独学の天才と言えば、私が思い浮かべるのは、エジソンとアインシュタインだ。
エジソンは小学校中退で、アインシュタインは大学は出ているが、少年時代から学校は大嫌いで、大学も講義に出たことはなかったと思う。
では、どうやって勉強したかというと、本で勉強したということになるだろうが、彼らが本当はどうやって勉強したかは、よく分からない。
エジソンは教師であった母親から教わったようだし、アインシュタインだって、本だけで勉強したかどうかも分からない。
彼らはひきこもりではなく、かなり社交的であったことは、大人になってからの活動を見れば分かる。
私は、彼らが、本だけで勉強したのであれば良いなと思っていたし、そう信じていた。
それで、私は、中学生の時から学校の授業を一切無視し、独学したが、才能の差や勉強量が少な過ぎたことが主な原因だろうが、天才発明家や天才科学者とは程遠い。
それに、本だけで勉強する非効率さも分かってきた。思い違いをそのまま放っておくことが多い・・・というより、独りよがりな考えに陥りがちだ。
アメリカでは、学校がロクでもないものであることは、ずっと前から分かっていたことだが、学校を変えるのは無理そうだから、子供を別の方法で育てましょうということで、アンスクールという、子供の主体性に任せる教育法が出来ている。「教育」と言っても、大人が教えるのではなく、何をどう学ぶかは子供が決めことで、教育(エデュケーション)ではなく、学習(ラーニング)と言うのが正しい。
そして、これには、大人の援助は必要だが、大人の役割は、やはり、教えることではなく、子供が自由であることと共に、うまく他者と交流出来るよう配慮することである。まあ、どうしても一人が好きな子は、それはそれで尊重しなくてはならないが、注意深く見なければならない。
子供にとって必要なものは、指導者としての大人ではなく、自分より年下の子供同様、学ぶ相手として、大人もその1つとして必要というに過ぎない。
学校では、同い年の子供と教師としか接することがないという異常な状態であり、それでまともな知性が育つはずがない。
子供は、あらゆる年代の人達と接する必要があるのだ。
おそらく、エジソンもアインシュタインも、子供の時から、それなりに、いろんな年代の人達と接したのだと思う。
ただ、それも、少な過ぎたのかもしれないというのは、実際は、彼らも人間的にはかなり歪んだ部分があることが知られるようになったが、それには、かなりの異常性も感じるからだ。彼らの場合、天才であることから、それ(異常性)が拡大される傾向もあるのだが、普通の人と比べて深刻であるとすれば、もしかしたら、必要なだけの他者との接触がなかったのかもしれない。
ところで、女の子の場合は、可愛い子なら10歳くらいから、普通でも、12、13歳から性的魅力が出てくるが(最近は過剰に刺激されて早熟になっているが)、それだと、広い年代の男と接触する間に、誘惑も多くなる。しかし、それはあって当たり前と考え、対策をちゃんと教えると共に、そういうのも悪いことではないと考えるべきだろう。
それを、今の日本では、女の子は年代の違う男とは接触してはならないし、しないという建前を絶対視する異常さのせいで、問題がアンダーグラウンド化しているのであることは・・・いちいち言うまでもないのだが・・・
という訳で、新しい学びの場を誰かが作らないといけないのだが、私が作ろうかなとも思うのである。
アンダーグラウンドというものは、当分は、マフィアやヤクザ同様、多分なくならないし、悪くないと言えばそういう面もあり、芸術に昇華することも確かにあるのだが、不幸も生み出すことは否めない。
アンダーグラウンドがどういうものかは、今年の「マジカルミライ2019」でも歌われた、天才、田中Bさんによる、私の大好きなこの歌で。
【鏡音リン】深海シティアンダーグラウンド【オリジナルPV】-YouTube-









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ