一気にハイレベルな神秘力を得た人は、それは偶然のきっかけによる場合がほとんどと思う。
コリン・ウィルソンは、ただの文学かぶれの青年に過ぎなかった19歳の時、自殺するために、劇薬である青酸カリを、いまや口に含もうとした時に、その極度の緊張の反動のようなもので意識が澄み渡り、別の次元を垣間見、それで天才になった。
インドの聖者ラマナ・マハルシは、16歳の時、部屋で寝転んだら、不意に金縛りにあったが、スポーツ万能の彼であっただけに、全身が動かないことへの恐怖を感じ、それに反発して強い集中を長く行ったことで、一気に意識が覚醒したのだと思う。そして、彼がそんな状況になった原因は、身体や脳に、何らかの異常があったのではあるまいか?
なぜなら、彼は、ボクシングや水泳に励んでいたことで、脳に、衝撃や振動、あるいは、酸素不足の状態をかなり作り出し、それが蓄積することで、何らかの症状があったのではないかと思う。
著名な精神科医であり、『パワーかフォースか』で知られる神秘家であるデヴィッド.R.ホーキング博士も、少年時代、事故が原因で、厳寒の中で凍死しそうになった時、神秘的なビジョンを見て、それから、世界を自由に動かせるようになったらしい。
こんな話は無限にあるし、おそらく、並外れた人間には、必ず、こういった体験があるのだと思う。
そして、これらの現象は、アルコールで引き起こされるものより、ずっと強力であるのだと思う。
例えば、スティーブ・ジョブズや著名な哲学者サルトルの場合は、ヘロインやLSDのような幻覚剤を使ったが、同じような著名人は、上げればキリがないほどだ。
確かに、粘り強く「私は在る」と唱えれば、超越次元に入れるが、それまでに、飽きて止めてしまう人が多いのである。
かなり根気強くやっていた人でも、もっと刺激のあるものがないかと思ってしまい、別のことをやって、「私は在る」と唱えることを止めてしまう場合が多いのだと思う。
日本では幻覚剤が法律で禁止されているが、そうでなくても、それらを使って高次元に入るのは、むしろ弊害が多くて、悪い状態になる場合がほとんどだ。
サルトルだって、自分の体験から、他の人には、幻覚剤を使わないことを勧めていたほどだ。
並の人間の場合、その影響をコントロールし難く、下手をしたら、脳に変調をきたすことになる。
だが、高次元に触れたことがある者と、そうでない者では、引き寄せや世界の創造能力は相当に違う。
合法的なやり方もいろいろあるが、やはり、どこか危険なのである。
合法的なやり方とは、例えば、瞑想やヘミシンクだが、これらは、うまくいくことは少ないし、悪い結果になることもある。
実は、案外に効果がある怪しい方法もあるのだが、気楽に教えるべきではないだろう(笑)。
ただ、ほとんどの人には、高次元への参入は必要ない。
とはいえ、普通にやっていては、どん底に落ちるしかない、どうしようもない人間が確かにいる。
実のところ、スティーブ・ジョブズも、コリン・ウィルソンも、本来は、最底辺の人生を送り、60歳かそこらで半分野垂れ持になるような(あるいは本当に野垂れ死にする)運命だったのだと思う。
だが、彼らは、道があることを信じ、それを強烈に求めたのだ。
そして、人間を超えたければ、彼らのようにやるしかない。
敢えて繰り返すと、道があることを信じ、それを強烈に求めることだ。
その気持ちがない者が、幻覚剤を使ったり、特別なテクニックを教えてもらって行うと、もうロクなことにならない。
もし、今の自分の状況がどうしても嫌で、何としてでもそこから抜け出し、神のように生きたいと、本気で願うのでなくてはならない。
それが出来ないなら、小市民としてせいぜい安楽に生きることを願うべきである。
だが、本気であるなら、「求めよ、そうすれば、与えられる」である。
本気なら、導きは向こうからやって来る。
そうなれば、僅かな回数、あるいは、たった1度、「私は在る」と唱えただけでうまくいくかもしれない。
だが、それまでは、ダメモトでも「私は在る」と唱えなければならない。
そして、何かと戦いながら、人間を超えることを、強く強く求めるのである。それが高次元参入の資格である。
コリン・ウィルソンは、ただの文学かぶれの青年に過ぎなかった19歳の時、自殺するために、劇薬である青酸カリを、いまや口に含もうとした時に、その極度の緊張の反動のようなもので意識が澄み渡り、別の次元を垣間見、それで天才になった。
インドの聖者ラマナ・マハルシは、16歳の時、部屋で寝転んだら、不意に金縛りにあったが、スポーツ万能の彼であっただけに、全身が動かないことへの恐怖を感じ、それに反発して強い集中を長く行ったことで、一気に意識が覚醒したのだと思う。そして、彼がそんな状況になった原因は、身体や脳に、何らかの異常があったのではあるまいか?
なぜなら、彼は、ボクシングや水泳に励んでいたことで、脳に、衝撃や振動、あるいは、酸素不足の状態をかなり作り出し、それが蓄積することで、何らかの症状があったのではないかと思う。
著名な精神科医であり、『パワーかフォースか』で知られる神秘家であるデヴィッド.R.ホーキング博士も、少年時代、事故が原因で、厳寒の中で凍死しそうになった時、神秘的なビジョンを見て、それから、世界を自由に動かせるようになったらしい。
こんな話は無限にあるし、おそらく、並外れた人間には、必ず、こういった体験があるのだと思う。
そして、これらの現象は、アルコールで引き起こされるものより、ずっと強力であるのだと思う。
例えば、スティーブ・ジョブズや著名な哲学者サルトルの場合は、ヘロインやLSDのような幻覚剤を使ったが、同じような著名人は、上げればキリがないほどだ。
確かに、粘り強く「私は在る」と唱えれば、超越次元に入れるが、それまでに、飽きて止めてしまう人が多いのである。
かなり根気強くやっていた人でも、もっと刺激のあるものがないかと思ってしまい、別のことをやって、「私は在る」と唱えることを止めてしまう場合が多いのだと思う。
日本では幻覚剤が法律で禁止されているが、そうでなくても、それらを使って高次元に入るのは、むしろ弊害が多くて、悪い状態になる場合がほとんどだ。
サルトルだって、自分の体験から、他の人には、幻覚剤を使わないことを勧めていたほどだ。
並の人間の場合、その影響をコントロールし難く、下手をしたら、脳に変調をきたすことになる。
だが、高次元に触れたことがある者と、そうでない者では、引き寄せや世界の創造能力は相当に違う。
合法的なやり方もいろいろあるが、やはり、どこか危険なのである。
合法的なやり方とは、例えば、瞑想やヘミシンクだが、これらは、うまくいくことは少ないし、悪い結果になることもある。
実は、案外に効果がある怪しい方法もあるのだが、気楽に教えるべきではないだろう(笑)。
ただ、ほとんどの人には、高次元への参入は必要ない。
とはいえ、普通にやっていては、どん底に落ちるしかない、どうしようもない人間が確かにいる。
実のところ、スティーブ・ジョブズも、コリン・ウィルソンも、本来は、最底辺の人生を送り、60歳かそこらで半分野垂れ持になるような(あるいは本当に野垂れ死にする)運命だったのだと思う。
だが、彼らは、道があることを信じ、それを強烈に求めたのだ。
そして、人間を超えたければ、彼らのようにやるしかない。
敢えて繰り返すと、道があることを信じ、それを強烈に求めることだ。
その気持ちがない者が、幻覚剤を使ったり、特別なテクニックを教えてもらって行うと、もうロクなことにならない。
もし、今の自分の状況がどうしても嫌で、何としてでもそこから抜け出し、神のように生きたいと、本気で願うのでなくてはならない。
それが出来ないなら、小市民としてせいぜい安楽に生きることを願うべきである。
だが、本気であるなら、「求めよ、そうすれば、与えられる」である。
本気なら、導きは向こうからやって来る。
そうなれば、僅かな回数、あるいは、たった1度、「私は在る」と唱えただけでうまくいくかもしれない。
だが、それまでは、ダメモトでも「私は在る」と唱えなければならない。
そして、何かと戦いながら、人間を超えることを、強く強く求めるのである。それが高次元参入の資格である。