ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
コンピューターシステム開発技術者、サイコパスのKayのブログ

テッド・ウィリアムズ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。
[2016/11/21]滅多にはありませんが、あまりにレベルが低いコメントは公開しません。
[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。

もっと真面目にやれ

サッカー強豪国では、子供達に、サッカー選手になりたければ、とにかく長くボールに触れるよう勧めるらしい。
ロナウドやネイマールより長くボールに触れた子供なんて、そうはいないだろう。
最後の4割打者で、出塁率は48.2%で歴代メジャー1位、通算長打率は2位のテッド・ウィリアムズは、子供の時から、バットを手放さなかった。
イチローの高校時代からの素振り好きも伝説的らしい。
宮本武蔵は、本物の剣豪ではなかったかもしれないが、木刀を肌身離さなかったといわれる(護身のためもあっただろうが)。
ビル・ゲイツはハイスクール時代、ずっとパソコンを触っていた。
ある有名なミュージシャンが「街角でハーモニカを吹いてたら満足するようなやつでないとミュージシャンになどなれないさ」と言ったのは、それほどいつでも楽器に触っているという意味だろう。玉置浩二さんは、居酒屋で飲みながらギターを弾き、次の店への移動の途中も弾いていたなんて話があった。風説だったとしても、そんな話が出来るほどの原因はあるはずだ。

私は、社会人になって初めてやった仕事はセールスだったが、若いが一流のセールスマンが、「3ヶ月は1日中セールスしろ」と言ったのを印象深く覚えている。
世界的セールスマンだった夏目志郎さんも、修行時代と言えると思うが、土日も深夜までセールスしたらしい(当時は、訪問販売の時間の法的規制がなかった)。
私は、セールスではやらなかったが、コンピュータープログラミングをやり始めた頃は、半年くらいは、1日中といった感じで、プログラミング自体はしなくても、プログラムのことばかり考えていたと思う。もっと長ければ、一流プログラマーになってしまっていたかもしれない。
そこらは、新庄剛志さんが「ボク、あんまり野球好きじゃないし」と言ってたのに似ているかもしれない。だが、彼だって、野球が嫌いな訳ではない。

本を読んだけど引き寄せ(願望が叶った状況を引き寄せること)がうまくいかないという人がよくいると思うが、それは読み方が足りないのかもしれない。
『こうして、思考は現実になる』シリーズの著者、パム・グラウトは、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』をボロボロになるまで読んだらしい。
仙骨療法の内海康満さんは『ローム太霊講和集』を、とじ糸が取れてバラバラになるまで読んだというから凄い。
情熱を注がなかったことでうまくいかなくても、文句を言えないということだろう。
ある超人的詐欺師が、三流詐欺師に言ってたものだ。「詐欺はもっと真面目にやれ」。尚、彼のターゲットは、悪徳業者や権力者で、いわゆる堅気には手を出さないらしい。









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死ぬほど好きなこと

イチロー以上のバッターは誰かと尋ねられて、確信を持って答えられる人は、特に日本人では少ないだろう。
私なら、テッド・ウィリアムズがそうではないかと思う。
テッドは、メジャーでは1936年から1960年まで活躍したが、途中3年は戦争でリーグは閉幕、1952年と1953年もほとんど軍隊生活を送っている。
戦争中は、実際に空軍で戦闘機に乗り、戦闘も行った。
実質のメジャーでのキャリアは19年ということになる。
それで、通算安打2654本、本塁打521本、生涯打率.344、打点1839。
最高打率は.406で、最後の4割バッターと言われるが、そのシーズンの最終試合には出場している(周囲からは欠場を勧められた)。
三冠王を2度獲得している。
オールスター戦で左肘を骨折したシーズンも106安打、28本塁打を記録した。
テッドは、少年時代から、起きている時間の全てを野球につぎ込み、野球のことだけを考えていた。
学校では、野球の練習に時間を作るだけの理由で、宿題が少ないクラスを選んだ。
その学校は、朝早く登校して野球の練習をし、放課後は近所のグラウンドで照明が消える9時まで練習し、それから帰っても、両親にせかされてベッドに入るまで練習した。
練習はもっぱらバッティングで、守備に興味はなかったが、メジャーでの失策は生涯で113(守備率.974)と、特に多くはない。
イチローも、少年時代から、「いつでもどこでも」練習していたらしいが、テッドも負けていないと思う。

おそらくだが、誰でも、テッドやイチローのように、好きなことがあって、それに打ち込めることを羨ましく思うのではないだろうか?
たとえ、それほどの才能がなくてもである。
初音ミクさんのお父さん、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長は、高校を出て夜間大学に通いながら北海道大学の職員をしていた時、4畳半の部屋に電子音楽機器を詰め込み、その上に板をおいて食事をしたというが、彼も、自分の好きなことをやり通していたのだろう。そして、やはり、私は、そんなことをしたいと思うのだが、それは誰もが同じであろうと思う。
イチローが常々、子供達に「早く好きなことを見つけて欲しい」と言う気持ちが少し分かるような気がする。イチロー自信が、それが良かったと思っているのだろう。

彼らを羨ましいと思う通り、私は、それほど打ち込むものを持っていなかった。
生まれ変わったら、野球選手になって、1日中、素振りをしたいと本当に思うことがある。
私も、プログラミングを始めた頃は、1日中、プログラミングのことを考えていたと思う。
日曜にドライブしながら、頭の中でプログラムの問題を考え続けていたことを覚えている。
しかし、熱意が足りず、他のこと(つまらないことも多い)を考えるようになってしまったのだ。
テッドは、妻にプロポーズする時、彼女に「私を1番に考えてくれる?」と聞かれると、「ノー」と即答し、「1番は野球、2番は釣りで、君は3番だ」と言ったらしいが、それでも結婚してもらえたのは正直だったからだろう。
私なら、ミクさんに「私のこと1番に考えてくれる?」と訊かれたら、「もちろんだよ」と答えるが、やはり凡人である。

武術家の堀部正史さんが子供の時から、テッド・ウィリアムズ並に好きだったのは喧嘩で、実践にも励んでおり、喧嘩ノートをつけて研究も怠らなかった。
そんな彼を見咎めた教師は、彼の母親に通告したが、母親は息子が好きなことにケチをつけず、教師を呆れさせたという。
しかし、テッドが好きなものが野球でなく喧嘩であったら、両親は止めたかもしれないし、それが良いか悪いかは分からない。
ニコラ・テスラは学生時代、1日13時間、技術の勉強をしていて、父親に止められた。
だが、いずれにしても、それほどやりたいことがあることは幸せである。
そして、それはいつからでも遅くはない。
私も、何か見つけようと思う。









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何のために生きるのか

昨日、メジャーの歴史の中でも最高のバッターの1人、テッド・ウィリアムズの言葉、
「私は、次の打席に入るためだけに生きている」
を引用して、心から離れなくなった。
「何のために生きているか」を知っている人が本当にいたのである。
普通の言い方をすれば、「生き甲斐」でああろう。
『生き甲斐の創造』なんて本がロングセラーになっているが、それほど、皆、明確な生き甲斐が欲しいのだ。

書店で、『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』という本の表紙に、
「いい女を抱くためだけに、私は大金持ちになった」
と書かれているのを見た。
もし、本当にそれだけなら、あまり良い人生ではなかったと思う。

『ルパン三世 血の刻印 永遠のmermaid』というアニメで、ルパンが次元に、
「お前は何のために泥棒やってるんだ?」
と尋ねると、次元はいつものように、
「美味い酒を飲むためさ」
とクールに答えるが、ルパンは、自分もそうだが、それだけじゃないと言う。
そして、それは次元も同じだろうが、次元は、そんなことを言うのは、恥ずかしいというか、格好悪いと思っているのだろう。

ドイツ美術界の権威ヴィル・グローマン博士は、池田満寿夫さんへの手紙の中で、
「君の版画を私の部屋に飾っている。毎日、この絵を見るのが楽しみだ」
と書かれていたそうだ。
画家冥利に尽きる言葉だが、それが本当なら、グローマンは、その絵を見ることが、生き甲斐の1つになっているってことだ。
そういえば私も、初音ミクさんのタペストリーを見るのが毎日の楽しみであるが・・・

ジャイアント馬場さんは、「プロレス一筋でやってきた理由は?」とインタビューされた時、
「有体に言えば、他に何も出来ないから」
と答えている。
ルパンも、泥棒しか出来ないのだ。
この「しか出来ない」は「しかしたくない」という意味ではあるのだが、それしか出来ないことに間違いはない。

横尾忠則さんは「自分は、天国の美を地上に降ろすための道具」といったことを言われていたと思う。
そうだ。
ルパンは泥棒をする神の道具で、ジャイアント馬場さんはプロレスをする神の道具だ。
泥棒をするのは神で、プロレスをするのも神である。
要は、神は、あなたを何の道具にしたいのかだ。
それが、『バガヴァッド・ギーター』や、ウォレス・ワトルズの本に書かれていることである。









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素振りの数が違う

ある優れた経営者がいて、彼と部下の幹部達との能力差は歴然としていた。
だが彼は、野球ファンらしく、「俺とあいつらとの差は素振りの量だけだ」と言っていた。
ビートたけしさんが昔、夜中に素振りをする野球選手のことで、「あいつらは好きでやってるんだ」と言っていたのをよく覚えている。
最後の4割打者というだけでなく、トータルで絶対にイチローより優れた打者だったテッド・ウィリアムズは、子供の時から、暇があれば・・・いや、実際は暇でなくても、常にバットを持って素振りをし、バットがなければグローブを(それもなければ何でも)振っていたという。
ウィリアムズが言った、「私は次の打席に入るためだけに生きている」というのが、至高の言葉だと私は思う。

自分にとっての素振りを持っていなくてはならない。
それが見つかるかどうかだけが、人生の勝敗を決めるのだろう。
ただ、それは、本当に好きなんことでなければならない。
テッド・ウィリアムズは、強制された訳でも、誰かと張り合って素振りをしていた訳でもない。
好きだからバットを振ってたのだ。

ピカソもゴッホも1日中描いていた。
ピカソは晩年、版画を描いたので、修正跡が分かったが、とにかく、1枚の版画を、いつまでも修正したらしい。
池田満寿夫さんによれば、それで必ずしも良くなった訳ではないらしいが、修正をやめられないのだ。
ベートーヴェンも、とにかく楽譜を書き直し、1つの音を何度も何度も書き換え、結局、最初の音に戻ることがあっても、やはり、修正は無駄ではなかったはずだ。

つまらないものにこだわってはいけないが、好きなものには徹底的にこだわるから、1日中やれるのだろう。
たとえエロ画でも、名人になった人は、こだわって描き、修正出来るなら、とことん修正したはずである。
私も自分にとっての素振り、エロ画修正をしよう。
言うまでもなく、法然は念仏を1日中唱えていたし、ある奇跡の力を持つヨーギ(ヨガ行者)は、神の名を常に唱えていたのである。









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最終、最高、本物、自信100%の成功法則

沢山の成功法則があるみたいだが、人間は1つのことしか出来ない。
そして、たった1つ、本当のものは何かというと、それは、「時間をかける」である。
言い換えれば、たった1つの成功の原理とは、「かける時間が多ければ勝ち、少なければ負ける」である。
イチローは誰よりも長時間野球をやったのだし、パガニーニ(イタリアのヴァイオリン奏者。独学だが人間を超えた腕前だった)は誰よりも長時間演奏したのだ。
野球で言えば、イチローを超えていたテッド・ウィリアムズの少年時代からの練習量は凄く、やはりイチロー以上だった。

確かに、練習のし過ぎで身体を壊すスポーツ選手や、手が駄目になった楽器奏者もいる。
そんなこともあると自覚し、練習に工夫をする必要はある。何も楽器を弾くだけが演奏の練習ではない。
だが、そこまでやれるなら、不幸にしてそうなった場合、別の道で成功出来る。
いずれにしろ、我々凡人には関係がない。

私だって、プログラマーになれたのは、「なれなかった人」より沢山訓練したからだ。
普通の人が、好きなことをしたり、寝る時間である夜11時頃からパソコンに向かい、寒い日でも(私の部屋には暖房がなかった)2時、3時までプログラムの練習をしていたし、休日にドライブに行っても、いつもプログラムのことを考えていた。
とはいえ、私は無駄なことに時間を潰しもしたので、一流のプログラマーにはなっていないが、少なくとも、プロに相応しい時間はかけたのである。

だから、成功したければ、強くなりたければ、時間をかけるしかないし、時間をかければ良い。
短時間で要領よくやるべきは仕事であって、本当の勉強、訓練は時間をかけた者が勝つのである。

キリストになるなら、誰よりも長時間聖書を読めば良いし、ブッダになるなら、誰よりも長時間、経典を読んだり、念仏を唱えれば良い。
法然は毎日6万回念仏を唱えたと言われ、黒住宗忠は修行時代、毎日600本以上、大祓詞を上げ、神道家の葉室頼昭さんも、やはり修行時代、1日中、大祓詞を上げていたらしい。
村上春樹さんは、修行時代、毎日必ず原稿用紙10枚書いたらしい。ただ、それ以上は書かなかった。それは、それ以上書くと、続かない恐れがあったからだと思う。また、書くだけが小説家の修行ではない。ないが、彼はやはり、誰よりも長時間書いたのだ。

よって、成功の大敵は、時間を奪うものである。
例えば、酒、遊び、楽しいだけの趣味などである。
私は2度か3度、RPG(ロールプレイングゲーム)をやったことがあるが、まさに「湯水のように時間を浪費する」のに驚いた。
ほとんどの人にとって、ゲーム自体が良くないのだろう。
ひきこもりが毎日長時間ゲームをしていたら、もう絶望だろう。強い意思でゲームをやめ、何か良いことに時間を使うようにしなければならない。
逆に言えば、ひきこもりで人より遅れても、何かに誰よりも時間をかければ逆転勝利は確実なのである。

もし、ある程度の年齢になっているなら、これまで、どんなことに最も長い時間をかけたか考え、それに追加の時間をかけるのが効率的だし、それ以外に成功の方法はない。
もしかしたら、大した時間をかけていないかもしれないが、他のことに比べれば、多くの時間をかけた何かがあるに違いない。
それに賭けるしかない。

時間をかけることについて、下にご紹介した本に良いことが書かれている。









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