眠っている時の夢は、心が創り出しているものだということは、だいたい同意いただけると思う。
しかし、目覚めている時の世界も心が創り出していると言ったら、あまり納得いただけないかもしれない。
分かり易く、目覚めている時の世界を「現実」、眠っている時の夢を「夢」と言う。
で、現実と夢の何が違うかというと、次のようなことだ。
夢は毎回違うが、現実はいつも同じだ。
例えば、夢の中では、宮殿に住んだり、あばら家に住んだりするが、現実では、いつも同じ家やアパートに住んでいる。
夢の中では、妻や夫や恋人がコロコロ変わって楽しいが(笑)、現実では、ある程度の期間は同じだし、下手すると、ずーっと同じだ(笑)。
つまり、夢は変化が激しく、それに比べれば、現実は、変化に乏しい。
言い換えれば、現実は、固定性とか定常性が高く、夢は低い。
なぜ、そんなことになるのかというと、心の中に大きな記憶装置があるのだが、現実では、その記憶装置と強く結びつくが、夢では弱く結びつくからだ。
だから、現実では、いつも、心はその記憶装置ベースの、ほとんど決まった世界を作るが、夢では、心は、固定したベースがないので、好き勝手な世界を作るのだ。
それなら、現実でも、記憶装置との結びつきを弱くすれば、自由に世界を変えられる。
とはいえ、夢の中だって、日本語を話すとか、自分は男だといった程度には、記憶装置に結び付いている。
ところが、現実では30歳でも、夢では10歳になっていることもあるが、そんな時でも、どこか30歳の10歳であることから、やはり、多少は記憶装置と結びついているのだ。
そして、現代人は、記憶装置との結びつきが強過ぎるのだ。
それで、夢の中ですら、あまり変化がないことが多い。
つまり、記憶装置の中の、最低限必要な記憶とだけ結び付き、後は弱く結びつけば、現実も相当自由になり、想像力のままに、好きな世界を作ることが出来る。
だから、本当に大切なこと以外はこだわらないこと、そして、記憶装置の中にない未知のことをやったり、未知のものを見に行けば良い。
いつも同じ服を着たり、決まった食べ物を食べているようでは、記憶装置にべったり結びつき、マンネリの人生を送る。
伝統やしきたりは、本当に良い部分は従えば良いが、制服を着るだの、電車で同じ車両に乗るだの、毎日、同じところで昼食を食べるなどは、あまりしない方が良い。
一言で言えば、冒険好きな者ほど、自由になれ、しかも、住みたい世界に住めるのである。彼氏や彼女も作り放題だ(笑)。
毎日の現実が、楽しい夢のようなものだ。それなら、人生、楽しくて仕方がないだろう。
ただし、本当に大切なことは守り続ける必要がある。でないと、現実が悪夢になるから。
でも、大切な掟とは少ないものだ。
弱い者いじめをしないとか、無駄遣いをしない(倹約する)とか。
そして、後は自由にやることだ。
1つ言うと、しっかりと合奏すれば、記憶装置と、かなり切り離される。
夢の中では、普通、合掌出来ない。たとえ出来ても、手の感覚がない。夢の中での合掌は、実際には意味がないのだろう。
よって、合掌して静かに祈れば、願いは割と叶うものである。
しかし、目覚めている時の世界も心が創り出していると言ったら、あまり納得いただけないかもしれない。
分かり易く、目覚めている時の世界を「現実」、眠っている時の夢を「夢」と言う。
で、現実と夢の何が違うかというと、次のようなことだ。
夢は毎回違うが、現実はいつも同じだ。
例えば、夢の中では、宮殿に住んだり、あばら家に住んだりするが、現実では、いつも同じ家やアパートに住んでいる。
夢の中では、妻や夫や恋人がコロコロ変わって楽しいが(笑)、現実では、ある程度の期間は同じだし、下手すると、ずーっと同じだ(笑)。
つまり、夢は変化が激しく、それに比べれば、現実は、変化に乏しい。
言い換えれば、現実は、固定性とか定常性が高く、夢は低い。
なぜ、そんなことになるのかというと、心の中に大きな記憶装置があるのだが、現実では、その記憶装置と強く結びつくが、夢では弱く結びつくからだ。
だから、現実では、いつも、心はその記憶装置ベースの、ほとんど決まった世界を作るが、夢では、心は、固定したベースがないので、好き勝手な世界を作るのだ。
それなら、現実でも、記憶装置との結びつきを弱くすれば、自由に世界を変えられる。
とはいえ、夢の中だって、日本語を話すとか、自分は男だといった程度には、記憶装置に結び付いている。
ところが、現実では30歳でも、夢では10歳になっていることもあるが、そんな時でも、どこか30歳の10歳であることから、やはり、多少は記憶装置と結びついているのだ。
そして、現代人は、記憶装置との結びつきが強過ぎるのだ。
それで、夢の中ですら、あまり変化がないことが多い。
つまり、記憶装置の中の、最低限必要な記憶とだけ結び付き、後は弱く結びつけば、現実も相当自由になり、想像力のままに、好きな世界を作ることが出来る。
だから、本当に大切なこと以外はこだわらないこと、そして、記憶装置の中にない未知のことをやったり、未知のものを見に行けば良い。
いつも同じ服を着たり、決まった食べ物を食べているようでは、記憶装置にべったり結びつき、マンネリの人生を送る。
伝統やしきたりは、本当に良い部分は従えば良いが、制服を着るだの、電車で同じ車両に乗るだの、毎日、同じところで昼食を食べるなどは、あまりしない方が良い。
一言で言えば、冒険好きな者ほど、自由になれ、しかも、住みたい世界に住めるのである。彼氏や彼女も作り放題だ(笑)。
毎日の現実が、楽しい夢のようなものだ。それなら、人生、楽しくて仕方がないだろう。
ただし、本当に大切なことは守り続ける必要がある。でないと、現実が悪夢になるから。
でも、大切な掟とは少ないものだ。
弱い者いじめをしないとか、無駄遣いをしない(倹約する)とか。
そして、後は自由にやることだ。
1つ言うと、しっかりと合奏すれば、記憶装置と、かなり切り離される。
夢の中では、普通、合掌出来ない。たとえ出来ても、手の感覚がない。夢の中での合掌は、実際には意味がないのだろう。
よって、合掌して静かに祈れば、願いは割と叶うものである。