今朝の夢は、「捏造記憶」の凄さを、私に徹底的に教えてくれた。
私は、自分の持ち物を取り戻すために、一駅離れた場所に、「走って」いった。
走ると言っても、長距離ジャンプ(1回で水平方向に100mほどか)の繰り返しで、障害物があったら吹っ飛ばしていった。
行った先では、記憶を頼りに場所を探すしかないが、すぐに、見覚えのある光景になったので、楽々行き着くことが出来た。
しかし、本当は、そんな場所の様子を知っているはずがない。
まあ、前世の記憶や、一度見た風景を潜在意識が覚えていたのかもしれないけれど。
しかし、夢は次の展開を見せる。
2人の女子高生の会話を聴いていたら、そのことを知っているのに気付いた。
ここに、2つの捏造記憶がある。
私は、初めて会ったはずのその2人を女子高生と確定したが、見かけでは中学生にも見えた。
しかし、高校生だと「知っていた」。
また、彼女達の会話の話が十分に分かったが、夢から覚めて考えれば、知るはずのないことだった。
そして、彼女達の会話について、私は彼女達に確認を取り、私は彼女達と付き合うことになる。
ああ・・・付き合うと言っても、男女交際でなく(笑)、事務的な付き合いだ。
目が覚め、捏造記憶の真実味に感じ入っていると、いろいろな想いが浮かんで来た。
その想いの1つ1つが、記憶の中にある馴染み深いものであったが、ふと、そんなことは知らないことに気付く。
なんと、目覚めても、捏造記憶は続いてた。
そして、思う。
この家も、自分の名も、勤務先も、全部、今出来たものだ。
歴史的な数学者・論理学者で、ノーベル文学賞を受賞した天才中の天才、バートラント・ラッセルが提唱した、「世界は5分前に出来た」とする、「世界5分前仮説」というものがある。いや、「ある」と言っても、これも今出来たのかもしれない。
そして、これは、新しい「シミュレーション仮説」、つまり、この世界は、超高性能コンピューターが作り出した仮想世界であるというものと合わせれば、全く矛盾がなくなる。

そうだ。
この世界は、極めて精妙ではあるが、作り物だ。
これを、昔の人は、「自分の中に魔術師が住んでいて、目を向けた先の世界を物凄い早業で作る」と言ったのである。


どんな完璧なスケジュールを組んでも
君のちょっとで5分後は変わる

それだけ
誰かの未来は
弱いからきっと ねぇ
明日ができるの
~『DECORATOR』(作詞・作曲・編曲:kz、唄:初音ミク)より~

完全に覚醒してからの世界は容易には変わらないかもしれない。
では、穏かに変えていけば良い。
もちろん、呪文を唱えてね。
「世界は意のままだ」
「出来る」
「世界は私の王国だ」
「思い通りになるのが人生だ」









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