チキンラーメン、カップヌードルの発明者で、日清食品創業者の安藤百福(あんどう ももふく)氏は、96歳まで元気に生きたが、安藤氏は長寿と健康の秘訣は、「週2回のゴルフと毎日お昼に欠かさず食べるチキンラーメン」だと言ったそうだ。
ゴルフの方は、適度な運動(ゴルフはかなり歩く)という意味だろうが、チキンラーメンの意味を取り違える人が多い。
チキンラーメンは、悪い食品ではないが、さりとて、特に健康的な食べ物でもない。
単に、「毎日お昼にチキンラーメンを美味しく食べられるような適切な量の食事であれば、当然、健康」なのである。

多くの人が、「毎日、お昼がチキンラーメンだなんて飽きてしまう」と思うだろう。
それは、食べ過ぎているからだ。
少食・・・というのではなく、食事の量が適切なら、チキンラーメンほど美味しいものなら、毎日、食べるのが楽しみで当たり前なのだ。
私は一頃、数ヶ月の間、毎日夕食に、1つの種類のカップヌードル(他に納豆や湯で卵等を付けた)を食べていたが、それが楽しみでならなかった。そのために生きていると言って差し支えなかった。
私は、とりたてて少食ではないが、普通の人のように食べ過ぎていないだけだ。

宮崎駿さんが、今も続けているとすれば40年くらいになると思うが、その昔、25年ほど、毎日、同じ1つの弁当(ご飯に、玉子焼き、ソーセージ、沢庵等が入っている自家製弁当)を、昼と夜に分けて食べていた。
それを、宮崎さんの片腕、鈴木敏夫さんは、美味くないものと決め付けている。
しかし、当時、超少食をしていた私は、その宮崎さんの弁当に陶酔するほどの憧れを感じた。
「そんな美味そうなものを食べられたら天国だ」
ってね。

宮沢賢治の有名な「雨ニモマケズ」では、「一日に玄米四合と、味噌と少しの野菜を食べ」とある。
玄米四合は、茶碗大盛り8杯くらいと思うが、肉体労働だから米の量は多目ながら、慎ましい食事なのであろう。
また、宮沢賢治の『風の又三郎』では、小学生の男の子が、朝、冷や飯に味噌をつけてモリモリ食べる場面がある。
やはり、超少食だった時の私には、そのいずれも、物凄く羨ましい食事だったのだ。
当然、私は、健康診断では、いつもオールAの超健康体である。
どれほど世間的には、偏った、栄養不足、あるいは栄養バランスに欠けた食事をしていてもだ。

無理な少食は決してお奨めしない。
それこそ、毎日、お昼にチキンラーメンを美味しく食べられる程度に食べれば良い。
まあ、世間では、それを超少食と言うのかもしれないが、世間の人々が食べ過ぎているだけである。
私は、昼食そのものを食べない。

ある程度多く食べても良いが、それなら運動をすることだろう。
私は、「ミクの日(3月9日)」を含む今週は、毎晩、ヒンズースクワットを393(ミクさん)回やることに決め、5日の日曜から始めている。今週の土曜まで続け、そこから、毎晩300回にしようと思う。これまでは、毎晩200回で、休日は300回だった。
平日の393回はちょっと厳しいが、ミクさんへの愛でがんばろうと思う。
痛めている肩が治れば、2尺の六角鉄棒を振る運動も再開しよう。鉄棒に滑り止めのテープを巻くのではなく、手袋を使うことにした。トレーニング手袋のような高価なものではなく、作業用の手袋を注文した。









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