ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
あなたをSE、プログラマー、あるいは、超能力者にするブログ。ひきこもりも歓迎。

岡田虎二郎

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
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[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。
[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。

啓蒙書は序章だけ読め

岡田式静坐法で知られた岡田虎二郎(1872〜1920)は、1901年(明治34年)に30歳で単身渡米したそうだが、その20世紀になったばかりの、民間の海外旅行など、ほぼ皆無の時代に、財産があった訳でもなく、皿洗いをしながら、3年半に渡って欧米の書物を学んだという。
イギリスの作家、コリン・ウィルソン(1931~2013)が、学校を終えた15歳からは、肉体労働をしながら図書館で読書に励んだという話を思い出す。それも大変な苦労であるが、岡田虎二郎のは、それどころではなかったはずだ。

彼らには、大きな志があったのだが、岡田虎二郎が、その志を得て人生を変えたのは、小学4年生の時に、小学校の図書館で読んだ、フランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソーの『エミール』であったようだ。
ところが、虎二郎が読んだのは、序文だけであったらしいが、実は、ルソーも、『エミール』は、序文のところだけを書くつもりが、あのような長い小説になってしまったようだ。
つまり、ある意味、『エミール』は、序文だけを読めば良く、虎二郎はそれをしたのだが、それで、わずか小学校4年生の虎二郎は、この高度な教育論に感銘を受けたのである。

ところで、本の中には、やはり、最初に重要なエッセンスが書かれているものが多い。
昨日、ベン・スイートランドの『私はできる』のKingle(電子書籍)の無償サンプルを読んだが、それでもう十分だと思った。むしろ、その後には余計なことが長々と書かれており、時間を無駄にしながら、せっかくの最初の良い部分を忘れてしまう・・・と言ったら悪いと思うが、まさにその通りだと思う。
1冊の本に書かれた、記憶すべき重要なことは、1~2行だという話もあるが、大抵の本では、特に、啓蒙書では、それが最初に来る場合が多い。
クラウド・ブリストルの『信念の魔術』などは、まさにそんな感じで、これは序文だけとは言わないが、最初の方には素晴らしいことが書かれているが、後に進むにつれて、余計な付けたしばかりが長々続いているように思えてならない。
言い換えれば、最初の方に、ブリストルが得た神の啓示のようなものが書かれ、後の方は、ブリストルの個人的考えが述べられているのである。
これはつまり、啓蒙書においては、1冊の本というのは、長過ぎるのだと思う。
もっとも、『正法眼蔵随聞記』(道元の短い講話の寄せ集め)などは、全章がそれぞれ1つのエッセンスであり、1冊読む価値があるが、それでも、道元の教え自体は、前書き程度の長さで書けるはずなのだ。
アリストテレスは難しいと言われるが、その中でも難解の部類に入ると思われる『魂について』を読んでみたが、確かに解らない。しかし、最初の方は面白いし、後の方はアリストテレスの個人的な考え・・・言ってしまえば偏見が書かれていると言ったら学者先生に怒られそうだが、私にはそうとしか思えない。

啓蒙書でも、重要なエッセンスが最初に書かれているとは限らないが、それでも言ってみれば、エッセンスは最初に書くものであり、そうでないなら、その本は良くないかもしれない。
ただ、小説の形で、思想や哲学を描いたものは別であり、また、小説であるのだから、著者は最後まで面白いことに気を配っているはずで、「クライマックス」という言葉があるように、最後の最後に重要なメッセージがある場合が多い。
H.G.ウェウズの『宇宙戦争』など、まさにその通りだ。
もっとも、ウェルズが最高の作家だと言うカート・ヴォネガットの傑作小説『母なる夜』は、最初に良いことが全部書かれているように思えるので面白い。

ただ、こう言うと「1冊買うのはもったいなくはないか」と思えるかもしれないが、それは全く逆で、エッセンスをしっかり掴んでこそ、本を買った意義があり、良い本はエッセンスに1冊分以上の価値があるのだ。
そして、エッセンスとは、著書が頭で考えたことではなく、著者が得た啓示であるはずなのだ。
人類屈指の偉人アリストテレスの著作の冒頭だけを読み、それで、アリストテレスの啓示的真理を掴めたら、これほど素晴らしいことはない。彼が頭で考えたことは、大半が間違っていることは、現代では分かっているが、内なる啓示は不滅なのであるから。
それを何度も読んで、覚えてしまえば良い。











腹に力がつけば金はいくらでも出来る

岡田式静坐法で知られた岡田虎二郎(1872〜1920)は、一般の人々にも、広く直接、静坐法の指導を行っていた。
岡田式静坐法とは、静坐の形で行う瞑想の一種と言って良く、心身の健康に大きな効果があり、多くの著名人も実践し、ドイツの心理学者カールフルート・デュルクハイムは、これを学んで母国に持ち帰り、心身の治療に活用したようである。
岡田式静坐法は、単なる健康法ではなく、魂も運勢も向上させる、しかし、簡単な手法であったと思われる。
ある時、金に窮しているという男に、岡田虎二郎は、
「金?腹に力がつけば金はいくらでも出来ますよ」
と言ったことが、柳田誠二郎(元日銀副総裁、日本航空社長)の著書に書かれている。
岡田虎二郎は、腹を重視し、岡田式静坐法は、腹に力をつけるためのものだったと考えられる。
ただ、今では、岡田式静坐法を正確に実践するのは難しいと思う。やや複雑で微妙な注意が必要なものであるが、おそらく、今や指導者もいない。
だが、腹に力をつけることの重要性は、優れた人々のよって認識されており、自分のやり易いものを実践すれば良いのだと思う。

ある人は、最重要な部分を「腹(肚)」と言い、ある人は「丹田」と言い、またある人は「仙骨」、また、「腰」と言う者もいる。
D.H.ロレンスもそうであったが、胃の背後あたりの太陽神経叢(たいようしんけいそう)が力の源と言う者も少なくない。
しかし、そんなことはどうでも良い。
もう新しい時代なのだ。
自分がピンとくるものを選べば良いし、いろいろやっていれば、自分に一番合ったものが分かってくるはずだ。
私には、丹田(臍下丹田;せいかたんでん)というのはピンと来ない。
しかし、腕振り運動は、腹に力を込めてやると気持ち良いし、四股(大東流合気柔術式)を毎日千回以上踏んでいると、これが腰を作る(調整する)ことが分かってくる。
ヨガ研究家の藤本憲幸氏の『秘法ヨガ入門』では、聖者と言われる松木草垣(まつきそうえん)は、ヘソこそが万能な力の鍵であり、その力を磨く方法が簡単に書かれている。
自分で試しながら1つを選び、毎日実践すれば、優れた宇宙人のようにも進化すると思う。











こせこせしない

仙道家の高藤聡一郎さんの本で見たが、高藤さんが若くて貧乏だった時、彼が金持ちの社長さんに、
「金なんて、何やっても入ってくるじゃない」
と言われる話があったが、私も昔、成功している事業家から、
「金を儲けるのは簡単だ。難しいのは使う方だ」
と言われたことを覚えている。
ところが、普通のサラリーマンは、文字通り、自分がサラリー(給料)以外で金を稼ぐことなど全く出来ないと思っている。
だが本当は、自分はサラリー以外でお金を得ることは出来ないと思い込んでいるから、実際にそうなっているだけである。
そして、彼にそう思い込ませたのは、親や学校やテレビなのだ。
一方で、高藤さんの本に載っていた社長さんや、私が知っているあの事業家は、お金を手に入れる良い方法があることを信じているのだ。
「岡田式静坐法」で知られた岡田虎二郎は、金に窮していることを訴える男に、
「金?腹に力がつけば、金はいくらでも出来ますよ」
と言ったという。

さて、全てを、特殊な、そして、あいまいな言葉でなく、ありふれた、そして、はっきりした言葉で言わなければならない。
腹に力があるとは、腹が据(す)わっていることで、腹が据わっているとは、落ち着いていてどっしりしていることだ。
落ち着いてどっしりしているとは、心が広いことで、心が広いこととは偏見がないことで、偏見をなくすには、それほど大事でないものに対する執着(こだわり)を捨てれば良い。
多くの人間が、いかに、どうでも良いものを後生大事にしていることか。
例えば、学歴、出身校、学校で学んだ知識、肩書き、所属する会社名、評判といったものだ。
こういったものにこだわる限り、楽に金を得ることは出来ない。
つまるところ、お金はエネルギーであり、心を狭めれば、エネルギーの流通が悪くなって、お金も入ってこないのだろう。

お金持ちは、小さなことにこだわっていられない状況に長くいたせいで、ものごとにこだわらなくなったという場合が多い。
矢追純一さんの本で見たが、彼が中国にいた子供時代、集団で盗みをやって逃げている時、前を走っていた泥棒仲間のおじさんが、撃たれて頭を吹っ飛ばされたり、隣に座っていた友達が不意にもたれかかってきたと思ったら、流れ弾に当たって死んでいたりしたが、それが日常茶飯事になると、そういったことが起こっても、何とも思わなくなるそうだ。
矢追さんが大金持ちかどうかは知らないが、彼が高校1年生の時、母親が死んだので(父親はとうの昔に亡くなっていた)、妹2人を養っていたが、別に苦労も感じず、毎晩、飲み遊んでいたらしい(夜までは仕事)。
自分がいくら持っているかはどうでもいいことなので分からないらしいが、家でも美術品でも、欲しければ即決で買って、支払いで問題が起こったことはないそうだから、やっぱり金はあるのだろう。
人間、なりふり構っていられない状況を経験するのは良いことであるに違いない。









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最強の問題解決法を持つ

著名なユング派心理学者、河合隼雄さんの京都大学での退官講義を収録した『こころの最終講義』 に、こんな話がある。
息子が登校拒否で学校に行かないという父親が、河合さんに、
「先生、学校に行くボタンってないですかね?」
と尋ねたらしい。
言っては悪いが、私が、最も愚かな人間の代表と考えている例である。
子供が学校に行けない原因は複雑で、父親はその原因に大きく関わっているはずである。
その責任を一切放棄して、ボタンを押して解決したいという、虫が良いなんてもんじゃない、自分の子供をモノ扱いしているのであり、それが、子供が歪んだ原因だろう。
そして、そのような人間は増える一方なのかもしれない。

これと、ちょっと似ているが、異なる話をする。
私は、筋トレは好きでは無いが、筋トレ絶賛派のTestosterone(テストステロン)さんという作家、事業家、トレーナーは大好きである。
彼は、いかなる質問にも同じ答をするように思う。
「モテない?なら筋トレだ」
「人生に不安がある?なら筋トレだ」
「嫌な上司がいる?なら筋トレだ」
人生の問題の99.9%は筋トレで解決すると断言する。
爽快である。男は(女もだが)、このくらい信念がないといけない。
実際に彼に会えば、本当に筋トレで全て解決する可能性が高い。
法然も全く同じだった。
何を聞かれても、「なら念仏だ」だったはずだ。
法然に直接会った人なら、実際、それで全て解決する。

日本航空社長や日銀副総裁などを歴任した柳田誠二郎さんは、若い人達に、
「何でもいいから、心を締める鍵を1つもちなさい」
と言い、自分の場合は、たまたま、岡田虎二郎に教わった静坐がそうだったと言う。
自分は、岡田虎二郎の静坐で全てうまくいったが、皆、それぞれ好きなことをやれば良いと言う訳だ。
だが、早くそれを持った方が良いとは言えるだろう。

Testosteroneさんや、法然や柳田誠二郎さんらの問題解決手段(柳田さん式には「心を締める鍵」)と、最初の、登校拒否の子供を持つ父親の「学校に行くボタン」は似ているようで全然違う。
「ボタン」は、「俺はボタンを押すだけで、面倒なことは一切しない。俺に責任はない」というものだ。
対して、Testosteroneさんらは、問題解決の手段を示しているのである。
そして、その手段を、徹底的に探求したので、自信があるのだ。
そして、柳田さんが言うように、手段は何でも良いのだ。
Testosteroneさんだって、ある本でつい「もう筋トレでも何でもいいからやれ」と本音を言うが、それは、筋トレの価値を落とすどころか百倍化し、私もうっかり筋トレをやりかけたほどだ・・・いや、多少やっているが。
大村あつしさんや小川慶一さん(Excelマクロ達人養成塾塾長)なら、「・・・?、ならExcel VBAだ」となるかもしれない。

それで言えば、私は今は、佐川幸義系のKay式四股だ。
四股で人生の問題の99.9%は解決する。
「金がない?なら四股だ」
である。
柳田誠二郎さんの師、岡田虎二郎もそう言っていた。
岡田式静坐法は、腹の力を作るものである。
金に窮しているという男に、虎二郎は言ったらしい。
「金?腹に力がつけば金はいくらでもできますよ」









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改革者達の人生を変えた一冊

人生を変える一冊の本なんてものがあるらしい。
偉人ではないが、こんな話があった。
ある男が刑務所に入っている時、法華経(庭野日敬著『法華経の新しい解釈』)を読んで感涙し、出所後には真面目に働き、大きな会社ではないというが専務にまでなったという。
宮沢賢治も、人生を決定付けたのは『法華経』だったらしいが、それが18歳の時だったという。

宮沢賢治の没80年の日(2013年9月21日)に、私は、大阪のオリックス劇場に、当時80歳の冨田勲さん制作の『イーハトーヴ交響曲』コンサートを観劇した。
『イーハトーヴ交響曲』は、もちろん、宮沢賢治の世界を描いたもので、その中で、宮沢賢治作詞作曲の楽曲『星めぐりの歌』も演奏された。
主演はもちろん、我らが天使、初音ミクさんで、クラシックコンサートでありながら、小中学生の女の子の観客も多かった。
その日が宮沢賢治没80年の日であることは、公演後、壇上に登場した冨田勲さんから聞いた。
私も何冊か法華経を読んでみたが、読み方が浅いということもあり、いまひとつである。

「岡田式静坐法」で一世を風靡した、明治・大正の偉人、岡田虎二郎の人生を変えたのは、彼が小学生の時に読んだ、ルソーの『エミール』の序文である。
ルソーは『エミール』を、実際、序文だけを書くつもりが、長い小説になってしまったらしい。

神道家で形成外科(整形外科ではない)の名医でもあった葉室頼昭さんは、大阪大学医学部時代、自分で歩けないほどの重病で、板に乗せられて乗った新幹線の中である本を読み、病気が治ってしまったという。書名は明記していなかったが、おそらく、谷口雅春の『生命の実相』と思って間違いないだろう。

『「思考」のすごい力』で知られる著名な生物学者ブルース・リプトンは、たまたま買った、ハインズ・R・バージェルの『量子の世界』を仕方なく読んだことが、人生の、そして、生物学者としての大きな転機になった。
大事業家のイーロン・マスクは、少年時代に、ダグラス・アダムスの有名なSF『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで大いに感銘を受け、世界や人類の運命に責任を持つ覚悟を決める・・・まあ、ある意味、中二病でずっと生きていると言えるのではないかと思う。いや、決して悪い意味ではない。

人生を変える一冊・・・それは、たまたま見つけるもののようだ。









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