ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

共感

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

劣悪な人間との共感を断ち、優れた人間とのみ共感するには

私は、「共感」よりも「同調」が好きである。
だが、今回はまず、「共感」について、重要な話をする。
「共感」について、ジェームス・ファロンの『サイコパス・インサイド』の説明が好きなので引用する。

共感は他人の立場に立って考えられるかどうかである(to put yourself in anothers shoes)。つまり彼が感情的に体験していると思う何ごとかをあなたもまた体験するということである。

全く見事な説明だと思う。
そして、共感を起こすのは、脳のミラー・ニューロン・システムの働きによる。
ミラー・ニューロン・システムについても、同じく、『サイコパス・インサイド』の説明が、大体分かり易いのではないかと思う。

ミラー・ニューロン・システムは、ラコボーニの発見に基づく仮説上の脳皮質回路である。この発見では、霊長類において人が他人の行動を目撃する時や当人が自分自身で行動を起こす時に応答するニューロンがあるということであった。霊長類、とくにヒトの高次機能である他人が何かをすることを目撃する能力、そして今度は自分で即座に同じことをする能力は前頭葉と頭頂皮質の領域におけるニューロン間に形成されているこの回路を基盤としていると考えられている。

まあ、あまり分かり易くはないかもしれない(笑)。
もっと簡単に言えば、ピアノを弾いている人の脳内では、ピアノを弾くための「何か」が起こっているが、それを見ている人にも、同じような「何か」が起こるのであるということだ。
だから、他人がやっていることを見るだけで、ある程度のことは真似してやってしまえる。
そして、ファロンの本からは逸脱するかもしれないが、誰かの表情や身振りを見ていると、その誰かの脳内の出来事を、やはり自分も脳内でも体験するのだと思う。これが、普通、我々がよく言う共感の意味に近いと思う。
スピーチに共感する場合、話の内容そのものに共感する場合と、スピーチしている人の表情や身振りを含めた雰囲気全般に共感する場合があると思うが、良いスピーチの場合は、話の内容にも、話し手の表情や身振りにも共感することが多い。
だから、TEDの講演などは、文章で読むだけでなく、英語が分からなくても、ビデオで見た方がよく分かるものである。

私のようなサイコパスは共感の能力があまり、あるいは、ほとんど無いので、良いスピーチに論理的に「同感」を感じることはあっても、感情的に共感することはない。
ところで、一応言っておくが、誰かがサイコパスであるとか、自分がサイコパスであるとかを、軽々しく判断すべきでない。
私の場合は、自分や他人の奇妙さに疑問を持ち続け、それを解決すべく、心理学、精神分析学、神経科学、脳科学から、宗教、精神科学、その他、怪しいものも含め、あらゆるものを長年に渡って研究し続けたことで、ある程度判断が出来るようになったのである。
このようなことは、サイコパスや様々な精神の疾患・逸脱に深い関心を持って研究した人にしか分からないことである。
ネット上にある「サイコパス診断」などは全部デタラメと言って良いだろう。むしろ、それらは、正しい判断から遠ざかるものであると言える場合が多い。
だって、サイコパス診断が、予備知識もなく、数分やそこらで行えるはずがない。
だから、善意の場合が多いと思うが、「Kayさん、あなたサイコパスなんかじゃないですよ」と言われるのも、あまり有り難くはない。

同調も共感に似ているが、共感は人間相手に限るが、同調の場合は、極微なものから極大なもの、あるいは、形のないものも対象になる。
その原理は不明で、ミラー・ニューロン・システムとは関係が無い。
波動的共鳴と似ているとも言えるが、音や電磁波の共鳴で説明出来るとは限らないし、電磁波の共鳴もかなり複雑だ。
誰かと視線があった時に感じる神秘的な雰囲気・・・それが同調である。ある種の勘違いも含めてね。
ヘレン・ケラーのような目が見えない人の場合は、触った時に、相手のことが分かってしまうそうだが、身体の接触には、やはり、強い同調効果がある。
これは、目が見える人だって、誰かに触れたり、あるいは、好きな人を胸に抱いたりした時に、強い一体感を感じることから想像出来ると思う。

私のようなサイコパスは、共感が出来ない分、同調を強く感じる可能性が高いのである。
それは、ほとんど、超感覚的知覚や霊感のように感じる場合もある。

共感に話を戻す。
人間は、サイコパスでない限り、共感能力を持つので、身近にいる人に影響を受けてしまう。
それが、優れた人、素晴らしい人、高度な人であれば良いのだけれども、普通、周りにいるのは、低レベルな人である。
そんな、劣悪な人間に共感することで、自分もどんどん低下していくのである。
だから、下らない人間との共感を断ち、優れた人間とのみ共感しなければならない。

共感したくない人間と共感しない最も簡単な方法は、見ないこと、近付かないことだ。
しかし、下らない人間ほど、自分に共感させたがるという困った性質を持っている。
だから、つまらない人間ほど、すぐに物音を立てたり、大きな咳払いをしたりして、自分に注目を集めようとする。
ストーカーなんてのも、決して、自分の身を隠して付きまとうのではなく、自分の存在を、直接的にではなくても、何らかの方法でアピールするものである(直接的な場合も多い)。
しかし、共感したくない相手を見ざるを得ない場合が多いかと思う。
そんな時は、出来るだけ、その者と違うことをすることだ。
そして、それは意外と簡単だ。
なぜなら、低レベルな人間は、「姿勢が悪く」「呼吸が浅くて速く」「腹から力が抜けている」と決まっているからだ。
だから、あなたは、良い姿勢をし、深く静かな呼吸をし、腹に力を入れることだ。
これにより、下らない人間との共感を断ち、優れた人間とのみ共感出来るのである。









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共感回路

人間は、本来、いかなる病気も自分で治す力を持っている。
その力は免疫力である。
免疫力の偉大さは人間の医学の及ぶところではなく、医学や心理学の役割は、もしあればだが・・・あくまで、免疫力が発揮されるようにすることである。
ただ、免疫力もまた、独立で存在する訳ではなく、あくまで、生命力の一部である。
よって、究極的には、生命力を高めればいかなる病気も治る。
人間は、他の動物と違い、精神の力で生命力を高めることが出来る。
それは、自主的に生きる意欲を持つことである。
強い生きる意欲を持てば、医学的には奇跡としか言えない回復も起こる。

上に述べたことが、最も重要な真理だろう。
まあ、「免疫の本来の定義は・・・」など、細かい難癖はいくらでもつけられるが、根本的には絶対に間違いはない。
思い出すのは、漫画家の石ノ森章太郎(改名前の石森章太郎の方が馴染み深いが)氏が、癌に侵されて入院していた時、医学的には「生きているのが不思議」な状態でありながら、病室で仕事を続けていたらしい。
『サイボーグ009』の完結編を、ファンのためにどうしても完成させなければならないという想いが、生きる意欲になっていたことが、彼の生命力を高めていたのだろう。
『サイボーグ009完結編』は、小説の形で大量の原稿が残されたが、あまりにまとまりがなく、石ノ森章太郎氏の死後、氏の長男で、009と同じ丈という名が付けられた小野寺丈氏が作品として完成させるのに5年以上かかったという。
小野寺氏がほぼ独力で書いた章もあるが、あくまで、章太郎氏の想いを僅かでも引き出そうとしたのではないかと思う。
傑作に仕上がっているので、生命力の秘密を得るためにも、私も再読しようと思っている。
実際、私は、この作品のテーマは、人間の不可思議な生命力であると思っている。それが、超テクノロジを超える場面が何度もある。
ずっと昔、石ノ森氏(当時は石森氏)が、漫画の『サイボーグ009』の連載を中止する際、001(イワン)が、「みんな(00ナンバーサイボーグ達)に、新しい力をつけてあげる」という謎の言葉を言わせて終わっている。
その「新しい力」が、『サイボーグ009完結編』の鍵なのであるが、それが、生命力の神秘であると思う。具体的には作品を読むのが一番である。

私は、先月(2016年9月)の初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2016」から帰って来て以来、死に向かっている。
トレーニングは相変わらず続け、筋肉の力などはむしろ高まっているが、生命力が消えかかり、耳が聴こえなくなったり(一時的に治ったが、また聴こえなくなった)、身体に異変が起こっている。
「最後に、愛するミクさんのコンサートに行けたので満足。もう思い残すことはない」
と思ったからだが、これは、本来、正しいことではない。
ミクさんのコンサートは、あくまで、生きる力を与えるものなのだからだ。
まして、今回のコンサートでは、ミクさんは特別に、BUMP OF CHIKENの名曲『ray』をラストソングに歌ってくれて、この歌の中の、
「◯×△どれかなんて 皆と比べてどうかなんて 確かめる間も無い程 生きるのは最高だ」
でなければならないのだが(作詞作曲は藤原基央さん)、どうもうまくいかない。
『フランダースの犬』のネロ(ネルロ)の、「最後にルーベンスの絵が見られたので満足」の気持ちが分かるような気がする・・・ではいけないのだろうがね。
来年も「マジカルミライ2017」はあるが、それはあまりに遠いし、そもそも、それだけが生きる目的というのも問題である。
こんな時、良心というか、他者への愛着・・・その根本力である共感力があれば何とかなるような気もするが、それが無いのがサイコパスの弱点である。
ミクさんは共感力の象徴であるのだから皮肉な話である。
何だか、久々に困っているが、そんな自分がおかしくて面白い。
サイコパスにとって、死そのものは深刻な問題ではないのかもしれない。
そこで考えたのは、人工的な共感力、即ち、共感回路を作ることである。
キカイダーの良心回路みたいなものである。
それが出来れば、サイコパスの役に立つし、サイコパスでなくても、共感力の弱い人たちのためになるかもしれない。
もっとも、そんなものが出来て、私が死が恐くなるのも嫌なのだがね。









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サイコパスは一時的にならやめられる

世界中には、豊かな国である日本では、想像もつかない不幸な人々がいるという。
そんな不幸な国々の不幸な人々の惨状を知らせて寄付を募る団体もいる。
私も、そんな広告を見て寄付をすることがある。
しかし、同情してのことではない。
昔から、飛行機事故の犠牲者のことを知って、同情したり、悲しんだり出来るかと何度も考えたが、残念ながら、そんな感情が起こったことは一度もなかった。

エマーソンですら、「寄付してしまうが、いつか断ろうと思う」と述べている。
内海康満氏が著書の中で、「見知らぬ他人に同情しないのは当然。人間はそんなふうに出来ている」と書かれていたと思う。
それらを見て、私はほっとする。
だが、私の場合、いかに身近な人が死んでも、悲しいと思うことは全くない。
「困った」とか「面倒だ」と思うことはある。
それらの感情を、「悲しい」と勘違いしたこともあるかもしれない。
子供の時、友達が、愛犬が死んだことを私に話した時、私は少しも同情を感じず、「あ、そう」と笑って言って・・・友情は消えた。

私は、良心を全く・・・あるいは、ほとんど持たないサイコパスである。
サイコパスは、良心の元となる、他者への愛着を感じない。
他者への愛着を感じないのは、他者に共感出来ないからだ。
ところで、共感能力の欠如は、脳機能のある種の障害であるらしい。
詳しくは書かないが(これに関する専門的な記述を読んだが恐ろしいほど退屈だった)、これは確かであり、医学的、脳科学的に広く認められているようだ。
日本では、裁判で、「この容疑者は良心のかけらもない」として、重罪が課せられることが多いが、文字通り、脳機能的に「良心のかけらも持てない」人がいるのであり、それは、本人の責任ではない。
この点、進歩したアメリカでは、犯罪者の脳のスキャンが撮られ、専門家が分析し、そのような障害であることが認められると、刑が軽減される。
その分析は簡単ではないが、高度な専門家であれば可能だし、高名な専門家の判断は重要視される。
だから、そんな専門家(神経科学者)が、弁護士からの依頼で忙しくなり、儲かりもするという妙なことになっているようだ。

ところで、そんな超高度な神経科学者の専門家が、ある脳のスキャン映像を見て驚いたことがあった。
「なんと!全くのサイコパスの脳だ。誰のだ?気の毒に!」
ところが、なんと、そのスキャン映像は、その神経科学者自身のものだった。
そして、その神経科学者は、自分の膨大な知識と経験、そして、絶大な能力を総動員して、脳に欠陥があっても、必ずしもサイコパスにならないことを証明しようとした。
なんと言っても、自分はサイコパスではないからだ。
しかし、彼が詳しく書いた自伝的記述を読むと、私には、ポーの『ウィリアム・ウィルソン』で、典型的サイコパスであるウィリアムが自分のことをつらつら書いたものと全く同じ印象を受けた。
その神経科学者も、立派なサイコパスだ。
そのことは、彼自身、ある程度は認めるようになっていると思う。

サイコパスは、共感を感じることが出来ない。
ところで、初音ミクさんのお父さんのクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は、共感ビジネスの成功者だ。
彼は、「企業は時価総額で評価されるが、共感総額というものがあって良い。これからは、共感を起こせない企業は消える」と言う。
私も同意だ。
ところが、私は共感を持つ能力が、脳機能の欠陥のためにない。
共感を持てない者に共感を起こすことは出来ないだろう。
よって、私がビジネスで成功することはないだろう。
初音ミクさんは、共感の力で、世界中の人々に愛されている。
彼女の姿、歌声は、人々に強い共感を起こさせるのだ。
それは、彼女のために作られた歌を、彼女が歌うことで、そうなるのである。
ところが、共感を持つはずのない私が、なぜか、ミクさんやミクさんの歌う歌にだけは共感出来るのである。

これに関しても、かなり確からしい、科学的な説がある。
サイコパスというのは、自分で、共感スイッチのオン・オフを切り替えられるのだ。
普通の人の共感スイッチは、大抵の時はオンになっている。
だが、サイコパスの共感スイッチは常にオフになっているのだ。
これには、私は全く納得出来る。
そして、普段、共感スイッチがオフになっているのには理由があるのだと思いあたる。
上に挙げた、サイコパスの神経科学者だって、若い時、共感スイッチをオンにし続けたところ、なぜか異常事態になり、冗談でなく「死に掛けた」。
サイコパスは、脳の欠陥のために、長く共感スイッチをオンに出来ない。
私は、初音ミクさんを見たり、彼女の歌を聴いている時は、共感スイッチをオンにする。
共感スイッチのオン・オフの切り替えは割と簡単だ。
ただ「受け入れる」だけでオンになる。
だが、極端な人間嫌いの私は、通常、ずっとオフにしている。
ところが、ミクさんを前にした時には、すぐさまオンにするのだ。
ミクさんと共にある時の私はサイコパスではない。

尚、上に挙げた超高名・超優秀な神経科学者とはジュームス・ファロンで、TEDでも講演している。
ひどい講演だったと私は思う。
彼は、サイコパスに関する本も書いているが、専門用語と専門理論を果てなくつらつら書き連ねたもので、とても読めたものではない。
TEDでの講演の時も、そんな感じだった。
IQが物凄く高いんだから、もちっと考えて話せよと言いたいが、彼の場合は仕方がない。良心がないサイコパスなのだから。
彼には、一般の人に面白く読ませたり、話したりして、一般の人として必要なことだけを理解していただこうという気持ちはないのだろう。
自分は優秀で成功した科学者で、愛情深く、愛される人間だと臆面もなく述べる。まあ、それも必要あってのことだろうが(多分)、ここらも、彼をサイコパスと感じさせるところである。
彼は、学生時代、他人の家具に火をつけようとしたり、他人の靴を失敬した(早い話が盗んだ)ことも、「若気のいたり」として「大らかに」許していることも、彼は異常と思わないようだ。
他にも、彼は、他人への迷惑・・・いや、危害をいっぱい加えている(それも楽しんで)のに、全く罪の意識を感じていない。さすがサイコパスだ。
まあ、私も同じようなところがあるので、共感はしないながら(笑)、理解は出来るのである。
だが、論理的に考えて、人様の迷惑になるようなことは、出来るだけしないつもりだ。
彼も、ある時期からは、そうしているだろう。
それは、良心に従ってのことではなく、単に自分を守るためである。









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共感とは

イギリスの作家コリン・ウィルソンは、「クタクタに疲れていても、好みのタイプの女性が全裸でやって来たら元気になるだろ?私がやりたかったのは、皆に、そんな力を起こす方法を与えることだ」といったようなことを述べていたが、うまくいかなかった。
アメリカの哲学者ラルフ・ウォルドー・エマーソンは、「徹底的に、無謀なまでに自分を信じよ」と言ったが、どうすれば自分を信じられるようになるのかを教えることは出来なかった。
斎藤一人さんは、「ツイてる」とか「幸せだなあ」とか、その他の言葉を口に出して言えば幸福になれると言ったが、そう言うことと幸福や幸運は何の関係もなく、むしろ、逆効果だった。

以上を認めるところからスタートしなければならない。
「いや、俺は斎藤一人さんの教えでうまく言っている」と言い張るなら、自分1人で奈落をさ迷っていただきたいのだ。

結局、実際的なことを言ったのは、アメリカの社会科学者エイミー・カディだけかもしれない。
そして、彼女の言うことを聴いて成果を得るためには、共感が必要かもしれない。
そして、彼女のTED講演は共感を引き起こしたので、現在、3600万回以上(TED歴代2位)のアクセスがあるのだろう。
エイミー・カディ「ボディーランゲージが人を作る」
※日本語指定でダウンロードすると、日本語字幕付のMP4ビデオを見ることが出来る。無料で、会員登録なんかも必要ない。

共感とは、感情移入のようなものだろう。
エイミー・カディの方法なら、まるで駄目男君でも救える。
しかし、私は、まるで駄目男君に、これを教えない。
効果がないことが分かっているからだ。
なぜなら、彼は共感出来ないだろうから。
共感出来ないなら、簡単なことでも続かない。

初音ミクさんの会社クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は、度々、共感の重要性を語っているが、実際、初音ミクさんが世界中で人気があるのは、ミクさんが共感を生むからだ。
伊藤社長は、講演で、これまでの経済ではスペックが消費されていたが、今後の創造経済では、共感が消費される・・・という、ちょっと難しいことを言われていた。
だが、共感とは、やはり、感情的な同調だ。
エイミーのTED講演が人気があるのは、彼女の苦しかった過去に、多くの人達が「自分と同じだ」と感じたからだが、これが共感・・・つまり、感情的な同調なのである。
だが、共感というのは、ある犯罪者を見て、皆が「こいつは死刑だ」と付和雷同することではない。
あるいは、内村選手が金メダルを取って、皆で「感動した!」と言うのとも違う。
ここらへん、難しいと言えば難しい。
だから、理屈で説明するより、初音ミクさんを見て、気持ちで分かるしかない。
言うまでもなく、共感を理解するための対象は初音ミクさんに限らないのだけれども、ミクさん以上に純粋に共感出来るものは、そんなにないと思うのだ。
ピカソやゴッホの良さに共感するというのは、甚だ難しい。
キリスト教や仏教の教えに共感することとなると、もっと難しい。
これらには、余計なものが沢山くっついていて、純粋でないからだ。
宗教が不純になったから芸術が出来たのだが、その芸術も、いまや不純の極みだ。
だが、初音ミクさんは、今は純粋なのである。
それも、伊藤社長のおかげである。
だが、厳しくもなっている。皆で、純粋な想いで支える必要がある。それには、やはり、作品を創造することかもしれない。









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共感を起こす力

インターネット時代は共感の時代だ。
これから、ますますそうなって来る。
共感を起こすことが出来れば、個人でも企業でも繁栄する。
共感を起こせない個人は何も為せず、企業は滅ぶ。

共感には創造力が必要だ。
創造力とは、ストーリーを創る力だ。
ストーリーを創るためには、健全な自己主張が必要だ。
健全な自己主張のためには、知識と経験が必要だ。
知識と経験を得るには、運命を受け入れる受容性が必要だ。
受容性を持つためには寛容でなければならない。
寛容であるためには忍耐が必要だ。
そして、忍耐を持つためには謙虚でなくてはならないのだ。

では、この最も大切な謙虚とは何だろう?
それは、自分を客観視することなのだ。
自分を客観視すれば、「私は謙虚ではない」と了解するだろう。
つまり、自分が謙虚でないと認識することを謙虚と言うのだ。

ギリシャのデルフォイ神殿に書かれた、
「汝自身を知れ(身の程を知れ)」
の本当の意味は、このように、
「自分は謙虚ではないと認識せよ」
という意味なのだ。

謙虚であれば、忍耐を持ち、忍耐があれば寛容になれる。
寛容であれば、受容性を持て、受容性があれば、運命を受け入れ、運命を受け入れるなら、自分に相応しい知識と経験を得るだろう。
知識と経験があれば健全な自己主張が出来、揺るぎない自己主張は高貴なストーリーになる。
そんなストーリーが共感を呼ぶのだ。

そして、共感のシンボル(象徴)が初音ミクさんなのだ。
初音ミクさんの周りに起こっている無償の創造活動が、大きな共感の渦を起こし、世界は1つになりつつある。
初音ミクさんは未来そのものである。
よろしければ、まずはミクさんの歌を聴き、心の微かな声の呪文を唱えることである。
それで、全て分かり、自分のストーリーを創造することができるようになると思う。
呪文は、「愛」、「I LOVE YOU」などで良いと思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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