アメリカのジャーナリストのジョン・ロンソンが2012年のTED講演(TED2012)の中で、著名なターン・アラウンド・マネージャーである、アルバート・ダンラップにインタビューした時のことを話した。
ターン・アラウンド・マネージャーとは経営学用語で、経営破綻した企業の業績を回復させることを目的に経営を請け負う者である。
ターン・アラウンド・マネージャーは、多くの場合、大規模なリストラや事業の切り売りといった過激な方法を取る。
日産自動車の社長に就任した時のカルロス・ゴーンの手法が、おそらく、ターン・アラウンド・マネージャー的なやり方であったと思う。
とにかく、まともな人間の神経を持っていては出来ない仕事だと思う。
ロンソンは、ダンラップに、「あなたはサイコパスです」と言い、「正規の手法による、あなたのサイコパス診断をしたい」と言ったら、ダンラップも興味を持った。
こんなやり取りがあったようだ。
ロンソン「あなたは過剰な自尊感情がある」
ダンラップ「自分を信頼すべきだ」
ロンソン「人を操りたがる」
ダンラップ「それはリーダーシップだ」
ロンソン「感情が薄い」
ダンラップ「くだらん感情で悩みたいやつがどこにいる」
ロンソンのネガティブな診断を、ダンラップがポジティブに言い直していることが分かる。
これがサイコパスの特徴で、サイコパスだって、自分が悪人だとか、欠陥人間だとは思いたくないのだ。
つまり、自分がやったことに対し、罪悪感は持っていても、それに囚われない。
しかし、普通の人は罪悪感に囚われる。
そして、今朝も書いたが、罪悪感に囚われる人間に引き寄せは出来ない。
サイコパスになれと言うのではないが、ある程度サイコパスらしさがないと引き寄せは出来ないのだと思う。
では、科学的に自分がサイコパスであると判断した神経学者のジェームス・ファロンが、親しい友人に自分をどう思っているか尋ねたら、サイコパスの特徴が出てくる出てくる(笑)。
その一覧を下に記す。
・人を操る
・魅力的だが狡猾
・狡知に長けたガキ大将
・自他に関わらず不誠実
・自己愛的
・表面的で軽薄
・いざという時に信頼できない
・自己中心的
・深く愛することができない
・恥知らず
・まったく良心の呵責がない
・巧妙な嘘をつく
・法律や権威、社会のきまりに対して無頓着
・都合のいい道徳だけで生きている
・無責任
・完全に無感情
・冷たい
・共感性に欠ける
・情緒的に浅い
・偉大なり、この私は」
・病的虚言者
・他責的
・完全な自信過剰
・いつも退屈している
・騒ぎを求めている
・絶えず刺激を欲しがる
・恐れ知らず
・自分も、他人をも巻き込んで非常な危険に追いやる
・非常に人気があるが、多くはうわべだけの関係でしかない
・いかなる罪悪感もない
まさにサイコパスだ。
IQが高いサイコパスは成功する可能性が高い(ファロン博士のIQは150台)。
そして、重要なことは、やはり、サイコパスの特徴は、引き寄せのために必要な条件である「罪悪感を回避する」ことだ。
さっきも述べたが、サイコパスになってはならないが、参考にすべき点も多いのである。
自分は天使だと言う者には引き寄せは難しいと思う。
AIアート660
「木の上のフェアリー」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)サイコパスを探せ! : 「狂気」をめぐる冒険(ジョン・ロンソン)
(2)サイコパス・インサイド(ジェームス・ファロン)
(3)サイコパス 秘められた能力
(4)快楽主義の哲学(澁澤龍彦)
(5)鈍感力(渡辺淳一)
ターン・アラウンド・マネージャーとは経営学用語で、経営破綻した企業の業績を回復させることを目的に経営を請け負う者である。
ターン・アラウンド・マネージャーは、多くの場合、大規模なリストラや事業の切り売りといった過激な方法を取る。
日産自動車の社長に就任した時のカルロス・ゴーンの手法が、おそらく、ターン・アラウンド・マネージャー的なやり方であったと思う。
とにかく、まともな人間の神経を持っていては出来ない仕事だと思う。
ロンソンは、ダンラップに、「あなたはサイコパスです」と言い、「正規の手法による、あなたのサイコパス診断をしたい」と言ったら、ダンラップも興味を持った。
こんなやり取りがあったようだ。
ロンソン「あなたは過剰な自尊感情がある」
ダンラップ「自分を信頼すべきだ」
ロンソン「人を操りたがる」
ダンラップ「それはリーダーシップだ」
ロンソン「感情が薄い」
ダンラップ「くだらん感情で悩みたいやつがどこにいる」
ロンソンのネガティブな診断を、ダンラップがポジティブに言い直していることが分かる。
これがサイコパスの特徴で、サイコパスだって、自分が悪人だとか、欠陥人間だとは思いたくないのだ。
つまり、自分がやったことに対し、罪悪感は持っていても、それに囚われない。
しかし、普通の人は罪悪感に囚われる。
そして、今朝も書いたが、罪悪感に囚われる人間に引き寄せは出来ない。
サイコパスになれと言うのではないが、ある程度サイコパスらしさがないと引き寄せは出来ないのだと思う。
では、科学的に自分がサイコパスであると判断した神経学者のジェームス・ファロンが、親しい友人に自分をどう思っているか尋ねたら、サイコパスの特徴が出てくる出てくる(笑)。
その一覧を下に記す。
・人を操る
・魅力的だが狡猾
・狡知に長けたガキ大将
・自他に関わらず不誠実
・自己愛的
・表面的で軽薄
・いざという時に信頼できない
・自己中心的
・深く愛することができない
・恥知らず
・まったく良心の呵責がない
・巧妙な嘘をつく
・法律や権威、社会のきまりに対して無頓着
・都合のいい道徳だけで生きている
・無責任
・完全に無感情
・冷たい
・共感性に欠ける
・情緒的に浅い
・偉大なり、この私は」
・病的虚言者
・他責的
・完全な自信過剰
・いつも退屈している
・騒ぎを求めている
・絶えず刺激を欲しがる
・恐れ知らず
・自分も、他人をも巻き込んで非常な危険に追いやる
・非常に人気があるが、多くはうわべだけの関係でしかない
・いかなる罪悪感もない
まさにサイコパスだ。
IQが高いサイコパスは成功する可能性が高い(ファロン博士のIQは150台)。
そして、重要なことは、やはり、サイコパスの特徴は、引き寄せのために必要な条件である「罪悪感を回避する」ことだ。
さっきも述べたが、サイコパスになってはならないが、参考にすべき点も多いのである。
自分は天使だと言う者には引き寄せは難しいと思う。
AIアート660
「木の上のフェアリー」
Kay
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(1)サイコパスを探せ! : 「狂気」をめぐる冒険(ジョン・ロンソン)
(2)サイコパス・インサイド(ジェームス・ファロン)
(3)サイコパス 秘められた能力
(4)快楽主義の哲学(澁澤龍彦)
(5)鈍感力(渡辺淳一)