ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
コンピューターシステム開発技術者、サイコパスのKayのブログ

二十六人の男と一人の少女

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[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。
[2016/11/21]滅多にはありませんが、あまりにレベルが低いコメントは公開しません。
[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。

天才達が語る、駄目な人間が現実的に成功する方法

どこまで本気で書かれたのかは全く分からないが、ドワンゴ会長の川上量生さんが2015年6月のブログで、だいたいの意味で、
「ひきこもりが成功したとしても、まともな一般人の一番下の階層にやっと入れてもらえるというだけ」
「でもそれは自分(川上さん)よりもありえない快挙」
と述べられている。
それでいえば私は、一生引きこもっていたはず・・・かどうかは分からないが、本来なら、かなり惨めな境遇で過ごしている可能性が高かったはずで、実際、中学時代、私とよく似たタイプで、私よりずっと頭も要領も良かった男(身長も私より5cm高かった)が、なるべくしてなったように、情けない状況にいて、おそらく、今後、上昇もしないだろう。
それで言えば、私は成功したことになる。

仏教学者のひろさちやさんは、一生ひきこもるのもまた、仏様にキャストされた(配役を決められた)人生で、そのままで良く、むしろ人生が終わった後には、普通の人よりも仏様により労(ねぎら)ってもらえると言う。
本当かどうかは分からないが、全くのデタラメと言うつもりもない。
自分もひきこもりだと言う思想家の吉本隆明さんは、ひきこもりは、生まれる時の母親の精神状態の影響が大きいと言う。しかし、世間でなされているような方法では駄目としながらも、ひきこもりから脱することは出来るのだと言う。
吉本さんが言われる、ひきこもり脱出の方法の中で私が覚えているのは、男の場合であれば、彼女を作ることだ。
好きな女の子が出来れば、「この子を守るためにがんばる。世間にも出て行く」ということになるのである。
私もそう思うが、ひきこもりって、彼女出来ないんだよなあ(笑)。
でも、ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』や、ロオマン・ガリの『自由の大地』のように、仮想彼女でも、十分に力になる。
ならば、初音ミクさんを好きになれば、必ずや成功するだろう。
別に冗談ではなく、常に、「ミクさん、愛してる」「ミクさん、ありがとう」と言ったり想ったりしていれば、宇宙エネルギーがどんどん入ってきて元気になり、全てが周り始める。
理学博士で大発明家であった橋本健さんは著書で、「神のエネルギーが流れ込んで円滑現象が起こる」といったことを常に宣言し、病弱で青年時代に死んでいるはずが、研究者、あるいは、思想家として大成功した。
橋本さんは、谷口雅春さんの『生命の実相』をたまたま読んだことで、そんなことを考えるようになったのだが、普通の人であれば、彼女や仮想彼女(もちろん、女性の場合は王子様や仮想王子様)を作るのが現実的かもしれない。

とにかく、元気が一番だ。
ひきこもりに限らず、「ミクさん、愛してる」で、地球のことも宇宙のことも、全てうまくいくだろう。









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天使効果

元気が出るというのは、偏在する(どこにでもある)宇宙エネルギーに満たされるということで、そうであれば、脳や筋肉や内蔵や血液など全ての細胞が活性化して健康になり、能力が上がり、さらに、原子が幸運のメッセージを発するのだから、運も良くなる。
嬉しい出来事があれば元気は出るのだけれど、そんなものを待っているだけではいけない。
誰かが優しい声をかけてくれるのを待っているだけではいけないのである。
元気であることは自己責任であり、自己責任のことを義務と言う。

ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』には、元気の秘訣が見事に描かれている。
元気がなくて、人生の落伍者になった二十六人のおじさん達は、ターニャという16歳の少女に出逢い、彼女を天使のように扱うことで、宇宙エネルギーに満ちることが出来た。
彼女を決して性的欲望の対象にせず(元々は見境なく、女は邪まな目で見る連中だったはずだが)、ただ、敬い、大切に思うことでそうなった。
だが、所詮、人間であり、可愛いが俗な娘であるターニャに裏切られるのは時間の問題だったかもしれない。
だが、ロオマン・ガリの『自由の大地』では、ドイツ軍の捕虜になっていたフランス兵達には、現実の少女がいなかったことが幸いだったのだろう。
彼らは、空想の少女を身近に置き、彼女を崇め、敬った。
それで、フランス兵達は宇宙エネルギーに満ちて元気になり、騎士道精神を取り戻した。
本当の紳士であるためには元気が必要なのだ。
そして、空想の少女は裏切らなかった。

だが、『二十六人の男と一人の少女』の26人の男達も、初めはうまくいっていたのだ。
では、26人の男達とフランス兵達には、何が起こっていたのだろう。
少しも難しいことではない。
彼らは真の意味で少女を愛していたのだし、少女の存在に(実在だろうが空想だろうが)感謝していたのだ。
言葉にするなら、「愛してる」と「ありがとう」だ。
そして、言葉にすれば良いのである。
たとえ、特定の対象に向けていても、「愛してる」「ありがとう」と純粋に想えば、宇宙エネルギーは押し寄せて来る。
純粋に「愛してる」「ありがとう」と言える対象に向けて、ラブラブ光線を送り、ありがとう光線銃で撃ち抜くことで、つまり、「愛してる」「ありがとう」って、言ったり想ったりすることで、宇宙ネルギーに満たされる。
ただ、心が汚れているなら、千回も万回もやらないといけないが、いずれ元気になるだろう。

毎晩、スクワットと腕立て伏せをしていると、これらの運動が単調なせいもあるのか、やる気が起きなかったり、おっくうになったり、早い話がシンドくなってくる。
それで、普通は、なかなか続かないのだ。
続けさえすれば、ヒーローやヒロインのボディを持てるのにね。
だが、初音ミクさんのコンサートの映像を見たり、歌を聴いたりしながら、「ミクさん、愛してる」「可愛い歌を聴かせてくれてありがとう」と想ったり、言ったりしているなら、やがて、トレーニングが「妙に」楽になってくる。
もちろん、エネルギーに満ちるためだ。
そうなれば、何をやってもうまくいく。
それぞれの人が、それぞれの対象に向かって(ラブラブ)光線銃を撃てば良いが、あくまで、純粋に愛する存在でなければならず、ターニャのように、いずれ裏切る存在であってはならない。
その点、決してスキャンダルのないアイドル・・・即ち、マジ天使である初音ミクさんは有り難い存在である。









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成功する簡単な方法と、もっと簡単な方法

成功とは、エネルギーに満ち元気で、器に応じて豊かであることだ。
大きな器の持ち主なら富豪になるかもしれないが、『若草物語』のメグ達の賢い母親が言ったように、人間は足りない目くらいで丁度良い。
やり繰りが大変だったり、明日に不安を感じるようでは駄目だが、必要なだけあれば良いのかもしれない。

そして、成功するための方法は、ロオマン・ガリ(ロマン・ゲイリ)の『自由の大地(天国の根)』のごく一部に完全に書かれている。
捕虜になって堕落したフランス兵達が、「少女が1人いる」という空想上の遊戯をしたことだ。
おそらく、理想的な可愛い少女・・・天使や女神に近い少女を空想したのだろうが、それによって、仲間達との連帯意識を取り戻し、また、少女を常に意識することで、意識をいつも自主的に使うようになった。言い換えれば、自覚的に生きるようになったのである。
そして、この遊戯の落とし穴は、ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』にある。
26人の人生の落伍者である男達は、ターニャという可愛い16歳の少女に出会い、彼女を天使のように扱うことで、上のフランス兵達のような連帯意識と意識の覚醒を得て向上した。
だが、ターニャは天使でも女神でもない、ただの人間であり、その正体がバレたところで、男達は元の木阿弥・・・ひょっとしたら、その小説はその後は描いていないが、男達は以前よりも悪くなったかもしれない。

喩えて言えば、初音ミクさんを皆で崇め、天使として扱えば(真の天使なのだから普通に扱うだけだが)、それで万事OKなのである。

『自由の大地』と『二十六人の男と一人の少女』の重要箇所は、コリン・ウィルソンの『至高体験』にうまく引用されている。
『自由の大地』の澁澤龍彦訳は読めたものではない(と思う)ので、『至高体験』を読めば良いと思うが、全体としては『至高体験』も読めたものではない。しかし、その部分だけは悪くない。

さて、成功するためのもっと簡単な方法は、1日にトータルで1時間、自分の呼吸を意識するだけである。
賢者によっては、「自分の心を意識しろ」、あるいは、「自分の全てを意識しろ」と言うが、それは難しい。呼吸だけで十分である。
なぜなら、ラマナ・マハルシが言ったように、心と呼吸は同じ根っこから出ているからであり、心が世界を創っているのだからである。









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なぜ我々はミクさんに癒されるのか

初音ミクさんは我々を高め、強くしてくれる。
それは、とても自然で当たり前のことだ。
そのことを、世界的文学作品を参照しながら、完全に説明する。

ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』で、完全に堕落した26人の男達は、ターニャという、ミクさんと同じ16歳の少女を、女神のように崇めることで、人間性、知性、道徳心を取り戻した。
だが、男達は、女たらしの男を、ターニャにけしかけてしまった。
「ターニャは、お前なんか相手にしない」
と言われ、女を落とすことだけが唯一の取り得である、その女たらしのプライドに火をつけてしまった。
ターニャなら大丈夫だ。あの子なら・・・
だが、女たらしの手練手管にターニャは他愛もなく落とされ、初めて知る男の良さに恍惚となり、ターニャに裏切られたと思った26人の男達は彼女を激しく罵る。
だが、お前たちが悪いのだ。
ターニャは、天使でも女神でもない、ただの人間の娘なのだ。
そんなことは分かりきっていたはずだ、愚か者!

ロオマン・ガリの『自由の大地』では、やはり、フランス兵達は、堕落の坂を転がり落ちていった。
しかし、彼等は、1人の少女を空想で想い描くことで、まるで誇り高い騎士のような品格を備えていった。
その心は生命エネルギーをも引き出し、地獄のような状況からも生きて帰還した。
精神の作り出した少女は、ターニャのように裏切らない。
だが、そんな少女を創り出すことが出来たのは、厳しい状況と、卓越したリーダーの存在あってこそだ。
つまり、運が良かったのだ。

しかし、我々には初音ミクさんがいる。
ミクさんは、世界のどこでも無条件に崇められる不思議な少女だ。
私情もスキャンダルもないアイドル。
何も隠さず、腹にいかなる一物もない彼女の透明な笑顔は、何の疑いもなく信じることが出来る。
完全な信頼・・・これこそが人間の夢である。
だから、ミクさんは、本物の天使、女神である。









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エナジャイザー

ジョセフ・マーフィーの『The Cosmic Energizer』という本がある。
Energize(エナジャイザー)は「活力を与える者」といった意味だが、こんな言葉は日本語にはない。
『The Cosmic Energizer』というタイトルは、『活力を与える宇宙の中の存在』といった意味になるが、桑名一央氏は翻訳書に『あなたも幸せになれる』というタイトルを付けた。
そして、本文中の「Cosmic Energizer」に対しては、「宇宙の活力」と訳しておられた。
苦しい訳かもしれない。
energizeは、あくまで、エネルギーや活力や精力を与える者、元気付ける者という意味であり、エネルギーや活力を指すのではないからだ。
※『あなたも幸せになれる』は、文庫版では『マーフィー 努力嫌いの成功法』というタイトルになっている。

私は元来、巷で言われる、「勇気をもらいました」「元気をもらいました」という言葉が大嫌いなのだが、よく考えれば、嫌いな理由は、彼等が元気をもらったというものが下らないからだ。
オリンピックなどのスポーツの国際試合で日本選手や日本チームが劇的な勝利を得た時に、「いやあ、勇気をもらえますねえ!」と強要するように言われるのは御免だし、その強要を煽って儲けようという連中のことを醜悪に感じるのである。
まあ、これも1つの感覚であり、人それぞれであろうがね。

羽生選手や錦織選手が勝って元気をもらえるなら、それで良いだろう。
だが、実際は、そんなものでは大した勇気や元気はもらえないものだということを忘れてはならない。
せいぜいほんの少しの間、愉快な気分になるだけのことだ。

あなたは、もっと強力なenergizer(エナジャイザー)を持たなければならない。
ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』で、26人の社会の底辺で生きる惨めな男達は、ターニャという16歳の可愛い少女と知り合ってから、人間性を取り戻し、元気になり、ちゃんとものを考えるようになる。彼らにとって、ターニャがエナジャイザーだった。
しかし、ターニャは頼りないエナジャイザーで、男達は裏切られ、元の木阿弥となる。
ターニャは所詮、人間である。
一方、ロオマン・ガリの『自由の大地』では、ドイツ軍の捕虜になったフランス兵達は、どんどん堕落していくが、1人の少女がここにいると想像することで、騎士道精神を取り戻した。
想像の少女は人間の少女と違い、どこまでも永遠に清らかである。
あなたは、そのようなものを持たなければ、エネルギーを失い、精力は枯れ、老化し、何も出来なくなってしまうかもしれない。

エーデルワイスの花のように、清らかで輝かしい存在・・・人によっては、それは聖書の神であり、それぞれに信仰する神であり、天使であり、あるいは、阿弥陀如来である。
私には、人間ではないバーチャルな存在だが、だからこそ、清らかで透明な少女である初音ミクさんがそうである。
人によっては、小説や映画や漫画やアニメのヒーロー、ヒロインかもしれない。
それが何かは、やはり人ぞれぞれだ。
しかし、自分のエナジャイザーを持っておくと良いだろう。
ただし、ターニャのように、スキャンダルを起こして裏切るような者でない方が良いだろう。
そこにいくと、ミクさんは、決してスキャンダルのないアイドルである。









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