ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

レイ・ブラッド・ベリ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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大人でも出来る子供の引き寄せ

昨日(3月31日)、私は、真の知性を持つことや、思考の現実化において、モラルが重要なものであることを確信した。
このことは、私が子供の時から頻繁に起こした奇跡現象とも符合する。

引き寄せと言われる、思考の現実化には、2通りある。
1つは、個人の潜在意識によるもので、もう1つは、人類に共通する集合意識によるものだ。
個人の潜在意識によるものは、規模が小さく、その影響は広く伝播しない。
これは、子供が得意なものであるが、大人でも容易く出来る。
例えば、私が子供の時の場合で言えば、欲しいと思った型の天体望遠鏡を、親に買ってもらうことも、労することもなく手に入れたり、天文知識もなく、満天の星から土星や木星を一発で特定したりだ。
また、これはなかなか信じてもらえないかもしれないが、テレビ放送の内容を、思うだけで決定したことが何度もあるが(以前見たドラマを、その場で再放送させた)、これも、他に影響が及ばないような仕組みになっていたのだと思う。
私でなくても、普通の子供は、そんなことが出来るのだと思う。
子供が皆、天使だとは言わないが、多くの子供は、そこそこに高いモラルを持っていると思う。
大規模な引き寄せを行うには、高いモラルが必要になる。高いモラルのない大きな引き寄せは、出来たとしても災禍となり、それは、引き寄せた本人に返って来て悲惨を生む。
確かに、子供であっても、堕落したモラルを持っていることはあるし、最近は、そんな子供は多いかもしれない。
子供でも、モラルの堕落振りが大きいと、それほど大きなものではないが、災いである引き寄せを行う可能性が高いと思う。
だが、多くの子供が見る、子供向けの物語や漫画、アニメなどは、制作者の善意により、ある程度はモラルがある場合が多く、それは、子供に、それなりに良いモラルを持たせる可能性が高い。
「それなり」とは、弱い者いじめをせず、困っている子がいたら手を貸し、友達に優しくすることを楽しいと思うようなモラルである。
そんな子供は、小さな範囲ではあるが、奇跡的な出来事も、当たり前のように起こすのだと思う。
そのコツを掴めると思うお話がある。

レイ・ブラッド・ベリの『みずうみ』という、非常に美しい短編がある。
主人公の12歳の少年ハロルドが、まさに、子供らしいモラルを持つがゆえに、魔法を発動させる。
ただ、いかなる魔法も、失った命までは取り戻せない。
だからこそ・・・彼の魔法は神秘になった。いや、なってしまったと言うべきか。
私だって、そこまでの魔法が出来ただろうかと思う。
彼は、同い年のタリーという少女に恋をしていた。
「肉とモラルが、意味を持ち始める以前の恋」とあった。
言い換えれば、「肉がモラルを貶める以前の恋」だ。
なぎさで一緒に遊んだり、彼女の教科書を運んであげるだけで満足な恋だった。
そして、ハロルドは、潜在意識の中に、タリーへの強い想いを残し、きっとそこに、錬金術のように黄金のモラルを作り上げた。
だから、その後も、彼は、いかなるモラルの危機も跳ね返せただろう。
この作品は、東京創元社の『10月はたそがれの国』に収録されている。
また、萩尾望都さんが、小学館文庫の『ウは宇宙船のウ』の中で、この『みずうみ』を、素晴らしい漫画作品にしてくれている。
私の予想であるが、いずれも、深く読めば、魔法の力を得られると思う。
なぜなら、天才作家が書いた、魔法の純粋な原理と思えるからだ。








不意に優秀に生まれ変わった者の秘密

人間の能力を決めるのは、生まれ持っての才能ではなく、3歳位までの環境だ。
それは概ねでは、育った家の豊かさが良い影響を及ぼす。
とはいえ、裕福な環境が、能力を発揮出来る人間になるために必ずしも適しているとは言えないし、貧困な環境で育っても、周囲に居た賢い大人にうまく導かれた場合もある。
だが、3歳位までに過ごした環境が、能力に決定的な影響を与えていることは否定し難い。
そして、3歳位までに、生涯において発揮出来る能力の大きさは決定され、それを変更することは不可能と考えられてきた。
それは、何もしなければの話だ。
そこで、3歳位までに作られた、能力を閉じ込める牢獄を壊す話をしよう。

能力には「出力」で決まる部分があり、肉体が健康であれば、何らかの能力を発揮出来るので、人生であまり苦労はしない、
だが、能力には「出力」と共に、「バランサー」みたいなものがあり、その働きで決定する部分がある。
「出力」と「バランサー」の両方があれば大成功するが、「出力」か「バランサー」のいずれかが優れていれば、悲惨にはならない。
だが、「出力」の方は、病気や老齢で失われるし、それにあまり頼ると、若い時しか良い思いが出来ない。
そこで、ある程度の「出力」と高度な「バランサー」を持っていることが理想的と思う。
あまり面倒な話はしたくないが、「バランサー」は、「自我の性質」のようなものだ。
一般的に言えば、性向とか性格といったもので、もっと適切には「精神的傾向」だ。
概ね、「精神的傾向」である「バランサー」は、何歳からでも高度化出来る。
それをやれば、駄目な自分に別れを告げ、不良星人から優良星人に生まれ変わる。

なぜ、そんなことが言えるのか、1つだけ言っておく。
それは、以前は駄目だったのに優秀になった人間は、自分が変わってしまったことを覚えているからだ。
食べ物の好み、女性(男性)の好みが、ある時期に、全く変わってしまっていることを、自分で不思議に思うのだ。
もし、子供の時に、そんなことが起こっている場合は、宇宙人の操作である場合が多いと思う。
いずれにせよ、自分で出来るので、安心して欲しい。
やり方は簡単で、以下にちゃんと書く。
つまり、「好き嫌い」を、ある程度、変えてしまえば良いのだ。
愚か者が好きであるものを好きであることをやめ、優秀な人間が好きなものを好きになれば良い。
その好き嫌いであるが、「食べ物」「異性」の2つで十分で、やり易ければ「音楽」や「絵画」の好みを使っても良い(実際は何でも良い)。
「異性」について言えば、小さな子供でも好みはあるし、ひょっとしたら赤ん坊にもあるかもしれない。
これについては、レイ・ブラッド・ベリの短編『みずうみ』で、12歳のハロルドが、同い年のタリーを性的な意味でなく愛していたことにうまく描かれている。
(収録された短編集と、萩尾望都さんが傑作漫画化したものを、下にご紹介する)
優秀な人の食べ物や異性の好みがどうであるかは、実は、普通に考えれば解る。
だから、自分の今の好みと合わせ、取り入れると良い。
ヒントを言えば、賢い人は柑橘類(ミカン、レモン等)が好きだ。
そして、異性と言ったが、実は、男でも女でも、賢い人は、グリムとペローの童話の共通のヒロインである、眠り姫とシンデレラ(サンドリヨン、灰かぶり)が好きなのだ。
あるいは、『ラーマーヤナ』のヒロイン、シータだ。
男で言えば、やはり、『ラーマーヤナ』のヒーロー、ラーマだし、『バガヴァッド・ギーター』のクリシュナだ。
ただ、他にいくらでもいる。












プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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