニメに限らず、SF小説や映画作品でも、超古代文明をモチーフ(題材)としたものはいくらかはあるだろう。
セーラームーンが連載・放送されていた当時は、今のように、子供に見せることを前提としないような、マニア専用と言える雑誌や深夜アニメは存在せず、漫画やアニメは、まず、子供ありきであり、それに配慮した作品創りをしない訳にはいかず、表現が限定されていたはずだが、そうであっても、セーラームーンという作品の中で、超古代文明が、奇妙に生々しく現れていたところがあったように思う。

UFOや宇宙人を信じる人、信じない人はいるだろうが、これらを信じることが、恥ずかしいことや、馬鹿げたことであるという強い観念が社会にある。論理的におかしいからという理由でUFOや宇宙人の存在を信じることを笑うのではなく、なぜだか自分でも分かっていないが、「馬鹿げているから馬鹿げているんだ。理由なんかいるものか」といった感じである。
現代科学で考えれば、宇宙人が地球に宇宙船でやってくるというのは、確かに非論理的なことだ。それを理解した上でこれらを否定する者はあまり多くはないが、賢い人は、科学というものも、一種の信仰だということを知っている。歴史の中で、何度も崩され、新しい「信仰」が組み立てられたのだから、ある意味、宗教以上に曖昧な点もあるのだ。
そして、UFOの残骸や宇宙人の遺体を米国政府などが隠しているという噂もよく知られているが、その真実がどうなのかは分からないが、もし、隠すとすれば、宇宙人やUFOより、超古代文明の方かもしれない。こちらの方は、UFOより、ちょっとはマシな証拠があるのは明白なのかもしれないが、せいぜいが子供騙しみたいな形に変えられてしか、人々は見ることがないようだ。

ギリシャ神話や旧約聖書の神話、あるいは、日本の古事記などは、表面的にもそうなのだが、深いところではさらに興味深い類似点があるものだ。これも、文化の交流の中で自然に起こったこととする説もあるが、詳しくは述べないが、それは不合理なことだ。
アトランティスやムーといった大陸がかつて存在し、そこには現在の人類のものをはるかに凌ぐ文明があった。そして、それらは、外宇宙からもたらされたものだった。アトランティスやムーは、何らかの理由で滅び、海中深く沈んだが、そこにあった、今の人類からは神秘としか思えないものが、世界の各所に封印され、それらがほんの少し顕現したものから、人類の古代文明が発生し、その後の人類の進化にも影響を与えたという話がある。
意図的かそうでないかは分からないが、これらのことが、ギリシャ神話や旧約聖書などで残された。旧約聖書に隠された秘法を、ある一派はタルムードにまとめ、かなりの実用性を持たせたが、別の一派の研究はカバラーとなり、あまりに強力で危険なために隠された。我が国にも、ホツマツタエというものがあったが、やはり、それが隠され、代わりに、おとぎ話のような形に変性させた古事記や日本書紀が伝えられたのだろう。ホツマツタエは偽書ということにされているが、真面目に読めば、恐るべき英知であることは分かると思う。ただ、普通の人は、自分で調べたり考えようとはしないものだ。
ギリシャ神話は、1つには、古代ギリシャで、1人の羊飼いである農夫に、女神達が伝えたお話から始まっている。その女神達が、超古代文明の末裔なのか宇宙人なのかは分からないが、何らかの意図を持って(あるいは冗談で?)、ちょっと知能指数の高かった人間を選んで、当時の人に分かるようなお話に変えて伝えたのだろう。それが、ヘシオドスが書いた『神統記』である。

人間には、ソクラテスがダイモーンと呼んだ、内なる英知と通信する機能が秘められている。ほとんどの人が、世間の教義や迷信によって、その能力を失っているが、時々、その力を普通の人より多く発揮する人がいる。そんな人が、優れた芸術家になり、象徴的な絵画や小説、あるいは詩を残すのだが、それは、作家自身が創ったものではないというのは、ソクラテスが理解したことだ。比較的、裕福に育った者が、神秘に興味を持って沢山の特別な学習にエネルギーを注いだ結果、そんな能力を得ることが多いと思う。
画家の足立幸子さんは、今の漫画家は精神が目覚めた人が多く、その作品を見て目覚める子供も多いのだと言ったが、『美少女戦士セーラームーン』も、そんな作家であった女性によって描かれたものなのだろう。









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英雄である自己

アメリカの偉大な哲学者で詩人のラルフ・ウォルドー・エマーソンは、英雄の物語を読む時は、自分のことだと思って読めと述べたが、その通りだと思う。そして、偉大な文学や思想を読む時は、自分が著者であると思って読まなければならないとも述べた。この「思う」とは、空想するということではなく、そうであると知るということだ。
サルトルも、本を読むということは、自分でそれをもう一度書くことだと言う。
ジョセフ・マーフィーは、旧約聖書を読む時は、かつて自分がそれを書いた時のことを思い出して読めば意味が自ずと分かると言う。
ショパンの音楽を聴いていると、自分が完全にショパンになると言う人がいるが、それは自然なことである。
あなたは学校で、こういった読み方、聴き方を学んだだろうか?
これら、人類史上最高の賢者達と同じ見解を少しでも学校で聞いたことがあるだろうか?
そうではなく、全く正反対のことを教わったはずだ。

旧約聖書にしろ、古事記にしろ、そのまま読めば、荒唐無稽な馬鹿話だ。
しかし、宗教の権威者達は、書かれているままに読めと言う者は多いのだ。
これらのお話は、1人の人間の物語と見れば、すんなりと理解できる。
アダムとイヴは、生まれたばかりの無垢な自分の2つの性質だろう。そして、片方が何かの欲望を持つようになり、もう片方を取り込み、結局、私は欲望に従って生きるようになり、必然として人生の苦難を味わうことになる。自分の中に、汚れも崇高さも繰り返し現れ、様々なことを学んでいく。そして、自分がどうあるべきかを感じ、それを目指し努力すれば、どうなるかを予言し、それはことごとに実現する。そして、予言はイエス・キリストによって実現され、「私の物語」も完成したはずなのだ。
古事記も、やはり、イザナギとイザナミという人の2つの性質から始まる。それらは影響し合い、欲望をエネルギーに創造していくが、片方が欲望に飲み込まれて滅び、汚れた食物(より低い欲望)を食べて腐敗する。だが、理性は欲望に打ち勝ち、それらの穢れを客観視することで純化して、最後に人の基本的な3つの性質をはっきりと見た。それが、アマテラスオオミカミ、ツクヨミノミコト、スサノオノミコトの三貴神として象徴される。それぞれ、理性、潜在意識、生命力である。
もちろん、私の世俗的知識の中での解釈であり、この通りでなくて良く、あくまで大筋である。

およそ、世界中の神話や伝承の全ては、このようなものと思う。
昨日もご紹介した、2万年前にアトランティスのトートによって書かれた『エメラルド・タブレット』を読む時も、あくまで私の読み方だが、解説の一切を見ず、自分の物語として読み、自分の心の中の出来事と見れば、人間の作ったどんな大スペクタルも、大海と比べた、髪の毛1本を100に砕いたもので救い上げた僅かな水のごときものとなる。それほどのロマンの高揚の中で、宇宙と1つになることだろう。









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ギリシャ神話、古事記を教養として読むは愚かなり

西洋人の著作の中には、さりげなくギリシャ神話のお話が引用されていることがよくある。
こういったことをもって、「西洋では、ギリシャ神話の知識は常識的な教養だ。これについて知らないと、知的な人間と認められない」というのを見たことがあるが、そんなことを主張したがる人は多いような気がする。
そういった部分もあるのかもしれないが、ギリシャ神話とは、常識でもなければ、教養でもない。ましてや、知的人間であることを宣伝するためのものでもない。
もし、ギリシャ神話が尊ばれるとしたら、その中に真理が隠されているからである。だが、真理が明かされるかどうかは、読者によるのである。教養だの見栄のためにそれを読む者は、真に重要なものを得ることはない。彼らはただ、表面的な奇妙なおとぎ話を知るだけなのだ。

それは日本の古事記も同じである。
古事記は、歴史でも文学でもおとぎ話でもない。あれが文学として優れているなんて言う偉い人がいたが、そんなことを本当に信じているのだろうか?
子供に、ギリシャ神話や古事記の読書感想文なんてものを書かせてはいけない。それは、旧約聖書の読書感想文を書くのも同じだ。大人に分かるような感想文を書くことで、それを読んだ意味を失ってしまうのである。
逆に言えば、子供は、ギリシャ神話や古事記、旧約聖書を読めば、本当の意味が分かってしまうのだ。しかし、それは決して大人に説明できるようなものではない。

キリスト教国でも、大人は旧約聖書を理解できず、権威的だが馬鹿げた解釈を受け入れてきた。それは子供を戸惑わせる。
ラルフ・ウォルドー・エマーソンは子供の時、教会の牧師に、教会の教えが納得できないことを訴えたが、牧師に、「君の考えは悪魔から来ている」と言われた。すると、エマーソンは「それなら僕は悪魔になり切る」と言った。そして、エマーソンはアメリカ最高の賢者になったのだ。

タルムードは旧約聖書の解説書で、それはユダヤ人に大いなる知恵を与えたが、もっと深い旧約聖書の解釈はカバラーである。だが、言葉にできるはずのないことを言葉にしようとしたカバラーは、あまりに抽象的で複雑だ。それは歴史の裏側に隠され、もし正しく用いることができる者がいるとすれば、霊的な魔法使いだけだった。実際、カバラーは魔法の技法である。
しかし、子供の時に、旧約聖書やギリシャ神話、あるいは、古事記に親しめば、楽々と魔法の力を得るのである。ただし、長じてから、教養としてそれらを上書きすることで、魔法の力は失われる。そして、ガラクタに過ぎない教養が残るだけだ。

人が持つべき魔法の力を得るには、7歳の子供になって、それらを読むことだ。
7歳の子供は、高級車や高価な服や宝石を求めたりしない。それらに興味を持つとしたら、単に楽しいからだ。
友達を紹介する時、彼の父親の職業を言ったりしない。彼の好きな遊びを言うものだ。
見た家がどんな家か言うのに、「10万ドルの家」なんて言ったりしない。壁の色や庭の花のことを言うものだ。
7つの子供のようにギリシャ神話や古事記を読めば、世間からすれば不思議な力を得る。
私が昨日以前に書いた私が使ったような力も、ごく普通のことになる。
私も、子供の時にギリシャ神話を読み、とても面白かったことは憶えているが、内容は全く憶えていないのだ。それで良いのである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・ソフトウェア開発技術者
・MCSD、MCDBA資格者
・タオイスト、神秘思想家
・1日1食の完全菜食主義者
・幼児期からの引きこもり気質
・医療不要で難病を数々克服


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萩尾望都さんの漫画紹介


半神
小学館文庫

わずか15頁の至高の傑作「半神」を含む短編集。
数奇で残酷な運命を目撃した後、「愛とは?憎しみとは?それはどう異なるのか?異なるものではないのか?」あなたの心に荘厳な疑問が残るのではないだろうか?


ウは宇宙船のウ
小学館文庫

1920年生まれのアメリカを代表するSF作家レイ・ブラッドベリの珠玉の短編作品を萩尾望都が漫画化。萩尾さんの繊細で美しい絵と感性が、ブラッドベリの作品に新しい生命を注いだ。
「みずうみ」では、12歳の少女タリーの可憐な姿と、彼女を愛するハロルドの少年の時と青年になって後の様々な表情がより深い感銘をもたらすと思う。
他の作品も素晴らしい出来であると思う。
CLAMP「CLOVER」のご紹介


CLOVER
わずか5分の劇場用アニメ作品。
CLAMPさんの名作漫画のイメージを美しい映像と音楽で描いた傑作。
主人公の12歳の神秘的な少女スゥの声は坂本真綾さん。


「CLOVER」の原作漫画を以下にご紹介します。
素晴らしい装丁、美しいカラーの扉絵。そして、神秘的な傑作と思います。
新装版も出ているようですが、私はこちらしか持っていません。しかし、こちらの本の装丁を大変に気に入っています。








私が愛する「魔法少女リリカルなのは」

ナンセンス文学(意味を持たない作品)として私が勝手に意味付けをしたのかもしれませんが、アメリカの百万円以上の自己開発プログラム以上に貴い気付きを私に与えてくれた全13話のアニメ作品。











5年の時を経て、2010年、映画化されました。
基本的には、テレビシリーズの全13話を1本の映画にしたものですが、本編では描かれなかったフェイトの生い立ちが見られます。そして、プレシアの謎の言葉も。映像はテレビシリーズよりさらにグレードアップしています。


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初音ミク、コンサート映像のご紹介
ミクの日感謝祭 39's Giving DayProject DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート~こんばんは、初音ミクです。~
[2010/3/9]東京お台場~Zepp Tokyo~

映像の品質等は、下でもご紹介する、後で開かれた米国コンサートの方が高いのですが、私は、全体としては東京コンサートの方が好きです。米国コンサートの方は、映像の緻密さのために、かえってボーカロイド達がマネキンのように感じるかもしれません。これは、証明の影響もあると思います。緑色がかった証明の東京コンサートの方が、ミクが柔らかい感じで可愛いと感じました。
また、真っ白なお姫様のような衣装に赤い大きな腰のリボンが印象的な『Alice』、『あなたの歌姫』は、米国コンサートにはありませんでした。

【ブルーレイ】


【DVD】




MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES “はじめまして、初音ミクです”
[2011/7/2]米国ロサンゼルス~ノキアシアター~

日本のボーカロイドが、日本語の歌で、アメリカ、ロサンゼルスの大劇場ノキアシアターの満員の観客を熱狂させた歴史的コンサートだったと思います。
東京コンサートから1年4ヶ月経過しており、総合的には確実に進歩しています。
私が特に気に入ったのは、1つは、ミクとルカの素晴らしいコンビネーションのダンスパフォーマンスが楽しめる『ワールズエンド・ダンスホール』です。ルカが珍しくミニスカート姿で、ミクに勝る四肢の長さで、ピンクの髪を美しく揺らしてダイナミックに踊ります。 もう1つが、ミクが真っ白な天使の衣装で歌う『SPiCa』で、これが天使でなくてなんだろう、私はついに天使を見たのだと思いました。演奏も東京コンサートの時と変えていましたが、成功していたと思います。

【ブルーレイ】


【DVD】


尚、ブルーレイとDVDの差についてですが、私は実際、両方買い、見比べてみました。観客、演奏者、楽器などは、大画面TVで見ると、ブルーレイの方がきれいですが、肝心のミク達は、ホログラム映像そのものがそれほど細密でありませんので、別に違いはないと感じました。ブルーレイ、DVDいずれも、東京コンサートの方は上半身映像以上の場合、米国コンサートでも、顔のアップだと映像の粒子が目立ちます。 変な話ですが、iPhoneやiPod touch、あるいは、同等な画面品質を持つ小型情報端末で見た映像が最上かもしれません。ただ、これは反則行為ですので、実際にやったとは言いませんが。
本のご紹介


精神について(エマソン名著選)
ラルフ・ウォルドー・エマーソン著
日本教文社

アメリカ最高の思想家、哲学者、ラルフ・ウォルドー・エマーソンの珠玉のエッセイ集。 「歴史」「自己信頼」「償い」「精神の法則」「愛」「友情」「神」「円」「知性」が収められている。
我々自身が、歴史上の英雄、賢者、大芸術家に匹敵する偉大な人間であることを、驚くべき確信をもって語る唯一の人物であると思う。
世間の妄信を粉々に破壊し、プラトーンの頭脳、シーザーの手腕、イエスの愛の所有者である自分を見出して欲しい。
これ以上のエッセイは地上には存在しないと思う。


荘子
徳間文庫

約2400年前の中国の思想家で、老子と共に、老荘と称せられる道教(タオイズム)の始祖である荘周(荘子)の書。
世俗にあって世俗を超え、永遠の道(タオ)と一体化し、安らかで充実した人生を送る秘訣を、恐ろしく抽象的な老子と異なり、平易に説いている。
本書は、数多い荘子の現代語訳の中でも非常に読みやすく分かりやすいものであるが、中国古典の香りは損なわれていない。
本来、膨大な荘子の中心となる内編全てと、外編と雑編の内、荘子らしいものを選んで収録してある。


神統記
ヘシオドス著
岩波文庫

ホメーロスと並ぶ古代ギリシャ詩人ヘシオドスが、ムーサ(詩の女神)達より教えられたという神々の物語。
この世の始まりから、ゼウスの支配の確立、そして、主要な神々のことについて、美しい詩で語る。すぐに読める薄い本であるが、ギリシャ神話の根幹とも言える重要な書と思う。


四つのギリシャ神話(ホメーロス讃歌より)
岩波文庫

無名の詩人達が、ホメーロス風の詩で神々に捧げた賛歌の内、豊穣の女神デーメーテール、理性の神アポローン、智慧の神ヘルメース、美の女神アプロディーテーの4神へのものを収録してある。
著名な神話学者カール・ケレーニィも、ホメーロス賛歌を重視していると思えるが、名もない詩人達の作とはいえ、それぞれの神について、その特質が巧みに表現されており、実に興味深いものとなっている。
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