ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

不老

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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どんどん若返ってしまった女性に起こったこと

ラルフ・ウォルドー・トラインの本の中に、80歳を過ぎているが25歳以上に見えないという女性の話がある。
なぜ、そうなるのだろうか?
歳を取って老いぼれることは、嬉しくはないながら、それほど悪いことではない。
それに、だんだんと老いを嘆く元気もなくなってくる。
老いるのが嫌で、若返ろうと努力する人は、嘆く間もないほど奮闘している間は、多少、老化は遅くなるが、いよいよ嘆きが大きくなると、むしろ、普通の人より老ける。

その、歳を取らない女性は、60代くらいまでは普通に老いていったのだが、ちょっと変わったのだ。
現実を無視するというのではないが、まあ、気にしなくなったのだ。
しかし、それだけでは、多少、老化が遅くなる程度で、単に、上品なお婆さんになるだろう。そして、彼女は、それでも、別に、不幸とは思わないだろう。
だが、彼女は、現実のあらゆることを気にしなくなった・・・つまり、どんな意味でも、優劣の比較をしなくなった。
それにより、是非好悪による反応をしなくなったのだ。
なぜ、そうなったのかというと、「正しい」「間違っている」「好きだ」「嫌いだ」・・・などと、いくら自分が思ったところで、世界は全く変わらないことに気付いたのだ。
自分には、何の力もない。
自分には、世界をコントロールする権限はない。
かといって、世の中を変えようと、選挙に行く人を馬鹿にすることはない。

絵が好きだった彼女は、ある日、マリー・ローランサンの少女の絵を見た時、自分が絵の中に入ってしまい、自分が絵の少女になった(ような気がした)。
これは、ローランサンの絵の天国的な美しさと共に、絵の独特の遠近感の影響があったのではと思う。
ローランサンの絵の遠近感というのは、現実世界の遠近感ではなく、高次元の世界を投影したものだ。
彼女は、ローランサンの絵の少女になることが気分が良かったので、それに馴染んでしまったのだろう。
それから若返っていったのだ。そのうち、二十歳にも17歳にも26歳にも見えるようになった。全く、ローランサンの絵の女性のようだ。
彼女は、現実に興味がないわけではない。ただ、気にしないだけだ。
現実を気にしないことが、若さを保つ秘訣だと聞くと、現実を否定したり、無視しようとする人がいるが、それは、現実を気にしているということなのだ。
自分には現実への支配力がないことを悟ることで、現実を気にしなくなるのである。
それに、ローランサンやシャガールのシュール(超現実的)な絵は、意識を内側に向かわせる。
すると、自分には現実を変える力がなかったはずが、実は、自分が現実を創っていることが分かるのである。








永遠に若くある法

信念のある者には、滅びは近付けない。
完全な信念があれば、永遠に老化せず、いつまでも新しい。
そこまでいかなくも、信念が強ければ、なかなか歳を取らず、いつまでも若いものである。

だが、信念というものは誤解されている。
信念とは、決して、何かの教義、信仰、信条に従うことではない。
イエスやブッダの教えは絶対に正しいと、いくら主張しても、そんなものは信念ではない。
あるいは、人間は平等であるべきだとか、弱い者いじめは絶対にしないという掟や規律を、いかに厳しく自分に課していても、それすら信念ではない。
では、本当の信念とは何かというと、魂の声に従うことなのだ。

魂の声を聞くにはどうすれば良いかというと、魂の声以外のものを聞かないことだ。
丁度、騒音の中で、愛しい人の声だけを聞くようなものである。
魂の声は「生命、愛、平和」を指向する。
よって、「生命、愛、平和」を指向しない声を聞かなければ良いのだし、何より、自分が「生命、愛、平和」を指向することしか言わないことだ。
自分が、「生命、愛、平和」を指向することのみを語れば、自ずと魂の声は聞こえてくる。

『ヒマラヤ聖者の生活探求』1巻の第9章『神癒の廟』に、こんな話がある。
ある廟(寺院)は、建立以来、長きに渡って、その中で、「生命、愛、平和」という言葉しか使われなかった。
どんな病気の者も、その廟を通り抜けるだけで、ほとんどが治ってしまうのだという。
「生命、愛、平和」という言葉の波動が、この廟に満ちているのである。
人間においては、「生命、愛、平和」を現すような言葉以外を使わないようにすれば、自分自身が、「生命、愛、平和」という波動を発するのである。
「生命、愛、平和」は呪文ではないが、この言葉を発すれば「生命、愛、平和」の波動が発せられるので、静かに、丁寧に、繰り返し、口で言ったり、心で唱えると、自ずと、これらの言葉にそぐわない言葉を使えなくなるだろう。
そうなれば、我の雑音は減り、魂の声が聞こえるようになるだろう。
すると、老化はどんどん遅くなり、それどころか、新しい細胞が生まれ続け、若くなるだろう。
丁度、アニメ『キャシャーン Sins』のキャシャーンのようにだ。
尚、腕振り運動を淡々と行えば、我の力が弱まるので、その時に、「生命、愛、平和」という言葉を唱えれば、より早く効果が現れると思う。








不老の3つの決め手

『いぬやしき』というアニメの宣伝だけを見たが、その宣伝の最初で、「犬屋敷壱郎(いぬやしきいちろう)、58歳」とアナウンスされ、その犬屋敷という男が登場する。
確かに、歳より老けているという設定らしいが、全く老人であり、本当に58歳の人からすれば、「58はこんな年寄りじゃないぞ」と反発が出そうな気がする。
ところで、特に女性には、後ろから見たら若いとか、離れて見ると若いという人は結構多いよいうに思う。
しかし、犬屋敷はどこから見ても老けているのは、まず、身体に若々しさが全くないからだ。運動していないのだろう。
つまり、運動しさえすれば、身体の若々しさは得られる。
難しいのは顔の若さだ。
特に男性の場合、髪が薄くなると老けて見えるような気がするが、20代でも禿げている者はいる。そして、薄毛の20代が、必ずしも格好悪くはなく、むしろ、売り物になるほど格好良い禿げもいる。
そんな「格好良い禿げ」は、身体の若々しさはもちろんだが、顔が若いのである。
そして、明らかと思うが、顔の若さは、メークや美容で誤魔化すことも出来るかもしれないが、それよりも心で決まる。
人間の顔なんて、普段の想念そのままだ。
つまり、顔を見れば、その人がどんな人か正確に分かってしまう。
そして、歳を取れば取るほど、想念の傾向が固まり、それがそのまま顔に出るのだから、老けた想念を持つと、どんどん老人の顔になる。
サッカーの三浦知良さんは51歳とは思えないほど若いが、身体は完全に10代、20代で、顔も若い。ただし、あれでも、想念の老化が顔にかなり出ているのである。つまり、あの顔が、あの歳での若さの限界ではない。本来でいえば、彼はもっと若い顔でいられるはずだ。
本当のところは分からないが、長南年恵(おさなみとしえ)という1863年生まれの女性は、43歳で亡くなるまで18歳くらいの容姿であったらしいが、彼女は、幼いというよりは少女のような純真な性質であったと言われる。
また、彼女は、食事をほとんど全く摂らなかったらしいが、だから若さを保ったと言うよりは、食べないことで心の清らかさを保ったので若かったのだと思う。
尚、食べないからといってエネルギーを補給せずに生きられるものではないが、彼女は普通の人とは全く別の方法でエネルギーを得ていたのであり、またそれは、普通の人だって、彼女ほどではないが、そんなエネルギーを取り込んでいるのである。人間は、食べ物だけの栄養やエネルギーだけで生きることは出来ないのは、少し計算すれば分かることだ。

つまり、若いかどうかは、気とかプラーナと呼ばれるエネルギーをどれだけ多く取り込み、無駄に消費しないかにかかっている。
無駄に消費する原因は、不安や恐怖だ。
不安や恐怖を持てば、どんどん老ける。
馬鹿で不安や恐怖のない者は、確かにいつまでも若いのである。
次に、沢山のエネルギーの供給を受ける方法であるが、それは、エネルギーを必要とする状況にあるかどうかで、少しも難しいことはない。
つまり、「安定を求めない」「向上心がある」「今に生きている」の3つである。
これは、考えれば分かると思うが、この逆、「安定志向」「向上心がない」「過去や未来に生きている」者は、エネルギーを必要としないので供給もなく、すぐに年寄りになる。
「老けたな」と思われる人は、ほとんどが安定志向で、しかも、安定を失うことに不安や恐怖を持っているのである。
「今に生きる」のは重要で、「未来に生きる」のではない。未来に生きる者は、単に妄想で生きている。
「安定を求めない」「向上心」「今に集中する」
この3つで、永遠に若くいられる。
尚、腕振り運動をすると、気(プラーナ)を取り込めるが、不安や恐怖があると、やはり浪費してしまう。
腕振り運動をしながら、心を明るくすることが大切である。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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