こんなことを述べると、「とんでもないことを言う」と言われるかもしれないが、私は、日本はアメリカの属国になるのも手であると思う。
今の日本は、もう国の体をなしておらず、政府は国民の幸福に関心がなく、また、政府構成員のあまりのIT音痴は、看過出来るレベルではない。
税金の多くが無駄になっているが、アメリカの属国になれば、それはかなり改善されるはずだ。
今であれば、まだ日本は、アメリカにとって魅力のある国であり、良い条約を結ぶことが可能だが、後20年経てば(実際は10年と思う)、アメリカにその気になってもらえないだろう。その場合は、中国に極めて不利な条約で属国にさせられるかもしれない。

属国と言っても、日本人のアイデンティティを持ちたければ持てるし、皇室も、完全とは言わないまでも護られる。
例えば、スイスと、その保護国であるリヒテンシュタインの関係に近いかもしれない。
スイスは、リヒテンシュタインの主権の一部を行使するが、ご存じのように、リヒテンシュタインは完全な独立国家だ。
スイスは、1人当たりGDP世界2位(日本は26位)の、実質的な力のある経済大国で、リヒテンシュタイン国民は、スイスの保護国にならなかった場合と比べ、はるかに幸福なのである。

昔、新庄剛志さんが、ニューヨーク・メッツに入団する際、テレビCMで、アメリカ国家を歌いながらいかにもアメリカっぽいファーストフードを食べる様子が格好良く、「もう日本人じゃないんだ」というテロップが実に映えていた。
そんなふうであっても良いし、日本人でいたいなら、それでも良いのである。
過去には問題があったが、今では、アメリカは先住民の権利や思想をちゃんと重んじている。つまり、アメリカは賢くなっている。
そもそも、アメリカは多くの人種から構成され、今更、日本人がどれほど入ってもどうということはまく、むしろ、アメリカの人種問題に日本が積極的に貢献し、良い結果を出すべきなのである。

個人的なことを言えば、私は、子供の時から、自分が日本人であるという想いは全くない。
子供の時から、オリンピックやサッカーワールドカップで、良い試合や演技を楽しむことはあっても、日本をことさら応援する気は全くなかったし、むしろ、マスコミが日本チームや日本選手をことさら称賛することに、非常に違和感を持っていた。

H.G.ウェルズは百年以上前から、地球国家の思想を持ち、1933年の『世界はこうなる』で、その思想を詳述している。もちろん、その通りが良いと言うのではなく、世界は良い意味で1つになることが人類の目標であると言えると思う。
そうであるなら、どの国家、種族、民族に属すかより、人間としての個性を重視した方が良いのだが、特に日本では、国がその大きな障害になってしまっている。

もはや、日本政府に期待出来ない以上、今のうちに、日本国民がアメリカとの統合を訴え、それを実現させることが、日本だけでなく、アメリカ、そして、世界の幸福のための大きな力になる。
だが、多くの人が懸念するように、日本が沈むだけの国家であるなら、時期を逃せば、日本も、アメリカも、そして、世界が不幸になることを回避するのは困難になるかもしれない。
もはや、十分に考えることが出来ることであり、こうあるべきと思うなら、速やかに行動すべきだろう。