世の中がおかしくなってきた・・・なんて、いまさら何をという感じだが、本当におかしくなった。
私は最近、1日数分から十数分程度だがテレビを見ているし、動画サイトで、テレビ系や独立系の報道番組を見るが、一部の例外を除き、嘘つきばかりになってきた。
テレビやネットで、それなりの立場で発言する人達が嘘つきなのは昔からだが、昔の人はまだ、嘘を言う時、後ろめたさを感じているように見えた。
しかし、今の発言者には、それ(後ろめたさ)を感じない。本当に彼らは、後ろめたさを持っていない。子供を含めた我々を危険にさらすことになること、そして、国を亡ぼすかもしれないことを、知っていながら平気で嘘を言う。
政治家も、キャスターも、コメンテーターも、いわゆる「先生」もである。
テレビは、平気で嘘を言う人しか出られないのだろう。そんな仕組みに完全になっていると思う。
なぜ、これらのような悲惨な状況になったのかというと、もう半世紀以上かけて、共産主義国家が、学校や大手メディアを使って、共産主義思想を叩き込むといったことではなく、日本人のモラルを破壊したからである。
モラルを破壊された人間は、後ろめたさを感じることなく、平気で嘘を言うのである。
今は、まだわずかだが、モラル、良心を持った発言者もいる。しかし、そんな人達の声が届き難くなっている。
また、良心的に発言していることを装う嘘つきも多い。

よく、「情報の正しさを自分で考えて判断しろ」と言う人がいる。
そうしようとする姿勢は必要かもしれないが、そんなことが普通の人に出来るとは思えない。
正しい判断をするためには、正しい情報を得る必要があると言うが、そんなものがどこにあり、そして、それが正しいなんて、どうやって分かるだろうか?
嘘の情報を信じているのに、自分は正しい情報を知っていると思い込んでいる人はとても多い。

正しい判断をするには、魂の声を聞かなければならない。
魂の声は、モラルがないと聞こえないので、モラルを持たなくてはならない。
モラルを破壊された、多くのアメリカ人、日本人は、もう魂の声が聞こえない。
少しでも正気が残っていれば(そうでなくても)、我々のモラルを破壊する、学校、大手メディア(番組もCMも)に騙されてはいけない。
そのために何をすれば良いかというと、どんなことも、「疑いはしないが、信じもしない」という姿勢を持たないといけない。
愚か者は「疑うが信じる」のである。
特に、インフルエンサーみたいな者達に対しては、疑わなくていいから、絶対に信じるな。彼らは、嘘と本当を使い分ける偽善者だ。
疑いはしないが信じない姿勢を持っていれば間違いない。

心を透明にする能力を持たなくてはならない。
でないと、生き残れない。
だが、無になり切れば不可能はなくなる。
選択に困ったら保留することだ。選択を急かす者からは離れた方が良い。
私は、『古事記』や『聖書』も良いが、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読むと良いと思う。
モラルが復活するから。
イエスが大嘘つきと言う者こそ大嘘つきであるが、そう言う者達は時に本当のことを言う。しかし、疑いはしなくても信じてはならない。
そして、修行をして無になることだ。
腕振り運動をしたり、好きなら念仏を唱えても良いし、真言を唱えても良い。
インドの聖者は、「自分を客観視し、観察せよ」と言うが、私はうまくやれなかった。
しかし、この世界が漫画で、自分は漫画のキャラクターだと認識すれば、うまく出来るようになった。これについては、また書こう。