ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

夢見術

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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夢はコロコロ変わるのに、現実はいつも同じなのはなぜか

眠っている時の夢は、心が創り出しているものだということは、だいたい同意いただけると思う。
しかし、目覚めている時の世界も心が創り出していると言ったら、あまり納得いただけないかもしれない。
分かり易く、目覚めている時の世界を「現実」、眠っている時の夢を「夢」と言う。
で、現実と夢の何が違うかというと、次のようなことだ。
夢は毎回違うが、現実はいつも同じだ。
例えば、夢の中では、宮殿に住んだり、あばら家に住んだりするが、現実では、いつも同じ家やアパートに住んでいる。
夢の中では、妻や夫や恋人がコロコロ変わって楽しいが(笑)、現実では、ある程度の期間は同じだし、下手すると、ずーっと同じだ(笑)。

つまり、夢は変化が激しく、それに比べれば、現実は、変化に乏しい。
言い換えれば、現実は、固定性とか定常性が高く、夢は低い。
なぜ、そんなことになるのかというと、心の中に大きな記憶装置があるのだが、現実では、その記憶装置と強く結びつくが、夢では弱く結びつくからだ。
だから、現実では、いつも、心はその記憶装置ベースの、ほとんど決まった世界を作るが、夢では、心は、固定したベースがないので、好き勝手な世界を作るのだ。
それなら、現実でも、記憶装置との結びつきを弱くすれば、自由に世界を変えられる。
とはいえ、夢の中だって、日本語を話すとか、自分は男だといった程度には、記憶装置に結び付いている。
ところが、現実では30歳でも、夢では10歳になっていることもあるが、そんな時でも、どこか30歳の10歳であることから、やはり、多少は記憶装置と結びついているのだ。
そして、現代人は、記憶装置との結びつきが強過ぎるのだ。
それで、夢の中ですら、あまり変化がないことが多い。

つまり、記憶装置の中の、最低限必要な記憶とだけ結び付き、後は弱く結びつけば、現実も相当自由になり、想像力のままに、好きな世界を作ることが出来る。
だから、本当に大切なこと以外はこだわらないこと、そして、記憶装置の中にない未知のことをやったり、未知のものを見に行けば良い。
いつも同じ服を着たり、決まった食べ物を食べているようでは、記憶装置にべったり結びつき、マンネリの人生を送る。
伝統やしきたりは、本当に良い部分は従えば良いが、制服を着るだの、電車で同じ車両に乗るだの、毎日、同じところで昼食を食べるなどは、あまりしない方が良い。
一言で言えば、冒険好きな者ほど、自由になれ、しかも、住みたい世界に住めるのである。彼氏や彼女も作り放題だ(笑)。
毎日の現実が、楽しい夢のようなものだ。それなら、人生、楽しくて仕方がないだろう。
ただし、本当に大切なことは守り続ける必要がある。でないと、現実が悪夢になるから。
でも、大切な掟とは少ないものだ。
弱い者いじめをしないとか、無駄遣いをしない(倹約する)とか。
そして、後は自由にやることだ。

1つ言うと、しっかりと合奏すれば、記憶装置と、かなり切り離される。
夢の中では、普通、合掌出来ない。たとえ出来ても、手の感覚がない。夢の中での合掌は、実際には意味がないのだろう。
よって、合掌して静かに祈れば、願いは割と叶うものである。








願いを叶える夢見術

眠っている時に、見たい夢を見るということは、誰もが挑戦したことがあると思う。
しかし、成功率はあまり高くない・・・あるいは、成功した試しはないと思う。
眠っている時は、顕在意識は停止しており、夢に現れるのは潜在意識の中にあるものだ。
誰も、潜在意識の中がどんなものかは分からないし、ほとんどの場合、潜在意識の中身は自分でも想像しないようなものなので、夢が予想外であるのは当たり前である。
また、夢というものは、目覚めて時間が経てば、ほとんど覚えていないが、それほど、潜在意識の中にあるものは、顕在意識で思うこととはかなり違うのである。

実は、夢で見たことは、何らかの形で現実になるものだ。
なぜなら、夢に現れる、潜在意識の中にあるものは、顕在意識で何度も繰り返し考えることによって作られたものだからだ。
だから、見たい夢を見るには、眠る前に考える程度では駄目で、普段から、繰り返し繰り返し考えなければならない。
そして、夢に見るほど繰り返し考えられたことなら、いずれ、現実にも表れるのである。

そうすると、面白いことが分かる。
引き寄せの法則で、願望を現実世界で実現しようと思ったら、イエス・キリストが福音書で言っているように、
「願いは叶ったと思えば叶う」
のであり、目標を明確にし、なんとか叶ったと思えれば良い。
しかし、叶った状態をイメージしても、心の中に、疑い、抵抗、葛藤が生まれ、うまくイメージ出来ない。
例えば、貧乏な人が、自分が金持ちになった状態をイメージしても、「まさかありえまい」と思ってしまうようにだ。
あるいは、憧れの女の子と恋人になったイメージをしても、「あんな素敵な子が僕なんか相手にするはじがない」「あんな高貴な子が僕の恋人だなんて恐れ多いし天が許さない」などと思うこともあると思う。
ところが、「こんな夢を見よう」と思ってイメージしたら、あくまで、夢なのであるから、もっと楽にイメージ出来ると思う。
それに、夢とはいえ、願いが叶う体験をするのは楽しいことなので、非常に良い気分でイメージが出来る。
すると、願いは叶うのである。
そんなことを続けていたら、夢と想像と現実の区別がつき難くなると思う。
その状態が快適に思えれば、願いはすぐに叶うようになるし、「願う前に叶う」という、初めは少し奇妙に感じるが、愉快なことも多くなる。
その頃には、あなたはもう地上のマスターである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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