ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

並行宇宙

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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自分が生きたい世界に移動する

インドの聖者ラメッシ・バルセカールは、人生というものは、全て完全に決まっていると断言した。
人生で起こる、あらゆる出来事、そして、起こす想念すら全て、どんな細かいことも・・・たとえば、髪の毛1本の動きすら最初から決まっている。
バルセカールは、こんな話をした。
誰かが、インドの聖者ラマナ・マハルシの前で、床に扇子を置き、「私が今、こうすることも、私が生まれる前から決まっていたのですか?」と尋ねた。
マハルシの答は「もちろん」だった。

私は、バルセカールの話に納得した。
映画『ターミネーター』シリーズでは、運命は決まっていない、変えられるという主張があった。
多くの優れた賢者達も、運命というものがあることは認めながら、それは変えられるという考え方をしていた。
しかし、賢者達の考えは、バルセカールやラマナ・マハルシに比べ、「甘っちょろい」感じがした。
確かに、運命が完全に決まっているというのは面白くないが、バルセカールの論の方が説得力があったのだ。
ただ、バルセカールは、並行宇宙については知らなかったのかもしれない。
彼が亡くなったのは2009年であるから、並行宇宙に関する理論である、量子力学の多世界解釈はすでに知られていたが、バルセカールは知らなかったか、留意しなかったのかもしれない。
確かに、1つの宇宙に関しては、運命は細大漏らさず決定している。
しかし、無限に存在し、さらに、生まれ続ける並行宇宙(パラレルワールド)には、あらゆる世界が存在する。
そして、人間は並行宇宙を移動出来るという考え方がある。
仏教の経典では、それを暗示する不思議な話が、多数語られているのである。

並行宇宙について分かり易いのは、筒井康隆の短編小説『果てしなき多元宇宙』で、角川文庫の『時をかける少女』に収録されている。
この小説の中で、高校生の暢子(のぶこ)が、ある事情で、並行宇宙を簡単に移動出来るようになってしまう。
暢子は、自分が美少女であることを自覚していたが、一重瞼であることを残念に思っていた。すると、ある時、鏡を見たら美しい二重瞼になっていたので驚いたが、周囲の人達は、「元々そうだったじゃない」と言う。
また、暢子は、歌が得意ではなく、半音階が無くなればいいと思っていたが、ある時、ピアノを見たら、黒鍵盤がなくなっていた。
暢子には史郎というボーイフレンドがいた。彼は優等生で人格も素晴らしかったが、暢子は、「もっと男らしくて強かったら」と思った。
すると、2人で歩いている時に3人の不良に絡まれると、それまでの史郎なら、全く無抵抗だったはずが、その不良達を軽くノックアウトしてみせた。
さらに、別の日、暢子が1人で歩いていると、また、あの3人の不良に遭ってしまうが、不良達は、なぜか極めて礼儀正しく、そして、遠慮がちに暢子に声をかけると、「サインをして下さい」と言う。
周囲にいる他の人達も、暢子に気付くと、皆、集まって来る。暢子は人気タレントだったのだ。
このように、暢子が望む別の世界に、暢子はどんどん移動していってしまう。
この小説では、暢子は、元の世界に帰りたいと思うが、このような並行世界移動を受け入れれば、望む自分に瞬時になれる。
そして、引き寄せとは、実は、そんなことが起こっているのだという説があり、それは、やはり、量子力学の考え方が基本にある。
別の宇宙に移動しない限り、ラメッシ・バルセカールが言う通り、生まれてから死ぬまでの運命は完全に決まっている。
しかし、この世界が気に入らないなら、別の世界に移動してしまえば良い。
たとえば、片思いの彼氏がいれば、その彼氏が自分にぞっこんの世界に行ってしまえば良いのである。
そして、それをやった人の体験談も沢山ある。
英国の作家コリン・ウィルソンが崇拝した、同じ英国の偉大なSF作家H.G.ウェルズのことは、アメリカの作家カート・ヴォネガットも最高の作家と称賛していた。
そのウェルズの自伝小説『ポリー氏の人生』の言葉を、ウィルソンは座右の銘としている。
それは、「人生が気に入らばいなら、変えてしまえばいい」だ。
これも、並行宇宙論で言えば、「この世界が気に入らないなら、別の世界に行ってしまえば良い」となる。
ウィルソンも、中卒の工場労働者から、一夜で世界的作家になったのである。おそらく、別の宇宙に移動してね(?)。








異世界で落ちぶれるか成り上がるか

この宇宙は1つではなく、多数の宇宙が存在しているというのは、量子力学が生まれてから物理学者の間でも支持者が少なからずいて、SFの格好の材料にもなっている。
同時に多数存在する宇宙は、パラレルワールド、並行宇宙、メタバースなどと呼ばれ、近年、その存在を論理的に語るだけでなく、観測も可能とする研究者も現れている。
パラレルワールドの数は、どのくらい多数かというと、無限であり、想像出来る世界は全て存在し、さらに、常に新たに生み出される。
「世界5分前仮説」という仮説があり、これは、この宇宙は、実は5分前に出来たというもので、5分以上前の記憶は捏造であるというものだ。
パラレルワールドにおいては、5分前どころか、この宇宙が一瞬前に出来たものである可能性もある。
また、ずっと前から、パラレルワールド間を移動することが出来ると唱える者もいる。これも、SFの世界の人気テーマの1つだ。
SFでは、他のパラレルワールドへの移動は、意図的であったり、偶然であったりするが、筒井康隆の『果てしなき多元宇宙』では、主人公の少女が、未来の事故により、自分が「こうであったらいいのに」と思う世界に次々に移動していく。まあ、それで必ずしも幸福にならないところが面白い。『果てしなき多元宇宙』は、有名な、筒井康隆の『時をかける少女』の角川文庫版に収録されているが、まさに、「異世界をかける少女」である。

以下は、空想的な話であるが、実際にそうであるとも考えられる。
パラレルワールド間での違いは、自分に関して言えば、グレーの靴下を履いているかブルーの靴下を履いているかだけの違いだったり、平凡な顔をしているのと超イケメンであるという違いから、ニートのひきこもりとスポーツのスーパースターという違い、さらには、それすら些細な違いと思えるほどの違いがある場合もある。
ただ、子供の夢と言える世界は、必ずしも存在しないかもしれない・・・というのは、この世界においても、子供の、いわゆる幼稚な夢は物理空間に実現し難いことからの類推と直観が混じったような推測だ。
じゃあ、この世界で勉強嫌いな者が、別の世界で天才科学者になれるかというと(これも子供じみた空想のように思える)、異世界ではDNAが異なっており、生まれつきの才能があり、また、努力が出来るDNAを合わせ持つことで実現の可能性が出て来る。よって、そんな世界が存在してもおかしくはない。
また、別のパラレルワールドへの移動に関しても、必ずしも論理的とは言えないかもしれないが、起こっていると確信的に感じている人も少なくないし、実際のところ、そんな人は思っている以上に多く、ひょっとしたら、パラレルワールド間での移動はありふれたことかもしれない。その際(パラレルワールド移動の際)に、至高体験のような、没我状態になるのかもしれないと、確信的に思うことがある。

パラレルワールドでは、夢が叶うというより、既に叶っている。
とはいえ、私なら、スポーツのスーパースターやトランプのような大物政治家には、いろいろな理由でなりたくないし、悲惨な状況も御免であるが、想像は出来たとしても、存在に前向きになれない世界に関しては、何らかの目的がない限り、出現しないような調整が行われているようにも思えるのである。ここまでくると、宇宙は、偶然に生まれた物理法則が支配していると言うよりは、上位世界の超高等人類が技術的に作り出した仮想世界である、シミュレーテッド・リアリティであるように思える。
今、何かと話題のイーロン・マスクは、ずっと前から、この世界は、ほぼ確実にシミュレーテッド・リアリティだと言うが、もちろん、そう言うのは彼だけでなく、普通の人間とは桁外れに頭が良い者ほど、そのように言う者が多いとも感じるのである。

ならば、大切な自分に良い想いをさせると良いと思う。
この世界ではさっぱりモテなくて彼女がいなくても、別世界では天使のような美少女が彼女かもしれないし、安月給のサラリーマンも、別世界では、とんでもない富豪かもしれない。
最初は、そのイメージに慣れないが、そんな世界があって当然だと思うと、そんな世界の雰囲気とか波動が、あらゆる宇宙に影響を与え、この世界の自分が、それを自然に感じるようになる。すると、自分が変化し、この世界がそのように変わっていくかもしれないし、簡単に、そんな世界に移動してしまうかもしれない。移動した先の世界では、以前の世界は、覚えてもいない夢のようなものであるかもしれない。








脳に備わった、並行宇宙にテレポートする機能

いくら引き寄せが出来ても、宿命は超えられない。あるいは、超えることは非常に難しい。
俗な言い方をすれば、いくら願っても、世界を変えられるのは限度があるということだ。
誰もが、野球選手や映画俳優や人気イラストレーターや大きな会社の社長になれるわけではない。
また、160cmの身長が180cmになったりしないし、不治の病が治ることも難しい。
もし、そんなことが出来るとしたら、それは、引き寄せではなく、並行宇宙(パラレルワールド)へのテレポーテーションだ。
並行宇宙は、想像出来る限り、いかなる世界でも、今この瞬間にでも新しく生まれるので、どんなものにでもなれる。
古いSFだが、筒井康隆さんの『果てしなき多元宇宙』(角川文庫『時をかける少女』に収録)の通りである。
並行宇宙へのテレポーテーションは、極微なスケール・・・例えば、量子レベルでは行われているという説もあるが、人間の通常スケールではあり得ないと言われている。
ただ、我々がマクロ(大きい)と思っているものが、本当にマクロであるとは限らないという話もある。
また、マクロな世界もミクロ(極微)から成り立っているのだから、ミクロによってマクロを変えられると考える人もいる。

時々、並行宇宙からテレポーテーションしてきたような人がいる。
以前は、全く異なった環境にいたと思っている人だ。
まあ、夢から覚めた時は、そんなことも多いだろう。しかし、夢とは違うと思える感覚もあるかもしれない。例えば、以前の世界にいた時間が非常に長かったと思うなどだ。
今、人気女優である人が、「普通の女子高生だったのが、一瞬で今のようになったように感じる」といった場合、やはり、別の並行宇宙からテレポーテーションしてきたのかもしれない。

並行宇宙にテレポーテーションするのは、2つの場合がある。
1つは、どうしても必要があったからで、もう1つは、何かに巻き込まれた事故のようなものだ。
上に挙げた筒井康隆さんの『果てしなき多元宇宙』は、事故の方だ。

別の並行宇宙にテレポーテーションするのは、夢の扉を通るようなところもあるが、おそらく、ちょっとした思い付きで出来ることではないだろう。
しかし、人間の脳の構造には、並行宇宙へのテレポーテーションのためと思える部分がある。
2020年に、ついにノーベル物理学賞を受賞した、ロジャー・ぺンローズが、マクロな世界の相対論とミクロの世界の量子論を統合する鍵は脳にあると言ったのも、そんなことを示唆していると感じることがある。
神とは意識だと言う聖者は多いが、脳が意識を作ったとか、脳が神を作ったと言う、いろんな分野の科学者や哲学者もいる。

『009 RE:CYBORG』(2012)というアニメ映画は、かなり自然に並行宇宙への移動を描いていると思う。
つまり、脳に何らかの変化が起こり、それに順応するか、逆に、目的を持って反抗することで、特殊な脳機能を発動させるのである。
例えば、単純な例で言えば、「世界を変えてやる」と思う人は、案外に多いかもしれないが、この映画のジョーのように、大真面目にやってしまうのである。
それは正しいやり方と思う。








より確実に別の並列宇宙に移る方法

あなたは、なぜ現在の境遇に留まっているのだろうか?
その理由は簡単で、今の境遇が一番自然で馴染んでいるからだ。
言い換えれば、現在の境遇に違和感を感じていないということなのだ。
けれども、そう言ったら、こんなことを言う者がいるだろう。
「いや、俺は今のサラリーマンの生活に違和感を感じている。俺はもっと世界のためになることをしたいのだ」
そんな言い分は大嘘だ。
その者は、やっぱり、ただのサラリーマンが一番ピッタリしており、大きなことをすることなど、不自然な人間なのだ。

今、通っている学校は嫌いかもしれないが、その学校の学生であることが、あなたには一番自然なのであり、夫にどれほど不満でも、やっぱり、その夫と夫婦であることが一番自然なのだ。

だが、宇宙は1つではない。
無数のパラレルワールド(並行宇宙。並列宇宙)が存在し、この宇宙では平凡なサラリーマンでも、別の宇宙では、夢に見るような英雄的活動をしているかもしれない。
もっと素晴らしい学校の学生であったり、もっとイケメンで優しくて金持ちの旦那と結婚している宇宙だって存在するのである。
だが、そんな夢のような宇宙に居るのではなく、この宇宙に居る理由は、さっきも言ったが、この宇宙を一番自然だと感じているからだ。

では、自分好みの並列宇宙に行くにはどうすれば良いだろう?
知っておくべきことは、別の宇宙の自分は、今の自分と別人である訳ではない。
だから、理想の自分が居る宇宙の自分と、今のしょぼい自分を入れ替えようというのではないのだ。
そうではなく、今は、あなたにとって、この宇宙が自然なのであるが、あちらの宇宙が自然になれば、あちらの宇宙がリアルになる、つまり、現実になるのである。

では、その方法は?
それは、昨日の記事、
【11/02/06:39】世界的科学者が教えた好みの並列宇宙に移行するテクニック
で書いた。
この宇宙ではサラリーマンだが、自分が画家である宇宙を自然にすることで、リアルに感じたい(前の記事では「フォーカスする」と表現した)なら、
「私は、元々画家である」
と、自分が画家である宇宙を自然に感じるようになるまで唱えると良い。

ところで、もっと強烈な方法もある。
今、あなたが居る(つまり馴染んでいる)この宇宙を不自然に感じれば、つまり、フォーカスを外せば、別の宇宙へのフォーカスがやり易くなる。
だが、それをやると、思いもかけぬ宇宙にフォーカスしてしまう恐れがある。
なら、そんな方法教えるなと言いたいところだろうが、うっかりやってしまう恐れはないので大公開してしまう。
それは、自分がいない「この宇宙」を想像することだ。
自分が死んで、この世界に自分はいない。そんな世界をイメージするのだ。
すると、たちまち、この宇宙からフォーカスが外れ、この宇宙を不自然に感じる。
ただ、逆に、そんな世界があまりに自然に感じるかもしれない。どちらでも良い。
今は、この宇宙を「丁度良い具合に」自然に感じているから、この宇宙がリアルで、この宇宙に居るのだ。
自分がいない世界をイメージし、この宇宙の自然さに大きな変化があったら、「私が画家である宇宙が存在する」と思う。
すると、そんな宇宙がぱっと生まれる。
そして、「私は元々画家なのだ」と唱える。
すると、自分が画家である宇宙にフォーカスが合い、速やかに、その宇宙に移行する。
ただ、そうすると、ある意味、今の宇宙を捨てることになることに注意して欲しい。
今の世界が、夢のようなものになってしまうのだ。
親子、きょうだい、友人などは、別の宇宙にも存在するが、その関係性が全く変わる。
それで後悔しないならやれば良いが、それは、とても重要なことであり、よく考えた方が良い。
別に、元の宇宙に戻れない訳ではないが、行ってすぐに戻ると、暫くの間、あるいは、長い間、夢と現実の区別がつき難いという状態になる心配があると思う。
他にも何か問題があるかもしれない。
まあ、大抵は、それほど大きな問題はないと思うが、何事も落ち着いてやり、軽率さを避けるべきである。








世界的科学者が教えた好みの並列宇宙に移行するテクニック

宇宙は無限に存在し、しかも、新しい宇宙が瞬間に生まれる。
この宇宙とほとんど変わらない宇宙もあれば、かなり異なる宇宙もある。
この宇宙では平凡な高校生だが、別の宇宙では人気アイドルだったり、天才的なスポーツ選手だったりする。
別の宇宙のことを、パラレルワールド(並行宇宙。並列宇宙)と言う。

話を分かり易くするために、宇宙は2つだとし、この宇宙での自分は平社員で、もう一方の宇宙では部長だとする。
2つの宇宙のそれぞれに居る自分は別人ではなく、魂はつながっている。
それで、自分は平社員なのに、何となく、自分が部長であるように感じることがある。
これは、自分が平社員である宇宙にフォーカス(焦点を当てる)する度合いが大きいので、平社員である自分のリアリティが高く、一方、部長である自分の宇宙はフォーカスが弱くてリアリティが低いので、夢のようなものなのである。
すぐに部長になるためには、自分が部長である宇宙にフォーカスすれば良い。
これは、この宇宙の自分と、もう一方の宇宙の自分が入れ替わることではない。
これまで、自分が平社員の宇宙に強く(例えば90%)フォーカスしていたのを、自分が部長の宇宙に強くフォーカスするのである。
そうしたら、自分が部長である宇宙のリアリティが高くなり、自分が平社員である宇宙が夢のようなものになる。
もちろん、部長に求められる能力・精神性・経験は平社員とは違うが、自分が部長である宇宙での自分は、部長に相応しいものを持っていると思われる。
よって、フォーカスを変えると、内面も変わってしまう。

では、社長になるにはどうすれば良いか?
自分が社長である宇宙があると思うだけで、そんな宇宙が瞬間に生まれる。
後は、部長になる時と同様、自分が社長である宇宙にフォーカスすれば良い。
平社員と部長はかなり異なるものだが、社長となると、それどころの差ではない。
社長になるだけの経験や精神性や能力がある自分がリアルになれば、平社員、あるいは、部長だった自分とは全くの別人になる。
だが、自分が自分であることには変わりがない。
丁度、大人になった自分は幼い時とはまるで違うとしても、幼い時の自分を思い出せば、それが自分であると思えるようなものだ。

それなら、どうすれば、別の宇宙にフォーカスすることが出来るのだろうか?
それは単に、フォーカスしたい宇宙に意識を向ければ良いだけである。
意識を向けるとは、力んで考えることではなく、科学者のように冷静に観察することである。
別の宇宙は目には見えないので、想像するのであるが、科学者が観察するように、イメージを見るのである。
科学者は、熱情を持って観察したりしないものだ。
ある意味、「冷たく」見るのであり、熱狂もなく、平静・公平に、ただ、淡々と観察する。
無心に観察すると言っても良いだろう。

今の自分は、自分が平社員である宇宙にフォーカスしているので、それが自然に思っている。
しかし、自分が部長である宇宙にフォーカスすれば、自分が部t量である宇宙を自然に感じるのである。
逆に言えば、自分が部長であることが自然になれば、もう、自分が部長である宇宙にフォーカスしているのである。

フォーカスするためのうまい方法を、電波工学の世界的権威であった関英男博士が教えておられた。
例えば、自分が部長である宇宙にフォーカスするには、
「私は元々部長である」
と思うのだ。
淡々と呪文のように唱えれば良い。
関博士は、自分が超能力者である宇宙にフォーカスするには、
「私は元々超能力者だ」
と思うと良いと教えていたのである。
憧れのあの子を恋人にするには、
「〇〇(憧れのあの子の名前)は元々僕の恋人だ」
と唱えると良い。
ただし、そこに熱狂などの感情が混じると、不自然に感じるのでうまくいかない。
あくまで、冷静に唱え(思い)、やがてそれが自然になった時に、フォーカスが変わるのである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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