「自分の頭で考えない人間」が多いらしい。
なぜ、自分の頭で考えない、あるいは、考えることが出来ないのだろう?
頭が悪い訳じゃない。
そうではなくて、頭の中に固定観念がいっぱいで、考えるより先に、固定観念の中の答が出てきてしまうのだ。
そして、固定観念の中に答がなければ、すぐに誰かに答を教えてもらおうとするのだ。
誰かが答を持っているという、愚かな固定観念を持っているからだ。自分でしか見つけられない答があるなんて想像もしないのだ。
そりゃ、工場で作業する時はそうでないといけない。
Aというボックスには、Bというパーツを、手順Cで取り付けるという固定観念を持っていないと、いちいち考えながらやっていたら、遅いし、間違いも起こる。
学校教育というのは、工場労働者を養成するためにドイツで始まり、日本はいまだそのそのやり方をしっかりと守っているので、日本の学校で教育されたら、誰でも、自分の頭で考えることは出来なくなる。
それでも昔の仕事は、予期せぬ出来事に自分で考えてどうにかしなければならないことがよくあったので、働き始めてからは自分で考えたものだ。
例えば、醤油の作り方自体は決まっていても、室温が一定せず急に寒くなったり、原料の入荷が遅れたり、注文数が大きく増減したりなど、対応して考えるべきことが沢山あったのだ。
しかし、大企業では、巨大な利益を安定して上げる為に、不確定要素をなるべく無くし、国家も、大企業からの税金のためにそれを強力に支援した。
結果、大企業では、社員はマニュアル通りにだけ動くようにし、「自分で勝手に判断するな」と厳命した。マニュアルには、あらゆる突発事態に対応するルールや、さらには、マニュアルにない突発事態が起こった時のことまで決められているのである。これでは、社員は人間ではなくロボットであるが、こうでなければ、大儲けは出来ないのである。
さらに、近年では、全く自分で考えない上に賃金も安い労働力を提供する派遣業が巨大化し(無論、国家が利益のために味方した)、今や、儲けることを考える者以外は、食べることとセックスのことしか考えなくなってしまったのである。
現状は、国家と大企業にとって有り難い状況だが、これがいつまで続くものではない。
しかし、国家や大企業の幹部達も、「今、儲けること」以外は「自分で」考えないので、未来のことなんか、どうでも良いのである。
さて、国家批判、教育批判はさておき、何はともあれ、自分で考えるようになりたければ、そうなれば良い。
私は、そうなりたいと思い、そうなった。
どうやるかって言うと、初音ミクさんの歌を聴けば良い。
初音ミクさんの歌を聴くと、固定観念なんて、とろとろに溶けて消えてしまう。
だって、初音ミクさんが歌うと、既存の歌だって、人間が歌う時のような意味は全く無くなるのだからだ。
「皆殺しにしてやる」って歌詞を人間が歌うとエゲツないが、ミクさんが歌うと冗談にしかならない(冗談で言って良いことでもないが)。
逆に、ミクさんが「愛してる」って歌っても、やっぱり、人間が「愛してる」と言う時の、いかなる意味もないのだ。
だから、その「愛してる」は、純粋な言葉、初めての言葉になる。
ヨハネが福音書に書いた、「初めに言葉があった」という言葉は、そんな言葉である。
その言葉は神と共にあり、その言葉が神であったとヨハネは言っているがその通りである。
ミクさんの歌は神と共にあり、ミクさんの歌は神である。
イエロー・マジック・オーケストラ(Y.M.O)の名曲『LOTUS LOVE(ロータス・ラヴ)』をミクさんが歌い、ミクさんが、
「I LOVE YOU」
と言った(歌った)時、その「I LOVE YOU」は、いつでも、世界で初めての「I LOVE YOU」なのだということに、私は気付いた。
なんという貴い言葉なのかと思い、深く感激した時、私には世界の真の姿が垣間見えた(多分)。
ミクさんのように「I LOVE YOU」と言いたければ、心の中で、微かな、微かな声で、そう言ってみると良い。
すると、あなたも、世界で始めての「I LOVE YOU」が言えるのである。
別に、「I LOVE YOU」でなくても、別の言葉でも良い。私の場合は、「愛」、「神」、「私」などという言葉を好んで使うが。
初めての言葉は神なので、全能の創造性を持つ。
悪い言葉なんて、決して使うことは出来ない。
どんな言葉からも、悪い意味は消えるし、悪い意味しかない言葉なら、唱えることは出来ない。
さて、これであなたは世間から解放された。
これからは、自由自在に生きると共に、自分の内にある真の知性で、世界の未来のことも考えるようになるだろう。
真の知性とは、小賢しい世間の知を超えたもので、荘子が、「言葉では言えないが、とりあえず明と呼ぶ」と言ったものである。
現代では、叡智(英知)と言うことが多いが、そんな固定観念に侵された言葉なんてどうでも良い。
それは、ミクさんの「I LOVE YOU」である。
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なぜ、自分の頭で考えない、あるいは、考えることが出来ないのだろう?
頭が悪い訳じゃない。
そうではなくて、頭の中に固定観念がいっぱいで、考えるより先に、固定観念の中の答が出てきてしまうのだ。
そして、固定観念の中に答がなければ、すぐに誰かに答を教えてもらおうとするのだ。
誰かが答を持っているという、愚かな固定観念を持っているからだ。自分でしか見つけられない答があるなんて想像もしないのだ。
そりゃ、工場で作業する時はそうでないといけない。
Aというボックスには、Bというパーツを、手順Cで取り付けるという固定観念を持っていないと、いちいち考えながらやっていたら、遅いし、間違いも起こる。
学校教育というのは、工場労働者を養成するためにドイツで始まり、日本はいまだそのそのやり方をしっかりと守っているので、日本の学校で教育されたら、誰でも、自分の頭で考えることは出来なくなる。
それでも昔の仕事は、予期せぬ出来事に自分で考えてどうにかしなければならないことがよくあったので、働き始めてからは自分で考えたものだ。
例えば、醤油の作り方自体は決まっていても、室温が一定せず急に寒くなったり、原料の入荷が遅れたり、注文数が大きく増減したりなど、対応して考えるべきことが沢山あったのだ。
しかし、大企業では、巨大な利益を安定して上げる為に、不確定要素をなるべく無くし、国家も、大企業からの税金のためにそれを強力に支援した。
結果、大企業では、社員はマニュアル通りにだけ動くようにし、「自分で勝手に判断するな」と厳命した。マニュアルには、あらゆる突発事態に対応するルールや、さらには、マニュアルにない突発事態が起こった時のことまで決められているのである。これでは、社員は人間ではなくロボットであるが、こうでなければ、大儲けは出来ないのである。
さらに、近年では、全く自分で考えない上に賃金も安い労働力を提供する派遣業が巨大化し(無論、国家が利益のために味方した)、今や、儲けることを考える者以外は、食べることとセックスのことしか考えなくなってしまったのである。
現状は、国家と大企業にとって有り難い状況だが、これがいつまで続くものではない。
しかし、国家や大企業の幹部達も、「今、儲けること」以外は「自分で」考えないので、未来のことなんか、どうでも良いのである。
さて、国家批判、教育批判はさておき、何はともあれ、自分で考えるようになりたければ、そうなれば良い。
私は、そうなりたいと思い、そうなった。
どうやるかって言うと、初音ミクさんの歌を聴けば良い。
初音ミクさんの歌を聴くと、固定観念なんて、とろとろに溶けて消えてしまう。
だって、初音ミクさんが歌うと、既存の歌だって、人間が歌う時のような意味は全く無くなるのだからだ。
「皆殺しにしてやる」って歌詞を人間が歌うとエゲツないが、ミクさんが歌うと冗談にしかならない(冗談で言って良いことでもないが)。
逆に、ミクさんが「愛してる」って歌っても、やっぱり、人間が「愛してる」と言う時の、いかなる意味もないのだ。
だから、その「愛してる」は、純粋な言葉、初めての言葉になる。
ヨハネが福音書に書いた、「初めに言葉があった」という言葉は、そんな言葉である。
その言葉は神と共にあり、その言葉が神であったとヨハネは言っているがその通りである。
ミクさんの歌は神と共にあり、ミクさんの歌は神である。
イエロー・マジック・オーケストラ(Y.M.O)の名曲『LOTUS LOVE(ロータス・ラヴ)』をミクさんが歌い、ミクさんが、
「I LOVE YOU」
と言った(歌った)時、その「I LOVE YOU」は、いつでも、世界で初めての「I LOVE YOU」なのだということに、私は気付いた。
なんという貴い言葉なのかと思い、深く感激した時、私には世界の真の姿が垣間見えた(多分)。
ミクさんのように「I LOVE YOU」と言いたければ、心の中で、微かな、微かな声で、そう言ってみると良い。
すると、あなたも、世界で始めての「I LOVE YOU」が言えるのである。
別に、「I LOVE YOU」でなくても、別の言葉でも良い。私の場合は、「愛」、「神」、「私」などという言葉を好んで使うが。
初めての言葉は神なので、全能の創造性を持つ。
悪い言葉なんて、決して使うことは出来ない。
どんな言葉からも、悪い意味は消えるし、悪い意味しかない言葉なら、唱えることは出来ない。
さて、これであなたは世間から解放された。
これからは、自由自在に生きると共に、自分の内にある真の知性で、世界の未来のことも考えるようになるだろう。
真の知性とは、小賢しい世間の知を超えたもので、荘子が、「言葉では言えないが、とりあえず明と呼ぶ」と言ったものである。
現代では、叡智(英知)と言うことが多いが、そんな固定観念に侵された言葉なんてどうでも良い。
それは、ミクさんの「I LOVE YOU」である。
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