人間の能力を押さえ付けているのは固定観念だ。
固定観念を無くせば無くすほど、人間は内に持っている能力を発揮できるようになる。
人間が内に秘めた力は計り知れず、固定観念を大きく除くことが出来れば、想像もしなかったような優れた頭脳や手腕の持ち主となる。
知能指数は打ち上げ花火のように上がり、英雄のような心身を持つようになるだろう。
そうなると、面白いことに、病気にならなくなり、事故にも遭わなくなる。
なぜなら、病気というものは、ほとんどが心因性で(全て心因性だと言う優れた研究者もいる)、それはつまり、固定観念が起こすのだからだ。
例えば、「寒い所で寝ると風邪をひく」という固定観念があるとそうなるようにである。
また、事故も固定観念によって心が自在でないから、避けることが出来ずに、巻き込まれてしまうのだ。

映画『アラビアのロレンス』の最初のあたりで、ロレンスが火のついたマッチを指でこすって消す場面がある。
それを見た者が自分でやってみたら、当然ながらひどく熱くて出来ない。
ロレンスに、
「どうやってやるんだ?」
と尋ねると、ロレンスは、
「熱いと思わないことだ」
と言う。
つまり、ロレンスは自分の心を支配できるのだ。
このロレンスの特技は、「火は熱い」という固定観念を消したのだと考えれば分かり易い。
ロレンスはそれを自在に出来たので、偉大な強者なのである。
そして、それはまた、現実そのものが固定観念が作り出した幻想に過ぎないことをほのめかしているのである。
私も、何かのセミナーで、手をライターの火であぶったり、腕に針を刺してみたことがあるが、心が固定観念から離れていれば、熱くも痛くもないのである。
ただ、そのセミナーでは、軽いとはいえ、催眠暗示の力を使っていたが、それには時間も手間もかかるので、実用的でない。
ロレンスがそうだったように、好きな時に、即座に出来なければならない。

ロレンスのように、心を速やかに支配する力を付けるためにも、腕振り運動と心の微かな声での呪文をお薦めする。
腕振り運動を、安定した速さで数多く繰り返すことで、心を支配する力が確実に高まる。
これだけでも、ロレンスのマッチの火消しくらいはできるようになる。
そして、心の微かな声の呪文を繰り返すことで、心は無意識に吸い取られて消え、呪文の言葉は純化され、黄金のように輝くが、それは、言葉に付着していた固定観念が焼かれて消えたからだ。
呪文が終わった後、心が戻って来ても、固定観念は明らかに減っており、やればやるほど、固定観念を持たなくなるのだ。
私がよくお薦めしている呪文の言葉である、「愛」、「私」、「神」、「富」は、ほとんどの人にとって、実に固定観念が多く絡み付いた言葉であることに気付く。
これらの言葉から固定観念が消え、世俗的な意味を持たなくなり、無意識の深層に在る深い意味を取り戻すなら、これらの言葉に配下にある、あらゆる言葉の固定観念が消えるのである。
そうであれば、望ましい成果を得られることは間違いないだろう。









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