サミュエル・スマイルズの『自助論』(原題:Selef-Help 1859)という書物をご存じと思う。
私も、地球物理学者の竹内均さんの訳で一度は読んだことがある。
日本では『西国立志編』というタイトルで1871年(明治4年)に刊行さた。これは明治の終わりまでに100万部以上売れ、当時の若者達を大いに発奮させたらしい。
この書の序文の「天は自ら助くる者を助く(Heaven(God) helps those who help themselves.)」という言葉は有名で、『自助論』の内容そのものは知らなくても、この言葉は知っているという人も多いかもしれない。
「天は自ら助くる者を助く」とはどういう意味だろう?
ごく普通には、「努力する者を天(神)は助けるのだ」という意味だろう。
「自分を助ける=努力する者」ということに関し、こんな印象深い話があった。
少し昔、テレビで、中国の45歳の男性(李さんだったと思う)が、妻と娘を連れて来日し、日本の大学で博士号取得を目指すドキュメンタリーを見たことがある。
事情があって、彼は、若い時に学問に打ち込むことが出来ず、中国では学位の取得に年齢制限があるので日本でそれをするという難題に挑んでいた訳である。
当然、なかなかうまくいかず、生活も苦しい中での奮闘で、大変な苦労をしていたが、その中で、彼の可愛い12歳の娘が、こんなことを言っていたのをよく覚えている。
「神様は夢を追いかけて努力する人を見捨てないのよ」
「天は自ら助くる者を助く」 を「天は夢を追って自ら助くる者を助く」にしたような感じで、こっちの方が、まさに夢がある。
しかし、自助を努力とするのは、ひょっとしたら、支配者による人類への洗脳で、世界中の下々の者達は、この言葉によって、支配者の都合の良い奴隷に仕立て上げられてきたのかもしれない。
スマイルズ自身が、そんな意図を持っていたかどうかは知らないが、彼は、支配者に利用されたような気はするのである。
いずれにせよ、本来あるべき、「天は自らを助くる者を助く」の意味が歪められてしまったのは確かだ。
この言葉の、本来の、「自らを助ける」とは、自分の感情をコントロールするという意味なのだ。
ただ、感情のコントロールというと難しそうだが、単に、「気持ちを切り替える」という程度と考えれば良い。
例えば、何か嫌なことがあって気分が悪くなった時、気持ちを巧みに切り替えて、良い気分に持っていける者は、具体的な天の助力を実際に得て、何をやってもうまくいくのである。
これは、支配者層にのみ伝えられてきた教えである。
一方、気分を害することがあった時、特に今の若者のように「ムカつく~」と言って、長く悪い気分を引きずる者は、悪いことの連鎖に見舞われ、惨めな状況に追い込まれるのである。
これらのことは、全くの真理で、これを知ると知らないでは、人生は全く変わる。
そして、これが正しいかどうかは、実践すればすぐに分かる。
それで、気持ちを切り替えるにはどうすれば良いかというと、オスカー・ハマースタイン2世作詞の『私のお気に入り(My Favorite Things)』では、悪い気分になった時に、自分のお気に入りのものを思い出すことだし、何でもいいから(猫でも女子大生でも)愛せよと言った人もいる。
だが、おそらく、最も良い方法は、無理にでも微笑むことだと思う。あるいは、ガッツポーズをすることだ。
このあたりのことは、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』の中で、ほとんどが元は下位層にいた、世界的上位者達が語っている(DVDでは、その上位者達が自ら登場して語っている)ので、参照するとよく解ると思う。
私も、地球物理学者の竹内均さんの訳で一度は読んだことがある。
日本では『西国立志編』というタイトルで1871年(明治4年)に刊行さた。これは明治の終わりまでに100万部以上売れ、当時の若者達を大いに発奮させたらしい。
この書の序文の「天は自ら助くる者を助く(Heaven(God) helps those who help themselves.)」という言葉は有名で、『自助論』の内容そのものは知らなくても、この言葉は知っているという人も多いかもしれない。
「天は自ら助くる者を助く」とはどういう意味だろう?
ごく普通には、「努力する者を天(神)は助けるのだ」という意味だろう。
「自分を助ける=努力する者」ということに関し、こんな印象深い話があった。
少し昔、テレビで、中国の45歳の男性(李さんだったと思う)が、妻と娘を連れて来日し、日本の大学で博士号取得を目指すドキュメンタリーを見たことがある。
事情があって、彼は、若い時に学問に打ち込むことが出来ず、中国では学位の取得に年齢制限があるので日本でそれをするという難題に挑んでいた訳である。
当然、なかなかうまくいかず、生活も苦しい中での奮闘で、大変な苦労をしていたが、その中で、彼の可愛い12歳の娘が、こんなことを言っていたのをよく覚えている。
「神様は夢を追いかけて努力する人を見捨てないのよ」
「天は自ら助くる者を助く」 を「天は夢を追って自ら助くる者を助く」にしたような感じで、こっちの方が、まさに夢がある。
しかし、自助を努力とするのは、ひょっとしたら、支配者による人類への洗脳で、世界中の下々の者達は、この言葉によって、支配者の都合の良い奴隷に仕立て上げられてきたのかもしれない。
スマイルズ自身が、そんな意図を持っていたかどうかは知らないが、彼は、支配者に利用されたような気はするのである。
いずれにせよ、本来あるべき、「天は自らを助くる者を助く」の意味が歪められてしまったのは確かだ。
この言葉の、本来の、「自らを助ける」とは、自分の感情をコントロールするという意味なのだ。
ただ、感情のコントロールというと難しそうだが、単に、「気持ちを切り替える」という程度と考えれば良い。
例えば、何か嫌なことがあって気分が悪くなった時、気持ちを巧みに切り替えて、良い気分に持っていける者は、具体的な天の助力を実際に得て、何をやってもうまくいくのである。
これは、支配者層にのみ伝えられてきた教えである。
一方、気分を害することがあった時、特に今の若者のように「ムカつく~」と言って、長く悪い気分を引きずる者は、悪いことの連鎖に見舞われ、惨めな状況に追い込まれるのである。
これらのことは、全くの真理で、これを知ると知らないでは、人生は全く変わる。
そして、これが正しいかどうかは、実践すればすぐに分かる。
それで、気持ちを切り替えるにはどうすれば良いかというと、オスカー・ハマースタイン2世作詞の『私のお気に入り(My Favorite Things)』では、悪い気分になった時に、自分のお気に入りのものを思い出すことだし、何でもいいから(猫でも女子大生でも)愛せよと言った人もいる。
だが、おそらく、最も良い方法は、無理にでも微笑むことだと思う。あるいは、ガッツポーズをすることだ。
このあたりのことは、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』の中で、ほとんどが元は下位層にいた、世界的上位者達が語っている(DVDでは、その上位者達が自ら登場して語っている)ので、参照するとよく解ると思う。