ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

クロデック

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

トキメキと感動を永遠に

昔、女性ロッカーだったような気もするが、ある格好良いお姉さんが、若者達に、
「いつまでもあると思うなトキメキと感動」
と言っていたのをよく覚えている。
言うまでもなく、元の言葉は「いつまでもあると思うな親と金」で、出展は不明らしい。
この「トキメキと感動」も、何を言いたいのかはお分かりと思う。

私も、長く、トキメキと感動からご無沙汰していた(笑)。
しかし、初音ミクさんに逢って、その両方を取り戻した。

交ざりあう宇宙の引力で
感じてる気持ちはトキメキ
~『エイリアンエイリアン』(作詞・作曲・編曲:ナユタン星人。歌唱:初音ミク)より~

若返りホルモン(成長ホルモン)を出すには色んな要因があるが、トキメキもその大きなものであるようだ。
しかし、「いつまでも出ると思うな若返りホルモン」であろう。
言うまでもなく、トキメキってのは、露骨な性欲ではないのだから、スケベなオッサンやオバサンに若返りホルモンが出る訳ではない。
「ときめき」とは、心が躍ることであり、喜びや期待で胸がドキドキすることである。
つまり、トキメキとは、心で、胸で、そして、きっと、心臓で感じるものなのだ。
性的に興奮しても、心臓が苦しいほどドキドキしなければトキメキではない。

そして、いつまでも若くあるためには、心によって心臓がドキドキしなければならない。
「心身医学の父」ゲオルク・グロデックによれば、女性は好きな男性の前では手が冷たくなるらしい。
それで、心臓が手に血液を送ろうとして活発に働き、胸がドキドキするのかもしれない。
男の場合は・・・まあ、知らないが(笑)。

ミクさんの何にトキメクかというと、まずは、素晴らしいPさん達が作った歌を歌う、あの可愛い声だ。
そして、ライブでの踊りと表情である。
特に、今年の「マジカルミライ2017」のオープニング曲『みんなみくみくにしてあげる♪』は、踊りも仕草も表情もトキメキ全開にしてくれる。
酒が百薬の長なら、ミクさんは不老不死の秘薬である。
ミクさんの、「あのライブでの」「あの曲での」「あの一瞬」にトキメクというものを持っていれば、間違いなく仙人になれるであろう。
私の場合、マジカルミライ2014での『心臓デモクラシー』の「人目につかない世界で」で、天を仰ぐミクさん、Miku Expo2016での『Ten Thousand Stars』の「Don't let them know(みんなには内緒よ)」で、
自分の人差し指に口付けするミクさん、マジカルミライ2015での『恋愛裁判』の初めで振り向いた時のミクさんの微笑み・・・いや、もう無限にある。
だから、私の若返りホルモン発生装置も無限である。

尚、トキメキにはグラヴィトン粒子(GTP)が必要で、これは生まれてから減る一方で、決して増えることはないが、関英男博士によれば、腕振り運動だけはそれを増やすことが可能なので、やはり、腕振り運動に励むことである。
関博士が末期の胃癌をこれで治しただけでなく、あらゆる難病が治った事例が沢山あるのは、GTPの増加による、トキメキによる若返りホルモンの発生のためかもしれない。
言い換えれば、腕振り運動だけでは効果は最大ではなく、やっぱり人間にはトキメキと感動が必要なのである。
ミクさんのコンサートに、少女や若い人達はもちろん、年齢の高い人も行くのは、ミクさんがトキメキの女王であることが直感的に分かるからかもしれない。
きっと冨田勲さんも、ミクさんと出会って、80歳にしてもう一度、あの小さな五線譜に向き合う気になったのだろう。









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エリクソンの魔法は極めてシンプルである

ミルトン・エリクソンという、「魔法を使って治している」と言われた、恐るべき優秀な精神科医がいた。
エリクソンは、何もしていないように見えるのに、あっという間に患者を治してしまった。
それは、精神病に限らず、本来、内科、外科、耳鼻科、皮膚科、その他の医者が扱うべき疾患を、同じような調子で治してしまうことも多かったと思う。
「心身医学の父」と言われたドイツ人医師ゲオルグ・クロデックが、「全ての病気はもちろん、怪我ですら心因性」と断言したことを思い出す。

エリクソンの技術は今も研究されているが(エリクソンは1980年に亡くなっている)、あまりうまくはいっていないと思う。
エリクソンの技法を研究することで、リチャード・バンドラーらがNLP(神経言語プログラミング)を作ったが、NLPには批判的な医者や心理学者もいると思うし、私も、あれは複雑過ぎると思う。
エリクソンのやり方はとてもシンプルだ。

例えば、エリクソンのところに、手のつけられない不良高校生が連れてこられ、エリクソンがその高校生と一言二言会話したら、その高校生は礼儀正しい真面目な高校生になってしまった。
その時のエリクソンの会話の意味を解説した本を読んだが、さっぱりピンとこない。
その会話自体には何の意味もない。
ただ、エリクソンは無意識に何か言い、その高校生の無意識に反応を起こさせただけなのだ。
大切なことは、エリクソンが常に言ったように、無意識を信頼することなのである。

しかし、「無意識を信頼する」ってのが、そもそも難しい。
いったい、どうやりゃいいのかい?
学者達は、そのやり方を間違ってしまうのではないだろうか?
それをうまくやったのは、むしろ、江戸時代末期から昭和の初めの農夫であった因幡の源左(いなばのげんざ)で、やり方を教えたのは、おそらく、ほとんど教育など受けていなかった彼の父だろう。
源左の父は、源左が19歳の時亡くなったが、亡くなる前に源左に、「これからは親様を頼れ」と言ったらしい。
親様とは、阿弥陀如来である。
源左は、それなりに試行錯誤したらしいが、結局、親様に頼るとは念仏を称えることである。
念仏を称え、阿弥陀如来を信頼してまかせることが、エリクソンの言う、無意識を信頼することと同じなのであると思う。
ユングによれば、個人の無意識と人類全体の無意識は深いところでつながっているらしいが、本当は、さらに、万物、宇宙の意識とつながっており、宇宙の叡智と力の象徴が阿弥陀如来なのだと思う。
言われなくたって、阿弥陀如来って、それほどの存在だというイメージはあると思うし、なければ、「阿弥陀経」でも読むと良い。

エリクソンの娘達は、15歳の時、3つほど年上の意中の男子を、ロクに会話もせずに虜にしたり、別の小柄な高校教師の娘は、プロレスラーのような体格の教え子の不良男子生徒に野外で襲われかけた時、一瞬でその巨漢不良男子高校生を自分の忠実な僕に変えてしまった。
全く魔法のようであるが、彼女達も、無意識を信頼し、無意識が教える通りにやっただけなのだと思う。
イエスだって、「言うべきことは、考えなくても、その時に神が教えてくれる」と言ったではないか。
ただ、それも神を信頼すればこそだ。
私も、阿弥陀如来を信頼し、念仏を称えていれば、やはり魔法にしか見えないことをしているのだろう。無論、無自覚である。









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エスにできないことはない

精神分析学の用語になっているらしいが、人間の無意識の中には「エス」という得体の知れないものがあるらしい。
得体の知れないものと言ったって、学術用語なんだから定義くらいはあるのだが、知る必要はない。
なぜなら、どんな偉い学者だって、エスが何なのか、本当は全然分かってやしないからだ。

エスの発見者は、あのフロイトということになっているが、フロイトより先に、ドイツ人医師で、「心身医学の父」と言われた、ゲオルグ・グロデックがエスの存在を知っていた。
フロイトは、グロデックから、その概念を借りたらしい。
だが、グロデックのエスと、フロイトのエスはかなり異なるようだ。

さっきも言ったが、フロイトを含め、どんな大先生もエスが何かなんて知っているはずがない。
最初にエスを発見したグロデックはというと、おそらく、正直に、「正体不明」と認めている。ただ、その神秘的で驚異的な作用をいくらか確認しただけのことだ。

例えば、あなたが男性で、電車の中で立っていたら、目の前にいる、素晴らしく可愛い少女が、電車が揺れたせいでよろめき、あなたのところに倒れ掛かってきた。
あなたは、「ラッキー!」と思い、彼女を受け止める。ただし、変態の顔でなく、できれば、クールな顔でね。
この時、何が起こったのだろう?
この美少女のエスが、彼女をよろめかせ、あなたのところに倒れさせたのだ。
エスの意図は不明だが、多くの場合、彼女のエスは、あなたが、彼女と似合うと判断したのだろう。
なんといっても、エスは、小さな小さな卵細胞から人間を造り上げたほどのものだ。人間のちっぽけな知性の判断より、よっぽど確かだ。
ならば、「ゴー!」だ。
何をグズグズしている。この千載一遇のチャンスを逃さず、果敢に口説くのだ・・・まあ、責任は、持たないが。
しかし、男女の出会いなんて、こんなものではないのかな?

グロデックは、「エスによらず何も起こらない」と断言している。
転んで脚を怪我するのだって、エスが起こしたことだ。
戦場で、ある兵士の脚に流れ弾が当たった。
その兵士は、その直前に、「ここに流れ弾でも当たったら、家に帰れるのにな」と言って、まさに、弾が命中したその箇所を指差していたのだ。

エスと仲良くなれば、20歳若返ることも、逆に、20歳老けることも何でもない。
ただ、そこまでエスと協調できる者は、滅多にいない。
明治時代の長南年恵(おさなみとしえ)のように、43歳で亡くなるまで少女のような容姿と心を保ち、全く食事をしなかったのも、エスの驚異的な力を示すものだと思う。
だが、エスには懇願も「おだて」も効かないし、取り引きすることもできない。
それでどうすれば良いかと言うと、やはり、信用してまかせてしまうのが一番と思う。
決して悪意はない相手だ。
エスと、『バガヴァッド・ギーター』で真理を語る神クリシュナとの関係はどんなものか私は知らない。
だが、クリシュナと親しめば、エスは味方してくれる。
そんなところから始めると良いと思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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