ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
コンピューターシステム開発技術者、サイコパスのKayのブログ

テッド・ウィリアムズ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。
[2016/11/21]滅多にはありませんが、あまりにレベルが低いコメントは公開しません。
[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。

現実的な成功の道

一番幸せな生涯とは、好きなことに好きなだけ打ち込むことが出来た生涯なのかもしれない。
たとえば、野球のメジャーリーガーだったテッド・ウィリアムズのようにだ。
彼は、子供の時から、起きている時間の全てをバッティングの練習に使おうとして、いろいろ騒動を起こしたようだ。
外野で守備についていた時にすら、バッティング練習をやっていたなんて話もある(それでもMLB最高の左翼手と言われている)。
テッド・ウィリアムズの名を知らない人も多いだろうが、イチローにも全く劣らない選手で、生涯打率.344、生涯出塁率は.482(メジャー記録)、通算案打数2654本、通算本塁打数521本。
最高打率は.406で、現時点で最後の4割打者であり、最後に首位打者になった時は39歳だった。
戦争で兵役についていなければ、ハンク・アーロンの本塁打記録を超えていた可能性もあったと言われている。
200安打に達したことはなかったが、デビューから8年は、ほぼ、180安打以上で、190安打以上も2回。しかも、試合数は現在より10試合ほど少なかったと思う。

ただ、メディアは、ウィリアムズやイチローのような極端な存在にスポットを当てるが、我々が彼らのようになる必要はないし、その真似をすることが必ずしも幸福なことではない。
ウィリアムズは家族は放りっぱなしで、子供と一緒に過ごしたことは、ほとんどなかったという。
為末大さんが言ったように、アスリートは才能が99%なのかは分からないが、才能というのは、やはり大きなものに違いない。
そして、ほとんどの人が、それほど大きな才能には恵まれていない。
子供の時は、野球やサッカーで天才と言われても、努力してもプロにすらなれない人なんてザラだ。
『神様のメモ帳』という小説で、地元でスターだった高校野球の投手が、なまじ、いくらか才能があったから分かったのだろうが、甲子園に行ったら、「化物みたいなのがウヨウヨしていて、俺なんか大したことない」と思ったというのが、何だかリアリティがあるように感じる(彼はそれで悲観してしまい、人生を誤る)。

しかし、プロスポーツのような特殊なものでなければ、それなりに打ち込めば、それなりの大物になり、一目置かれ、それなりの高収入を得られる可能性もある。
私のようなプログラマーも、プロ野球やプロサッカーで言えば、大したことのない中でも大したことないレベルでも、十分通用する。
私は、一時期は、数ヶ月間、毎日のようにプログラミングの本を買い、夜中の2時過ぎまで自宅のパソコンで練習し、休日にドライブしていても、プログラミングのことばかり考えていたのを覚えているが、その程度の修行でプロになれるのである。
ビル・ゲイツは天才プログラマーだったと言われているが、私はあまり信用していない。彼は、高校時代、プログラミング漬けで、それなりの腕はあったと思うが、彼が自分のプログラマーとしての唯一の業績という8080BASICの開発だって、大半はポール・アレンがやったというのが、おそらく本当だろう。ゲイツはBASICで業務用プログラムを作るのが得意だったが、アレンは、プログラミング言語などの基本システムの開発が好きだったからだ。
それでも、やはり、ゲイツはプログラミングの十分な基礎があったから、マイクロソフトの経営者として成功したことは間違いがない。

ただ、子供の時から、いつも文学作品を読んでいたり、ゲームばかりやっていたが、作家になった訳でも、ゲームプログラマーやゲームデザイナー、あるいは、プロゲーマーになった訳でもなく、中には、ひきこもりのニートになった者も確かにいる。
しかし、ひょっとしたら、ビル・ゲイツはともかく、現在、大成功している人だって、時の巡りあわせによっては、そんなふうになっていたかもしれない。
とはいえ、その差を分けたものは、自分で何とか出来るのではないかと思う。
天才ならともかく、その差を分けるのは、現実的に言って、ビジョンと計画だ。
うまくいかなかった人には、現実的な目標がなかったのだと思う。
1日中でなくても、しょっちゅう聖書を読んでるなんてのも、とても良いと思う。
ただ、読むだけでは駄目で、それで得た知恵を生かそうとすることは自分でやらなければならない。
宗教家になるか、あるいは、聖書の知恵を政治や経営、あるいは、教育の道で生かすか、いろいろな選択があるが、その選択は自分でしなければならない。
実話だが、刑務所に入っている間に、法華経を読み始め、それに没頭し、出所後、企業の幹部になった人のようにである。
そして、成功には、他者に共感することが必要である。
これがさっぱり無かった私は痛切に感じる。









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デモシカ仏陀

成功したかったら、結局のところ、好きなことを思い存分やる以外にない。
まあ、そう言ったら、今の時代、「じゃあ、ゲームをとことんやります」と言われても、「まあ、お好きなように」と言ってやるしかないが、ゲームで成功した者も確かにいるし、色事にかまけて芸術みたいなもので成功した者もいる。
ただ、初音ミクさんのお父さん、クリプトン・フューチャー・メディア社長の伊藤博之さんが講演で言われていたが、好きなことが出来るシステム・・・まあ、場所や設備や時間、それに、経済的なことも含めた環境全般なのだろうが、それは自分で作らないといけない。
通算出塁率のメジャー記録を持ち、イチローも成し得なかった打率4割を達成した、現在、最期の4割打者であるテッド・ウィリアムズは、子供の時からバッティングが大好きで、起きている時間の全てをバッティングに注ぎ込もうとしていた。
それほどまでにバッティングが好きで野球選手になれないことがあるのかどうかは私には分からないが、いずれにしろ、それほど好きなものがあることは幸せなことだろう。多分・・・

誰かが、「成功したかったら、自分の好きなことは何か、じっくり心ゆくまで考えろ」と言ったが、いろんな意味で、それは難しいと思う。
また、ミクパパの伊藤博之さんは、確かに音楽が好きだが、ミュージシャンになろうとはせず、電子音楽に徹底的にのめり込んだのは、運が良かっただけかもしれない。
彼は、北海道に生まれ、会社も北海道で作り、ずっと北海道で事業をしているが、ミュージシャンになるために東京に行って、失敗して帰って来た人達を見ていたらしいが、それも良かったのだろう。
ビル・ゲイツだって、高校生の時にプログラミングにのめり込んだが、一(いち)プログラマーにこだわっていたら、果たして成功出来たかどうかは分からない。
彼の、プログラマーとしての業績は、本人も言う通り、8080CPU用のBASIC言語しかないが、それも、大半はポール・アレン(友人でマイクロソフト共同創業者)が作ったという話もある。
ゲイツが天才プログラマーだというのは、いまひとつ信憑性はないが、それでも彼は、人類の中で、ほとんど誰よりも成功したのだ。

宮沢賢治なんて、運の悪い例かもしれない。
彼は多分、文章を書くことが好きだったのだろうが、教師をやったり、音楽をやったり、サラリーマンもやったし、農業指導者もやった。
そして、文学で稼いだ金は生涯で5円(今の10万円くらいか)だけだ。
彼の場合、案外に、家が大金持ちだったことが、災いしたのかもしれないが、それは何とも言えない。
ゴッホも、家が金持ちだったわけではないが、弟のテオが経済面の一切の面倒を見てくれたことが、果たして良かったのか悪かったのかは分からない。

いずれにしろ、自分が本当に好きなことを見つけ、それに邁進出来た者は、そうでない者より幸せだし、特に今の時代なら、ほぼ確実に成功出来ると思う。
だが、自分でそれを見つけることが出来る者は、きっと少ないのだ。
あなたもその1人と思う。
だから、「自分探し」なんてものが流行るのだが、それで首尾よく見つけることが出来る者も、やはり、滅多にいないのだ。
では、片っ端から試していけば・・・いや、やっぱり、見つからないまま人生を終えてしまう。
世界ってのは、それほど多くの偉人を求めてはいないのかもしれない。
だったら、悟りを開くとか、仙人やマスター(大師)を目指すよりないかもしれない。
「ブッダにでもなるか」「キリストにしかなれない」
案外に、釈迦やイエスはデモシカだったのかもしれない。
不遜かもしれないが、私は少し、そう思っている。









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