ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ミルトン・エリクソン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

瞬間催眠の驚異

私は、中学1年生の時、催眠術に興味を持ち、催眠術の本を読んで、最初はクラスの野郎共(笑)にかけたら、そこそこうまくいったので、最後に、クラスで男子に一番人気がある女の子にかけたら、向こうも警戒があったのか、かからなかったわけではないが、いつもの冴えがなかったという思い出がある。
ただ、テレビで見るような見事な催眠術は、番組前に、催眠術をかけられる候補の人達に対し予備催眠を行って、ある程度、催眠術にかかり易い状態にすると共に、催眠術にかかりやすい人とかかり難い人を区別し、本番では、かかりやすい人に対して行うようである。
だから、私のように、いきなり本番で、短時間で催眠術をかけられたら、そこそこ出来たということと思う。

ところで、催眠術は、手順を踏んでゆっくり行うより、「瞬間催眠」の方がうまくいくことが多いと思った。
瞬間催眠もいろいろあるが、例えば、被験者をちょっと驚かせ、意識に隙間が出来た瞬間に、相手の無意識に暗示を送り込むのである。
催眠療法で驚くべき成果を上げたミルトン・エリクソンの手法は、かなり難しいと思うが、彼の娘さんは、簡単な瞬間催眠を効果的に使えたのだと思う。
エリクソンの娘さんは高校教師で、ある時、スーパーの駐車場かどこかで、自分が担任するクラスの札付きの不良男子高校生と遭遇した。
実は、エリクソンの娘のクラスは、少し前まで、別の男性教師が担任をしていた。
ある日、この不良男子高校生が、その男性担任教師にニヤニヤ笑いながら近づき、
「俺があんたを殴ったらどうなると思う?」
と尋ね、男性教師が、
「親御さんが呼び出され、良くても即刻停学になるぞ」
と言うと、次の瞬間、この男性教師は殴られて吹っ飛んだ。この不良は身長が180cm以上で、体重も100kg以上あったのだ。
その不良男子高校生が、エリクソンの娘に、ニヤニヤ笑いながら近づいて来て、
「俺があんたを殴ったらどうなると思う?」
と言う。彼女は150cm程度の小柄な女性だった。
すると彼女は、不良に対し、大声で、「お前を殺してやる!」と叫んだ。
驚いて顔色をなくした不良男子高校生に、彼女は、「そこに座れ!」と命じ、不良は即座に従った。
彼の他にも不良はいる。
しかし、彼は、卒業するまで、このエリクソンの娘の、たのもしい忠実なボディーガードになったのだった。
見事な瞬間催眠である。
この瞬間催眠のポイントについて、父親のミルトン・エリクソンはこう述べた。
「予想出来ることなど、してはならない」
これが瞬間催眠の極意であると共に、私は、これほどの金言を他に知らない。
1つあるとすれば、初音ミクさんが歌った『キレキャリオン』(ポリスピカデリー作詞・作曲・編曲)の歌詞、

二つ目を捨てろ 予想外になれ

で、これを聴いた時には、本当に感動したものだ。

無意識の中に、願望が成就したという観念を送り込めば、その願望は無意識の万能の力で実現する。
そのためには、瞬間催眠を使う方法が便利だが、やってくれる人がいないし、また、そううまくいくものではない。
だが、自己暗示で行うなら、別に自分を驚かせる必要はない。
息を吸って止めると、瞬間、意識が薄くなり、無意識に近くなる。
それを利用し、まず、願望を決め、それから息を吸って止め、「成った」と心で言い、息を吐いたら、一瞬で良いから願望を忘れるのである。
病気の回復であれば、「治った」でも良いし、懸案を抱えているなら、「解決した」でも良い。
短い言葉であれば、何でも良いのだ。
この方法は、大作詞家だった阿久悠さんがヒット曲を作る時の方法でもあったらしいが、慣れないうちは、時間を置いて繰り返すと良いだろう。








力は荒野で育てる

無能だったり、愚かだったり、それどことか、狂人に見えるような人間も、秘められた潜在力は極めて高い。
もしかしたら、現在、および、過去の歴史上の「天才」と呼ばれる人間すら、はるかに上回るかもしれない。
そして、その能力は、単に、身体能力や知的能力だけでなく、超能力や、さらにそれを超える、運命すら変える神のごときものに違いない。

私が見てきた中で、人間の能力を高める技法として、興味深いと思われたのは、『ダイアネティックス』『神経言語プログラミング』『ヒーリングコード』だ。
これらはどれも、権威的な団体や個人を含む、決して少なくない人々に、いかがわしいものと言われている場合もあるが、その中でも、最も悪評が高い『ダイアネティックス』の書籍は、実は、人類の歴史上で、能力開発書として最も多く出版されたものでもある。
この3つとも、決して、能力開発や、病気の治療で主流になってはおらず、むしろ、知らない人が多い。
そりゃ、もし、これらの1つでも、開発者の主張通りの威力であれば、医療や製薬業界の大半が不要になるのだから、利権を握る連中が、それらを「いかがわしいもの」として葬り去ろうとするのは当然である。

根本的な原理は、『ダイアネティックス』『神経言語プログラミング』『ヒーリングコード』は同じと私は思う。
だが、どれも、ひどく難しい技法しか示されておらず、医療業界や製薬業界を喜ばせている。
そして、これらの技法と同じ原理の手法を、どうやって習得したのかは分からないが、楽々と使いこなしていたのは、精神科医のミルトン・エリクソンだけだったと思う。
エリクソン流、エリクソン派を自称する者は多いと思うが、私はそういった者達はあまり信用しない。
ただ、彼の娘だけは、その技法を受け継いだようにも思えるが、要は、こんな技法は、勉強や研究で身に付くものではないのだろう。
そもそも、エリクソン自身が、そんな技法を、教わったわけでも、学問的・科学的に開発したわけでもないと思う。

みどり子を岩山に投じ
牝狼の乳房にて育てよ
鷹・狐とともに冬をしのぎ
力と速さを手とし足とせよ
~ラルフ・ウォルドー・エマーソン『自己信頼』より~

エリクソンは、子供の時、家には、聖書と辞書しか本がなかったが、辞書を選び、それを繰り返して読んで知識を得た。
17歳の時、ポリオに感染し、目玉以外は全く動かせない状態になり、ただ目で周囲を観察する訓練をした。
学生の時はセールスマンをすることで人間を理解した。
このように、彼は荒れ野で鍛えられたのであり、医者や学者が彼の真似をして、同じことが出来るようになるはずがない。

エリクソンは、身動き出来ない17歳の時のある夜、耳はよく聴こえたので、医者と母親の会話が聞こえた。
医者は、「朝まで持たない」と言った。
その時、エリクソンは、「絶対もう一度朝日を見てやる」と誓った。
そして、それは叶い、医者を驚かせた。
能力や生命力を高め、願いを叶えるのに必要なのは、願いの強さ、決意の強さなのであることが分かる。
もちろん、1日中、顔を真っ赤にして唸り続け、願いや決意の強さを示さねばならないのではない。
願いや決意は、一瞬で宇宙に伝わる。
いや、一瞬でないと伝わらない。
暫定的なやり方を書いておくが、一生使っても構わない。
まず、願いや決意を決める。
息を吸って止め、「成った」と心で言う。
息を吐いて、いったん忘れる。
コツが掴めたら、本当の願いである限り、願いは速やかに叶うと思う。








祈りは一瞬でないと叶わない

NLP(神経言語プログラミング)の共同開発者リチャード・バンドラーは、NLPで病気を治すのは儲からないと著書に書いていた。
なぜかというと、瞬間で治ってしまうからだ。
病気は、時間をかけて治さないと儲からないらしい。
だが、NLPは「時間をかけて治せない」のだ。
病気の種類は問わない。
というのは、バンドラーは、全ての病気は心因性と決めつけているので、NLPの精神操作テクニックで治せる。
一切の病気は心因性と言っていたのは「心身医学の父」と言われるドイツのゲオルク ・グロデックも同じだった。
彼は、転んで怪我をすることすら、心因性と言っていたのであるが、私も全く賛成だ。

リチャード・バンドラーが高く高く評価し、NLP開発のために研究したのは、ミルトン・エリクソンの精神療法であるが、エリクソンは「魔法を使って治している」とまで言われたほどのあまりに優れた精神科医だった。
そして、エリクソンも、信じられない速さで患者の精神を変革し、心身の病気を治した。
病気ではないが、エリクソンは、ある手のつけられない不良高校生を、一言の対話で完全に更生されたこともあった。
そのエリクソンの娘も凄かった。
彼女が高校生の時は、一面識もない学園のヒーローを1本の短い電話で「落とした」。
また、高校教師になってからは、超暴力的で、全ての教師から恐れられていた危険な男子高校生を、一瞬で自分の崇拝者にしてしまい、彼が卒業するまでボディーガードにしていた。

NLPやエリクソンによる病気治療は、潜在意識による願望達成と似ている・・・というよりは、原理は同じなので、願望達成も一瞬でなければ成功しない。
具体的に言えば、願望を潜在意識にインプットすれば叶うのだが、潜在意識に願望をインプットするのは、一瞬でないと出来ないのだ。
例えば、事業が成功するよう、1時間祈ったとしても、その1時間の中で一瞬「事業が成功する」と潜在意識にインプットすればうまくいくが、逆に、1時間の祈りの中で一瞬「どうせうまくいかない」と潜在意識にインプットすれば確実に失敗する。
いつも、「富、富、・・・」と唱えていたら富がやってくるのも、そのどれかの「富」という言葉が、偶然に理想的な条件になった時に唱えられることで潜在意識に送られるからだ。
効率の良い方法は、息を吸って止め、「富」と唱えることだ。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、百回もやれば、一回くらいは、潜在意識にうまく届くかもしれない。
病気を治したいなら「治った」だ。
ただ、いかなる願いも、「成った」で良い。
部長になる、彼女を作る、結婚する、就職する、イケメンになる・・・何でも「成った」で通じる。
もちろん、ぴったりくるなら「よし」でも「はい」でも何でも良い。
あせらずにやることが大切だ。








アファーメーションが唯一の仕事

「わたしはXXXXになる」というアファーメーション(主に積極的な断言)は、10万回(声または心で)唱えることで実現する。
この10万回が多過ぎると思うかもしれない。
無論、これは悲願であるとか熱望を前提にした回数なので、小さな目的では、もっと少ない回数で叶うかもしれない。
それに、10万回を唱えるまでにも、それなりの成果はある。
ただ、一見、願いの実現とは逆に感じるような状況になることもあるが、そんなこともなしに大きな願いが叶うはずがない。

しかし、10万回というのは悪い条件だろうか?
アファーメーションを仕事にすれば、他の仕事は必要がなくなる。
私は、アファーメーション以外の仕事はしない。
「そんな馬鹿な」と思うかもしれないので、一応、説明するが、解らなくても良い。
ラマナ・マハルシは、よくこんなことを言ったらしい。
「国の財務長官は緊張感と責任を持って仕事をしている。しかし、彼は何もしていない」
「あの事業家は大きな事業を成し遂げつつある。しかし、彼は何もしていない」
自分が行為者であると見なしているうちは、大したことは出来ないのだ。
アファーメーションというのは、喩えて言えば、深い海の中での行動だ。
一方、世間のことは、浅い水での行動だ。
深い海の中での行動に慣れてしまえば、浅い水での行動は、簡単過ぎて子供の遊びになってしまい、自動的に進んでいく。
よって、何もしていないのと同じなのだ。
現在でも超える者のない最高の精神科医だったミルトン・エリクソンは、仕事を前にしたら、無意識(潜在意識)にまかせた。
すると、自分には記憶もないが、仕事は片付いている。
『ヒマラヤ聖者の生活探求』でもあった。
これはもっと凄い。
探検隊の人達の目の前で、白紙の紙に次々に文字が現れて仕事が片付けられていったのである。

ところで、数日以内に利息を払わないといけないといった切羽詰まった状況も、人生の中にはあるかもしれない。
そんな時も、アファーメーションを使う。
そんな短期事例の話は、私が好きな、女性の引き寄せの達人、フローレンス・スコーヴェル・シンの有名な著書『The Game of Life and How to Play It』(翻訳は下に紹介)に数多くある。
コツを言えば、「準備をする」ことであえる。
例えば、旅行に行きたいが、十分なお金がないなら、旅行カバンを買って準備をするとか、可愛いあの子とデートしたいなら、デートコースを調べ、いい服も買っておく等である。
同時にアファーメーションも忘れないこと。
「私はイタリアに旅行に行く」とか、「必要なお金が出来た」などである。
「準備をする」ことは、長期目標にも有効だ。
バート・レイノルズだったか、駆け出しの頃に、大俳優クリント・イーストウッドに、「成功するまで何をしていたか?」と尋ねたら、イーストウッドは「成功した時の準備をしていた」と答え、それで悟ったレイノルズは成功への階段を駆け上がった。
大作詞家の阿久悠さんほどの人になると、息を吸って止め、願望達成をイメージして息を吐けば、それで叶ったらしい。
ゆっくりとした腹式呼吸をしながら、心でアファーメーションをすれば、それほどハードルの高くない短期目標なら簡単に達成出来ると思う。








アインシュタインは物理学が趣味だった

能力を高めるための原則がある。
それは、学校やマスコミから教わらなかったことで、ほとんどの場合は、親からも教わっていない。
能力を高めるとは、「秘められた力を引き出す」ことだ。
例えば、100メートルを18秒かけないと走れなかった人が、訓練して14秒で走れるようになるとは、「14秒で走ることが出来る秘められた力を引き出した」のである。
秘められた力のことを「潜在力」と言っても良い。
人間には、実に沢山の潜在力がある。
そして、面白いのは、1つの潜在力を引き出せば、自動的に、他の潜在力も引き出されることだ。
例えば、握力を鍛えて、20kgだったのが30kgになったら、腕や肩といった手に近い部分だけでなく、腹筋や背筋、さらには、脚の筋肉だって、いくらかは強くなるし、さらには、筋肉以外の力も引き出される。
勉強でも、何か1つの科目で優秀になれば、他の科目も出来るようになる。

ただし、握力とか、腕力を鍛える時、鍛える手や腕以外を固定してしまうと、他の部分の力がつかず、鍛えた部分と鍛えなかった部分の断絶が起こり、故障が起こる場合がある。
歴史の勉強を熱心にやって、歴史は百点なのに、「私は数学は嫌いだ」と思っていると、国語と数学の間に断裂が生じ、全体のバランスが悪くなって、思考力も歪んでしまうかもしれない。
握力を鍛えつつ、腕や脚が自然に動くままにすれば良い。
例えば、握力を鍛えるために、野球ボールを握ると、自然、特に腹に力が入るだろうし、腕や脚にも力が入るものである。
筋肉も、神経も、全身がつながっているのである。
「僕は数学だけでいい。文学は不要だ」とか、「僕は握力だけでいい。脚は鍛えなくていいんだ」という、おかしな考えは持たないことである。

運動をする機会がないという人に、ぐーぱー運動といって、手を握る開くを繰り返す運動を薦めることがある。
それだけやっていれば、不思議なことに、全身のスタイルが良くなる。つまり、全身がそれなりに鍛えられるのだ。
あるいは、野球やテニスのボールを持ち歩いて、それを握って鍛えるのも良い。
握力を鍛える器具があり、それで調子良くやれるなら使えば良いが、私は、軟式の野球ボールが一番具合が良かった。
また、頭の中で、出来るだけ早く数を数えることを何度も繰り返しやれば、思考スピードが上がる。計測すると、数える速さも、やればやるほど速くなって驚くだろう。

本を読むことも、潜在力を引き出す訓練である。
歴史に残るある偉大な人物は、貧しい家に育ち、家にあった本は聖書だけだったが、それを繰り返し読むことで、聖書自体の素晴らしさもあっただろうが、やはり多く読むことで精神的な力が鍛えられて、生涯使える知恵を得たのだと思う。
面白いことに、アメリカ最高の精神科医、ミルトン・エリクソンは、育った家に、聖書と辞書しかなかったが、なぜか彼は辞書を選んで、それを繰り返し読んだことが非常に良かったと述べていた。
ジョセフ・マーフィーの『あなたも金持ちになれる』という本を、暗記するまで読み込んでいた人は、引き寄せ力が総合的に磨かれたのだと思うが、彼は、その気になれば、いつでもギャンブルで儲けることが出来るようだ。ただし、彼は「欲張らない美徳」を持ち合わせているが、それは引き寄せの高度な技術であり、それも、『あなたも金持ちになれる』を熱心に読んだことで身に付いたことだと思う。つまり、この1冊で鍛えることで、何をやってもうまくいく能力を得たに違いない。

アインシュタインは「物理学が趣味だったので、ずっと続けてきました」と言ったそうだ。
つまり、自分が好きなことをすれば良い。
人間は、
「私は大したことは何もしてこなかったが、これだけは自分に合っていたので、ずっと続けています」
というものがあれば良いのだと思う。
ただ、それだけ言うと、本当につまらないことをやるという馬鹿がいて、うんざりさせられることがある。
一生を決めるものだ。
少しはマシなことをやるべきである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼




最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ


タグクラウド
QRコード
QRコード