あらゆることに勝つためにお奨めできる本と言われれば、2冊挙げる。

『数霊のメッセージ―内なる神とつながる生き方』(佐々木将人著)
『ヒマラヤ聖者の生活探究』第5巻(ベアード T.スポールディング"著)

なぜ、この2冊かというと、「解るから出来る」である。
例えば、『数霊のメッセージ』では、「アジマリカン」の呪文を唱えよと書かれてある。
それを唱えれば幸せになれると。
それに対して、「どうして?」と尋ねると、「そんなことはどうでも良い。唱えれば幸せになれるのだから唱えよ」である。
そもそも、この本を読んでいて、そんな疑問は出ない。
著者に権威と自信があるからだ。

「なぜ殺してはいけないか?」なんてのが話題になったことがあるが、それって答えるようなことかい?
そんな質問をさせた者の親や教師に権威がなかっただけのことだ。
「知ってる人に会ったら、挨拶しなさい」と子供に言ったところ、子供が「どうして?」と言うなら、あなたはナメられているのである。
そして、ナメられるアンタが悪い。普段がなってないのだから。
「なぜ、挨拶しないといけないか」なんてことを説明された子供はもう駄目だ。
会社でも、「お仲間」としか挨拶をしない若い人が多い・・・と言うか大半である。
きっと、子供の時、「なぜ挨拶しないといけないのか」を説明された者だ。つまり、親、あるいは、周囲の大人に権威がなかった哀れな子である。
そんな者がうまくいくことは、決してない。
アイドルだって、掃除のおばちゃんにもしっかり挨拶する子が成功するのである。

ところで、もっとお奨めできる本があった。
文句なく、掛け値なしにお奨めする。
これを読めば、人生は保証される。若いうちに読んだ者は、特に幸運だ。
それは、矢追純一さんの『矢追純一は宇宙人だった!?』である。
例えば、『荘子』は素晴らしいが、同時に、当時の時代背景の影響を強く受けていることは否めない。
とはいえ、あの時代背景で、あれが書けたことは驚嘆に値するが、それでも、現代に合わないところはやはりある。
だが、矢追さんは、荘子が現代にそのまま出てきたような人である。
荘子は、宗教家でも哲学者でもなく、現実に滅法強いのである。
そして、現実に圧倒的に強いのが、本当の宗教や哲学であるはずなのだ。
矢追さんも現実で最強で、そのコツを余すところなく、誰でも出来るように教えてくれている。
矢追さんは、当時、司法試験で東大を凌ぐ合格率を誇っていた中央大学の看板学部である法学部を出ているが、受験勉強は一切しなかったし、卒業した工業高校はほとんど通っていなかったので、中学の勉強しか知らない。それでも、受験では、「合格と決めた」から当然のように合格通知が来たと言う。
海外ロケでも通訳を使わず、自分でインタビューするが、中学以来、英語の勉強はしていないと言う。そして、それで十分と言う。
なぜそうなるかは、これまでは彼には当たり前過ぎて書かなかったのではないかと思う。
しかし、この本を出した79歳の時には、「そんなことも説明した方がいいのかなあ」とでも思ったのではないかと勝手に思う。
『荘子』を読んで感動しても、矢追さんのようにうまくはいかないし(本当はいくはずだが)、「荘子の真意はこうなのじゃ」と言う先生方の話を聴いたり本を読むと、さらにうまくいかない。
だが、矢追さんの本を読めば全部うまくいく。
そして、この矢追さんの本を読みながら「なんで?」なんて疑問は出ない。
国家や宗教の権威はなくても、矢追さん自体に権威と自信があるからだ。
まるでイエスである。誉め過ぎか?いや、今では、イエスの教えより有益であると思う。









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