世の中には本当に駄目なやつが居るし、私は、そんな駄目なやつに興味がある。
「なぜ、こいつらは駄目なままなんだろう?」という興味であるが、決して、上から目線で見ている訳ではない。
私が立派だと言うつもりは毛頭ないが、「不思議なことに」駄目チームに入ることだけは免れたと思うが、なぜそうなったかは、まさに謎だ。
なぜ、私が駄目チームに入っていないのかというと、いつも良い思いをしてきたからだ。
別に、あらゆることで良い思いをしている訳ではないが、社会でおよそ苦労をしたことはない。
一例を挙げると、無役で何も出来ない若手社員の頃から専用の部屋を与えられ(隔離されていたという説もあるが 笑)、可愛い女の子のアシスタントが複数付くこともあった。
では、駄目なやつと私の違いは何かというと、私が12歳の時、「4つの息」という呼吸法を知ったからだと思う。
この「4つの息」は、最近よくご紹介している、超能力を得るため、あるいは、引き寄せの力を高めるための呼吸と同じだが、最も単純なものだ。
単純だから、賢くない子供だった私でも覚えられたのである。
それが載っていたのは、今は絶版で、古書も高価な場合が多い、ウォルター・アーネスト・バトラーの『魔法入門』だ。
ただし、同著者の『魔法修行』の方は、入手がし易いと思うが、おそらくだが、こちらにも載っていたと思う。はっきりとしないが、ただ、あまり詳しくは書かれていなかったような気もする。
『魔法入門』で、「4つの息」が書かれた5行を引用する。
先ず修行者はくつろいだ条件の中で座るか横になるかして次のような方法で息をする。
1 ゆっくりと吸い込み、心の中で一、二、三、四とかぞえる。そこで息を止め、一、二とかぞえる。
2 同じスピードで息をはき、ふたたび一、二、三、四とかぞえる。次に肺を動かさずに止めて一、二とかぞえる。
ただし、この文章の前に、「呼吸を止める」方法について、細かい説明が書いてあることを白状する。
簡単に言えば、喉や鼻の通路を意思の力で止めることをしてはならないということだ。
呼吸法の本は多いが、この点を注意しているものを見たことがない。
だが、息を吸っていったん止め、ゆっくり吐くことを覚えておけば、一応効果はある。
大切な仕組みはこうだ。
息を吸えば、空気中の気(プラーナ、サイ粒子、幽子、GTP)が一緒に入って来るが、普通の呼吸では、息を吐く時に、気も一緒に出ていくだけである。
だが、吸った後で息を止めると、気は脳と何らかの作用を起こす。
そして、ゆっくり吐くほど、気は体内に残る。
政木和三さんも、小学生の時に、呼吸の訓練をし、1分に1回の呼吸をマスターしたようだ。
政木さんがとんでもない超能力者であるルーツはそこにあると思う。
この点、私とは比較にならないほど呼吸の練習をしたようだ。
呼吸の練習を、いつでもどこでも出来る良い方法がある。
私が大好きな翻訳家の川口正吉さんが、翻訳された『ナ・ダーム』という本のあとがきで書かれていたことだ。
確か、こんなことだった。
「右まゆの左端の付け根に意識を集中し、心の中で『ナ』と唱えながら息を十分に吸う。そして、『ダーム』と心の中で唱えながら、ゆっくり息を吐く」
「ナ・ダーム」は全く意味のない言葉であるが、研究と実験により、精神に最も影響を与えないこの言葉が作られたそうだ。
この呼吸のやり方だと、吸った後で自然に息が止まり、ゆっくり長く吐くようになる。
「ナ」で吸った後、一瞬、息が「止まり」、「ダーム」でゆっくり「息が出ていく」と、意思で無理に「やろう」とはせず、「思えば」良いのだと思う。
自然に「行われる」ようにするのだ。
これこそが、どこでも出来る有難くも便利な呼吸法と思う。
昨日(1月8日)、ご紹介した 「金の呼吸」は、部屋の中で行う最上の呼吸法だが、やらなければ意味がないので、どこでもやれる方法を知っておくのは良いことだ。
吸って、止めて、静かに吐く呼吸を熱心に練習すれば、駄目なグループから抜け出し、全ては良い方向に回り出すと思う。
「なぜ、こいつらは駄目なままなんだろう?」という興味であるが、決して、上から目線で見ている訳ではない。
私が立派だと言うつもりは毛頭ないが、「不思議なことに」駄目チームに入ることだけは免れたと思うが、なぜそうなったかは、まさに謎だ。
なぜ、私が駄目チームに入っていないのかというと、いつも良い思いをしてきたからだ。
別に、あらゆることで良い思いをしている訳ではないが、社会でおよそ苦労をしたことはない。
一例を挙げると、無役で何も出来ない若手社員の頃から専用の部屋を与えられ(隔離されていたという説もあるが 笑)、可愛い女の子のアシスタントが複数付くこともあった。
では、駄目なやつと私の違いは何かというと、私が12歳の時、「4つの息」という呼吸法を知ったからだと思う。
この「4つの息」は、最近よくご紹介している、超能力を得るため、あるいは、引き寄せの力を高めるための呼吸と同じだが、最も単純なものだ。
単純だから、賢くない子供だった私でも覚えられたのである。
それが載っていたのは、今は絶版で、古書も高価な場合が多い、ウォルター・アーネスト・バトラーの『魔法入門』だ。
ただし、同著者の『魔法修行』の方は、入手がし易いと思うが、おそらくだが、こちらにも載っていたと思う。はっきりとしないが、ただ、あまり詳しくは書かれていなかったような気もする。
『魔法入門』で、「4つの息」が書かれた5行を引用する。
先ず修行者はくつろいだ条件の中で座るか横になるかして次のような方法で息をする。
1 ゆっくりと吸い込み、心の中で一、二、三、四とかぞえる。そこで息を止め、一、二とかぞえる。
2 同じスピードで息をはき、ふたたび一、二、三、四とかぞえる。次に肺を動かさずに止めて一、二とかぞえる。
ただし、この文章の前に、「呼吸を止める」方法について、細かい説明が書いてあることを白状する。
簡単に言えば、喉や鼻の通路を意思の力で止めることをしてはならないということだ。
呼吸法の本は多いが、この点を注意しているものを見たことがない。
だが、息を吸っていったん止め、ゆっくり吐くことを覚えておけば、一応効果はある。
大切な仕組みはこうだ。
息を吸えば、空気中の気(プラーナ、サイ粒子、幽子、GTP)が一緒に入って来るが、普通の呼吸では、息を吐く時に、気も一緒に出ていくだけである。
だが、吸った後で息を止めると、気は脳と何らかの作用を起こす。
そして、ゆっくり吐くほど、気は体内に残る。
政木和三さんも、小学生の時に、呼吸の訓練をし、1分に1回の呼吸をマスターしたようだ。
政木さんがとんでもない超能力者であるルーツはそこにあると思う。
この点、私とは比較にならないほど呼吸の練習をしたようだ。
呼吸の練習を、いつでもどこでも出来る良い方法がある。
私が大好きな翻訳家の川口正吉さんが、翻訳された『ナ・ダーム』という本のあとがきで書かれていたことだ。
確か、こんなことだった。
「右まゆの左端の付け根に意識を集中し、心の中で『ナ』と唱えながら息を十分に吸う。そして、『ダーム』と心の中で唱えながら、ゆっくり息を吐く」
「ナ・ダーム」は全く意味のない言葉であるが、研究と実験により、精神に最も影響を与えないこの言葉が作られたそうだ。
この呼吸のやり方だと、吸った後で自然に息が止まり、ゆっくり長く吐くようになる。
「ナ」で吸った後、一瞬、息が「止まり」、「ダーム」でゆっくり「息が出ていく」と、意思で無理に「やろう」とはせず、「思えば」良いのだと思う。
自然に「行われる」ようにするのだ。
これこそが、どこでも出来る有難くも便利な呼吸法と思う。
昨日(1月8日)、ご紹介した 「金の呼吸」は、部屋の中で行う最上の呼吸法だが、やらなければ意味がないので、どこでもやれる方法を知っておくのは良いことだ。
吸って、止めて、静かに吐く呼吸を熱心に練習すれば、駄目なグループから抜け出し、全ては良い方向に回り出すと思う。