ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

岡田斗司夫

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

腹が出たら全て終わり

久し振りに見る中年過ぎの男性が、腹が尋常ならざるほど出ていた・・・ということが、一月ほど前にあった。
まあ、世の中で、そう珍しいことではないかもしれない。
そんな時、肯定的な印象を持つことは、まずないと思う。
その時の私も、静かに、「ああ、こいつ、もう終わりだな」と確信したのである。
その人は50代だから、これから痩せるというのは難しいだろう。
一時期、ダイエット成功で注目された岡田斗司夫さんも、また太ってしまい、もう痩せられないらしい。岡田さんも50代だ。

どうして太るかというと、食の不摂生以外にない。
早い話が食べ過ぎである。
年を取って食べ過ぎたら、運動してもほとんど痩せないが、そもそも、年を取って食べ過ぎている人が運動することはないだろう。
一方、食を慎む人には運動をする人が多いのだから、その差は開く一方である。

多少ならともかく、「でっぷり」と突き出た「太鼓腹」ほど、醜い、みっともないものはないと、私は、一月前に、あの男性を見た時に、つくづく思ったのだ。
そして、今日、昨日と話題にしたが、ドワンゴ会長の川上量生さんの腹を見て、びっくりした。
川上さんは、今48歳らしいが、まるで少年のように顔が若いということもあるが、それよりも、川上さんは、英雄的な成功者であり、それは、必然的に若者達(特にオタク達)の憧れということであり、私も敬愛していると言える人物なので、よりショックが強いのだ。
彼の本当の投稿かどうかは定かでないが、彼が書いたと思える匿名ブログには、これからダイエットに取り組む並々ならぬ決意が述べられているが、果たしてどうなるだろう。
ライバル(?)の猪子寿之さん(チームラボ社長)は、相変わらずスリム(それに凄い長身だ)で、多分、太ることはないような気がする。あの優秀な2人の対談は面白いので、また実現すれば良いと思うが、あの腹では駄目だ。

また川上量生さんをサイコパス扱いしたくなるのだが、私のようなサイコパスはダイエットし易いと思う。
なぜなら、サイコパスは自尊感情が異常なほど強いので、自分を醜いと認識したら、それに耐えられず、それを解消するためなら、私のように、1日1食の菜食・粗食なんて無茶も、割に簡単なのである。
(私は、自分がサイコパスだと気付くまでは、なぜ自分が厳しい食の節制に耐えられるのか不思議だった)
まあ、あの若々しさでダイエットに失敗するようなら、川上さんはサイコパスではないのかもしれないが。
川上さんは、ドワンゴ会長であるだけでなく、カドカワという巨大企業の社長にまでなってしまい、さらに、事実上、カドカワN高等学校は彼が作ったのだから、もう、とんでもなく偉い人であることは間違いない。しかし、腹が化け物じみたほど出たら、それらも全部、アンドロメダの中のどこかの星にある100カラットのダイヤモンド・・・つまり、地球上では無いも同じなのだ。








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ダイエット出来ない本当の理由

スリムですらりとした身体になりたくない人なんていないと思う。
それこそ、相撲の力士だって、本当はそう(すらりとした身体になりたい)なのだが、今は太っているメリットが大きいから太っているだけというのが事実だろう。
禅の本だったと思うが、著者が、自分の腹が出てきたのは、年齢と共に、禅の呼吸訓練法である数息観の影響もあるのだとし、自分の腹が大きくなってきた頃、「俺も立派になったと嬉しく思ったものである」と書いているのを、私は二十歳そこそこの時読み、非常な違和感を感じたが、今ならはっきりと言えるのである。「嘘つきだなあ」、あるいは、「馬鹿だなあ」と。
腹が出て嬉しいと言う人は、嘘つきか馬鹿かのどちらかである。
言うまでもなく、人間としての立派さと腹が出ていることは、人間としての偉大さと大学イモが好物だというのと同じくらい関係がない。
そして、肥満して腹が出ることにメリットは1つもない。

では、スリムな身体になるにはどうすれば良いかというと、根本は、適切な食事をすることだけである。
特に炭水化物を過度に食べながら運動で痩せるというのは不可能と言ってよく、それは、常人には真似出来ないほどの運動をしているプロスポーツ選手でも、肥満している人が少なくないことを見れば明らかである。
(尚、私は今は、炭水化物抜きダイエットは全く薦めていないし、私自身、炭水化物は十分に摂っている)

結局、(すらりとした身体になれるかどうかの)問題は、適切な食事が出来るかどうか「だけ」である。
肥満しているなら、食事が適切でなく、食べ過ぎている。
では、どうすれば、食べ過ぎるのを止め、正しい量の食事にすることが出来るのか?
そのためには、食べ過ぎる原因を知らねばならない。
では、食べ過ぎる原因は何であるかというと、食欲に負けるからである。
では、食欲に負ける原因が何であるかが分かれば、それを除けば良いのである。

なぜ、肥満している人は食欲に負けるのだろう?
多くの人は、「根性がないから」とか、それを意味する別の表現である「意思が弱いから」等と言うであろう。
そうではない。
答は、IQ(知能指数)が低いからである。
一応断っておくと、食欲の強さは個々の人で差があり、食欲が強い人が食欲を抑えるためには、より高いIQが必要である。
だから、極端に食欲が大きいのに、そこそこにしか太っていないなら、ある程度IQが高いという場合もある。
しかし、根本的には、「ダイエット出来ないのはIQが低い」のである。
IQが高ければ、食事と身体の関係、痩せることのメリットと太ることのデメリット等を、因果関係も含め、幅広く理解、推測出来るし、それを明晰にイメージ出来る。
そうすれば、食欲に打ち勝つだけの意思を間違いなく起こせる。
一般的に好まれる言い方をすれば、想像力がないからダイエット出来ないのだし、逆に、想像力があれば、簡単にダイエット出来るのである。
そして、想像力とIQは、実際は密接に関係している。

私は、2007年7月頃まで、今より30kg以上、体重が重かった。
その頃、メニエール病のような症状で倒れたことがあった。
そんなことが当時は何度かあったが、痩せた後では一度も起こらないのであるから、肥満の影響はあったのだと思う。
メニエール病で倒れた時というのは、吐き気や頭の不快感で、とにかく苦しいし、寝ていても辛いが、起き上がったり、ましてや、立ち上がると、凄まじく酷くなる。
腕振り運動もやってみたが、あまり効果はなかった。
嫌々ながら病院にも行ったが(病院でメニエールの疑いがあると言われ、この病名を初めて知った)、全く無益だった。
そんな時、たった一台、手元に残していたアルファシータ(「記憶力増強装置」パラメモリの後継機)を久々に使ったら、かなり気分が良くなった。
それでずっと使っていたら、徐々に回復したのである。
そのアルファシータは古く、調子が悪いこともあったので、アルファシータの後継機である「バイオソニック」の新古品(新品のまま使わずに保存していたもの)がAmazonで出品されていたので、購入し、熱心に使っていた。
思えば、それからである。
不意に、1日1食の菜食主義になり、1ヶ月で20kg、楽々痩せ、最後には、17歳の時の体形とほぼ同じ、177cm、63kgになり(17歳の時は176cm、63kg)、完全に健康になった。
これは、アルファシータやバイオソニックを使ってIQが上がったので、簡単に理性で食欲を抑え込むことが出来たと考えると、納得がいくのである。
幸い、バイオソニックの新古品は、所有者が、良心的な価格(新品とほぼ同じ。3万円代)で販売されておられたが、今は、スマートフォンさえ持っていれば(あるいは、AndroidかiOSのタブレットPCでも良い)、GenilLaxという無料アプリで、これらのタブレット機器が、パラメモリ、アルファシータ、バイオソニックと全く同じになるのである。
開発者の、 株式会社ジェイデータ社長の佐々木耕司氏に深く感謝すると共に、佐々木氏を心から称賛したいと思うのである。

ドワンゴ会長の川上量生氏が、「オタキング」の愛称で知られる著名な文化人・実業家である岡田斗司夫氏との対談の際、岡田氏に、自分の茶髪のことで、「何若者ぶってるの」と言われたことへの反撃だと思うが、
「岡田さんがダイエットに成功してリバウンドしないことだけが、岡田さんの唯一尊敬出来ることだったのに、(岡田氏がリバウンドしたので)それがなくなってしまった」
と言われていた。
売り言葉に買い言葉とかいうが、キツいなあ・・・
かつて、岡田斗司夫氏は、50kg以上だったと思うが、ダイエットに成功し、ダイエット本も多数出版して、それらはベストセラーになったが、ある時期から、全くダイエット出来なくなったらしい。
私は昔、岡田氏の『東大オタク学講座』や、『ぼくたちの洗脳社会』を感激しながら読み、岡田氏の頭の良さに驚いた覚えがあるが、その偉大な岡田氏の頭脳が衰えたことが、ダイエット不能の原因かもしれないと思うのである。
数年前の岡田氏の対談などを見ていると、言っても仕方のないような、意味のない、他愛もないことを得意気に話しておられるように感じ、個人的には、もう頭の良い人とは感じないのである。
全く余計なことだろうが、岡田氏も、GeniLaxを使っていただきたいと思う。まだ大した年でないし、そもそも、私は、頭脳に年齢は関係ないと思っているのである。なんといっても、岡田氏は、元(生まれ持っての知能)が我々とは違うのであるから。









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少食、運動を続ける秘策

少食が良いと言われても、ほとんどの人が、美味しいものをいくらでも食べることが出来る今の日本で、それ(少食)を実践できる人は滅多にいない。
だが、大食に耽っていると、身体や運勢から段階的な警告が来るが、それを無視し続けると、ひどく健康を害したり、ツキに見放されて惨めな状態になる。
ところが、体調が悪くて病院に行っても、どんな医者も、「食べ過ぎが原因です」とは言ってくれず、山のように薬を出した上、「栄養を取りなさい」なんてことを言う。
まして、仕事や家庭や交友がうまくいかないことの原因が大食だと言う人は、ほとんど皆無だ。

少食になれば、健康も運勢も向上するといった内容の本も沢山あるし、おそらく、大方では、それらの本に書かれている通りなのだが(食を慎めば良いだけであるから、外しようがないが)、そんな本は、読まない人は読まないし、読めと薦められて読んでも実践出来ない。
偉大な神秘家で、科学者、政治家、思想家であったエマニュエル・スウェーデンボルグは、亡命したイギリスで、夕食を食べ過ぎた時に、霊、あるいは、天使が現れ、「満腹するまで食べて自分を甘やかしてはならない」と厳しく警告されて食を慎むようになった。
あれほどの人物でも、そんなことでもない限り、食べ過ぎてしまうのだ。
食の慎みは大切であるが、それが出来る人は、やはり立派なのである。
だが、立派でなくても少食になりたいなら、格好の良いスタイルになって優越感を持ちたいという、邪まな目的でも持った方が良いのかもしれない。

私が1日1食の少食になった原因はよく分からない。
確かに、体調も悪くなっていたが、正直に言えば、見栄もあったに違いない。
3ヶ月で体重が25kg落ちたが、普通は、ここでリバウンドする。
あるいは、もう少し持っても、やがて、元に戻る場合が多い。
敬愛する岡田斗司夫氏は、レコーディング・ダイエット(食べたものをメモするだけ)で50kg痩せ、彼が書いたダイエット本(複数)はベストセラーになり、講演でもさぞ儲けたと思うが、今はすっかりリバウンドし、ドワンゴの川上会長との対談で、川上氏に、「ダイエットに成功してリバウンドしないことが、岡田さんの唯一尊敬出来るところだったのに、尊敬出来るところがなくなっちゃいました」と言われていたようだ(ただし、先に岡田氏が、川上氏の茶髪を「似あってない」「何、若者ぶってるの」と言ったことに対する仕返しっぽいが)。
だが、私は、少食を始めたのが2008年7月末と、既に、初音ミクさんデビューから1年近くで、かなり有名になっていたミクさんのスリムなお姿に憧れたおかげで、いまだリバウンドは全くありえない。

私の少食を永遠にしたのは、まさたかPさんによる、初音ミクさんのPVの傑作『Chaining Intention』だ。
このPVを、ミクさんの映像と量子的に融合するほど見たものだ。
【初音ミク PV】Chaining Intention【HD】[HD1080p] -Youtube-
ダイエットしたい方は見ることをお奨めする。
さらに進化したミクさんの『Chaining Intention』のダンスは、『夏祭初音鑑』で披露されている。
これのブルーレイやDVDの映像特典でお姿を見て、格好良いことに驚いたまさたかPさんには感謝している。

ところで、少食と共に難しいのは運動だ。
私は、元々がプロレスラー志望で、プロレス流トレーニングに詳しかったから、少食で身体が軽くなったら、運動も楽に取り組めたが、そうでない人もいるだろうし、まして、沢山食べて、消化にエネルギーを奪われている人には難しいかもしれない。
実際、消化に必要なエネルギーは想像以上で、坂本龍一さんだったと思うが、食事の後に創造的なことをやろうとしても駄目だと言っておられたと思う。全くその通りだ。
そこで、私は、楽で、しかも、効果抜群の腕振り運動をよく薦めているのだが、これも、続けるには根気がいる。シンドくはないが、時間がかかるからだ。
そんな時、上にも挙げた川上量生さんが、ブログに、引きこもっていた自分にとって幸運だったのは、家に階段があったことで、階段の昇り降りでも良い運動になると書かれていたのを見て、「なるほど」と思ったのだった。
生活や遊びに必要なものが、1階と2階に分けて置いてあると、「仕方なく」階段を昇り降りするもので、それは確かに、立派な運動なのである。
それに気が付いてから、私は、「無駄に」階段を昇り降りするようになった。
買ってきたものを2階に持って行く時、一度に運べると思っても、丁寧に2回に分けて運べば、階段も2回昇ることが出来る。
「2階のエアコン消したっけ?」と、ちょっとでも思ったら、躊躇なく確認に行けば、また階段を昇れる。
また、買い物に行くのも、良い運動だ。
すっかり似合うようになったスリムなジーンズで決め、引きこもりとしては本当は行きたくない、賑やかな百貨店に、1~2km歩いていけば素晴らしい運動になるし、たとえ車で行っても、店内を高速で歩き回れば良い。まあ、買うものがほとんどないのが泣き所ではある。欲しいものが無いので、買い物に行くモチベーションを持ち難いのだが、可愛い店員のいるスーパーも1件ある。
スーパーは、売上を上げたければ、昔ながらに、看板娘でも置けば良い・・・まあ、半分冗談だ(つまり、半分、本気だ)。

少食、運動共に、「仕方なく」の部分を作らないと、なかなかうまくいかないかもしれない。
メタボ検診というのは、かなりデタラメなものらしいが、それでも、これに引っかかって恥ずかしい(あるいは面倒な)思いをしたくないので、「仕方なく」食を慎むというのもありだろう。
どん理由にしろ、食を慎めば勝ちである。
岡田斗司夫さんには、リバウンドしてはいけない「仕方のない」理由が無いのだろう。
私のように、初音ミクさんを崇めていれば、「仕方なく」食を慎めるのだが、残念なことである。彼は、オタクの割に、女神信仰はないのだろうか?
人間は、そんなに・・・いや、少しも立派なものではないので、「止む無く」「仕方なく」の部分がなければ、怠惰に流れる自分を止められないのかもしれない。
虚栄心というものが決して消えないなら、役立っていただこうではないか?









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人気者達の話はあくまで彼らの趣味である

今は、Youtubeやニコニコ動画等で、頭が良い評論家の面白い話を無料でいくらでも聴けて、得なところがある。
私は、そんなに沢山は見ている訳ではなく、偏った見方しかしていないが、茂木健一郎氏や岡田斗司夫氏らのような、知識経験豊富で話も面白い人が人気があるし(この2人は、職業が何であるとか言うまでもないだろう)、批評家の東浩紀氏や評論家の宇野常寛氏が新しい世代の論客で、堀江貴文氏やひろゆき氏も相変わらず人気があるようだ。
これらは、テレビ放送されたものを、合法違法あるだろうが、ネットに流れたようなものもあるが、ちょっと目には(純粋なネット動画との)区別が付かない。
それで、テレビもネットも一緒くたにしてしまうが、そのあたりは了承願いたい。

ただ、本当に優秀な人達は、あまりネットの動画に出ないのだろうという気はするし、少なくとも、上に挙げた人気者達と同等以上の人達が、あまり知られていないのだろう。
そもそも、ニコニコ動画のようなものは、そういった、無名だが優秀な人達が世に出やすくするための役割もあるはずだが(ニコニコ学会βはそのポリシーでやっていると思う)、どうしても、「一般受けする話ができるやつ」でなければいけないというところは必ずあるのだろう。
ところで、対談やインタビュー番組のゲストとして、チームラボの猪子寿之氏も人気があるのだが、猪子氏というのは、本来は、動画対談にしろテレビの対談番組にしろ、本当は出ている暇なんかないはずだ。
しかし、人気があるので、引っ張り出されてしまうのかもしれない。
一度、堀江貴文氏と猪子寿之氏の対談を見たことがあるが、これは全く噛み合っていなかった。そもそも、この2人で噛み合う部分は全くないのだろうと思う。
それでも、堀江氏にしてみれば、人気ゲストを迎えて対談を面白くしなければならない責任があるので、俗っぽい話で盛り上げようとし、猪子氏も大人で頭も良いので、必死でそれに合わせてあげていた感じだが、本当の意味で面白くなるはずがない。

ところで、話が面白い、頭の良い人の話には、つくづく気をつけないといけないと思ったものがある。
スティーブ・ジョブズの追悼番組か何かだったと思うが、脳機能学者の茂木健一郎氏が、「Windowsは使っている時間に比例して嫌になる」と言い、一方でアップル製品を大絶賛し続けた。
そして、さらに、マイクロソフト製品の主にユーザーインターフェースを貶していると、マイクロソフトの副社長であった西和彦氏が、喧嘩腰で茂木氏を非難したのだが、すると、茂木氏は、「僕の個人的な意見なんだからいいじゃない」と言い訳をする。
しかし、茂木氏は、決して、「僕の個人的な考え」として話をする人ではない。
茂木氏は、自分の述べることは真理であるといつも主張しているのであり、そう信じさせるトークの技術を十分以上に持っている。そして、学者としての実績だってあるし、世間の人々を信用させるような肩書きもある。
私はあれを見て、全ての人に、「茂木氏の話はあくまで、彼の個人的意見ですよ」という認識を求めたいと思ったものだ。
ただ、茂木氏は、「茂木健一郎の発想の種 IMAGINE」のような番組では、ホストとして自己主張を抑え、ゲストの思想を引き出す良い話し方をするのだ。やはり頭が良いのだろう。
しかし、自分がゲストの番組や対談では、やはり、彼の話は「あくまで彼の個人的なもの」と考えた方が良い。そして、その意味では素晴らしいことも言うのだろう。

私の考え方などはどうでも良いのだが、それでもあえて言えば、私個人は、アップル製品には我慢がならないと感じる。
iPadやiPhoneなどのiOS製品では、ビデオや音楽をそれらに入れるのに、特定のPCでなければならないのは、私には異常でしかない。
私は、iPod touchと同期させていたPCからiTunesという同期用ソフトをアンインストールしたので、もう、そのiPod touchは事実上使えない。
私には、同期というやり方しかできないというのは、もうついていけないので、やめてしまったのだ。
私の身近にも、アップルの熱烈なファンがいて、彼らの中には、マイクロソフト製品を買うことを堕落のように考えている人もいる。
それで、私は、本当に興味があるので、アップル製品のどこが良いのか、こちらは一切口を挟まず、じっくり聴こうと思うのだが、彼らは曖昧なことしか言わず、何も分からない。
もちろん、フィーリングや感覚の問題は言葉にし難いというのは確かとは思うが、あまりに曖昧で、具体性がないのだ。
何も言わず、「ただアップルが良い。それが常識だ」と言う人も多いように思う。
しかし、それはそれで、個人的な考えとして尊重はしたい。
多少話す場合でも、「使えば分かる」、「作業効率が違う」、「洗練されている」、「思想が高度」・・・等々である。
実は、私だって、それは認めたいと思う。
マイクロソフト製品には、徹底したこだわりはないだろうし、実用重視のものだろう。
それで十分と思うのは、私にはデリケートな感性がないということなのかもしれない。
しかし、コンピューターは道具である。その意味では、マイクロソフト製品で十分である。
つまり、私にとって、コンピューターというものは趣味ではないのである。

ネットで人気のある対談も、スピーカー達の趣味に属するものが多いし、茂木氏の学問に関わる深遠そうな話も、実は趣味なのだろうと思う。
例えば、茂木氏の言う、「東大は駄目」「TOEICは何の役にも立たない」というのは、参考にすべき部分はあるとしても、あくまで彼の個人的な考え方であり、趣味であるが、その意味では傾聴に値するものである。
人気者の話というのは、あくまで、趣味、個人的な考えとして、ただし、誰が話す場合でも同じだが、自分以外の人様が話しているという理由だけで、敬意を持って聴くべきであろう。
その意味では、岡田斗司夫氏と東浩紀氏がエヴァンゲリオンについて話すのを聴くのが平和で良いのだろうが、私には退屈でしかない。









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オタクは強くならなければならない

朝日新聞の「いじめられている君へ」シリーズの、有名人達の上から目線、あるいは、非現実的発言が、あまり快く感じられなかったが、本日のものは少し良かった。
今日のゲストは、中川翔子さんで、彼女は、中学校の卒業式も欠席した、本物のいじめられっ子だった。

《いじめられている君へ》中川翔子さん

彼女は、まず、「無理して学校に行く必要なんかない。」と言う。
最も大事なのは、ここなのだ。しかし、ただの小学生~高校生が、学校にいかずに済ませることがひどく難しいことが、問題なのだ。
学校も教育委員会も、何の役にも立たない対応策しか考えられないのは分かっているので、現実的に、いじめられている子が学校にいかなくて済むような仕組みを用意しなさいとだけ言いたい。
先日亡くなられた、敬愛する思想家の吉本隆明氏が、「学校が理不尽であることは分かっているが、社会はもっとひどい。学校で鍛えておくべきだ」と述べていたのも、もっともだとは思うが、今は時代が違う。今のいじめっ子は、現代の大人をそのまま反映し、徹底した自己中心主義で、知性も感受性も全く無く、限度を知らない。
そして、もう1つ、時代が違うところは、今の学校は、教師などを反面教師として学ぶ価値すらないのである。
私は、中学2年から、授業を全く聞かないことに決め、それは周囲に公言していたが、それによって、教師の陰湿な嫌がらせを受けた以外には、特に困ったことはなかった。
そういえば、斎藤一人さん(日本を代表する事業家)も、中学校で、教師に、「勉強しないと困るぞ」と言われたが、勉強しなくてもちっとも困らないことを証明したという。
内海康満さんも、小学校5年生の時、学校教育の安っぽさを見抜き、学校を捨てたが、おかげで神的な知恵を得た。
斎藤さんも内海さんも中卒である。大学まで入った私が、彼らに及ばないのは当然である。

中川翔子さんは、オタクと言われても、好きなものを見つけて欲しいという。無論、私も賛成だ。
彼女も、漫画・アニメオタクなようだが、筋金入りの『セーラームーン』オタクであったところが私と共通している。
ところで、オタクとは素晴らしいものだ。
オタクに悪いイメージがあるのは、国家の思想統制であると私は思っている。オタクは平均的な思想を持つことに全く興味がないので、大企業の奴隷的労働者を生産する国家政策と合わないのである。
かつて、「パソコンオタク」ビル・ゲイツがのし上がってきた時、日本でも、「オタクの時代」と言われ、オタクの良さが理解されるかと思ったが、そうはならなかった。
では、オタクとは何だろう?
私は、やや古いが、『東大オタク学講座』での、岡田斗司夫氏のオタクの定義がスタンダードだと思っている。
ファンは、ただ好きという人。マニアは、好きなものに関するグッズを集めるような人。しかし、オタクとは、好きな対象に、自分のバックグラウンドを重ねて深く考察することが可能な・・・つまり、分かり易く言えば、人生を賭けて情熱を傾けている者である。
私は今は、初音ミクオタクであるが、決して、単なる初音ミクファン、初音ミクマニアではない。

中川さんが言われるように、好きなことを持つことはもちろん大切であるが、私なら、1つでいいから、修行しろと言いたいのだ。
何でもいいから、自分にしか出来ない武器を磨くことで、自信が出来、それが余裕を生む。
前にも書いたが、私のように、中学時代にナイフ投げの特訓をするのもどうかとは思うが、それがやりたいなら止めはしない。
男なら、いじめっ子に一泡吹かせたいと思うのは当然であるが、昔の父親のように、「やられたらやり返せ!」なんてことを言ったら、今の時代、殺されかねない。
かといって、空手や柔道なんか習っても、強くなるのに時間がかかり過ぎる上、実戦で役に立つものでもない。
それよりも、掌底(てのひらの底。特に小指の下の方の骨が固い部分)を、相手のテンプル(こめかみ)に電光石火で打ち込んだり、能の動きに倣った前蹴りを敵の腹部に入れるといった殺し業に特化して磨き抜くのが良い。これに関しては、堀辺正史さんの本を参考にすると良いだろう。
格闘技の試合のような格好の良い勝ち方を考えてはならない。やるならば、どんな汚い手を使ってでも勝つのだ。
宮本武蔵だってそう教えているのである。
『古事記』でも、あのヤマトタケルは、勝つためには手段を選ばず、卑怯な手を駆使したのである。
無論、最後の最後という時に、敵の一人でも道連れに殺すつもりで修行するのであり、マイケル・ジャクソンの『Beat IT』にあるように、可能な限り、争いは避けなければならない。最後まで争わずに済めば何よりだが、命や尊厳の危機であれば、やらねばならない。
私の場合、相手を殺す方法を常に考え、いつもナイフを磨いているうちに、どこか不気味な雰囲気でも出てきたらしく、私がいじめられることはなかった。
ちょっと偏った内容になったが、賢く受け取っていただきたい。

ところで、参考になるかどうか分からないが、私は中学生の時、何よりも「魔法オタク」だった。
本物の魔法使いを目指し、W.E.バトラーの魔法書を読み、超能力や霊能力、あるいは、占術の研究や訓練に打ち込んだ。これらには、いかがわしいものも当然あるのだが、確実に本物もあるし、たとえイカサマであっても、一抹の真理は含まれているものだと思う。
そして、デカルトでさえ、これらの本はよく読み、しかも、有益であったと回想しているのだ。
実際、どう考えても、学校の試験のための勉強より百倍良いものであると思う。優れた魔法書や霊能の書を知ると、学校のレベルの低さがよく分かるのである。
例えば、スウェーデンボルグは、ゲーテやカント、ヘレン・ケラーらも崇敬したし、シュタイナーも、現在も多くの優れた人達が信奉し、また、実践的である。

画家で講演家の足立幸子さんが述べていたが、今の漫画やアニメ(ライトノベルも当然そうである)は、真理に通じる深いものが多いのである。
中川さんも、単に可愛い、面白いだけではなく、そういったところに魅かれたから、大人になびいて自分のポジションを確保したい惨めな心を持った者達にいじめられたのだろうと思うのだ。
ただのファンやマニアではなく、オタクになれば、漫画やアニメも立派な修行になり得る。
私は遅ればせながら始めるのであるが、『アクセルワールド』は加速世界を扱っているらしいが、加速世界に入る方法は本当にある。その方法もいずれ説明しよう。

















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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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