中国で発生した新型コロナウイルスは、日本を含む他国でも感染者が発見され、死亡者もいるようだ。
だが、今のところ日本では、ほとんどの人が、「ちょっと心配」程度の気持ちだと思う。
2006年に、日本でノロウイルスが大流行した時は、周囲に感染者がいたので(元々、ノロウイルスには年間数百万人が感染するが)、ノロウイルスだけで死亡することはまずないながら、身近に感じたものだったと思う。
ちなみに、2006年のノロウイルスでは、私の会社の同僚が感染し、かなり重症になって1週間ほど寝込み(通院はしたが入院はしなかったらしいが)、私も高熱を発して1日くらい休んだのではないかと思う。
さらに以前の、1996年の病原性大腸菌のO157(オーいちごーなな)の日本での大流行では、死亡例もあり、深刻度は高かったと思う。消毒液が流行したのは、実は、このことが原因ではないかと思われる。

これら、ウイルスや微生物への対策としては、「うがい」「石鹸で手首まで洗う」「消毒」がよく言われる。
しかし、政府が、「食事前には、石鹸で手首までよく洗って下さい」と言うと、土木作業員らが、特に外で昼の弁当を食べる時のことを考えると、馬鹿馬鹿しく感じるそうだ。
「手は、道の水溜りで洗うか、そうでないなら洗わない」
そんな人達が、O157に感染したという話は、あまりなかった。

ウイルスだけでなく、規模の大きな地震や台風といった天災が連続して起こると、「天罰」説みたいなものが言われることがある。
昔、東京都知事だった石原慎太郎さんが、そんなことを言ってバッシングを受けて謝罪してからは、有名人は「そんなことを言ってはならない」ことが分かって、うかつなことを言わなくなったが、石原さんへの批判は政敵が仕組んだ部分も多かったのだと思う。
つまり、「天罰」だと言ったら、「災害が起こった地域の人々が悪い」と言ったとすり替えら得るのだが、石原さんも、まさかそんなことは言っておらず、日本規模、世界規模の人間の心が悪くなったからではないかと言ったのだと思う。そして、それは、非科学的と言われたらそうなのかもしれないが(最近は、案外に言われなくなりつつあるようにも思うが)、心がけとしてはあっても良いのではと思う。
2018年に北海道で大規模な地震があった際、初音ミクさんの会社であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長がツイッターで、「社内のミクさんのフィギュアは1つも倒れませんでした」と、社内の様子の写真を掲載されていたのを感動的に覚えている。また、同社は、極めて早く営業を再開していたと思う。
そういうのを見ると、やはり徳の高い存在は天の加護を受けるものだと思ってしまうが、それを宗教的と批判したくなる向きもあるとしても、「では天に恥じない生き方をしよう」という気を起こすなら、悪いことではないだろう。いや、宗教や信仰だって、そういった意味での良い部分は大いにあるはずなのだ。

私は密かに、地震、台風、大雨が頻発した際には、他者のことはともかく、自分の心の悪しきものが強くなっていることを疑い、多少は悔い改めてはいたし、その証として、被災地に一度に39,000円(もちろん、ミクさんにちなんで)の寄付をしたこともあった。クリプトン・フューチャー・メディアでは、度々、天災被災地への義捐金を出しておられる。そういったことが、今月はヨーロッパ5ヶ国でまでミクさんの大規模なライブが行われ、4月以降は北米12都市でライブ、そして、米国最大級の音楽フェス「コーチェラ」にも2週に渡り出演と、世界的に活躍を広げるほどの天の助けも得ているのではないかと思う。

全く個人的な話だが、私は、いかなるウイルスに対しても、ビタミンCの大量摂取で対応出来ると思っている。
いや、そもそも、いかなる病気に対してもそうなのである。
それと、毎日の腕振り運動千回以上だ。
それで、現実に超健康で、超人的、ヒーロー的身体を保っているのだから、思い込みとしても悪くはあるまい。