ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ソクラテス

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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一番賢い人

不思議なこと、神秘的なことが好きな人のことを、否定的な意味で「夢想家」「神秘家」「オカルティスト」「現実逃避」等と言って蔑む人が多い。
だが、ある程度は、不思議なことが好きでないといけない。
なぜなら、宇宙は、不思議なことに満ちているからだ。

度の過ぎた不思議好き、神秘好きで、現実を見ないという人がいるという話がある。
だが、「現実を見ない」というのは、実は、不思議好き、神秘好きとはあまり関係がない。
不思議なことを話す者を馬鹿にしている学生には、毎日の食事が魔法のような力で出てくる・・・つまり、親が苦労してお金を稼いでいたり、食べ物の材料を誰かが収穫、生産し、そして、誰かが運んでいる・・・等ということを全く考えたことがないという者も多い。
上皇陛下、上皇后陛下が、子供の時の天皇陛下きょうだいを育てられる時、「毎日の食事が魔法で出てくるのだと思わせないよう配慮した」という話を聞いたことがあるが、普通の家庭の方が、よほど、そんなことを考えていないのだと思う。

この世が神秘に満ちていると言ったら、
「それは科学が未熟なためで、いずれは、全てを合理的に説明出来るようになる」
と言う者もいるが、それは傲慢というものかもしれない。
『ミクロの決死圏』というSF映画で、モノをミクロサイズに縮小する技術で小さくなって、人間の身体の中に入り込んだ科学者達がミクロレベルでの生体活動を見て、ある科学者は「神の存在証明だ」と言うが、別の科学者は「偶然の進化」と言う。
どっちの考えを支持するとしても、浅はかであってはならない。

2400年前の荘子が、人間の知性などたかが知れていると言ったが、賢くなればなるほど、そう思うものではないだろうか?
学校の試験の成績が良いことで自分が賢いと思うことは、実は馬鹿なことだと教えてもらえない世の中であることが、無駄な不幸や問題を起こしているのではないだろうか?
最も賢い者は、ソクラテスのように、「私は、自分が何も知らないということだけを知っている」と考えているかもしれない。

人間の中には万能の力があり、信じたことは実現する。
人間の知性の範囲で考えれば、これは愚かな考えである。
だが、自分を超えた存在があると思うことが出来るなら、希望を見出し、人生は生きるに値するものになるかもしれない。
もし、知性にとって神秘に感じるものがないとしたら、ある芸術家が言ったように、人生など下男にやらせておけば良いのであるが、その下男も真理を知れば、そして必要があれば、下男をやめることが出来る。

だが、それでも、人間の知性で全てを説明出来る、あるいは、説明出来るようになると信じる者がいるなら、それはそれで尊重する。
知性で一応の説明が出来ることも多い。
だが、当たり前の現象の背後にも、やはり、人間の理解を超えたものが存在する。
そして、なまじ感性が鋭く、知性があるために、解るはずがないことを解ろうとして悩む者もいる。
解らないことを、うまく留保することも知恵である。
解らないからといって否定すれば、解らなくても使えるはずの神秘の力を拒否することになる。
実際のところ、我々は、自分の手をどうやって動かしているかについても、ほんの少しのことしか知らない。
まして、奇跡のような大きな力のことは、ほとんど理解出来ない。
宇宙がどのように出来たか、少しは解っているかもしれないが、全体としては、全く解っていないに等しい。
だが、宇宙を創造した力が手を貸してくれるという好意を断わる必要もあるまい。








偉大な国、偉大な人間が持っているもの

アメリカ合衆国は、唯一の超大国として、今日まで生き残っている。
かつての超大国ソビエト連邦は崩壊し、現在のロシア連邦として再構成されたが、ロシアのGDP(国民総生産)は世界11位でカナダ、韓国並。1人当たりGDPでは、日本も悲惨なもの(25位)だが、ロシアは65位で、これは中国やメキシコ並で、途上国と競うレベルだ。
中国は全体としては超大国と言えるかもしれないが、上の1人当たりGDPを見ても分かる通り、貧富の差が激しく、早い話が国民の大半は幸福とは言えない。

なぜ、アメリカがこれほど偉大な国であるのかというと、アメリカ合衆国憲法の力と言えるのだと思う。
アメリカ合衆国憲法は、1787年9月17日に作成され、1788年に発効している。
アメリカ建国者達が、将来ずっと、アメリカが発展し、子孫が幸福であることだけを願って、知恵を絞り、最大のエネルギーを費やして作ったのが、このアメリカ合衆国憲法だ。
その前文は感動的であるので、Wikipediaから和訳を引用する。

われら合衆国の人民は、より完全な連邦を形成し、正義を樹立し、国内の平穏を保障し、共同の防衛に備え、一般の福祉を増進し、われらとわれらの子孫のうえに自由のもたらす恵沢を確保する目的をもって、アメリカ合衆国のために、この憲法を制定する。

スーパーマンは自由と正義のために戦うが、まさにそれが、アメリカ合衆国憲法の精神なのである。
これと共に、アメリカの公式モットー、「IN GOG WE TRUST(我々は神を信じる)」が、アメリカに超自然的な加護をもたらしたように思う。
だが、今や、アメリカの権力者達は、アメリカ合衆国憲法を踏みにじり、神への崇拝を巣て拝金主義に成り下がり、アメリカは危機的状況にある。
トランプ大統領は、「私の最大の責務は合衆国憲法を護ること」と言ったが、他の多くの政治家はそうではないのである。
だが、軍のトップは、誰に従うかと聞かれ、「憲法に従う」と述べたのであり、アメリカ軍はまだ生きている。
アメリカ合衆国憲法が存続出来るか、それとも、捨てられるか、そして、アメリカが神を崇拝する国か、神を捨てた国になるかが、次の6日の上院下院合同会議で決まるかもしれないのである。

ところで、人間が個人で、優れた憲法のような格率(かくりつ。行動規則)を持てば、その者は、他に抜きん出た偉大な人間になれるかもしれない。
フランスの哲学者ルネ・デカルトにとっては、自ら作った『方法序説』がそれ(自己の格率)で、これは6章から構成され、序文のデカルト自身の弁によれば、「12歳の子供でも理解出来る」ものである。
プラトンの『ソクラテスの弁明』を読めば、ソクラテスも、シンプルで特別な格率を持っていたと思われるのである。
空手家の大山倍達氏は、中学生の時に、パスカルの『パンセ』を熟読し、それによって、自分なりの格率を持っていたから、世界的な空手組織を作るまでになれたのだと思う。
偉大な人間は、やはり、何か具体的な格率があると言って間違いない。
その上で、やはり皆、様々な形ではあるが、強い信仰を持っているのである。
格率は、一般的には、「自己の哲学」とも言えるが、自分に合った、そして、現実的には、あまり難しくないものが良いに違いない。
そして、それを持つ者のみが偉大になれるのではないか、あるいは、成功するのではないかと思うのである。








神になる方法は最も簡単である

混じりけがなければ神である。
個性のことをカラーと言うことがあるが、どんな人間にも、なんらかのカラーがある。
個性が強いことは、良いこともあるが、度が過ぎると悪くなる。
個性のない人間が蔑まれることがあるが、個性のない人間などおらず、むしろ、個性のなさが欠点とされる者は、どこか好ましくない個性を持っているのだ。
もし、本当に個性のない人間がいれば・・・いや、絶対にいないのだが、それに近ければ、畏怖するほどの神聖さがあるに違いない。

イチローという野球選手は、どこが一番凄かったのかというと、トータルバランスで、ある意味、非常に無個性な選手だった。
脚が速いとか、レーザービームと言われる遠投が凄かったと言われるが、特に筋力が強い訳ではなく、むしろ、脚の速さを阻害する個性、遠投を阻害する個性がなかったのだと思う。

ソクラテスが、人気哲学者のヒッピアスに、「美とは何か?」と尋ねたことがある。
ヒッピアスが「美しい少女だ」と答えると、ソクラテスは、「いかに美しい人間の少女でも、女神の中に入れば美しくはない」と言い、ヒッピアスも、それはそうだと同意した。
なぜ少女が美しいのかというと、大人の女性に比べて個性がないからだ。
そして、特に少女と言わなくても、究極の美女の顔というのは、全ての女性の顔を平均化した顔で、全くの無個性が最も美しいことが、デジタル技術で実証出来る。

無個性は純粋であり、純粋であれば、神がそのまま出てくるので無敵であり、最も美しい。
美の女神ヴィーナスの絵は多いが、どれも、画家の個性が出ていて、実は醜い。
画家が個性を消せば消すほど、本物の美の女神に近付く。
そして、本物の美の女神は、全くの無色透明だ。

人間の個性は自我が作る。
よって、自我を消せば神になる。
つまり、無になれば不可能はなくなる。

では、純粋になるにはどうすれば良いだろう?
ここが核心である。
キリスト教では、3が神秘数と言われているが、実を言えば、キリスト教以前から・・・つまり、ギリシャ神話の時代からそうだった。
アリストテレスは、「2は両方とは言うが、全部とは言わない。3つで全部と言う」と、3の完全性を説明した。
あらゆる色がRGB(赤、緑、青)の混合で作れるようなものだ。
そして、人間存在というのは、身口意(身体、言葉、精神)の3つで成り立っている。
仏教では、純粋な存在である仏になるために、そのどれかを停止させることで、3つ全て停止させるというのがカラクリだ。
座ることで身を止め、お経を唱えることで口を定常化させ、仏や仏国土を観想することで精神を定常化させる。
しかし、仏教以前のヒンズー教の時代から、マントラ(真言)を唱えれば、身口意の全てが純粋になることが分かっていた。
だが、この簡単なことが隠されたか、退屈に思えるので嫌われたのである。
よって、呪文、マントラ、念仏、真言、ナーマスマラナ・・・何と呼んでも構わないが、呪文のようなものをずっと唱え続ければ純粋になる。
つまり、神(あるいは仏)に近付くのである。
尚、ラマナ・マハルシが指摘したのは、最も効率よく純粋になる言葉は「私」である。
ずっと「私」と唱えると、悟りを開くということもあるが、超人化するのである。ただ、本人にそれを誇る気がないので分からないのである。








一番偉いのは誰か

真理に対し混乱した人間を見ると、がっかりするし、気の毒に思う。
何をどうすべきか、どうすべきでないかが分からずに迷い、挙句、いつも、何をやってもうまくいかず、人生の果実を味わうことが出来ず、「小さな幸せ」で自分を慰め、それでも不満を抱えている。
ひょっとしたら、どこかに道があるのではないかと思ってはいるが、それが見つけられない。

ほとんどの日本人が混乱している理由は、戦前の思想統制がなくなり、人間は自由・平等であるという、アメリカの民主主義を猿真似しながら、実際は、政府、大企業、マスコミが、自分達に都合の良い思想を、我々に押し付け、それを凄い力でやるので、かなりうまくいっている・・・つまり、我々は下らないことを信じてしまっているからだ。
政府、大企業、マスコミが我々を騙して修得させようとする思想は、少しも自由・平等ではなく、偏向統制・不平等だから、混乱して当然だ。

なぜ混乱させられるのか、根本を単純に言えば(根本は単純なのだが)、「誰が一番偉いか」を間違えているからだ。
あのソクラテスすら迷っていたことが分かれば、この問題にも光が見える。
ソクラテスは、「神が一番偉い」ことを一面で分かっていた。
しかし、ご存じのように、「悪法も法」と言って、法律というか、政府の高官も、とても偉いと思っていた。
そして、まずいことに、国家が祭る神も大変に崇拝していた。
まとめると、ソクラテスは、「本当の神」「法律」「作り物の神」を全部、本当に偉いと思っていたのだ。それなら、混乱するのは当然だ。
そのため、彼はずっと貧乏で、当時は名声は低く、家族にも大事にされなかった。

アメリカ合衆国は、建国した時に憲法も掲げたが、1956年に「我々は神を信じる」を国家の正式なモットーとする前から、聖書の神が一番偉いと、はっきり定めていた。
それで、いろいろはあったが、1960年代まではアメリカは超越した国家で、今にいたるまで、その残像で何とかやっているが、今は、金持ちが一番偉いという思想が蔓延し、神を崇拝しないので、混乱しているのである。

つまり、神が一番偉いと分かっていれば、混乱せず、何をやってもうまくいく。
だが、大半の国では、国家が神の偽物を作り、国民もそれを有難がるので、国民は混乱し、奴隷の身分に甘んじている。
アメリカ大統領は、かつては、神の意思を行う者だった。
今も、就任の時に聖書に宣誓することが、その名残だが、実際は、大統領自身が一番偉い人になっていた。
だが、トランプ大統領は分をわきまえていた。
だから彼は、「アメリカを再び偉大に」と言った。
つまり、エリートが偉い国ではなく、神が一番偉い国にしようとした。
この考え方は、政治家、大企業、マスコミには都合が悪く、ヒラリー・クリントンが言った「アメリカは既に偉大」、つまり、「金持ちが支配するアメリカこそ偉大」が都合が良いのである。
日本だって、最高の人格者である天皇が神の代理人であった時は、真に優れた国だったのに、政府・軍部が、それに色付けをした昭和のあたりから弱くなった。

作り物の神でなく、内なる神が一番偉いことが分かれば、個人レベルで混乱は去り、真の力を発揮出来る。
混乱した人間でいる必要はない。
だが、神が一番偉いと理解している人間が増えると、金の亡者である現在の支配者には脅威であるから、神が一番偉いと知っている人間は嫌な目に遭うかもしれない。
だが、一番偉いのは神(仏でも良いが)であると理解している人間には、人間は誰も手出しは出来ない。
偽物の偉い人達が言う神ではなく、本当の神が一番偉いと分かっていれば良い。
1つの方法として、宗教団体など全く関係なく、念仏を唱えるのも良いことである。








考えることを放棄した者が最強な理由

私が本当に名言だと思うのは、BLOGOSに掲載された、UFO研究家の矢追純一さんのインタビュー記事
「宇宙人が飛んでくるから、それを撮るんです」〜矢追純一氏がUFO特集を始めたワケ
の中の、
「僕は小さい時に、自分でものを考えることを放棄したんです。頭も悪いから。」
だ。
私は、矢追さんはソクラテスの生まれ変わりではないかと思っている。
ソクラテスは、「私だけが、自分は何も知らないと分かっているので、私が人類で一番の知恵者でなのだ」と言ったのだ。
ただ、矢追さんは「方針だけは決めろ」と言われているように思う。
方針・・・と言ったら何やら抽象的だが、英語で言えば、ポリシーとかプランで、こっちの方が少し分かり易いかもしれない。
ただ、ざっくりとしたポリシーやプランなのだろう。
丁度、長谷敏司さんのSF『BEATLESS』で、超高度AIである美少女アンドロイドのレイシアが、17歳のアラトに「私たちが共に歩む未来をデザインして下さい」と言い、結局、アラトが、後にその「デザイン」を、ざっくりと、「皆が信じられる未来」と言ったようにだ。
まあ、普通の人の場合は、「方針/ポリシー/プラン」は、社長になるとか、プログラマーになるとか、金持ちになるといった感じかもしれない。
だけど、自分で、それをどう実現するかと考えると、もう、ややこしくなってうまくいかないし、そもそも、思った通りに事は運ばない。
さらに、「考え」なんてのは、自分の意志で起こしているように感じても、実際は、頭の中で勝手に起こるものであり、それを「私が考えている」と思っているだけというのが科学的真実らしい。
だから、方針をはっきりさせて、考えることを放棄すれば、方針にそった良い考えが発生するし、それどころか、「流れ」とでも言うべきものが生まれ、自然にうまくいくはずだ。ちなみに、世間で言う「思考停止」とは、実際は、考えていないのではなく、「下らないことを沢山考えている状態」なのである。
方針をバシッと一度で頭にインプットすることは難しいので、例えば、「社長になる」と頭の中で唱え続けると良い。
これに関しては「社長になった」と過去完了形で言うのが良いと言う人もいるが、好きなようにやれば良い。
別に私は社長になりたくはないが、もし、そんな方針を持つなら、「社長、社長、社長・・・」と単語だけで唱える。
「社長になる」とか「社長になった」なんて唱えると、まず、反発が起こり、潜在意識に定着しないからだ。
では、いよいよ、私も考えることを放棄しよう。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんを愛す
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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