ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

乾癬

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

一番気持ちの良いこと

『からだの設計にミスはないー操体の原理』という本があるが、1978年が初版ながら、現在もロングセラーを続けている。
書いたのは、橋本敬三さんという、大正時代に医者になった人で、1993年に亡くなられている。
医者と言っても、橋本さんは、医者になる際、臨床の指導を受けたり、インターンなんてものはなく、学校で学んだだけで、いきなり現場に出て、相当苦労したというより、難しい治療には無力だった。
それで、鍼や按摩や、その他の民間療法の名人を呼んで治療してもらったり、その治療のやり方を教えてもらううちに、そんなロングセラーの本を書くような名治療師になったわけである。
彼のやり方は、おそらく現代医療から見れば間違いも多いだろうが、凄い成果を上げたから有名になったとしか思えない。

私は、随分前にこの本を流し読みし、覚えている箇所は1つだけだったが、それが実に重要であることが最近分かった。
それは、こんな話だったと思う。
ある船員の男が、マストから落ち、甲板に額をぶつけ、打ったところが平(たいら)になっている。つまり、陥没骨折だ。
橋本さんは、これは自分の手には負えないと思ったが、ふと、額と反対側あたりを押さえていくと、ある部分を押した時、その船員は気持ちが良いと言う。
気持ちが良いなら、もっと押せと毎日押していたら、額の骨が出て来た。それを続けていたら、2~3か月で治ってしまった。
その他の治療の経験から、橋本さんは、「気持ちのいいことをするのが一番」と理解し、それで間違いなかったようだった。
ただ、気持ちが良いことと言っても、後味が悪いものは本物ではない。
例えば、美味しいものを食べると気持ちが良いと言っても、食べ過ぎると、確実に気持ち悪いことになる。つまり、後味が悪い。
酒なら、もっとそうだ。ある程度までは、飲むと気持ち良いかもしれないが、限度を超えると気持ち良くないし、後で、気持ち悪くなる。
セックスだって、「一晩中燃えて」なんて言っても、気持ち良いのは最初のうちだけで、翌日は、女(男)を見るのも嫌になる。

幸いに、私は、何の祟りか知らないが(笑)、今月(2021年12月)5日頃から体調最悪になり、腕を自由に動かせないので、頼みの腕振り運動やヒーリングコードも出来ない。
実は、乾癬(かんせん)という、私が幼い頃からの皮膚病(本当は、最初はアトピーだったが、10年程前に乾癬に変わったと思う)が、なぜか強烈にぶり返したのだ(近年はかなり収まっていた)。
この乾癬で、腕の付け根の皮膚の病状が酷く、腕を動かせなかった。
しかも、今回の乾癬は、ほぼ全身に及ぶという、なかなかのものだった。
炎症のためもあるが、入浴後、肌が乾燥すると地獄の苦しみのため(笑)、何日も入浴出来ないこともあった。
もっとも、本人は、この状況を興味深く観察していて、見事に治す秘法を編み出そうと、虎視眈々だった(笑)。
病因に行くなど、もっての他で、そもそも、医者に乾癬は治せない。
医療においては、アトピーにしろ、乾癬にしろ、医者ごとに言うことが違い、正反対のことを言う医者すらおり、また、「いくらなんでもこれは嘘だろう」と素人でも分かる嘘を平気で言う医者もいて、そんな医者が本を書いているのだから、個人的には、医療は全く信用出来ないと思う。
では、橋本式で行こう。
皆さんの、最も気持ちの良い経験とは何だろう?
飲食やエッチなのは、先程書いたように、後味が悪いのでなしにして(笑)。

で、こんなことを思い当たらないだろうか?
男性なら、床屋に行った時、顔の余分な毛を剃る前に、蒸しタオルを顔にかけてくれることがあると思う。
美容院の場合は、シャンプー後に、首に蒸しタオルを当ててくれると思うし、ただ蒸しタオルを渡されるのも、「首に当てて」という意味と思う。シャンプーの時の姿勢で凝った首や肩をほぐすためだ。
いずれにしろ、蒸しタオルを当てると、「物凄く」気持ち良くないか?
丁度、プリンアラモードさんが、29日のコメントで、蒸しタオルを使った治療法である『すごい熱刺激』の本のことを書いてくれたので、「これだ!」と思ってやってみたら・・・治りました(笑)。
しかも、面倒だから、顔(額から目の少し下)に数分、蒸しタオルを当てただけだ。
必ずかどうかは分からないが、悪い部分が沢山あっても、1つの所に蒸しタオルを当てると、他の所も治ってしまうことが多いらしい。
蒸しタオルは、柔らかめのタオルを湿らせて、レンジでチンした(笑)。私の場合、600Wで1分20秒。まあ、それでは、かなり熱いので、ちょっと冷ましてから使ったが。
詳しいやり方は、『すごい熱刺激』をご参照していただきたい。
蒸しタオル・・・確かに、これ以上気持ち良いものは、そうはない。
腕振り運動も、柔術式四股も気持ち良いので、これらも大いにやると良いだろう。
しかし、蒸しタオルが一番だ(笑)。




忘れる力

私は、今年(2021年)10月初めに、酷いアレルギー性の皮膚炎になり、その後、いったん収まったが、今月(2021年12月)5日頃から、乾癬(かんせん)と思える皮膚病が再発した。
乾癬は、7年くらい前に、ほぼ抑え込むことに成功していたが、完全には治っていなかった。しかし、日常生活には支障がなかった。
しかし、ここにきての本格的な再発には困ったものだ(笑)。
乾癬の辛さに自殺した人の話もあるが、私も気持ちは分かるのである。

ところで、私が自分の皮膚病のことを書くと、「こうすれば治りますよ」という投稿がよくあり、有り難く参考にさせてはいただくが、出来ればやめていただきたい。
私の皮膚病には、おそらく有効でないし、そもそも、私は、外的な方法で皮膚病を治すことに、あまり関心がないのだ。
それよりも、興味を持っていることがあるのだ。
アトピーや乾癬など、生きる上で障害にこそなれ、なんのメリットのないものを、理由もなく生体が作り出すはずがない。
どんな理由で、こんな厄介な病気になるのか、突き止めたいのである。
そして、それが分かれば、他の人の、様々な病気を消すヒントになるかもしれない。
それに、アレクサンダー・ロイド博士のヒーリングコードを行えば、しばらくの間は少し軽くなるので、余裕がある。
皮膚病と言えば、聖書では『ヨブ記』のヨブが、サタン(悪魔)によって酷い皮膚病になったが、サタンは神の許可を得ていたのである。
つまり、神は、ヨブは、どんな目に遭っても、神を裏切らないと見込んでいたのだ。

ところで、これほどの乾癬になっても、気を逸らせれば・・・つまり、乾癬を忘れてしまえば、苦しくなくなる。
そして、乾癬を忘れるためには、好きなことに熱中するしかないと思われる。
無理に何かを必死でやっても、苦しみは続くが、好きなことに熱中すれば、もう苦しみはない。
ネヴィル・ゴダードは『世界はどうしたってあなたの意のまま』で、「牢獄に閉じ込められている者が牢獄から出るには、牢獄のことを忘れないといけない」と書かれていた。
貧乏から抜け出すためには、自分が貧乏であることを忘れないといけない。
貧乏な人がいつまでも貧乏なのは、自分が貧乏だと覚えているからだ。
嫌いな人が、いつまでも近くにいるのは、嫌いな人のことを考え、覚えているからだ。
まるで駄目な者が、いつまでもまるで駄目なのは、自分がまるで駄目であることを覚えているからだ。

ルイス・キャロルは、少女への手紙の中で、
「私は、忘れ方を教えてくれる先生に、忘れ方を教わりに行っています。先生は、月謝を払うことだけは忘れないようにと言いますが、先生の教えがあまりに素晴らしいので、私は月謝のことも忘れてしまいました」
と書いているが、月謝を払うことを忘れたと自分で言えば、それは、覚えているということだ。
その手紙をもらった、多くとも13歳までの少女には、それが分かっただろうか?(笑)

忘れるためには、ひたすらマントラを繰り返し唱えたり、「ナ・ダーム」のような、何の意味もない言葉を唱えるという手もある。
そうやって、癌のことを忘れ、末期癌が消えてしまったという話もある。
また、腕振り運動を、ひたすら数を数えながら繰り返すのも良い。
関英男博士は、これで難病が治ったという報告を沢山受けていたし、自身の胃癌も治した。

ヒーリングコードを毎日やっているうちに治るかもしれない。
ヒーリングコードは、無意識の中のストレスを癒すものであるが、そのストレスが大きければ、癒すのに多少の時間はかかるだろう。
とりあえず、自分のことを客観的に、実験動物のように眺めながら、なりゆきを見守ろうと思う。








私のビタミンC体験

私は、大抵の病気は、血行を良くし、免疫力を高めれば治ると思う。
具体的には、個人的信念としておくが、「少食」「腕振り運動」「ビタミンC」の3つで、確実に健康が保てると思っている。

私は、過去、重い病気に2回、そして、重篤なウイルス感染を一度経験した。
このブログでも何度か述べたかもしれないが、再度、それらについて簡単に書く。

◆乾癬(かんせん)
乾癬は厄介な皮膚病で、痒みが酷く、その苦しさのあまり自殺する人すらいるらしいが、その気持ちは分かるのである。私も、それほど苦しんだのだ。
私は幼い時からの乾癬で、昔は、アトピーだと思っていた(乾癬とアトピーの区別は付き難い)。
どんなかゆみ止めの薬も一瞬効くだけで、常に痒く、正直、仕事どころではなかった。
夜も眠れず、毎日、短い浅い睡眠しか取れないので、体調が良いはずもない。
これは、ビタミンCの大量摂取で治った(と言っても、1gのビタミンCを1日5~10回飲んだだけ)。
今も、完全に治ったわけではなく、疲れた時やストレスがある時には症状が出るが、そんな時は、ビタミンCを3g、数時間おきに、1度から3度程度摂れば治る。
有り難いことに、ビタミンCは、タダみたいに安い。
夜、眠れる幸せを噛みしめている。

◆メニエール病
内耳器官の病気で、私は、ひどい吐き気、平衡感覚の消失、ひどい耳鳴りと聴覚消失といった、メニエールの典型的な症状に苦しみ、酷い時は、立ち上がることも出来ず、座っていても、かなり辛かった。
坂本龍一氏や浜崎あゆみ氏、スガシカオ氏らがこの病気で、いずれも、片耳が聴こえないという記事を見た覚えがある。
私も、2016年に、完全に片耳が聴こえなくなった。
おかしなことに、当時勤めていた会社の社長が、ずっとこの病気に苦しめられていて、大金をかけ(金持ちである)、手術もしたが、今だ治っていない。
また、上記の大スター達も、耳が命の音楽家で、大金持ちであるから、さぞ、治療にお金をかけたと推測するが、治ったという話は聞かない。
ところが、常人並の金しか持たない私は治ってしまった・・・というより、ほとんど金をかけていない。
どうやって治したかというと、やはり、ビタミンCと腕振り運動で、どっちが効いたのかは分からないが、両方と考えて良いと思う。
2016年の10月に、全く片耳が聴こえなくなったが、11月に渋谷で、(その年の5月に亡くなられた)冨田勲さん追悼公演で、初音ミクさんがバレエを踊って歌う交響曲『ドクター・コッぺリウス』を観劇に行くので、是非治そうと、ビタミンCを1日10g(これで10円程度だが)摂ったら、ある日突然、運転する車の中で、スピーカーから流れる初音ミクさんの歌声が両耳でしっかり聴こえることに驚き、感激した。
メニエールも今でも、疲れた時など、耳鳴りがしたり、目眩がしたりの症状はあるが、やはり、ビタミンCを十分にとれば、だいたい、即座に低減する。

◆ノロウイルス
ある朝目覚めると、ひどい吐き気と悪寒を感じ、立つことも無理そうで、会社を休んだ。
この頃は、ビタミンCを飲んでおらず、EM1号を飲んだ。
実は、EM1号は、土壌改良用のEM菌群が入った溶液で、飲料用ではないが、飲んでも安全だということは知っていた(ある医学博士の本に載っていた)。
※ただし、飲むなら自己責任となることをお断わりしておく。
ところで、EMに関し、癌やウイルス感染に対して抜群の効果を上げたと沢山の医者が本に書いていたのは、飲料用のEM-Xであるが、私は、安価なEM1号しか使わなかった。
ところで、EMがなぜ病気を治すかというと、抗酸化作用で、それでいえば、ビタミンCも同じ効果がある。
EM1号を数g、三度ほど飲んだら、翌日は症状がほとんど消えていた。
この時は、なぜ体調が悪化したのか不明だった。
しかし、翌日会社に行くと、同僚が、ノロウイルスに感染して重体で休んでいたが、彼は、1週間以上入院した。
どうも、彼から感染したのだと思う。
だが、EM1号を飲んだ私は一晩で治ったのだ。

個人的にはとしておくが、新型コロナウイルスも、ビタミンCで問題なく、予防、あるいは、治療出来ると私は思っている。
新型コロナウイルスの害は血栓(血管を詰まらせるもの)だけであると私は理解している。
それなら、免疫力を高めてウイルスを撃退し、血管を丈夫にするビタミンCで大丈夫である。
ネットで調べれば、ビタミンCが新型コロナウイルスに効果があることがよく分かる。もっとも、最近は、「新型コロナにビタミンCは効かない」という情報を厚労省などが流しているが、私は個人的に厚労省は全く信じていない(別に疑ってもいないが)。
それに、「効く」という情報のエビデンス(根拠)の方が、個人的には納得出来る。

そして、血栓を溶かす定番はナットウキナーゼという納豆菌が出す酵素で、それを摂るには納豆を食べれば良い。
また、血栓を溶かす体内酵素の活性化には、コーヒー(インスタントで良い)も有効らしいし、何より、運動が効果がある。
よく歩いたり、歩けなくても、出来るだけ多く、腕振り運動をすれば良いと思う。
とにかく、私は、コロナには1ミリの不安もなく、私個人は、ワクチン接種はしないと決めている。
人にも、ワクチン接種をしないことを勧めるが、無理に説得する気はないし、私にそんな信頼はない。
私は、親にすら信頼はなく、親は5月に2回、ワクチンを接種済である。親の希望で、私が手続し、親は身体障碍者なので、私が接種会場に連れていった。
決めるのは本人であり、私は人の意思を尊重する。
そして、同じく、いかなる団体、個人も、ワクチン接種を強要してはならない。
強要は、私の感覚では、人権蹂躙であり、犯罪である。








皮膚病にはまず飲むアレルギー防止薬の服用が好ましい

アトピーや乾癬(かんせん)といった痒(かゆ)みを伴う皮膚病で苦しむ人は現代では多く、ますます増えていくような気がする。
私も幼い頃からそうであったが、アトピーなのか乾癬なのかは分からない。
※幼い子供に乾癬はないので、少なくとも初めはアトピーだったのだろう。
そして、世間では、これらの皮膚病に塗り薬を熱心に勧めることが多いことが驚きであり、そこに、無知、利己主義、悪意を感じるのである。

あるところで、アトピーで全身の皮膚がすっかり変色し、ボロボロになっている男性を見たことがある。
彼は、見ている間も絶え間なく塗り薬をつけている。
痒くてたまらないのだろう。
だが、明らかなことは次のようなことだ。

塗り薬の効果はほんの一時的だ。
どんな塗り薬も、皮膚病を本当に治すことは決してないはずだ。
皮膚病の原因が皮膚の表面にある訳ではないはずだからだ。
しかし、痒くて辛いので塗り薬を使うと、一瞬、痒みがなくなる。
本当に一瞬で、私の経験では、どんな塗り薬も、効果は1時間と継続しない(本当は数分も持たないと思う)。
だが、あまり連続して塗り薬を塗ってもいけないと思うので、しばらく我慢するにしても、たまらずにまた塗る。
すると、やはり一瞬良くなるので、その快感が忘れられず、頻繁に塗るようになってしまう。
さらに、多くの場合、より強い薬を使うようになるだろう。
だが、痒みを一瞬でも消す薬は、ステロイドかそうでないかに関わらず、肌にダメージを与えている。
そんな薬を常用し続けると、肌はダメージへの耐性の限界に達し、変質し、そして、破壊される。
上に挙げた、肌がボロボロになった男性がその典型であるが、全ての、塗り薬を常用する人に、そのようになる危険がある。

私も長く、ステロイドを含む塗り薬を常用したので、特にそれらを頻繁に塗った背中は、ステロイドの影響で角質化が起こって固くなってしまっている。
私の場合、顔や手足(腕や脚も)など、衣服の外に出す部分に症状がほとんど出ないので、見た目には皮膚病患者であることが分からない。
それで、ある意味、外気や多少の日光に当てることも有効な治療の1つかとは思うが、視点を変えると、肌着の素材や、洗濯の際の洗剤の影響もあるということかもしれない。
だが、皮膚病の根本的な原因はアレルギーであり、私は、アレルギーの本当の原因は精神的なものであると思っている。

しかし、皮膚病の原因が皮膚ではなく、もっと内部のアレルギーだと言う者がおらず、塗り薬ばかりが勧められることが多いので、肌が駄目になってしまうことが多いのだと思う。
私も、誰も皮膚病の原因が肌よりずっと内部に因のあるアレルギーだと言う者、言われている情報がなかったので、いつまでも気付かずにいた。
確かに、分かってから調べれば、皮膚病の原因は体内のアレルギーだと述べていることもあるのだが、ほとんどの場合、それを後回しに述べて、まずは塗り薬を勧めているので、注意がそらされて気付かないのである。

私は10日ほど前、アレルギーを抑える飲み薬(抗ヒスタミン錠)を服用し、1時間ほどしたら、痒みが全くない訳ではないが、耐えられる範囲になったことに驚いた。
それも長時間に渡ってであり、薬が効いている限りはそうなのである。
抗ヒスタミン薬は眠くなると言われており、確かにそうなのかもしれないが、感じとしては、少し頭がぼうっとして、穏かな気分になるというものだった。
私は1日4時間ほどしか眠らず、結構いつも眠いが、それでも、ひどく眠い訳ではなく、むしろ、精神はいつもよりクリアなのである。
だが、休日で、気分も緩んでいたので、ソファに座ったまま少し眠っていた。
そして、目覚めた時にまた驚いた。
背中をソファの背もたれにつけて寝ていたからだ。普通なら、背中を圧迫したら、痒みが増して耐えれないのだからだ。
ところが、多少の痒みは感じながらも、さほどでもないのである。

痒みはかなり無くなったが、長年、痒み止めの塗り薬をつけていた影響で、破壊された背中の皮膚がひりひり、あるいは、ピリピリする感じがあるが、もはや、その程度は何でもなかった。
やがて、塗り薬は、搔いて傷が付いた時のための化膿止めだけにした。風呂上りに乾燥し過ぎたと感じた時も同じものを使った。
しかし、それも不要になった。
抗ヒスタミン薬は、肉体的なアレルギー反応を抑えるのだが、むしろ、結果として、精神的な過剰な反応が無くなるから効くような気がする。
実際、以前、一心に念仏を称えていたら、皮膚病の症状が消えてしまったことがあり、それもこのブログに書いたことがあるが、これこそが、精神的なアレルギーを抑えた効果であろうと思う。
だが、社会の一線にいると、ストレスも多く、これまでは、治っては再発の繰り返しで、最近は症状が特に悪くなっていたが、精神的に敏感になり、イライラすることが多くなっていたのだろう。
つまり、ひょっとしたら(おそらく事実であろうが)、精神的な穏かさを持ちさえすれば、逆にいえば、精神的なイライラなどの悪い反応を消しさえすれば、アレルギーは収まるのである。
実際、精神の過剰反応を抑えることができる時は、アレルギー防止薬は不要なのである。
もちろん、抗ヒスタミン錠を長期常用することは好ましくないので、ただそれに頼ってもいけないだろう。
しかし、塗り薬で悲惨な状態になるよりは、まず抗ヒスタミン薬を使い、そこで、精神的安定・・・それは、心を穏かに静かにするということなのであるが、その効果を知ることに多大なメリットがある。
そして、自分で心を静かにする方法を見出すことができれば、皮膚病は治ってしまうのであると思う。
そうであるなら、皮膚病というものは、実は神が与えてくれた大きな報いのある試練であったことが分かるのである。

尚、こういった病気治療について述べる際、責任回避の意味で「あくまで自己判断で」などと書くのだろうが、私はそのような「電車が着きましても、降りる方が終わってから乗って下さい」などと注意するような、大人を幼児扱いする気にはなれない。
しかし、実際には、電車で、降りる人がいるのに、我先に乗ってしまう幼稚な大人がいるので、やはりそのように書かねばならないのだろう。









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女子学生のジーンズ着用が我慢ならなかった教授の問題は何だったのか?

少し昔(1970年代)、ヨーロッパのどこかの大学だったと思うが、ある教授が、学生に講義を始める前に、ジーンズを履いていた女子学生を全員、教室から追い出したことがあった。
彼の言い分では、「男がスカートを履いていたら教室から追い出す。女がジーンズを履くのも同じで馬鹿げたことだからだ」といったことだったと思う。
賛同は少なかったと思う。そして、批判はあっただろう。
しかし、こんなことで正面切って批判、非難、論戦しても仕方がない。無駄なことだ。
では、上に述べたようなことが、その教授の信念なのかというと、それも違うのだ。
この教授は、単に、「女性がジーンズを履くことに対してアレルギーを持っている」というだけのことなのだ。
アレルギーとは、ご存知のように、過剰な免疫反応のことで、何かに対する抵抗性が強過ぎるということだ。
古風な人の中には、女性がズボンを履くだけで抵抗を感じる人もいるだろうが、ほとんどの場合、この教授ほど強い抵抗を持っている訳ではない・・・つまり、アレルギーではない。
そして、この教授が引き合いにした、「男性がスカートを履く」ことへの抵抗性が高い人の方が多いと思うが、それでも、もし、街中でスカートを履いている男性がいたとしてもどうだろう?
珍しいとは思われるかもしれないし、ひょっとしたら「変なやつだ」と思う人が多いとしても、今の時代、ひっ捕まえて説教するほどの抵抗を感じないのではと思う。
私は、どんなファッションでも許されるとは言わないが、男のスカート程度なら、本人が好きならそれでいいじゃないかと思う。

上に挙げた教授は、おそらく、肉体的にもアレルギーを抱えていたのではないかと思う。
アレルギー体質の人というのは、精神的にも過度の抵抗性を持っているものであり、実際の身体的アレルギーの原因はそういった精神的なものなのだ。
このことについて、ちょっと述べてみたい。
皮膚病の人や、皮膚病でなくても、何らかの病気を抱えている人の役に立つと思う。

何度かここでも書いているが、私は幼い頃からの皮膚病で、これがアトピーなのか乾癬(かんせん)なのかは分からないが、最近は、夜、1時間ごとに目が覚めるほどの痒みに苦しめられている。
アトピーにしろ、乾癬にしろ、何らかのアレルギーであると思う。
そして、それは絶対に精神的アレルギーに因するものであると思う。この論は医学的には正しくないのかもしれないが、間違いないと思う。
皮膚病に塗り薬は効かない。効いても一時的なもので、効果を出すためには、どんどん、強くて大量の薬を必要とし、やがて、肌の耐性が限界を超え破壊される。
また、これは、どんな病気も似たようなものと思う。
私もそんな状態だったので、止む無く、抗ヒスタミン剤を服用したら、幼い頃からの強固な痒みがピタリと止まった。
※私が服用したのは小林薬品工業の「ベリー錠」
全く驚きであるが、薬が効いている間は、痒みは無いのである。これまで軟膏薬で傷付けてしまった肌が腫れてひりひりピリピリするが、たとえ少々の激痛であっても、皮膚病の痒みに比べれば天国だ。
ただ、抗ヒスタミン剤は、身体が必要としているアレルギー反応を強制的に停止させるのであるから、反作用がないはずがない。
だが、自分を観察してみると、抗ヒスタミン剤とは、神経的なあらゆる抵抗性を強制的に取り去ることで、アレルギーを起こさないようになっているのだと思われるのだ。
具体的には、脳神経的なものだろう。もっと分かり易く言えば、脳の働きの一部を抑えているのだ。
そして、それはやはり精神性にも影響している。
私の精神アレルギーは、歩きタバコや歩きスマホ、あるいは、人が自分に寄り添ってくることだったが、それらに対する過激な抵抗性が弱くなっている。
つまり、こういったことへの抵抗を、純粋に精神的な手段で解消できればアレルギーは消えるのだろう。
そもそも、あらゆる病気はアレルギー反応なのだと思う。
たとえ癌や、あるいは、風邪1つにしてもそうであるし、明らかに器質性と思われる病気もそうなのかもしれない。
つまり、精神的アレルギーを消せば病気も消えるのである。
「病は気から」なんて曖昧なことを言うと分からないが、「病はアレルギーから」と言えば、病気の原因やその正しい治療法も分かってくると思う。
しかし、精神的アレルギーに打ち勝つのは難しい。
あらゆることを受容する、広く豊かな心が必要である。これは、人間の究極の目標とも言えるほどのものではないかと思う。
最初に述べた、女性のジーンズ着用に対するアレルギーの教授を笑うかもしれないが、我々も同じような変なアレルギーをゴマンと持っているのである。
何事も批判しない受容性・・・これを獲得すれば、あらゆる病気と無縁であるし、社会的、経済的な病気、つまり、人間関係やお金の問題も解決するだろう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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