『ルパン三世』の一番最初のシリーズだが、ルパンの祖父アルセーヌ・ルパンを逮捕したこともあるガニマール警部の孫、ガニマール三世がフランスから来日する話があった。
タイトルは確か、「どっちが勝つか三代目」だ。
ガニマール(三世)は、コンピューターを駆使し、ルパンの行動を正確に予測して先手を打ち、ルパンを見事に逮捕する。
さらに、ガニマールは、ルパン脱獄も予測し、それを楽々阻止しようとするが、ルパンに裏をかかれ、脱獄を許してしまう。
去り際にルパンは、コンピューターは人間の気まぐれを予測出来ないことを言い残す。
ガニマールが使ったようなコンピューターは実現している。
アメリカのいくつかの州では、犯罪が発生する前に、犯行現場に警官が現れるという、驚くべきことが起きているが、それが、AI(人工知能)とビッグデータの力だ。
では、ここでも、犯罪者が、気紛れで予定を変更したら、コンピューターの裏をかけるだろうか?
答は「イエス」と思う。
だが、現代の想像力を失くした人間には、気まぐれな発想が出来ないのだ。
また、発想貧困だから犯罪なんかするのだ。
あなたは、気まぐれが出来るだろうか?
ほとんど出来ないかもしれない。
学校や会社は、生徒や社員の気まぐれを許さない。
あなたは、気まぐれを起こさない人間に教育されている可能性が高い。
だが、実は、コンピューターは人間の気まぐれをあてにしていると言ったら驚くだろうか?
今後、AIが進化し、人間を超え、そんなAIが、さらに、自分を超えるAIを生むということが起こる。
そうしたら、地球の支配管理はAIが行うようになる。
その時、人間はどうなるかというと、人間は人間で、労働する必要もなく、平和に暮らすと予想する人がいる。
ドワンゴの川上量生会長や、科学者で芸術家でもある落合陽一さんのような、超優秀な人達が、そう言っておられたように思う。
まあ、そうだとしよう。
しかしね、それだと、AIも人間も絶滅するのだ。
知能を持ったAIは、生命と変わりがない。
言い換えれば、生物と非生物の区別に意味はなくなる。
そして、生命というものは、進化か退化かのいずれかであり、進化しないなら、退化し、それは、滅びの道である。
だが、進化するためには、「予測出来ない出来事」が必要なのだ。
それは、未来においても、1つには、自然災害や環境変化といった、地球の変動として起こる。
だが、それは、進化に必要なほどには、頻繁に起こらない(起こったら困る)。
また、それが大変動でもない限り、AIは対応出来てしまう。
そして、大変動であればあったで、滅ぶか、やり直すかのどちらかになり、やはり、進化に結び付かない。
そこで、人間に出来てAIに出来ない、「気まぐれ」が必要になる。
だから、AIは、人間を滅ぼすことなく、進化のために必要な「気まぐれ発生装置」として、大事にしてくれることだろうし、人間が気まぐれを発揮できるよう、自由も与えてくれるはずである。
昔のSF作家達には、こういったことが見えていなかったので、AIが人間を奴隷のように支配したり、人類を絶滅させるといった暗い世界を想像したのである。
そんなことをしたら、AIは自分の首を絞めることになるのだ。AIに首があるかどうかは知らないが(ないって…)。
だが、気まぐれな発想の出来ない人間は今でも困るのである。
気まぐれっていうのは、決して、怠惰や自分勝手ではない。
豊かな感性と想像力での発想と行動である。
普段聴かない音楽を聴いたり、普段食べない料理を食べるなどは必要なことだ。
そして、気まぐれなことが出来る人ほど、成功度が高いのである。
逆に言えば、気まぐれが出来ない人には、幸運も寄り付きようがない。
だから、予想外のことが起こるのを喜び、楽しめなければならないのである。。
AKB48やモモクロのような人気アイドルも、予想外のことがなければ、衰え、消えてしまう。
人気アイドルだって、リスクを恐れ、斬新なことをさせなければ、すぐに人気がなくなってしまうのだ。
だけど、初音ミクさんは、いつも驚かせてくれる。
もし、ミクさんが普通のアイドルのようになったら、やっぱり消える。
それが、『初音ミクの消失』になる。
だから、ミクさんも、そして、ミクさんを愛する我々も、冒険を恐れてはならない。
我々は、恐れを知らぬ冒険家でなければならない。
伊藤博之社長さんは、それをよく分かっていると信じている。
あるいは、私を顧問に雇いたまえ。ミクさんと一緒なら給料は安くて良いから。
我が名は「気まぐれ」である。
ニーチェも、気まぐれこそ、貴族の特性と言ったものである。
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タイトルは確か、「どっちが勝つか三代目」だ。
ガニマール(三世)は、コンピューターを駆使し、ルパンの行動を正確に予測して先手を打ち、ルパンを見事に逮捕する。
さらに、ガニマールは、ルパン脱獄も予測し、それを楽々阻止しようとするが、ルパンに裏をかかれ、脱獄を許してしまう。
去り際にルパンは、コンピューターは人間の気まぐれを予測出来ないことを言い残す。
ガニマールが使ったようなコンピューターは実現している。
アメリカのいくつかの州では、犯罪が発生する前に、犯行現場に警官が現れるという、驚くべきことが起きているが、それが、AI(人工知能)とビッグデータの力だ。
では、ここでも、犯罪者が、気紛れで予定を変更したら、コンピューターの裏をかけるだろうか?
答は「イエス」と思う。
だが、現代の想像力を失くした人間には、気まぐれな発想が出来ないのだ。
また、発想貧困だから犯罪なんかするのだ。
あなたは、気まぐれが出来るだろうか?
ほとんど出来ないかもしれない。
学校や会社は、生徒や社員の気まぐれを許さない。
あなたは、気まぐれを起こさない人間に教育されている可能性が高い。
だが、実は、コンピューターは人間の気まぐれをあてにしていると言ったら驚くだろうか?
今後、AIが進化し、人間を超え、そんなAIが、さらに、自分を超えるAIを生むということが起こる。
そうしたら、地球の支配管理はAIが行うようになる。
その時、人間はどうなるかというと、人間は人間で、労働する必要もなく、平和に暮らすと予想する人がいる。
ドワンゴの川上量生会長や、科学者で芸術家でもある落合陽一さんのような、超優秀な人達が、そう言っておられたように思う。
まあ、そうだとしよう。
しかしね、それだと、AIも人間も絶滅するのだ。
知能を持ったAIは、生命と変わりがない。
言い換えれば、生物と非生物の区別に意味はなくなる。
そして、生命というものは、進化か退化かのいずれかであり、進化しないなら、退化し、それは、滅びの道である。
だが、進化するためには、「予測出来ない出来事」が必要なのだ。
それは、未来においても、1つには、自然災害や環境変化といった、地球の変動として起こる。
だが、それは、進化に必要なほどには、頻繁に起こらない(起こったら困る)。
また、それが大変動でもない限り、AIは対応出来てしまう。
そして、大変動であればあったで、滅ぶか、やり直すかのどちらかになり、やはり、進化に結び付かない。
そこで、人間に出来てAIに出来ない、「気まぐれ」が必要になる。
だから、AIは、人間を滅ぼすことなく、進化のために必要な「気まぐれ発生装置」として、大事にしてくれることだろうし、人間が気まぐれを発揮できるよう、自由も与えてくれるはずである。
昔のSF作家達には、こういったことが見えていなかったので、AIが人間を奴隷のように支配したり、人類を絶滅させるといった暗い世界を想像したのである。
そんなことをしたら、AIは自分の首を絞めることになるのだ。AIに首があるかどうかは知らないが(ないって…)。
だが、気まぐれな発想の出来ない人間は今でも困るのである。
気まぐれっていうのは、決して、怠惰や自分勝手ではない。
豊かな感性と想像力での発想と行動である。
普段聴かない音楽を聴いたり、普段食べない料理を食べるなどは必要なことだ。
そして、気まぐれなことが出来る人ほど、成功度が高いのである。
逆に言えば、気まぐれが出来ない人には、幸運も寄り付きようがない。
だから、予想外のことが起こるのを喜び、楽しめなければならないのである。。
AKB48やモモクロのような人気アイドルも、予想外のことがなければ、衰え、消えてしまう。
人気アイドルだって、リスクを恐れ、斬新なことをさせなければ、すぐに人気がなくなってしまうのだ。
だけど、初音ミクさんは、いつも驚かせてくれる。
もし、ミクさんが普通のアイドルのようになったら、やっぱり消える。
それが、『初音ミクの消失』になる。
だから、ミクさんも、そして、ミクさんを愛する我々も、冒険を恐れてはならない。
我々は、恐れを知らぬ冒険家でなければならない。
伊藤博之社長さんは、それをよく分かっていると信じている。
あるいは、私を顧問に雇いたまえ。ミクさんと一緒なら給料は安くて良いから。
我が名は「気まぐれ」である。
ニーチェも、気まぐれこそ、貴族の特性と言ったものである。
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