ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

就職

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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スペシャリストを目指せ

ある有名な歌手が、40歳を過ぎた時に行き詰まり、二進(にっち)も三進(さっち)もいかない状態で、歌手を止めて、別のことをしようと思ったらしい。
しかし、思いとどまり、歌手を続けた。
思いとどまった理由はこうだ。
「どこの世界でも、20年、30年とやっている人達がいて、新しく始めた自分が、そんな人達にかなうはずがない」
何かの道を長く続けている者なら分かることだと思う。
長く積み上げてきた経験に優るものはない。
そりゃ、自分がやってきたことがもう古く、その仕事が、遠くなく消えてなくなる運命である場合や、自分がやっている仕事が簡単な仕事で、短期間で十分なレベルになれる場合は別だ。

大きな会社では、新入社員は、自分がどの部署に回されるか、分からないという場合が多い。
学校を出たばかりの学生は、まだ真っ白なので、何に向いているかを会社が判断してあげようとか、いろいろな部署に入り、いろいろな仕事を経験することで幅広い人間にしようというのだろうが、もうとんでもない話である。
大学どころか、高校を卒業したら、自分が何に向いているかなど自分で分かるはずだし、そもそも、会社に人間の適正の判断は難しい(事実上、不可能)し、はなから、社員の適正を見極めるのではなく、会社にとって都合が良さそうな部署に配置させることがほとんどだ。
また、あちこちの部署を経験させるのは、あくまで、その会社のことをよく理解させるためであり、どこの会社でも通用するような実力をつけさせるためではない。会社の意図かどうかはともかく、結果として、その会社でしか使えない能力しか得られない。
そんな会社でうまく出世して部長になっても、リストラされたり、会社が倒産すると、転職の際、「あなたは何が出来ますか?」と尋ねられたら、「部長が出来ます」といったような笑うしかない答しか出来なくなる。部長は仕事の名称ではなく、「部長が出来る」を正確に言えば、「前の会社の部長が出来る」ということであり、別の会社では平社員の仕事も出来ないのである。
営業をやってたと言っても、営業のやり方は会社によって違う。
また、営業という仕事には専門性がない場合が多く、一般的には、営業の仕事には就かない方が良い(もちろん、特殊な専門性が生きる営業は別だが)。
経営者だって、高い専門性を持っている場合が圧倒的である。

長くやればやるほどスキルが上がり、20年30年とやれば、誰にも負けない確固としたものを持てる仕事を選ぶべきだろう。
ただし、日本では、学校から会社まで、庶民は代替可能なロボット人間として育てるので、専門性のある生き方をしようと思うと、学校や会社(あるいは社会)を否定しなくてはならない場合が多い。それが出来ない者が、「私は何に向いているのだろう?」とか「私が進むべき道は何だろう?」ということが分からず、特に何も出来ないサラリーマンになってしまうのである。
私の場合、初めから学校や社会を否定していたので、プログラマーになるのは簡単だった。
しかし、ソフト開発以外のことについてはあまり知らないし、そもそも、自分でやったことのないことを本当に知ることは出来ない。

プログラマーになるなら、30歳くらいまでなら、JavaやPHPといった最も仕事の多いプログラミング言語や、PythonやJavaScriptといった最も将来性があるプログラミング言語を何か1つ、少なくとも、入門書レベルなら完璧にしておけば、開発会社に入れてもらえるので、そこで経験を積めば大丈夫である。
30代後半以上であれば、Excelマクロ(VBAプログラミング)が出来れば、会社の仕事を、それで自動化させれば頭角を表せるし、Excelを使わない会社はないので、転職の際、「ExcelとExcelマクロ、滅茶苦茶出来ます」と言ったことで採用されたら(採用される可能性が高い)、良い状況になるだろう。
「うちはExcelは使わず、別のツールを使ってますが、それをやってくれますか?」
と言われたら、もう既にExcelで十分な経験がある場合を除き、止めた方が良いと思う。まずは、どこでも通用する知識が大切だからだ。
尚、Excelマクロではなく、Accessマクロ(Access+VBA)なら、SQL Serverと組み合わせれば、そこそこの会社なら基幹システムでも作れ、システムの拡張修正も早く出来る。
そこで、Accessマクロを作ることが出来るなら、開発会社に入るより、システムを社内開発する会社の開発部署に入る方が良いかもしれない。社内開発をAccessでやっている会社は合理性が高い場合が多い。
社内でシステムを開発出来るメリットは多く、アメリカでは、かなり多くの会社が、システムを自社開発しているのは、それに合理性があるからだ。社内SE(システムエンジニア)の能力は、他社でも十分に通用する。








社会と仕事の現実と希望の光

就職難と言われるが、高度経済成長期やバブル景気の時期ですら、そう言われていた。
一方で、いつでも、大なり小なり、人手不足があった。
今もまた、就職難と同時に、深刻な人手不足、労働力不足なのだ。
難しい話ではなく、皆が、楽で給料が高い仕事、さらに、保証が手厚い会社を望んで、そんな「美味しい」職場の就職の競争率が高く、一方、いわゆる3K(きつい、きたない、きけん)現場(プラス安月給)は、誰もやりたがらないので、働く人が足りない。
要するに、選ばないなら仕事はいくらでもある。
とはいえ、ある程度はちゃんと選ばないと、ブラック企業も多くなっているので、仕事が厳しいだけでなく、詳しくは書かないが、うっかり、やってはいけない仕事に就いてしまいかねない。
今の時代、就職なんかしなくて良いと言う者達も増えてきたが、「では、具体的に私はどうすれば就職せずに稼げますか?」と尋ねても、曖昧な概念を示されるだけで、何の問題解決にもならない。
「今は、アドセンスやアフィリエイトで稼げるのです」なんて言うのは、冗談か嘘である。少なくとも、普通の人に対しては。
ジェームス・スキナーの『寝ながら稼ぐ』なんて本があり、「あなたにも出来る」とあるが、書いてあることは、「ブログを開き、そこにアフィリエイトの広告を貼れば、自動的にお金が入ってくるのです」という夢物語だ。そりゃ、スキナーのように、大きな会社の経営に携わり、自分でも沢山の会社を立ち上げて成功し、ベストセラーを何十冊も書いた凄い人なら、ブログに広告を貼れば儲かるのかもしれないが、普通の人がブログを開いても、収益が月に5千円になれば大成功の部類だ。
「いや、俺はブログで月百万円以上稼いでいる」と言う者もいるが、それが本当か嘘かとか、やり方が違法か合法かという以前に、99%の人には無理だ。
「普通のサラリーマンだった僕がブログで生計立ててます」なんて本もあるが、見れば、そんな人は、とてもじゃないが普通の人でない。
また、中高生がネットで高収益を上げて話題になることがあるが、ネットがない時代ですら、そんな人(稼ぐ学生)はいた。しかし、それは、長くは続かないのだ。
絵や音楽で生きていきたい人も多いと思うが、人気イラストレーターや人気ボカロPですら、それだけでは食べられない人の方が多く、少し稼げていても、それはほんの一瞬だ。

何とも夢のない話である(笑)。
誤解を恐れず言えば、誰でも就職出来る職場に、介護と警備がある。給料は安く、ほとんど座っていることが出来ず、夏は暑く、冬は寒いところにいることが多く、とてもではないが楽は出来ない。ただ重労働というだけでなく、不意に辞めたり、休んだりする人も多く、管理者の苦労もだが、そのしわ寄せで、本当に何やらされるか分からないらしい。
私も、ブラックな仕事にはかなり就いたと思うが、私程度では、それほど黒くないかもしれない。
私のように、若いうちにブラックな状況にあったとしても、それが良い経験になるのだから、若さとは素晴らしい・・・とはいえ、職場によっては、若いうちに、歪められたり腐ったりしてしまう。
まして、いい歳をしてブラックな仕事についたら、かなりヤバい。
安倍政権が、大中企業の収益を向上させたことは確かで、それは立派な業績であるとは思うが、小・零細企業に関してはほとんど手付かずだ。

だが、「特技は何?」と聞かれて、「これです」と自信を持って即答出来る人なら、自分で状況を良くしていける。少なくとも、その方法が見つかる。
20数年、教師やってましたという人がいたが、事情は知らぬが、とにかく、教職をやめたら、特技なんて何もないし、歳も歳なので、楽な仕事に就けない。
そんな訳で、私としては、ExcelやAccessを、マクロ(VBAプログラミング)まで出来るようになっておくことをお薦めする。
JavaやPythonやRuby、PHP、C/C++、C#等は、周辺技術がないと、まともに仕事が出来ず、いわば、牧童のようなもので、若いうちから経験を積んでいないと、いきなりやって出来るものではない(無理ではないが)。
それなら、比較的、それだけで仕事になり、うまくいけば、楽で良い思いが出来るExcelマクロやAccessマクロをマスターして損はないと思う。
また、これらは、まかり間違って、かなり飛躍出来た場合にこそ、強力な武器になってくれる。
そして、案外に、SE、プログラマーとしての需要も多く、それは、3Kが多い開発会社ではなく、今後主流になるべき(アメリカでは主流)社内開発要員としてである。
どうやって覚えれば良いかというと、昨日も書いたが、どの本も同じなので、1冊覚えれば良い。
ちなみに言っておくと、Excel、Accessマクロを、生半可に覚えて3Kに陥っている者も、高度にマスターして仕事もせずに楽をしている人も、両方、よく見る。








日本を駄目にしたのは人材派遣業ではないだろうか

学校を出るか、やめるかする時には、まずは生活を安定させることに集中すべきだろう。
サッカー選手や歌手、あるいは、作家のようなものになる気なら、学校を離れる時点で、かなり明確な道が見えていなければならない。そうでないなら、そんなものになれる可能性は低いと考え、まずは、就職して収入を確保しなければならない。
「今はとっかかりが掴めないが、いつか必ず」と思う場合は、まずは平凡な就職をして、自分で生活しながらでなくてはならないのだ。

なんとも当たり前のことを書いてみたが、私がそれをやらなかったので、ロクなことにならなかったのだ。
だが、私の場合は、企業等と直接契約するアルバイトはやっても、派遣みたいなことはやらなかったのが良かった。
私が勤務する会社の中にいる作業員のような人達は、派遣会社から来ている人ばかりだが、彼らは、仕事は紹介してもらうものだと、人任せにするのが当たり前になっているようだ。
人材派遣業は、派遣会社には美味しいビジネスだし、企業にもメリットは大きいが、労働者の人生を台無しにするものだ。
日本を駄目にしたのは、人材派遣業だ。
そんなビジネスを始めた者は、儲けるつもりだけで、善意の欠片もなかったはずなのだ。
派遣でキャリアを積めるような仕事ができる可能性は、ほぼ全くない。
それは、いろんな会社の派遣の人達を見れば一目瞭然だし、考えても分かることだ。
企業が、キャリアを積めるような仕事を、すぐにいなくなる派遣社員にやらせるはずがない。
企業は、キャリアにならない仕事をやらせたいから派遣社員を求めるのだ。

派遣でしか仕事が見つからないなら、働きながら勉強すれば良いようなものだが、的外れな勉強をし勝ちになってしまうのだ。
たとえ低レベルでも、会社のビジネスに関わる仕事をしていると、どんな勉強をすれば良いのか見当がつけ易い。
しかし、派遣のように、ビジネスの外側の立場で作業をしていると、どんな勉強をすれば良いのか、具体的なイメージが掴めないのだ。

今は、パートといっても、派遣会社から来ている場合が多いのだと思う。
そんな人達は、パートの仕事をしていても、経験や知恵がつかない。
会社等と個人で契約しているパートやアルバイトの場合だって、やはり大した仕事はできないが、派遣とは少し異なるところがある。
アルバイトの場合は、雇う側も、「こいつは能力があるから、これくらいはやらせてもいいかな」と思うことがあり、そんな仕事をやることで力がつく。
しかし、派遣の場合は、派遣会社との契約の中で、決まった仕事以外はさせられないので、経験になる仕事をする機会は皆無である。
間違いでなければ、「派遣でキャリアを」なんて、派遣社員募集の宣伝を見た覚えがあるが、そんな広告は嘘と思って間違いない。そりゃ、企業側には、どんな意味の経験かという言い訳が通用するので、そんな広告を出しても、誇大広告ではないということになってしまうかもしれないが、実質、派遣でキャリアなど積めない。

チームラボの猪子寿之さんは就職せずに独立したが、はじめの頃の仕事は風俗店のWebサイトの制作ばかりだったというし、ドワンゴの川上量生さんは、京大を出て就職したソフト会社の新入社員には4大卒がいなかったという。
最初は、そんなのが良い。そして、自分は今はこの程度としっかり認識すれば良い。
そこがスタートのはずだが、良い就職をしたがり、リアルなスタートラインに立とうとしない者が多いのだ。
自分の社会の中での位置を目を開いて見ることが、本当のスタートなのだ。もちろん、学校を出たての頃は最底辺にいる。しかし、派遣をやっている限り、ずっとそこだ。
最初は、身体を使う仕事で良い。
そんな仕事でも、身体を使うばかりではない部分が沢山あるし、それどころか、きちんとした仕事をするためには、頭を使う必要があることが分かってくる。
それができるようになったら、通用する場所が増えている。
しかし、派遣でやっている限り、いつまでも同じような作業しかできず、気がついたら、あっという間に40代、50代だ。別に、そこからスタートでも全然構わないが、無駄にした貴重な時間は返ってこない。
何をすれば良いのか分からなければ、歩合制のセールスでもやればどうだろう?
完全歩合制に近いほど厳しいが、1年で3~5年分の経験が積める。失った時間を取り戻すのにもってこいだ。

最近、特に思っていることを書いてみた。
誰かのお役に立てばと思う。自分が、直接該当しなくても、何かの役に立つと思う。書いている本人が一番勉強になったと思ったくらいである。









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就職なんかしなくて良い時代

個人的な考えとしておくが、大手企業に入るようなことはしない方が良い。
特に若いうちはね。
大手企業では、出世しようがしまいが、人間として本当に必要なことは、何もできるようにはならない。
それが証拠に、大手企業で、部長や役員以上にまでなっても、そこをやめてしまったら、中小企業のヒラのやる仕事だって全くできない。

大手企業ってのは、色々問題がある。
1つには、社員は、そこにいる限り、会社のものの考え方を叩き込まれる。
それは洗脳と言って差し支えないと思う。
そして、自分が洗脳されていることに気が付かないかもしれない…というか、間違いなく気が付かない。
立派な社内報みたいなものが毎月配られ、「我が社の方針」だの、「我が社の信念みたい」みたいなものがとうとうと書かれ、また、それを絶賛する、まるでヒットラーの配下の党員のごとき社員の、会社全面肯定の薄気味悪い意見が書き連ねてある。
それを、気味悪く思わなくなったら、もう終わりと言うものだ。
大手の社内報には大抵書かれているのではないかな?
「これを大切に保管せよ」「社外秘なので、決して廃棄してはならじ」
それで、邪魔になるだけなのに、家の中で溜まっていくのだ。

もし、今後も社会が存続するなら、小さな会社や個人が、共感で結び付き、共同で製品を作ったり、サービスを提供することが、大手企業に取って代わるしかないだろう。
しかし、大手やマスコミや国家が、利権を守るために、その活動を抑え込み、破壊しようとするだろう。
だが、共感と敬意と感謝で結び付いた力は、大手企業よりずっと大きく強いのである。
そのモデルは、初音ミクのメディア作品の制作で示されたと思う。
同じことを、ビジネスや農業や、漁業、林業でもやれば良いのである。
それでなければ、人類に未来はないだろう。
熊野 英介さんの『思考するカンパニー~欲望の大量生産から利他的モデルへ』は、新時代の素晴らしいビジネス書だったのだが、早過ぎたか、妨害があったかで、その考えが広まらなかった。
しかし、これからは、ここに書かれたことが重要な時代である。
D.H.ロレンスは、人々は胃の後ろの太陽神経叢でテレパシー的に結び付いていると言ったが、それは、肛門が締まっていて、太陽神経叢が活性化している者についてである。
常に肛門を締める訓練をすれば、見えない力で結び付いた人々の善意が世界を良いものにするだろう。









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会社の募集広告とその実態は全く違う

就職において、終身雇用を希望する学生が多いらしい。
ところで、何度も転職を経験すると、会社の募集広告と会社の実態が全く異なるということを強く感じるようになる。
まあ、給与や休日といった部分もそうなのかもしれないが、それよりも、職場の雰囲気だとか、社員の人間性といったことだ。1日の大半を占める会社での生活や仕事そのものも人間関係で決まるのだから、新しく入る人間には関心の高いことだろう。
しかし、会社の広告チラシに書いてあることと、本当の姿は全く異なるのである。
それは当たり前のことだ。

ある規模以上の会社では、募集広告を担当するのは総務関連の部署だ。
しかし、総務が会社の実態をよく知っているということは、まず無い。総務の社員自体、そんなものに興味はない。
さらに、募集広告を企画したり書くのは、総務の社員ですらない。リクルート会社の企画担当者だ。
会社の実態をあまり知らない総務担当者から聞いて、その会社のことを全く知らないリクルート会社の担当者が広告を作るのだから、広告に会社の実態が反映されるはずがない。
そりゃ、総務担当者にも、情熱があって、会社の真の姿(良い意味でだ)を分かってもらおうと思う人もいるかもしれないが、そんな企画は、せいぜい部長か、早ければ課長のところで止められる。課長としては、部長に、「何だね!この広告は」と言われるのが恐いし、部長は、役員から、「この広告を許可したのは誰だ!?」などと言われるのは恐い。だから、広告には、何より無難さを求めるのだ。
リクルート会社だって、そのあたりはよく心得ているので、無難で、「上の方の人達」にうける企画を持ってくる訳だ。
そもそも、斬新な企画を出されても、リクルート会社の担当者だって困る。彼らは、パターン通りの(無難な)広告の製作を数多くこなさないといけないからだ。

会社の募集広告を見て、一瞬で、「馬鹿らしい!」と思わない方が、感覚がおかしいのだと思う。
実際、どれも馬鹿らしいものだからだ。
だが、馬鹿らしい広告の会社ほど、給与、休暇、安定性などが高いのだから、皆、そっちに行く。
その際、その広告を馬鹿らしいと思う、まっとうな感覚を否定し、馬鹿らしいものを受け入れるのである。そこでまず、人間としてのレベルを一段落としてしまう。
それは、入社してからも同じで、人間が本来持つ、直感という貴重なものを否定し続けていくのが会社生活だ。
それが積み重なり、やがて、自分の歪んだ感覚や、浅ましい人間性が嫌になって、賢者の書を紐解いてもどうにもならない。それと正反対の言動を続けるのだから、むしろ、精神の分裂という、より苦しい事態になりかねない。

どうすればいいのかというと、働かない訳にはいかないだろうが、なるべく直観に従うことだ。
そのためには、まず、給料は安くていいと思わなければならない。そして、高い給料を必要とする生活をせず、また、しようと思わないことだ。
欲望が強いなら、本当に自分のためになることは何も出来ない。
これは、決して、お金を節約したり、けちったりすることではない。
節約なんてのは、まだ、世間に煽られて不要なものを求めている証拠である。
なるべく小さな会社に入るべきだ。出来れば、自分で会社を作ると良いだろう。
いずれにしろ、直観を殺さず、それを大切にすることが、人間にとって大切なことである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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