ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

スクワット

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

楽しく続けられる腕立て伏せ・スクワット

腕立て伏せ愛好家は、誰かが振幅の小さな腕立て伏せをやるのを見たら難癖・イチャモンをつけずにいられないらしい。
有名なのが、2016年頃だったと思うが、日本のダンス&ボーカルグループのEXILE(エグザイル)が、テレビ番組で、振幅の小さな腕立て伏せを高速に多数回やるのが放送されたら、SNSでこれを馬鹿にする発言が多発した。
さらには、アメリカのネイビーシールズ(海軍特殊部隊)のトレーナーが、腕立て伏せ指導ビデオの中で、床ギリギリまで伏せ、身体をびしっと真っすぐに保ったまま腕を完全に伸ばし、さらに一段、身体を持ち上げるという完璧な腕立て伏せを披露した後、皮肉交じりに「わが同盟国のEXILEという部隊が、こんな腕立て伏せをやっているらしいが、こんなのでは全く効果はない」と言って、振幅が短い腕立て伏せを、わざとみっともなくやって見せた。
腕立て伏せのYouTube動画もざっと見たが、ほとんどが完璧で苦しい腕立て伏せを示し、「バキバキの身体になる」「地獄の腕立て伏せ」といった感じで、ハードな特訓的腕立て伏せでマッチョな身体になるというものだった。
だけど、マッチョマンになりたい者ばかりではないと思う。
普通にすらっとした、そして力強い、私のような身体になれば良いのではないか?
【リンク】私のX(旧Twitter)投稿より

実際、EXILEの人達は超人的なダンスを披露し、当然、プロポーションも抜群である。
そして、EXILEのような実用的な運動能力を目的とした者は、振幅の小さな腕立て伏せをしているように思えるのである。
昔見た動画だが、ある有名な日本の体操選手が、「僕の腕立て伏せはこうですよ」と言って、EXILE的な腕立て伏せをやって見せ、その後、振幅の大きな愛好者推奨の腕立て伏せをやりながら、「これだと普通の人と同じくらいにしか出来ません」と言う。
また、大相撲の横綱だった千代の富士は、腕立て伏せを非常によくやっていた(1日500回という話もある)らしいが、私は千代の富士の腕立て伏せの映像を見たことがある。それはやはり、振幅の短い高速なものだった。
そして、私の従兄が大学時代、レスリング部の主将をやっていて、小学4年生だった私の前で、まさに、振幅の短い高速腕立て伏せを40回ほどやって見せたが、動きが美しくて非常に感動的だったのをはっきり覚えている。

床ギリギリまで伏せ、身体を真っすぐに保って腕を伸ばし切る「完全腕立て伏せ」は、何よりも苦痛である。
そんな楽しくない、気持ち良くない運動は、ほとんどの人は続かない。
実は私もやっていたが、そんな苦痛で気持ち良くない運動を毎日やっていたらストレスになり、身体と心を蝕む可能性がある。
私も肩や腕を壊し、精神的にも怒りっぽくなっていたように思う。
今も腕が壊れていて、深く曲げる腕立て伏せをやると腕が痛い。
だが、腕をやや曲げた状態で10センチほど曲げる腕立て伏せをやってみたところ、非常に気持ちが良く、これなら、毎日やるのが楽しみになった。
そもそも、運動は気持ち良く楽しくやることが必要で、そうでないと続かないが、運動は長期間に渡って続けてこそ効果があるのである。

スクワットでも、困った指導者(といのは言い過ぎかもしれないが)が、「腕を胸の前で組み、上体を鉛直(縦に真っすぐ)に保って、膝が床と水平になるまでしっかり曲げ」などと、拷問でしかないスクワットを強制し、結果、ほとんどの人がやらなくなる。
私は、あるアメリカの軍隊の訓練でスクワットをやっている映像を見たが、手を腰にあて、リラックスした感じで適度に膝を曲げてやっており、隊員の中にはかなり浅くしか曲げていない者もいた。
私も、同じやり方で、30センチ程度曲げてやっているが、適度に速くはやるが、そうセカセカとやらない。すると、非常に気持ちが良く、一度に100回は楽で、時間があれば300回ほどやるが、これも楽しく毎日やれる。

天使の時
AIアート390
「天使の時」
Kay


まあ、私は、運動は、腕振り運動と佐川幸義流四股をやれば良いのだと思うが、気分転換と言うのも何だが、腕立て伏せやスクワットは、ダイエット効果は高いかもしれない。
尚、楽な腕立て伏せやスクワットも、腕振り運動や佐川幸義流四股と同じで、重要なことは「なるべく多い回数を行う」である。
私は、こんな運動を広めたいものだと思う。








楽しくて気持ちいい運動

今回は、運動に関する軽い話題だ。

運動と言えば、私は若い頃からインドア派だったので、もっぱら部屋の中で出来る、腕立て伏せ、スクワット、腹筋運動といったものであったが、無理に熱心にやってストレスを溜め、挙句、やり過ぎで身体を壊した。
漫画では、腕立て伏せやスクワットを毎日、数百、数千回と行ってメキメキ強くなる様子が描かれていて、私もそれを信じてしまったのだ。確かにそれでもやれる生まれつき身体が強い人間もいるのかもしれないが、特に弱いわけではない私でも、そうはいかないわけだ。
何より、そんな運動は絶対に楽しくはなく、無理に続けるとストレスになり、まず精神的にいろいろ問題が起こると思う。

私は今は、運動は、腕振り運動(甩手。スワイソウ)や、佐川幸義流四股をメインにやっていて、毎日長時間を楽しく行い、以前より強い身体になった。
だが、西洋流の運動にも一定の良さはある。
それで思い出すことがある。
50代の上場企業の社長さんが少し体調を崩し、療養した時のことを話してくれたものだ。
療養施設には、定年を過ぎた60代の男性が沢山いて、その社長さんも仲良くしていたらしいが、一緒に入浴したら、そのおじさん達が、皆、素晴らしい身体をしていることに驚いたらしい。
腹筋など、バキバキに割れていて、かなり腹に脂肪がついていたその社長さんとはエラい違いだったらしい。
どうやってそんなに鍛えたのかというと、やはり腹筋運動だと言う。
それは、普通の腹筋運動と基本は変わらないが、とにかく、ほんのわずかしか上体を起こさない。
しかもゆっくりやるのだが、それを毎日、何百回もやるので時間がかかる。
ただ、時間に関しては、彼らは定年過ぎていて暇なので全く問題ないらしい(笑)。
その社長さんも、真似してやるようになったら、たちまち腹が引き締まってきたと言う。

また、昔、私がまだテレビを見ていた頃(今はテレビは全く見ない)、テレビでこんなものを見たことがある。
腕立て伏せ世界チャンピオンの少年(10歳くらい)が登場し、ゲスト達と腕立て伏せで勝負するが、その少年の腕立て伏せは、やや手の間隔を広く取った腕立て伏せの姿勢から、ほんのわずか曲げるだけだった。
それでも、この少年は、子供とは思えない素晴らしい身体をしていた。

破滅の天使
AIアート355
「破滅の天使」
Kay


世間では、腹筋運動で少ししか上体を起こさなかったり、腕立て伏せやスクワットで少ししか腕や脚を曲げないと、すぐに難癖を付けたがる者が多い。
しかし、スポーツ選手の場合はいざしらずだが、普通の人が行うには、そんなコンパクトなスタイルが絶対に正解である。
だが、特に医師の中に、「医者が教える健康トレーニング」みたいなタイトルの本で(本のタイトルは大抵、出版社が決めるが)、自分はやっていると自慢げに、しんどくて楽しくない運動を紹介している者が多い。
また、スポーツ選手のトレーニングでも、超一流選手の、宣伝目的のない、日常のトレーニングの様子をたまたま映した映像では、コンパクトに運動を行う様子が収められているのを何度も見たことがある。

私が究極の運動と思っている佐川幸義流四股は、相撲の四股を徹底してコンパクトにしたもので、千回を7分強で出来るが、千回やっても気持ち良いだけである。
また、私も、非常にコンパクトな腕立て伏せやスクワットをよくやっているが、気持ちが良くて楽しいと思う。








足腰を壊さず楽なのに、美しく、素早く動けるようになるスクワット

正しいスクワットのやり方と言われたら、こんなやり方を思い浮かべるのではないだろうか?
腕を胸の前でクロスさせ、上体を真っすぐに保ち、膝が床と平行になるまで膝を曲げる。
あるいは、膝を曲げながら、伸ばした腕を前に上げていき、膝と床が平行になったところで、腕は真っすぐ前に伸びた状態になる。これも、このようにやれば、上体を真っすぐに保ち易いからである。
もっと簡単には、手を頭の後ろで組むと、背中が丸くならないので、後は、自主的に、上体を真っすぐに保ったまま、スクワットを行う。
この3つのやり方は全て、上体を真っすぐに保つことで、脚に最大の負荷をかけることを目的としている。
つまり、「楽しちゃいかん」「楽したら効果が落ちる」というわけである。

しかし、脚に最大の負荷がかかるということは、最も効率が悪い身体の動かし方であるということだ。
だから、まさか、日常の動作や、身体を使った作業、人間や動物との格闘といった中で、立ち上がる時、そんなふうに、上体を真っすぐに保って立つようなことはしない。
出来るだけ、力を使わず、楽に立つはずであり、力が不要だからこそ、必要なら、素早く立つことが出来る。
けれども、「正しいスクワット」は、効率の悪い、疲れ易い(エネルギーを多量に消費する)、素早く動けない身体の動かし方を、身体に憶えさせるものなのである。
言ってみれば、戦って殺され易い身体の動かし方を、身体に叩き込んでいるのである。
また、これは、足腰を壊し易く、腰痛や膝痛になるリスクが高い動き方である。
説明は省くが、「正しい腕立て伏せ」も同じである。
もちろん、格闘技の選手などは、技を知っているので、「正しいスクワット」「正しい腕立て伏せ」をやっていても勝つ動きが出来るが、やはり不合理な動きなので、筋肉のない古武術家に軽くあしらわれてしまうことがあるのである。古武術では、身体の合理的な動きを習得するからだ。

古武術家は、歩く時ですら、楽で効率の良い、疲れない歩き方をする。
これも、ウォーキングで筋肉や心肺を鍛えるという発想とは真逆である。

プロレスラーのトレーニングに、ヒンズースクワットというものがある。
これは、腕を前後に振りながらスクワットを行うもので、しゃがんだ時に、腕は一番後ろにあり、腕を前に振りながら、脚を伸ばすのである。
腕を前に振っているとは言っても、実際は、上に振っているのであり、立ち上がった時、手は一番上にあり、その時、肘は曲がっている。
なぜ、こんなふうにやるのかというと、まず、腕を前に振ることで、上体が真っすぐになるということがある。
同時に、腕を上に振る反動で、下に力が加わり、体重が少し重くなって負荷が増えるのである。
強く上に振るほど、脚の負荷は大きくなるのである。
これも、筋肉を鍛えるという意味では効果的であるが、動きとしては非効率で、そんな非効率な動きを身体に憶えさせてしまう。
ルール無用の喧嘩や動物との戦いの中で、立ち上がる時、腕を上に振ったりはしない、振るなら下に振るはずである。

だから、スポーツ選手や格闘技選手でない我々がやるべきスクワットは、脚を伸ばす際に、下に振るようにしなければならない。
それにより、身体に、効率の良い動きを覚えさせるのである。
具体的に書くとこうだ。
両足を平行に、肩幅の広さに開く。
やや肘を曲げ、両手を少し上に(みぞおちのあたりまで)上げる。
膝を曲げながら手を下に振り、膝をわずかに曲げたらすぐに伸ばし、手を振り下ろし終わった時には、膝は伸ばし終わっている。
膝を曲げた時、腰が沈むのは、せいぜい10cmくらいまでである。
ゆっくり行うが、調子が出てきたら、素早く動いても良い。
手を下に振る反動で、少し体重が軽くなると共に、手足が連動した効率の良い動きなので、非常に楽である。
このように楽な運動なので、100回以上は行いたい。慣れれば、1000回でも2000回でも行う。
数多く行う程、効率的な動きが身に付き、インナーマッスルが鍛えられ、実用的に強くなると共に、無駄な肉が取れるはずである。
これもまた、手と足を連動させて効率よく動くナンバの応用で、ナンバスクワットとでも呼びたいと思う。








上達の秘訣は「楽に長く」

いかなることにおいても、「継続は力なり」が真理であると思う。
そして、面白ければ続き易いが、最初から面白さが分かるものばかりではないし、そもそも、継続より難しいのはスタートであることをご存じと思う。
それで考えれば、楽で便利なことしか取り組めないし、続かない。
勉強でも、運動でも、ピアノでも、引き寄せでも。
ピアノ教室も、いかに楽にスタートを切らせてあげるかが大切なのに、絶対にスタートを切らせてあげない性格の悪い指導者も多く、そんな指導者がいる教室に行ったら、災難としか言えない。
そもそも、学校には、生徒に、一生、音楽のスタートを切ることが出来ないようにさせる音楽教師が多いかもしれない。

コンピュータープログラミングに関して言えば、昔は、BASICインタープリターという、楽で便利なものがあったので、むしろ、プログラミングを始めやすかったが、今主流の、Python(パイソン)やJavaScript(ジャバスクリプト)は、初心者にも楽で便利な開発ツールがないので、プログラミングが出来る人が増えないのである。まあ、ここらは英語も同じであるが。
それなら、ExcelでVBAでプログラミングすることをお勧めする。
これほど、楽で便利なプログラミングツールはないし、すぐに実用になるという利点がある。JavaScriptやRythonで実際に役に立つことをするのはハードルが高い。特に、職業プログラマーになるわけでもなかったら、Excel(あるいはAccess)でのVBA以外、あまり考えられない。
また、小規模な業務システムであれば、JavaやVisualStudio(プログラミング言語は主にC#やVisualBasic)で作るより、Acccessで作るメリットが大きい場合が多い。
私は、いろいろな企業でVisualStudioなどで何か月もの時間とかなりの費用をかけてうまくいかなかったシステムをAccessで数日で試作品を作り、数週間で稼働させたことが何度もある。中には、Accessで試作品を作った後、C#で本番システムを作ろうとしたのだが、Accessでの試作品を使ったユーザーが「これでいい」と言って、少し手直ししただけで本番用にしてしまったこともある。

運動不足で肥満したり、健康度が落ちている人に、世間の人は、何でこんなに、苦しくて不便な運動をやらせようとするのか、あまりの愚かさに驚く。まあ、そんな者達をカモにして儲けたい連中も多そうだが。
私が、運動が苦手に人に勧める運動は2つ。
それは、「壁腕立て伏せ」と「超ショートスクワット」だ。
壁腕立て伏せは、普通の床でやる腕立て伏せを、壁でやるもので、壁に手をついて、腕を真っすぐ伸ばした分だけ離れて立ち、身体を真っすぐにして、顎が壁にかすかに触れる程度まで腕を曲げ、そこから腕を伸ばしてゆっくり元の姿勢に戻る。
非常に楽なはずなので、少なくとも100回、出来れば数百回行う。
超ショートスクワットは、自然に姿勢良く立ち、かかとをつけたまま、そして、上体を真っすぐに保ったまま、10センチ前後の振幅でスクワットを行う。
これも楽なので、最初でも30回以上、なるべく早く100回以上、そして、数百回以上行うようにする。普通の人なら全然楽勝のはずだ。
こんな簡単な運動でも、やるとやらないでは雲泥の差だ。

そして、学校の体育のようでないといけないという洗脳がないなら、腕振り運動と四股をお勧めする。
腕振り運動は『超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)』という安価な電子書籍があるが、それに書かれた方法で間違いないと思う。
四股に関しては、相撲の四股のようではなく、足はせいぜい10センチ程度上げ、ゆっくりそっと降ろすようにやる。
書籍で言えば、『佐川幸義 神業の合気』の「第3章 佐川宗範の鍛錬術」の中の「四股(相撲の四股との比較)」が参考になる。
尚、腕振り運動や四股は、ここでは詳しくは述べないが、単なる健康体操ではなく、熱心にやれば超人化する可能性があるものだ。

学校やマスコミの洗脳のせいか、日本人は、辛いこと苦しいことでないと価値がないと思い、それを、出来るだけ短時間で済ませたがる。
しかし、本当の恵みを運んでくれるのは、楽に長時間やることだ。
雑草がアスファルトを突き抜けるように、清水が岩を穿(うが)つ(掘る)ように。
手塚治虫の『火の鳥 鳳凰編』の、細い水流で岩の彫刻を作る和尚さんのお話が面白かった。








私は気持ち良い運動しかしない

私がまだ、時々、テレビを見ていた頃だから、十年以上前かもしれない。
ヨーロッパのクラブで活躍しているプロサッカー選手がテレビのトーク番組に出演していたが、その中で、トレーニングの話になった。
その選手は、腹筋運動が好きだと言う。
それで、司会者が、「何回くらいするのですか?」と尋ねたが、その司会者も、視聴者も、数千回とか、少なくとも、千回以上の答を期待したと思う。
肉体美が売り物の男性芸能人に、そのくらいやっているとアピールする人が何人かいたと思う。
しかし、そのプロサッカー選手は、あっさりと「20回」と言い、司会者は、態度には出さなかったが、戸惑いや落胆を隠すような笑顔をした。

以前勤めていた会社に、素晴らしい体形をした男性社員がいたが、聞けば、彼は、高校野球のエース(チームでトップの先発ピッチャー)だったと言う。
彼は、夏に半袖シャツを着ていると、恐ろしく太い腕が目立ったが、それでも、高校時代と比べれば、随分細くなったという。
私は彼に、「腕立て伏せはやっていたか?」と尋ねると、やっていたと言う。
それで、何回やったかと聞くと、これも、あっさりと「10回」と言った。

また、中年になっても、すらりとした体形の男性と親しかったが、学生時代のスポーツの経験を聞くと、合気道の有段者であることが分かった。
それで、彼にも、腕立て伏せのことを聞いたら、「1回でもいい」と言う。

男性であれば、10回程度の腕立て伏せをやったことは、大抵あるのではと思う。
しかし、昔、テレビ番組内で、普通の大学生に腕立て伏せをやらせていたが、まともに10回出来る者がほとんどおらず、司会者が「これは意外ですね」と言っていた。しかし、きちんとした形の腕立て伏せを10回出来る者は、一番可能性のある高校生や大学生でも、あまりいないと思う。

私の場合、フルレンジという、完全な形の腕立て伏せ(身体を真っすぐに保ち、胸を床ぎりぎりまで落とし、腕を完全に伸ばす)で、10回くらいから、ややきつくなる。
大相撲の横綱だった千代の富士も熱心にやっていた、ショートレンジ(振幅十数センチ程度)の腕立て伏せなら、私は、50回程度までは、そんなに苦しくなく、毎日、連続200回以上やっていたこともある(肩を壊してやめた)。
それで、フルレンジで、何回までなら、楽・・・というか、気持ち良いと感じるか試したら、3回だった。
よって、腕立て伏せは、3回しかしないことにした。ただし、気が付けば、いつでもやることにしているが、気持ちが良いのだから、積極的にやっている。
男性なら、1回位は気持ち良く出来るだろうし、女性でも、膝をついてやれば、やはり1回なら気持ち良いと思う。
もし、1回も出来ないなら、テーブルや机の上など、やや高い位置に手を付ければ、出来ると思う。
それでも駄目な場合、壁から数十センチ離れて、壁に向かって立ち、壁に手をついてやれば、出来るだろうし、それなら、非力でも、ある程度の回数までは気持ち良く出来ると思う。
運動は、気持ち良い範囲で良く、それでこそ、健康増進が出来る。
どうも、特に日本人は、運動は、キツいほど立派、苦しくなければならないという、奇妙な思い込みがあるようだ。
だが、苦しい運動はストレスになり、かえって不健康になる場合が多いと思う。
NHKの筋トレ番組で、腕立て伏せを指導していたが、フルレンジの腕立て伏せを「腕を伸ばしたところで休まず、すぐ曲げる」といった、いじめのようなやり方だった。
この番組では、筋骨隆々たる男性3人がやっていたが、10回に達し、苦しい感じになっていても、指導者は、「後5回、ペースを落とさずやり抜きましょう」と言うが、こんな馬鹿みたいにキツい運動、視聴者のどれだけが出来るか疑問だし、出来たって、こんなシンドい運動が続くはずがない。
いったい、何のためにこんな番組をやるのか疑問だった。
やはり、NHKは見る必要がない(笑)。
受信料を取りたいなら、頭を使って、意味ある番組を作れよ・・・と少し思った(笑)。

最も良い運動は、歩くことだが、適度に歩いて、顔をしかめるほど苦しいはずがない。
スクワットなら、腕を胸の前でクロスする「イヤンのポーズ」(笑)で、背筋を伸ばして、膝が水平になるまで曲げるなんてやり方なら、1~3回で十分だろう。
顔を上げることだけを注意した、短い振幅のスクワットでも、ゆっくりと、気持ち良いと思う回数でないと、長く続かない。

しかし、やはり、運動は、腕振り運動が良い。
腕振り運動を毎日やると、健康になり、無意識と親しくなって能力が高くなり、超能力者になり、願いが叶うようになると思う。
腕振り運動は、肩の力を抜き、楽にやることが肝心で、そのように正しくやれば、初めてでも500回くらいで疲労困憊などするはずがない。
そうでないなら、余計な力が入り過ぎているのである。
よって、誰でも一度に200~300回は出来、慣れてきたら、1日トータルで2000~3000回以上を続ければ、予想しなかった不思議な効果を感じると思う。

ところで、怒られるかもしれないが、『プリズナー・トレーニング』に載っている運動を、例えば、20回と指定されているところを1~5回でやれば丁度良いと思う。
我々は別に、刑務所で、監視人や他の囚人を叩きのめす必要はないのだから(笑)。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼




最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ


タグクラウド
QRコード
QRコード