ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

スマートフォン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
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[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

低価格スマートフォンUMIDIGI A7 Proについて

ちょっとスマートフォンの話を。
通信料が安いSIMフリー機に興味のある方の参考になればと思う。

私は、スマートフォンを、ドコモ、au、ソフトバンクのお店で買ったことがない。
AmazonでSIMフリー機を買い、それに、格安SIMカードを入れて使っている。
私は、スマートフォンはインターネット専用で、通話はいまだガラケーを使っていて、月額料金は合わせて2000円ほど。
やり方は、別に難しいことはないのだが、やや戸惑う人も多いかもしれない。
(このスマートフォンをこのまま通話用にも簡単に出来るが、これで通話やショートメールを受け付けたくないのでやらない。)

私は常にAndroid機を使う。個人的にiPhoneは使う気にならない。
ところで、国内スマートフォンメーカーは、スマートフォンをSIMフリーで売ることが滅多になく、正規販売では、SIMフリー機は中国製が圧倒的に多い。
中国製SIMフリースマートフォンの特徴は、価格が安いことと、表面上のスペックが高いことだ。
だが、安心して買えるのは、GoogleのPixcelや、ソニーのXperiaだが、欲しいスペックのものは10万円以上する。
来月発売のソニーXperia 1 IIは、5G対応で、その他も素晴らしいスペックだが124,000円。

中国製SIMフリー機は、先程も述べたがスペック上は良い。
だが、私には、あまり良いイメージがない。
私は2016年8月に、初めて中国製SIMフリー機ZenFone 2 Laser を購入した(37,600円)。
メーカーのASUSは、GoogleのタブレットNexus7を作っていたメーカーで、このNexus7(2013年版)が大変に良かったこともあり、期待して購入した。
このスマートフォンは、画面は、6インチ、FHD(1920 x 1080ピクセル)、内蔵ストレージ32GBで、スペック自体は十分だが、余計なアプリが沢山プリインストールされていて、その多くが、アンインストールできない。それらのアプリは、しつこく有償アプリ購入に勧誘してくるし、中にはスパイウェアであると感じられるものもあった(実際は分からないが)。
ちなみに、画面解像度FHDの1920 x 1080ピクセルは、テレビのフルハイビジョンやblu-rayと同じで、スマホの小さな画面ではかなり緻密である。最近はFHDのスマホも増えたが、まだHD(1280 x 720ピクセル)以下が主流と思う。
このZenFoneは、2年ほど使っていたら、突然に再起動することが起こり始め、連続再起動まで起こるようになった。
それで、2018年6月、香港に本社があるLenovo(レノボ)のSIMフリー機「Lenovo PHAB2 Pro」を購入した。

Lenovoは、携帯電話事業を米国モトローラと統合し、本店をアメリカに置く等、偏見かもしれないが、普通の中国メーカーとは信頼感が違う(ような気がする)。
実際、Lenovo PHAB2 Proは素晴らしいスマートフォンで、私は気に入っている。
6.4インチQHD (1440 x 2560)のディスプレイは美しく、標準64GBの内蔵ストレージに、その頃には安くなっていた128GBのマイクロSDカードを追加すれば、使い切れないほどの容量だった。
当時としては大きい4050mAhのバッテリーも有難かった(標準的なスマホで3000mAh程度か)。
欠点としては、誰が見ても「え?それスマホ?」というくらいデカいことで、片手での操作は無理で、重くもあった。しかし、それはさほどのことはなかった。
私は、スマホは画面の大きさ、美しさを重視する。
ところが、このLenovo PHAB2 Proは、2年使うと、バッテリーの消耗が早くなってきた。
また、このスマホは、Android6以上に対応せず、若干の不都合もあった。
しかし、バッテリー交換さえ出来れば、もうしばらくは使い続けると思う。バッテリー交換は、やろうと思えば出来るだろうが、面倒そうなのでやめた。

そこで、SIMフリー機のメリットの1つである、「とりあえず買って使う」という軽い気持ちで、最近、中国メーカーの、UMIDIGI A7 Pro を購入した。
決め手は、「余計なアプリは入っていません」だった(笑)。それは、ほぼ本当だった。
OSはAndroid10。
ディスプレイは、6.3インチFHD+(2340 x 1080)。
内蔵ストレージは128GBで(64GBモデルもある)、バッテリーはLenovo PHAB2 Proの4050mAhを超える4150mAh。
尚、Lenovo PHAB2 Proが6.4インチと言っても、UMIDOGI A7 Proは、最近主流の縦長ディスプレイであることと、画面以外の面積が少ないことで、Lenovoよりはるかに小さく、実は、その前に使っていた、6インチのZenFoneより小さいのである。
ダメ元のつもりだったが、反応速度といい、全く問題ない(私はゲームをしないので、ゲームでの性能は分からないが)。
背面の4眼カメラは目立つが、私は写真性能は、これまでのスマホでも十分と思っているので、多分、凄いのだろうが、良さが実感出来ない。
バッテリーの持ちは実感として良い。
そして、価格は、何と、17,969円(税込)であった。
また、最初から画面保護フィルムが貼ってあり、保護カバーも付属していたのは驚いた。
それと、ちょっと良かったのが、USBコネクタが、ZemFoneやLenovo PHAB2 ProのMicro USBではなく、Type-Cであることで、これは、他のタイプのUSBコネクタと違い、表裏がないので、楽である。
とりあえず、当面、これでいこうと思う。
これで、中国製スマートフォンのイメージが変わるだろうか?

ところで、Lenovo PHAB2 ProもUMIDIGI A7 Proも、ケースに入れても、そのケースのカバーの開閉で電源ON/OFFをしない。
Lenovoの方はまだ、電源OFF時に、画面をダブルタップすれば電源ONになったが、UMIDIGIはそれもない。
私は心配性なのか、いちいち電源スイッチでON/OFFをすると、スイッチが壊れてしまうような気がする(まず、その心配はないと思うが)。
だが、カバーの開閉などで、電源ON/OFFをすることはアプリで出来る。
そのアプリも多数あるが、いろいろ試したら、Gravity Screenが最も良いと思った。








私がアップル製品を使わない理由

個人的には、私は、アップルのiPhoneやiPadが売れる理由が全く分からない。
もし、AndroidのスマートフォンやタブレットPCが存在しなかったとしても、私は、「何て使い難いんだ」と思って、iPhoneやiPadを買わないと思う。

ただ、iTuneストアで、欲しい音楽コンテンツを、すぐに見つけて購入できることは素晴らしいと思った。
しかし、あまりにも買いやすいので、ついつい余計に買ってしまう。
これは麻薬的であり、だんだん恐ろしくなって、ある時、クレジットカード登録を削除し、もう買えないようにした。
ところが、私は、アップル製品の使用をやめたので、PCからiTunesアプリをアンインストールしたのだが、iTuneストアで買った音楽がm4p形式という特殊なものなので、そのままでは他のアプリで再生できない。面倒なので、欲しいものは、CDやAmazonデジタルミュージックで買い直した(本当に欲しいものは、そんなにはないということが分かった)。
また、iTunesアプリにしろ、同じアップルのQuickTimeにしろ、インストールするとWindows起動と同時にメモリにロードするので、PC全体が遅くなり、メモリも圧迫される。
ただ、それは、アップル製品だけでなく、アドビ製品もそうであるが、特にアドビ製品はメモリを大量に消費するので、インストールしても何も良いことがない。しかし、Flash Playerを必要とすることが多いので、やむなくアンインストールせず、Windows起動の際にロードされないよう設定してある。しかし、そんなやり方を知らない人は、PCが遅くなって嫌な思いをしていることだろう。

私が、アップルのタブレットで特に疲れさせられたことは、PCに存在する音楽やビデオを、iTunesアプリで「同期」という形でしか、iPhone等に取り込めないことだった。
iPhoneに入れたい音楽やビデオがあっても、まず、iTunesアプリが入ったPCにそれを取り込み、それから、iTunesアプリに登録し、そして同期して、やっとiPhoneに入る。
Androidなら、エクスプローラーでドラッグアンドドロップ一発なのだから、iTunesのやり方はひどく煩わしく感じる。
また、iPhoneやiPadに音楽やビデオを入れるためのPCが3台あれば、その3台とも、全く同じ形で音楽やビデオをHDにコピーしておき、iTunesも同じ設定にしなければならないが、これはもう、とても考えられない。
一度、PCのフォルダ名を変えたら、iPhoneから消えこそしなかったが、当然、同期不能になった。フォルダ名なんて、普通に変えるのだが。
また、Androidなら、友人のPCにぱっとつないで、そこにある音楽やビデオを引っ張ってこれる。まあ、これをやることが、違法コピーにつながる可能性があるのかもしれないが、まさか、それを防止するために、iTunesアプリは、あんなややこしい操作を強いているのだろうか?(多分そうだとも思う)

操作性やタッチパネルの性能に関しては、アップル製品は素晴らしいという話がよくある。
確かに、安価なAndroidタブレットには、タッチやスワイプの反応、追従性が悪いものがあったと思う。
だが、iPadミニとNexus7を操作し比べたら、明確な差はなかったと思うし、慣れた方が使い易いということで間違いないと思う。
どちらが上にしろ、言うほどの差はないと考えて良いだろう。
そもそも、私は指も含めて乾燥肌ということもあるが、タブレットは使い難い。
文字入力操作が多いのに、どうしてもタブレットである必要があれば、簡単に使い易いキーボードを付けられるWindowsタブレットを使っているが、やはりノートパソコンが良いと思う。
スマートフォンで文字入力をすることは、ほとんどない。

ところで、マイクロソフトの時価総額が、アップルやGoogle(全体の)の半分というのは、時代が変わったものだと思う。
もちろん、利益率では、基本的にソフト会社であるマイクロソフトが高いのだが、マイクロソフトもハードウェア事業に手を出し、また、設備投資を盛んに行っているので、Googleとは差が縮まっているようだ(この点ではアップルはハード主体なので、下がる傾向が強い)。
そして、Google Chrome OSがWindowsに取って変わる可能性も、なきにしもあらずである。とはいえ、あるとしても、やや先のことである。









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権利にしがみ付く者に芸術は創れない

集団的自衛権の法案成立に反対するデモのニュースをよく見るようになったが、反対デモ自体には力はないものらしい。
ただ、反対する人々が十分に多いと、次の選挙で、その法案を支持した議員には投票しないぞといった、ちょっとした脅しがかけられるということはあるのだろうか?
しかし、その効果はおそらく、あまりないのだろうと思う。
議員は、賛成か反対か分からないような立場を取れるものだし、投票者も、選挙の時はあまり追及しないものだ。
憲法第九条は別格であるが、大抵のことは政府主導で進んでしまい、いったん決まった法律は百年くらいは変えることは不可能だ。
実際、何の効力もないばかりか、弊害のある古い法律が沢山、改定されずに残っている。

ところで、最近のスマートフォンやタブレットPCは、ますます高性能化してきたが、どこが良いのかというと、普通のパソコンを圧倒する画面表示の美しさだ。
20インチ以上の画面でも、フルHD(1920×1080ピクセル)は十分に綺麗なのに、10インチ、7インチ、さらには、5インチ前後のスマートフォンもフルHDを採用するのだから、本当に鮮やかだ。
しかし、この素晴らしい画面を持ったタブレットPCやスマートフォンって、ブルーレイやフルハイビジョン放送を見る以外に何か意味があるのだろうかと思う。
けれども、それを見ること自体が、事実上、法律で禁止されてる。
ブルーレイやデジタル放送のコンテンツを、タブレットPCなどにコピーすること(正確にはブルーレイ等のプロテクトを回避すること)は法律で禁止なのである。
ならば、高解像度のタブレット端末は、ほとんど何の意味もないことになる。

制作者があまりに権利を主張していては、芸術が生まれることはない。
現在の、音楽、映像コンテンツは娯楽的になり、派手で刺激的で楽しくなっているということは言えるが、質は低下しているし、今後、更に低下するだろう。
芸術というのは、無償の行為なのである。
ギリシャ神話の源流の1つである叙事詩『神統記』を書いたと言われるヘシオドスは農夫であり、いわば日曜詩人で、職業詩人ではなかった。
名曲の誉れ高いフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』を創ったのは、職業軍人(技術軍人)で、趣味で音楽をやっていた日曜音楽家であった。
アインシュタインは自分の物理学は趣味だと言い、たまたま、かなりのお金になったが、彼はその金を誰とでも、どんなロクデナシとでも分かち合った。
アインシュタインの物理学は芸術であった。

初音ミクのミュージックビデオのDVDである『MUSIC OF SCIENCE』は今日では非常にユニークなものだ。
DVDが2枚入っていて、1枚は普通のDVDビデオなのだが、もう1枚のDVDに、DVDビデオと同じ内容のHD画質のMP4ファイル(動画)が入っている。
DVDビデオが720×480ピクセルの標準画質で、HD画質は1366×768なのだから、主コンテンツより付属コンテンツの方が高解像度なのである。
これだと違法なリッピングをしてDVDビデオからMP4ファイルを作る必要はない。
無論、いかなる著作物にも著作権があるが、この製品では、コピー禁止などの無駄な表示はないし、MP4ファイルに関しては、購入者の持ち物である限り、どんな機器にも無制限にコピーできる。
素晴らしい芸術作品であると思うし、その後、この作品の制作者はさらに進歩している。
そして、この制作者は、立派な良識の持ち主であると思う。
ならば、私のような、この作品を購入した者も、コンテンツをコピーして他人に渡したり、一般に公開するようなことをしてはならない。
ただ、本当は、コピーや一般公開をしても良いが、制作者に相応の報酬が入るようにすれば良いのだと思う。
いずれにしても、コピーは止められない。
それならば、新しい流通の形、新しい著作権、版権の形を作らなければならない。
著作者の権利を侵害してはならないが、制作側も権利を握りしめてはならない。
権利を握り締めて離さない者に芸術は創れない。
「俺が作ったんだ」と言う者は芸術家ではない。
芸術は人が創るのではなく、神が人を媒介して現すものであるからだ。









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アップルファンと初音ミクファンについて

昔から、アップル社のMacintoshパソコンのファンは、このパソコンに非常に強いこだわりがある場合が多いだろう。
Windowsパソコンと比べるのも汚らわしいと言いかねない人もいて、要は、MacintoshやそのOSであるMAC OSは、WindowsパソコンやWindows OSより「ずっと優れている」ということと思う。
しかし、「具体的にどこが良い?」と聞かれて、はっきりこうだと答えられる人はあまりいないのではないかと思う。
私も、Macintoshファンに何度も尋ねてみたが、帰って来る答えは「私は絶対にWindowsパソコンなんて買いませんよ」といった、いわば的外れな答えである。

Macintoshパソコンのシェアは高くないので、このパソコンのファンはオタク扱いされたり、自分達の主張(MacintoshはWindowsより良い)が認められず辛い思いをしたことも多いと思う。
私も正直、MacintoshやMAC OSの良さはさっぱり分からない。
しかし、このパソコンやOSがしっかりと存続し、しかも進化し続けていることはやはり、決して無視できないことである。
つまり、このパソコンやOSの良さをしっかりと認め、支持するユーザーがはっきりといて、そのほとんどが決して離れないのである。
これは、軽く扱えることでは決してない。

Macintoshのシェアはあまり高くないが、スマートフォンやタブレットPCの時代になって事情が変る。
アップルのスマートフォンであるiPhoneや、タブレットPCであるiPadは、先に登場したという利もあるが、圧倒的シェアを誇った。
しかし、やがて、後から出て来たAndroid OSを搭載したスマートフォンやタブレットPCに追いつかれ、追い越されるようになると、Macintoshパソコンと同じような状況になってくる。
iPhoneやiPadのどこが良いのかと聞かれても、特に明確な答えはなく、「とにかく良い」の一点張りのように思える。
その中で、MacintoshパソコンとiPhone、iPadに共通してよく言われることは「作業効率が良い」ということである。
私は昔、ソフト開発ではWindowsを使っているが、マニュアルなどの制作ではMacintoshを使っていたITベンチャーの社長に、「ドキュメントを作る時の作業効率ではMacintoshは全然違います」と言われ、私も大変に興味を持った。
私も当時、一太郎から慣れないWordに変えたばかりであったし、Macintoshを使ってみた。
しかし、MAC OSに慣れないというより、Windowsに慣れすぎていたせいかもしれないが、ドキュメントを作る以前に、MAC OSの操作自体が非常にやり難い。
これは、少し前にiPod touch(第4世代)を使った時もほとんど同じことを感じたが、「やりたくもないやり方を強要される」ような感じで、面倒で不快だった。
ドキュメント製作についても、私に関しては、作業効率も大変に悪く、WindowsでWordや画像編集ソフトを使う方がはるかに効率的だった。

最近もWeb上で、iPhoneのユーザーの方が、「Androidのスマートフォンも良くなったが、iPhoneの作業効率の良さは全く違い、私は仕事でAndroidを使おうという気にならない」と述べられているのを見て、私も「それは素晴らしいことだ」と思ったが、iPod touchを使ってみた限りにおいては、全く同意できない。ファイルの転送1つ、iTunesというソフトを通してパソコンとの「同期」などということをしなければならず、うっかりパソコンの方のファイル名やフォルダ名を変えたり、フォルダの位置を変えたら、iPod touch内のファイルは訳の分からないことになってしまった。iPod touch内のファイルを消す方法もなかなか分からない。iPod touchにビデオファイルを「同期」させたが、全く再生されず、何時間も悩んだ末、iTunesの何かの設置をたまたま変えたら再生されたが、その設定がなぜ必要なのかの意味は不明だった。

結局、私に関しては、Macintoshパソコンを決して使わなかったように、iPhoneもiPadも決して使わないことにした。
iPod touchはレティーナディスプレイの美しさは良いと思っていたが、今は、5インチのAndroidスマートフォンの方が高精度だ。

ともすれば、アップルファンの頑なさにはうんざりすることもあるのだが、しかし、やはり何か良いのだとは思うのだ。
例えば、私は初音ミクが大好きなのだが、初音ミクのどこが良いのかと聞かれたら、「魂のないところ」とでも言うが、初音ミクを良いと思わない人を説得しようという気は全くないのである。
ここらは、どこかアップルファンに似ていないかと思う。
それで思ったのだ。
初音ミクを良いと思うのは、感情の問題なのだ。
それ以外には、特にない。
アップルファンも同じなのではないかと思うし、それで悪い訳ではないと思う。
数学だって、理屈が正しいだけでは駄目で、数学者が感情的に納得しなければ数学として成立しないということが「証明されている」のだそうだ。
これまで、西洋的な考え方では、理屈が通っていればそれで正しいとされていたのだが、それが世界をどんどん悪いものにしていった。
しかし、数学的、科学的にすら、理屈だけでは全く十分でなく、感情はそれと同等以上に大切だというのは、「真理」なのである。

アップル製品のファンは、アップルの技術的な優位性はきちんと説得力を持って説明できることも大切だが、感情的に好きということは、恥ずかしいことでも、肩身の狭いことでもなく、堂々と言って良いことなのである。
それで(感情を信じていることで)アップルファンは素晴らしい何かを得ているのであるから、それで非常に良いのである。
私の初音ミク好きも、主に感情の問題である。私自身はボーカロイド技術の歴史や、初音ミクに関わるCGM(ユーザー構築型メディア。UGCとも言う)の革新性やメリットなどについてもそれなりに理解しており、理論面もかなり持っているかもしれないが、本当に大切なのは情緒なのである。
精神が純粋であれば、感情、情緒は、直観と結び付く。直観は理屈をはるかに超える。理屈は人間的な知恵だが、直観は神的叡智である。
神的叡智に比べれば、人間的な知恵は、重要でないとは言わないが、所詮猿知恵であるかもしれない。
我々は、感情、情緒、直観について、もっと見直さなければならない。
そうでなければ人類に未来はない。









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学校で何度も命じられたあることをやめれば、未来を自由にコントロールできる

朗報なのかどうか分からないが、未来は変えられる。
だが、ほとんどの人にはできない。
なぜかというと、世間の人々には、あまりにもある能力が欠けているからだ。
努力してそれを磨かなかったというよりは、「努力させられてそれを潰した」のだ。
私もそうだった。
しかし、私は少し前に最も重要なことに気付き、全てをコントロールできるようになった。
もちろん、あなたにもできるように教えるが、うまくいくかどうかは分からない。

学校や社会で、あなたは何度も「集中しろ!」と命じられたはずだ。
この集中することが、大切な力を速やかに失う方法だ。
いきなりこう言われても、信じてもらえないだろう。
あまりに長い間、あなたは誤った認識を叩き込まれているからだ。
集中するということは、「制限をかける」ということなのだ。
分かり易い例で説明する。

格闘技の試合をしていて、相手のパンチを交わすことに集中すれば、キックを喰らってKOされるのだ。あるいは、頭突きの不意打ちを喰らって倒され、後は、相手の思いのままだ。
今夜のデートのことに思考が集中していて、赤信号のまま渡れば、車に跳ねられる。
ある学校で、試験が行われていたのだが、教師が心臓麻痺を起こして倒れたのに、生徒達は、「教師の普段の教え通り」集中して問題に取り組んでいたので、誰も20分以上気付かず、教師は死亡した。そこはエリート校だった。

電車の中や、道を歩きながら、スマートフォンに集中している者達は、恐ろしく無神経だ。

大切なことは、「集中」ではなく、「注意」なのだ。
格闘技で、高い注意力があれば、パンチもキックも、そして頭突きも防御できる。
何か考えていても、注意力があれば、事故は避けられる。
試験をしていても、注意力を保っていれば、教師が倒れようが、テロリストが教室に入ってこようが、すぐに気が付いて冷静に対処できる。
注意力を失くすほどにスマートフォンに集中せず、注意を怠らなければ、マナー知らずの醜態を曝さずに済むのだ。

ナイフを持った暴漢が、いきなりあなたを刺そうとしても、余裕で交わせるよう、注意深くあるのだ。
だが、世間の人は、低空をUFOが飛んでいようが見逃すし、悪魔や天使が現れたって、全く気付かないのだ。
実際に悪魔は現れ、あなたの中に侵入してあなたの心も運命も腐らせてしまっている。
また、実際に天使が現れてあなたに幸運を授けようとしているのに、あなたは手を伸ばさない。

なぜ、周囲に注意を払わないといけないのか?
それは、周りに注意をしているということは、自分に注意しているということだからだ。
それは、自分に気が付いているということでもある。
しかし、何か1つのことに集中していると、自分に全く気が付かない。
イエスも言ったのだ。
「いつ主人が帰って来ても良いように注意しているのが良い僕であり、そんな僕は主人から沢山の褒美がもらえる」
「逆に、主人が帰ってきても気付かずに、怠けているところを見られた僕は、罰を受け、何ももらえない」
無論、主人とは神であり、僕とは、我々人間だ。

神や天使は、いつも我々に良いものを与えたいと思っているのだ。
つまり、注意してさえいれば、この世界はチャンスだらけなのである。
素敵な彼氏や彼女になってくれる人は沢山いるのに、あなたは気付かないのだ。
お金なんて、そこらに落ちているようなものだが、あなたは知らずに通り過ぎていながら、「お金が足りない」と嘆いているのだ。

学校やスポーツの練習で教わった「集中しろ」なんてことはきれいに忘れ、高貴で優美なる能力である「注意力」を取り戻すのだ。
すると、未来は、限りなく美しいものになるだろう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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