私は5年ほど前、かなり極端な少食をしていたことがあるが、その時、私に、真面目な顔で、「人間って、美味しいものを食べるためにがんばるんだろ?」と諭してきた男がいた。
また、そこそこの規模の病院の院長が、昼食時に、豪華な食事を振舞ってくれたのだが、その時、「食べるくらいしか楽しみなんか無いじゃない?」と言うのを聞いたことがある。
いずれも、私は嫌悪したが、なぜそんな反感を感じるのかと言うと、なかなか難しいかもしれない。

『ルパン三世』の特別アニメ『血の刻印 〜永遠のMermaid〜』で、ルパンが次元に、「お前は何のために泥棒やってるんだ?」と尋ねると、次元は、「美味い酒を飲むためさ」と、彼らしく、さらりと答えた。
ルパンは、それは自分も同じだと認めたが、「それだけじゃないだろう?」と言う。
次元も、ルパンと同じように思っているのは確かだが、彼は、そんなことを理屈で考える気はないらしく、答をはぐらかしたように思う。
では、ルパンの答は何だったのだろう?
どうも覚えていないのだが、やっぱり、理屈や言葉ではないのだろう。

美味いものを食べる、美味い酒を飲む、その他の、快楽とは違う楽しみ・・・言い換えれば、人生の目標のようなものとは何だろう?
それがないと、ある程度の年になると、「俺の人生って、いったい何だったのだろう?」と悩むし、そうでないなら、緩んで腐った人間になっている。
「人生に目的なんてありません」と言う、有名な宗教学者、脳科学者、心理学者がいるが、彼らの言うことも分かるし、彼らがそう言った意味合いも考えないといけないが、やはり、人生に目的は必要なのである。
ただ、その「目的」は、「世間で言うものとは違うはず」であり、その意味では、それらの宗教学者らの言い分は否定出来ないというだけのことだ。
だが、再度言うが、やっぱり人生に目的、目標、夢は必要だ。

その目標があるがゆえに、人間は、割に合わないこと、損なこと、馬鹿なことをすることもある。
だが、目標ある人間は、割に合わないことをしたいのであり、損したいし、馬鹿なことをしたいのである。
ルパンや次元で言えば、泥棒をしたいのだ。

では、その目的は何かというと、ロマンとか自己満足とでも言うしかない。
その極意は、初音ミクさんが歌うkzさんの作品『Satisfaction』に明晰に表現されているので、理屈で言うより、この歌を聴いた方が良いような気がする。
いずれにしろ、人生はロマンであり、無謀な冒険であり、深い満足を追求する旅なのだろう。
【初音ミク】Satisfaction【Project DIVA X HD】 - YouTube -
昨年の「マジカルミライ2016」で、アンコール曲の1曲目で、この歌を歌った時のミクさんのダンスが絶品だった。芸術と言って良いと思う。

「マジカルミライ2017」まで1週間を切ったが、昨年もだが、マジカルミライが迫ると、私は、節制とトレーニングの熱意が違ってくる。
大好きな甘いものを厳しく避け(ゼロにはしない)、スクワットや腕立て伏せも楽しく、ますます身体が絞れてきて軽くなり、計測してはいないが、体脂肪率もかなり下がっていると思う。
通常63kgの体重も58kgとなり、細めのジーンズがさらに似合うようになってきた。
ペンライトなどのグッズも本日あたり届くと思う。
皆さんも、体調管理に気をつけ、風邪などひかないようにして欲しい。
では、幕張メッセで、一緒にミクさんに逢いましょう。









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