ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

マイク・ハーナッキー

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。
[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。

無力な者が願いを叶えるには

少し前、アメリカの作家マイク・ハーナッキーの「願いを叶える究極の秘訣」を何度か取り上げた。
この秘訣は、確かに注目はされたが、それほどの人気は保っていないように思われる。
非常に鋭いところがある上、極めて簡単なのに、なぜだろう?
その秘訣とは、「願いを叶えるために必要はことは全て自主的に実行する決意をする」であった。
そして、必要なものは決意だけで、実際に何かする必要はない。
だが、決意する段階で疲れるかもしれない。
つまり、願いを叶えるために必要なこととして、物凄く困難なことがあると思えたら、とりあえずは、それを実行すると決意しなくてはならないのである。
実際には、しなくて良いかもしれないのだが、「では、やらない」と思ったら、宇宙の力は働いてくれない。
宇宙に嘘は通用しない。
本当はやる気がないのに、やる気のあるフリをしても駄目なのだ。

そこで、覚えておくと良いことがある。
元々、人間に出来ることは僅かなのだ。
それを知ってると、願いを叶えるために、難しいことをしなければならないという発想が出てこなくなる。
つまり、謙虚であれば良いのだ。
だが、たとえ些細なことであっても、それをすることが必要なら、それを本気でやる気にならないといけない。

そこで、面白い実例を2つ挙げるので、参考にしていただきたい。

1つは、アメリカの精神科医ミルトン・エリクソンの話だ。
エリクソンは、「魔法を使って治している」と言われた、驚異的な精神科医だった。
そのエリクソンは17歳の時、ポリオウイルスに感染したことで、全身の運動機能が麻痺し、動かせるのは目玉だけという状態になった。
ある夜、医者が母親に「彼は朝まで持たない」と言うのが聴こえた。
すると、エリクソンは、目玉を動かして、夕陽が見える窓を見て思う。
「もう一度夕陽を見てやる」
きっと彼は、もう一度夕陽を見るためなら、何でもやる決意をしたはずだ。
しかし、彼に出来ることは何1つないのだ。

もう1つは、日本人の有名なコック(多分、村上信夫さん)の話だ。
第二次世界大戦中、彼は、「シベリア抑留」として知られる、旧ソ連の捕虜になっていた沢山の日本兵の一人だった。
彼のことを、以降コックと言う。
ある夜、ロシア兵がコックを、ある場所に連れていった。
そこには、大怪我で瀕死の日本人兵がいた。彼を以降、負傷兵と呼ぶ。
ロシア兵はコックに、
「お前はコックだろう?この負傷兵は朝まで持たない。最後に何か食べさせてやれ」
と言う。
コックは負傷兵に「何が食べたい?」と尋ねると、負傷兵は「パイナップル」と言う。
しかし、そんなものがあるはずがない。
そこでコックは、林檎をパイナップルのように切り、フライパンを使って砂糖で味を付けた。
それを負傷兵に食べさせ終えると、もう二度とこの負傷兵に会うことはないと思いながら去った。
それからしばらくして、コックが収容所内を散歩していたら、一人の日本人に呼び止められた。
驚いたことに、あの負傷兵だった。
生きていないはずの負傷兵が、今や、実に元気そうだった。
負傷兵はコックに言った。
「あんな美味いものが食べられるなら、もう一度、生きてみようと思ったのだ」
負傷兵は、もう一度、美味いものを食べるためなら、何でもやってやると決意したに違いないのだ。
しかし、彼もまた、実際には何も出来なかった。

我々もまた、この2人と同じなのだ。
しかし、自分は何か出来ると自惚れている者ほど、宇宙のサポートは得難い。
ドイツ人女性ベルベル・モーアは、理想の彼を得ることにした。
その彼氏には、菜食主義で酒も煙草もやらず、太極拳が出来る等、合計9つの無茶な条件を付けたが、そんな彼を得るために、自分に出来ることは何もないと悟ったのだろう。
宇宙にお願いしたら、その通りの彼氏がやってきた。
そうと分かれば、もっと条件の良い彼氏に変えるのが人情ってもんでさあ・・・と思ったかどうか知らないが、実際、次々、彼氏をグレードアップしていった(笑)。

自分は徹底的に無力である。
しかし、その無力な中で出来ることだけはやろうと思ったに違いない。
『歎異抄』は、極楽往生という願いのために、念仏だけは唱えようというものである。
しかも、1回でも良いのである。
いや、唱えなくてすら、唱えようという気さえあれば良いのだ。
師匠の法然と違い、親鸞は、実にゆるい。
尚、極楽往生の主意は、今ここを極楽世界にすることであるから、実は万能である。

では、上記の誰かの真似をすれば、いかなる願いも叶うのである。

★★★ お知らせ ★★★
私Kayの著書(数学講師Mr.Φとの共著)

『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)

の発売日が、

2020年5月11日 → 2020年5月30日

に延期になりました。
政府の緊急事態宣言により、現在、紀伊国屋など大手書店が休業になっていますが、5月11日までに緊急事態宣言が解除されない可能性があることに関係すると思われます。
本をご予約いただいている方には、まことに申し訳ありませんが、出版日までお待ちいただけますよう、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。













上にお知らせしました通り、発売日が5月30日に延期されました。
全ての人がAIを味方にして、新しい時代に対応出来るようになることを願って書きました。
ソニーが無償で提供して下さっているWindowsアプリNNCを使い、数学もプログラミングもなしに自分でAIを作ることが出来るよう、易しいけれど面白いAIの推測問題を考えました。

運命を超える方法

人気SF作家、平井和正氏(1938~2015)のウルフガイ・シリーズという作品群がある。
ウルフガイ・シリーズの主人公は、犬神明という「狼男」である。
この「狼男」とは、何かの喩えではなく、犬神明は本当の狼男である。
チンパンジーと人間が異なるように、人間と狼男も異なる。
犬神明は、月齢が0・・・つまり、新月に近い時は、普通の人間とそれほど変わらないが、月齢が15・・・つまり、満月に近くなると、肉体は超人化する。
それで、こんなことがあった。
子供の時に読んだものなので、正確には覚えていないが、だいたいこんな話だ。
ある凄腕の殺し屋が犬神明を殺しに来て、見事にナイフを犬神明の心臓に突き立てる。
ナイフは心臓に十分達するほど深々と刺さったが、犬神明は平気で顔色も変えない。
殺し屋は一瞬驚愕したが、その目は、犬神明への憧れに輝く。
「どうすれば、あなたのようになれるのですか?教えてくれるなら何でもします。そして、どんな厳しい訓練でも耐える自信があります」
私は、子供ながら、この殺し屋の態度や純粋さに打たれた。

小説の中では、この殺し屋は、すぐに死んでしまうが、もし、本当にこんな精神を持つ人間がいれば、その者は世界を手にいれるはずだ。
そりゃ、この殺し屋でなくても、「目標を達成するためなら何でもする」と言う者はいくらでもいる。
だけど、そう言う者だって、本当にはそうは思っていない・・・つまり、必要なことは何でも躊躇なくやろうとは思っていないのだ。
しかし、私は、この殺し屋には本気を感じたのだ。
彼がどんな経緯で殺し屋になったかは書かれていなかった。
だが、後で考えれば、(私の妄想でしかないが)この殺し屋は、恐ろしく惨めな子供時代や青春時代を過ごしたのだと思ったのだ。
そんな者が、一度決意を固めたら、何があっても、それをやろうとするものだ。

そこで、我が国の歴史的名著『歎異抄』を思い出す。
親鸞が、『歎異抄』の著者と思われる唯円に言う。
「唯円は、私の言いつけに従うか?」
唯円は、即座に、「はい、従います」と答える。
親鸞がさらに「絶対にか?」と念を押すと、唯円は居住いを正し、「はい、絶対です」と答える。
すると親鸞は、
「では人を千人殺せ。そうすれば、お前の極楽往生は確実である」
と言った。
だが、唯円は、
「私には、千人どころか一人も殺せそうにありません」
と言うしかなかった。
親鸞は、こう言う。
「お前が人を殺せないのは、お前が善い人間だからではない。その定めにないからだ。逆に、定めであれば、殺したくなくても千人殺すこともある」

特殊な喩えたが、普通の人はそうである。
定めは超えられない。
だが、あの殺し屋のように、必要なことは必ずやると決意する者は、定めを超えるのである。
ただし、具体的に何かをする必要はない。
ただ、決意すれば良いだけだ。
このあたり、アメリカの作家マイク・ハーナッキーが『成功の扉』でうまく書いている。
ただし、ほとんどの人は唯円のようであるので、この本は忘れられてしまったように思う。特に日本では。
だが、いろんな考え方を持つ人がいるアメリカでは、今も人気を保っているようである。

仮にだが、安倍総理が日本を救うために、一世帯百万円の給付が必要と判断すれば、彼はそれをする決意をしなければならない。
だが、それを実際にやろうとしたら、当然、物凄い反対があちこちから起こる。
しかし、それで安倍総理の本気度が伝われば、大臣、閣僚、知事、その他の者達も変わる。
そうすれば、ひょっとしたら、新型コロナウイルスを抑える方法が発見されたり、あるいは、なぜか自然にウイルスが消えていくかもしれない。
マイク・ハーナッキーだって、ある決意をしただけで、彼を重病にしてしまった肺のウイルスは消えてしまったのである。













ブログオーナーKayの書籍(数学講師との共著)
『楽しいAI体験から始める機械学習』
この本の易しい紹介は、私のもう1つのブログ「メディアの風」をご覧下さい。

この本は、概念だけの本ではありません。
かといって、深層学習フレームワークをPythonでプログラミングするといった、普通の人には非現実的なことを書いた本でもありません。
ソニーのNNCを使って、誰でもAIを作れるように意図しています。

マイクロ波の科学が分からなくても電子レンジは使える

人間が最も願うこととしては、難病で余命を宣告された時に、その病気を治すことがあるだろう。
そして、それを成し遂げた人は少なからずいる。
もし、それを実現する原理が分かれば、他の大抵の願いも叶えられると思う。
ところが、そんなことが出来た奇跡の人達のやり方や、彼らが語るなぜ治ったかの理解はバラバラなので困るのである。
まあ、医療が治らないと言ってるのだから、医療で治ったという人は少ないかもしれないかもしれないが、「いや、治る医療があるはずだ。必ずそれを探す」と言って、実際にそれを見つけて治ったという人がいる。
ある人は「ありがとう」を10万回言って治したと言うが、別の人は、それで治らなかったので、完全降伏して神様に全て任せたら治ったと言う。

こんなふうにバラバラでは、いざ自分が重病になった時・・・例えば、今なら、新型コロナウイルスに感染して、不幸にも重篤化した時に、自分はどうすれば良いか途方に暮れかねない。医者の言う通りにして助かる保証がない場合でも、他の方法など、全く分からないという人が多いだろう。
しかし、見かけ上は違うやり方であっても、実は、同じ原理で治っているなら、その原理が分かれば良い。

その中で、最近取り上げているマイク・ハーナッキーの「究極の秘訣」は、普遍的原理であり、私の場合で言えば、これを使った場合は、客観的な規模の大きさはともかく、あり得ない奇跡も必ず起こせたと思う。
ただ、日常が平穏であれば、そんな秘訣も忘れてしまい勝ちだったが、新型コロナウイルスで世間が騒がしくなって思い出したのである。

ところで、その原理自体は、実はほとんど分からない。
マイク・ハーナッキーも「それは万有引力の法則と似たところはあるが実際の理論は解らない。だが、いつか解明したいと」述べていたのだと思う。
だが、その原理の使い方は明白なのだ。
それは、そのまま書けば、苦笑されかねないものだ。
つまり、コロナウイルス感染で助かろうと思うなら、
「助かるために必要なことは全て、自主的に行う決意をする」
だけである。
特定のドクターに診てもらうことが必要なら、そうなるために何でもする決意を持つ。
ルルドの聖水を飲むなり身体に付ければ治ると思うなら、やはり、何が何でもそれを手に入れる。
宗教団体の教祖に1億円で祈祷してもらえば治ると信じるなら、金があろうがなかろうが、そうしてもらうと「決める」。
それだけである。
「じゃあ、1億円騙し取られた上、死ぬかもしれない」と言われるかもしれないが、それはない。
決意すればそれで良いのだから。
治らない場合というのは、「1億円なんて無理だ」と思った場合くらいのものと思う。
ただ「治すために1億円払う」と決めれば良いだけである。
ただし、本気で決めなければならない。
まあ、これはあくまで特殊な、しかも空想の例であり、実際には、教祖に1億円出せば治ると思う人は少ないだろうが、もし、そう思うなら、それを必ずすると決意しなければならないのである。
「1億円はどうやってでも作る」とね。

以下、勝手な推測であることをお断りしておく。
私が敬愛する、初音ミクさんのお父さん、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は、北海道で生まれ育ち、成功して50歳を過ぎた今も北海道に住んでいると思う。
ところが、彼が子供の時、村の若者の中には、「オラ、こんな村嫌だあ」と、東京に行く若者はやっぱりいただろうし、その中には、ミュージシャンを夢見て東京に行く者がいたようだ。
しかし、ミュージシャン志望者は、当然ながら、ほぼ誰もうまくいかず、30歳くらいになって諦めて帰って来ることもあるが、そんな歳まで、音楽とバイトしかやってこなかったら、やり直しは難しい。
そんな人達を見ていたせいかもしれないが、伊藤さんは、よほど若い時は別として、自分がミュージシャンになろうとは思わなかったようだ。しかし、音楽の道は諦めてなかったようで、いろいろやっているうちに、電子音楽に興味を持って、それを熱心にやり続け、30歳くらいで、効果音などの音源コンテンツを扱う、クリプトン・フューチャー・メディアを起業する。
だが、普通に考えれば、音楽事業をやろうと思えば、東京に出なければならない。
しかし、伊藤さんは、インターネットはまだ回線速度も遅い黎明期であったに関わらず、「インターネットを使えば、場所は関係ないし、嫌いな営業もしなくていい」と思ったらしい。ここらは、凄い先見の明だったとも言えるが、インターネットで成功するために必要なことは、何でもやると決意したのだと思うのだ。
決意したけどやらなかったこともあったかもしれないが、とにかく、何でもやってやろうと決意はしたのだと思う。

では、今流行り(?)のテーマを取り上げれば、「アフィリエイトで月100万円稼ぐ」というのではどうだろう?
それに必要なこととしては、例えば、
・ブログを開設する
・独自ドメインを取る
・HTMLやJavaScriptをマスターする
・Webサーバーの仕組みを理解する
・PHPプログラミングが出来るようになる
・高い文章力を習得する
・情報通になるため勉強する
・有名ブロガーと交流する
その他、いろんなことが必要だと思ったとする。
その中には、「自分にはとても無理だ」と思うこともあるだろう。
しかし、やはり、「全てやる」と敢然と決意しなくてはならない。
すると、ほとんどのことはやらなくて良くなるかもしれない。
とはいえ、「ブログを開設する」や「独自ドメインを取る」くらいは、難しいことでないので、実際にやった方が良いのではないか?
これについて、マイク・ハーナッキーも書いている。
「願いを叶えるために、電話1本しなかった、手紙1つ書かなかったという人がいるが、いくら何でもそれでは駄目だ」
これに関しては、私には好きなことわざがある。
スーフィー(イスラム神秘主義)のものらしいが、
「神を信用しろ。だが、ラクダはつないでおけ」
というものだ。
つないでいなかったラクダが逃げたとしても、それは神の責任ではなく、あなたの責任であるということだ。
上のアフィリエイトの場合でいえば、小学生でも出来るブログ開設や、中学生でもやっている独自ドメインの取得くらいはやるべきだろう。やり方が解らなくても、その程度、どうやってでも調べられるはずだ。また、PHPプログラミングやサーバー技術の習得まではしなくて良いかもしれないが、それも必要であると思えば、必ずやると決意することだ。あるいは先に、「そこまでは必要ない」という確たる証拠を集めても良いだろう。
実際、アフィリエイトで稼いでいる者の中に、PHPプログラミングや、サーバー技術を持った者はそれほど多くない。
だが、ブログを運営していないとか、そのブログに独自ドメインを設定していない人は滅多におらず、それは、技術にはとんと疎い人でもそうなのである。

普通の人でも、かなりの目標を成就する原理はあると思う。ただ、普通の人は、それを使えば良いだけで、原理自体を理解する必要はない。丁度、電子レンジの基本原理であるマイクロ波の理論を知らなくても、電子レンジの使い方さえ分かれば、いろんな料理が出来るようにである。

参考になれば幸いである。












KayのAI書籍(Mr.Φさんとの共著)。

ソニーの無料アプリNNCを使い、誰でもディープラーニング型AIを作ることが出来るよう工夫しました。
AIの難しい理論や数学、プログラミングは不要です。
自分で実習するためのデータを作るExcelマクロ無償ダウンロードサービス付。
Excelマクロでは、モンティホール問題、エイリアン遭遇回避作戦、囚人のジレンマ等のシミュレーションを行え、そのデータを使ってAIに学習させます。

私のAI書籍については、私の新ブログ「メディアの風」で、なるべく興味深く説明しています。

たとえ火の中水の中と本当に思えば奇跡も起こる

最近、よく話題にしている、アメリカの作家マイク・ハーナッキー(マイク・ヘルナツキ)の「究極の成功の秘訣」が、実に当を得ていると思うので、少し具体的に考えてみようと思う。
あまり、一般的に大うけするような「成功の秘訣」ではないのだが、結局、うまくいった時というのは、その通りにやったのであると後で分かるのである。
ハーナッキー自身が、作家として成功した後で、作家になれた理由がそれであるだけでなく、自分の人生の中で何度か、奇跡のようにうまくいった時というのは、無自覚にこの法則を使っていたのだと気付いたのである。
子供が、何かを欲しいと思っていて、それを首尾よく手に入れた時も、やはり、それを使っている。
そして、いずれは、このようにやれば、何でもうまくいって当然だと気付くかもしれない。
だが、ほとんどの人は、この法則を使いたがらない。
その理由も、じっくり考えれば、やはり分かることである。

それほど難しくない目標を立てても、それをうまくやれる人とやれない人がいる。
例えば、ExcelのVBAプログラミングを(別にC言語でもPHPでも同じだが)マスターしょうと思いながら、それが出来る人と出来ない人がいる。
その差は、こうなのだ。
マスター出来る人というのは、「必要なことは全部、必ずやる」と決意した人だ。
一方、マスター出来ない人というのは、無意識的な場合もあるが、「時間がかかるならやりたくないな」「あまり面倒なことはしたくないな」と思ってしまうのである。
ところがおかしなことに、「必要なことは必ずやる」と決意した人というのは、何も大したことをせずに覚えてしまうものである。
ただ、そんな人も、後で、「俺は必要だと思ったら、ためらいなく全部やった」と言うが、それは嘘である。
ただし、実際に、本人は、そのつもりだったことは確かなのである。自分がその気だったから、後で、そうしたように錯覚しているのだ。

よく、「本当に好きな人とは結ばれない」と言う人がいる。
これだって、そう言う者は、「本当に好きな人を得るためなら、いかなることもひるまずにやる」という決意を持たなかっただけのことだ。
駄目男というのは、自分には不釣合いな高値の花を好きになって、「あの人が彼女ならいいなあ」とは思っても、「あの人を得るためなら、たとえ火の中の中」と本気で思わない。そう本気で思いさえすれば奇跡が起こるものを。
そして、実際には、火にも水にも飛び込む必要はない。うまくいった人は全員が、自分は飛び込んだ気でいるかもしれないがね。

私は小学校の運動会のかけっこで一番になると決めたことがあった。
ところが、一緒に走るライバルには、学校代表で陸上競技に出る者や、少年野球チームで活躍する有名な子もいた。
それでも、憧れのあの子が見ているので、無謀にも1番と決め、スタートし、奇跡的に2番でゴールに近付いたが、1番の陸上選手の速さは桁違いだ。
ところが、何と、そいつは、ゴール直前で転んで、私が1番だった。
こんなことはよくあった。
セールス未経験で営業部署に入社し、強豪セールスの中で、セールスコンテストで優勝したこともある。
その時も、コンテスト期間最後の日、ほとんど気紛れで、およそ契約が取れそうもないと思っていた見込み客を訪問したところ契約が取れ、「ついでに」と、やはりほとんど見込みのないはずのところにいったら、やっぱりすぐに契約が取れ、有名なセールスマンに僅差で勝ったのだった。
この時も、「優勝するためなら、どんな馬鹿なことでも躊躇なくやる」と決めていたのだと、後で思ったのである。
そして、バラしてはならないかもしれないが、決意は熱くても行動は伴わず、ほとんどサボって喫茶店にいたのである。
その他、良いことも悪いことも、悪魔に魂を売る・・・ようなことは、私の場合は、かえって決意を鈍らせるので考えなかったが、理性や道徳よりも衝動が強く、決意が固まった時は、何でも出来たのである。
ただ、俳優になろうとか、大会社の社長になろうなんて思わなかったし、高校時代まではプロレスラー志望だったが、プロレスラーの自伝を読んだところ、全然、決意が出来なかったので、それにもなれなかったのだろう。
逆に言えばこうである。
「そのために、いかなることでもためらいなくやる決意のないことはやるべからず」
ただ、「冗談の決意」では駄目だ。
決意だけとはいえ、それは本物でなくてはならず、嘘は通用しない。











Kayの本。
◆ポリシー
「誰でもAIを作れる時代。まず、あなたから」
「AIを使えば、未来は大きく変わるはず」

2020年5月11日発売

必要なのは本気の決意だけ

好きな人と彼氏彼女の関係になりたい場合、もし現状は見込みが無さそうなら、玉砕覚悟で告白するより方法はない。
だが、告白した時に、恋人同士になれる可能性が完全に消えるというリスクがある。
ところが、こんな話がある。
昔のことだが、ある農場で働く小作人の男が、農場主のお嬢さんを好きになったのだが、小作人の男が身分の違いのために何もせずにいるうちに、お嬢さんは嫁に行く。
小作人の男は、それは仕方がないことと思っていたが、後で、そのお嬢さんも自分に好意を持っていたことを知る。
もし、お嬢さんと結婚していれば、農場主には後継者がいなかったので、自分がなっていたかもしれない。
その小作人の男は死ぬ時に、孫に、「俺のような寂しい人生を送るな」という、とても「寂しい」言葉を残したらしい。
この小作人の男は、もしお嬢さんに告白したら、振られるだけでは済まず、笑いものにされたり、最悪、農場を追い出される恐れがあり、そんなリスクを取ることが出来なかったのだ。

こんな言葉を聞いたことがある。
「夜空の星を掴み取ることは危険だ。しかし、それをしないともっと危険だ。それは、もしかしたらなれたかもしれない偉大な人物になり損ねるという危険だ」
安定した会社に勤めている時、会社の外で思いがけないチャンスが来たとする。しかし、そのチャンスを追うには、会社をやめる必要がある場合が多いだろう。
会社にいれば、大金持ちにはなれないまでも、安定した給料を得られ、定年まで勤めれば、退職金ももらえて、年金で悠々自適出来る。
チャンスを生かせれば、素晴らしい人生になるかもしれないが、失敗すれば悲惨な結果になるかもしれない。
いずれにしても、成功する者というのは、リスクを取った者だ。
安定したサラリーマンでいながら、ひょんなことで成功するのが一番良いが、まあ、そんなことは滅多にあるものではない。

ところが、昨日、ここでご紹介した、アメリカの作家、マイク・ハーナッキーは『成功の扉』、あるいは、その続刊で面白いことを書いている。
それは、「究極の成功の法則が求めているのは、決意だけだ」である。
つまり、「あの子を彼女にするために告白することが必要なら、そうしよう」「成功するために会社をやめることが必要なら、そうしよう」と決意さえすればよく、本当に何かをする必要はない。
それどころか、続刊『成功の鍵』では、むしろ、何もしない方が良いと述べる。
だが、さらにその続刊『成功の翼』では、自分の本を読んで成功しなかった人について、「電話1本かけていれば結果は変わっていたかもしれず、それには何のリスクもないのに、それすらしなかった」と指摘している。
つまり、いかに何もしなくて良いとはいえ、怠惰であって良いとは言っていない。
赤ん坊が立って歩くのに、何度も失敗して転ぶように、衝動的な行動まで止めてはいけないのである。

天才?秀才?関係無いだろ。断然、感情任せで進め
「ヘイヘイ!先生、失笑してるぜ?」 衝動優先溢れ出していく COLOR
~『アメリカ』(作詞・作曲・編曲:じん。唄:IA)より~



◆当ブログオーナーの著書予約受付中◆
『楽しいAI体験から始める機械学習』
5月11日出版
技術評論社
Kay、Mr.Φ著

「AIは誰でも作れる時代。
まず、あなたから。」
早くもAmazon AI部門17位(3日16:39)









プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんを愛す
[AI&教育blog] メディアの風


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
最新コメント
月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ
PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ
タグクラウド
QRコード
QRコード