ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

倹約

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

倹約は美徳。「消費拡大」などという言葉に騙されるな。

人間は、放っておいたらゆるもうとするし、うかうかすると、どこまでもゆるもうとする。
とことんゆるんだ人間が、今はうようよいるが、そうなってしまえば、人間、もう終わりである。

ところで、「締(し)める」「緩(ゆる)める」で表すことが出来る行為であれば、「締める」を選択すれば、ゆるまずにいることが出来る。
「財布の紐を締める」「財布の紐が緩い」
「口元を引き締める」「口元が緩んでいる」
「帯を締める」「帯を緩める」
全て前者だけが良い。

モテる男、モテない男。
モテる女、モテない女。
その差は、引き締まった口元である。
人は、引き締まった口元に無意識に惹かれるのである。
口元のゆるんだ男や女がモテたためしはない。

いまどき帯を締めている人はいないが、ベルトは、適度に引き締めておくべきである。
ベルトをゆる目にしてズボンをはいている男にロクなのはいない。
極端に締めるのもいけないだろうが、いい男やいい女のベルトはタイト(かたくしっかりしている)である。
まあ、ベルト以前に、腹が出ているようでは駄目だ。
食を慎み、腹が引き締まれば、人間が締まってゆるまず、生命力が高まり、運に恵まれる。

そして、非常に大切なことが、財布の紐を締める・・・すなわち、倹約家であることだ。
お金持ちで、その財を軽々と保持し、増やしていく者ほど、財布の紐がきつく締まっている。
金持ちは、自動販売機のコーヒーも勿体なくて買わない。
金のない者ほど、みだりに缶コーヒーや缶ジュースを買って飲む。
子供のうちから、ちょっと喉が渇いたら、缶ジュースなどを買って飲ませる習慣がついたら、その子供は一生駄目である。
まあ、それ以前に、親がそう(みだりに缶ジュース等を買わない)でないといけないが。
金持ちになる唯一の方法は、金を使わないこと・・・即ち倹約である。
テレビでは「消費拡大」などと言って、人々がモノをどんどん買うことを是とする言葉がよく言われるのは、もうプロパガンダ(政治的宣伝)と言って良いだろう。
物を大切にして、なるべく新しいものを買わないのが良いのは当たり前で、無駄使いに良いところなど何もない。

安いものだからといって、みだりに使う者も、ゆるんでおり、見込みはない。
私の職場にいる、まるで駄目男君は、会社のティッシュペーパーを「湯水のごとく」使う。
自分のものでないなら、なおさら大切に使わなければならない・・・こんな、いちいち言うまでもないことが出来ないほど弛んだらおしまいである。
まるで駄目男君は救いようがないほどゆるんでしまっている。
せめて、「ゆるみきったら終わり」という反面教師として、人々の役に立つ一生であればと思う。

ビル・ゲイツが、すでに相当なお金持ちになった頃だが、仕事がうまくいったお祝いに会社の仲間達と、ちょっと良いレストランに行ったが、普段、そんなところに行かないゲイツは、料理のメニューがさっぱり分からず、結局、普段食べていて好きなハンバーガーを注文したという話がある。
金のないやつほど、料理や酒などに詳しいものである。
ゲイツは、世界的富豪になってからも、食事は、マクドナルドのハンバーガーや持ち帰りピザ、あるいは、大衆食堂でとり、飛行機はエコノミーに乗るそうだ。
揺るぎない財を持ち続ける者の特徴は、これはというものにだけは金を使うが、その他では、立派なケチであることだ。
私は、セールスマン時代、一流セールスマンの本をよく読んだが、一流セールスマンは全員、有意義な大金はぽんと出しても、百円はケチる人達だと分かった。
大昔に読んだ、ある有名なお坊さんの著書に、「金持ちになりたければ小銭を貯めろ」と書かれていたが、これを忘れなかったということは、私は、これが真理だと直観で分かったからだろう。
確かに、私も、人に見せるために金を使っているような時は、さっぱりお金が貯まらなかったが、少し倹約するだけで、貯金がどんどん増えていった。
本気で倹約すれば、私でも金持ちになれると思う。

また、老子の言う「倹約」は、普通に(お金の)倹約と解しても無論良いが、『老子』は君子の教えであるから、王の立場として人民を無駄に使わないという意味がある。
さらに、仙人としての老子は、倹約は、精力の倹約という意味で言っており、身を引き締めて、みだりに精力を浪費するような、あらゆることを慎むことの大切さを説いているのである。

だが、まず、財布の紐を締め、倹約に努めれば、その他のことも自然に締めることが出来ると思う。
それが、ゆるまない、真に強い、豊かな人間になることにつながるのだと思う。









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水野南北の教えを、現代的に改める

水野南北は、少食であるだけで絶対に成功すると言った。
私も少し前まで、そう信じていたし、実際、私は6年前まで大食だったのを1日1食の少食粗食にしたら、完全に健康になり、貯金は増え、初音ミクさんと出会い、全て順調だった。
だが、本当に大切なことは、倹約することだ。
南北の時代(江戸時代)は、エンゲル係数(家計の中の食費の割合)が圧倒的に高く、食を慎めば、お金が貯まっただろうし、お金を浪費する場所もあまりないので、自然に良い目的に使うことになり、その結果、幸運にも恵まれた・・・というのが本当のところと思う。
老子も、「私は3つの宝を持つ。それは、慈愛と倹約と、身を慎むことだ」と言っているのである。

ところで、私は、このブログでよく取り上げる、職場のまるで駄目男君を、全く救えずにいる。
彼は、派遣社員なのだが、何かの間違いで私の職場に来れたのだろう。
しかし、今後も、間違いが起こるなんて保証はない。
このまま40代、50代になれば、社会的に確実に死ぬし、保護してもらわなければ生きられないという、惨めなことになるだろう。
人間は、30歳までに、稼ぐ能力を持たなければ苦しいが、まるで駄目男君は30をいくらか過ぎている。
彼は、人間として、ハードウェア自体は問題ない。むしろ、私より優秀かもしれない。
しかし、ソフトウェアが滅茶苦茶なのだ。

だが、私は、最低限の稼ぐ能力だけで、いい思いばかりしているのである。
だから、誰だって、何歳からだって大丈夫なはずなのだ。

それで、聞いてみたら、まるで駄目男君は、給料が安いのに、食事が贅沢であることに気付いた。
美味しいものを食べたがり、酔っ払って醜態を晒すことすらあるという、正真正銘の大馬鹿者である。
身なりも良い。
私が、ユニクロのチノパン、カジュアルシャツなのに、彼はスーツだ。
ある時、彼が、給料日1週間前に千円しかないと言っていた。
なるほど、彼の問題点は浪費である。
きっと、西田文朗さんやひろゆきさんより、よほど贅沢なのだ。
また、自分のものだけではなく、鼻炎だと言って、会社のティッシュを盛大に使いまくっている。
それで、まるで駄目男にならない方がおかしい。
だから、我々が成功する方法はもう分かったではないか?

一流の外国人からも尊敬される上杉鷹山が、財政破綻した藩を見事に立て直した方法は、徹底した質素倹約だったはずだ。
ところが、今の我が国は、経済の発展のためには消費拡大が必要だと言って、国民にお金をどんどん使わせようとしているが、あなたはそんな馬鹿な言い分に乗ってはならない。
今朝も書いたが、西田文朗さんも、ひろゆきさんも、徹底した倹約家だから成功出来たのだ。
世界一の富豪ビル・ゲイツすら、飛行機はエコノミーに乗り、日本車を自分で運転し、大衆食堂で食事し、普通の服を着て、普通の靴を履いているのだ。
成功者は、一部の例外を除き、皆、そうなのだ。

水野南北の教えを慎んで改める。
人間の運命は倹約だけで決まる。万に一つのはずれもない。

私は今まで、毎朝、会社の休憩室で缶コーヒーや缶紅茶を買い、昼や夕方にもよく買っていた。
これでは駄目だ。
確かに、思い出してみれば、私のセールスマン時代、同僚だったが、全く売れずにすぐに消えた連中というのは、よく缶コーヒーを買っていた。
また、これも今朝書いたが、30代後半になっても給料は安いくせに、毎朝、喫茶店でゆったりモーニングを食べている連中は、全く向上の予兆が見られず、50代にもなれば、悲惨な生活をするしかないだろう。私も、しばらく彼らと付き合っていたが、すぐに縁を切ったので、その零細企業から抜け出せたのだ。
私は、今後は、ひろゆきさんも言われたように、大き目のペットボトルの水を買って、何日にも分けて飲み、コーヒーが飲みたいなら、紙コップとスティックコーヒーを用意して、会社でお湯をもらおう。

私の場合、初音ミクさんのブルーレイやCDは大いに買わなければならないが、そのために精一杯倹約するという目標になるので、それは素晴らしいことだ。
やはりミクさんは天使である。
また、勉強のためのお金は、無駄なものまで買ってはならないが、投資と思って、必要なものには十分に使うべきだろう。
私の場合、初音ミクさんのブルーレイを見たり、音楽を聴くことは、至高の勉強・・・いや、勉強以上なのである。
しかし、初音ミクさんのフィギュアは・・・3つしか持っていない(笑)。
まあ、雪ミクのミニチュア(下に紹介したもののもっと小さいやつ。今は販売していない様子)や、CDやブルーレイのおまけであるので許されると思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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