せっかく、ITスキルやプログラミングをマスターしながら、「良い思い」が出来ないのは残念だ。
しかし、そんな人が多い。
だが、私は常に、「良い思い」をしてきた。
その理由は、簡単に言えば、「周囲と違うことをやった」からである。
昔は、パソコンで、BASICでも何でも、プログラミングが出来ると言うだけで稀有(けう。珍しい)だったので、周囲から畏怖され、良い思いが出来た。
まあ、それ以前は、ワープロ(専用機)が使えるだけで「スペシャリスト」として珍重され、「良い思い」が出来たものだったが。

そして、周囲が、汎用コンピューターやオフコン(ビジネス専用コンピューター)のシステム開発をしている会社では、「みんなと同じこと」をやるのが嫌で、1人、パソコンソフトの開発に励んでた。抵抗はあったが、結果、とても良い思いが出来た。
次に、みながパソコンで、BASIC(Visual Basic)やらC言語やらで開発する時代になれば、プログラムコードを書くことなくプログラミング出来るdbMAGIC(現在はMAGIC)を使い、圧倒的な効率でシステム開発を行い、結果、「良い思い」が出来た。
システム会社が「Accessなんてオモチャ。あんなものを使うのは素人」と言う時代に、Accessで開発し、パッケージソフトも全国に流通させ、あまり仕事をせずに「良い思い」をした。3万円のAccessが60万円のdbMAGICと変わらなかった(と私は思った)。
そして、ごく一部の優秀な人達だけが「実はExcelこそ最強の開発ツール」と気付いていた時代に、ExcelとVBAで開発した人達は、とても良い思いをした。

今は、ITデバイスは「使うだけ」の時代であり、ExcelやAccessでVBAプログラミングが出来る人は、むしろ減っているので、腕前が良ければ良い思いが出来る。
一方、VisualStudioやEclipseで、C#やJava、あるいは、PHPやRubyでWebシステム作ったり、JavaやSwiftでスマホアプリを作る人達は、概ね、仕事はハードで給料は安いのではと思う。
機械学習・ディープラーニングの時代になり、Jupyter NotebookでPythonでプログラムする人達も、さぞシンドい思いをしていることだろう。私はやる気がない。

お分かりか?
良い思いをする・・・だけではないが、楽しくやるためには、「皆と同じこと」をやっては駄目なんだ。
しかし、特に日本人は、学校やマスコミ(From政府や大企業)に洗脳されて、皆と同じことをやるのが当たり前、皆と同じことをやらないと仲間外れ、皆と同じことをやらないと寂しくて悲しい、皆と同じことをやらないと馬鹿、皆と同じことをやらないと生きていけないと思っている。

今は、MeteorとJavaScriptかなあと思っていたが、その方面、あまりやらなくなったので分からない。
ただ、Webの開発というのは、実際は、サーバーOS、Web OS、ネットワーク、データベース、HTML、CSSが全部出来ないと一人前でないので、敷居が高い。
マニアなら楽しんでやるのだけれどね。
そこで、今はAccessが人気がないので、ExcelとSQLiteでVBA使う(正しくは、ExcelとVBAでSQLite使うだが)というので、これから良い思いが出来るかもしれない。ふふふ・・・
SQLiteは、もちろん無料だし、なんと、パブリックドメインといって著作権すら放棄されている。
日本語のテキストがほとんど出ていないところも有望だ(Webで調べれば使える)。