ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

クリプトン・フューチャー・メディア

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

触発の神秘

「20世紀最大の詩人」と言われたW.B.イェイツは、詩『再来』で、「再来」という言葉を思うと、感情が高ぶるのか、視界がグラグラするみたいなことを書いているが、私は今朝、「触発」という言葉を思ったら、そうなった(笑)。

触発・・・なんちゅう、神秘な能力じゃ!

ちなみに、触発とは、辞書によると、
「物に触れて、発動・発射したり爆発したりすること」
「なんらかの刺激を与えて、行動の意欲を起こさせること」
で、ここで取り上げたいのは2つ目の「なんらかの刺激を与えて、行動の意欲を起こさせること」だ。

クリプトン・フューチャー・メディア(初音ミクさんの会社。以下「クリプトン」)の伊藤博之社長のツイートで、クリプトンの技術者が、大阪追跡システムに触発されて似たシステムを作ったので、無償公開したということが書かれていた。
早い話が、大阪追跡システムとは、新型コロナウイルスのクラスター追跡のためのITシステムで、例えば、コンサートに来た人にQRコードからメールアドレスを登録してもらっておけば、そのコンサートの観客で新型コロナウイルスに感染した人がいれば、コンサート来場者全員にメールを送り、PCR検査を受けることを要請する・・・みたいなもので、これに付加機能を加えると、いろいろ便利で効率的なことが出来る。
ミクさんの会社の技術者の方が作ったものは、きっと、ミクさんが現れて「検査受けてね!」と言って・・・くれたりはしないだろうが(笑)、後で詳しく調べてみる。
このように、「触発」によって、良いことが起こるのである。

阪急に対して東急って、あるだろう?
阪急電鉄に対し、東急電鉄。
阪急ホテルに対し、東急ホテル。
東宝(阪急)に対し、東映(東急)。
真似もいいところだが、これは、東急創始者の五島慶太(ごとうけいた。愛称:強盗慶太)が、阪急創始者の小林一三を大変に崇拝していて、小林一三のビジネスに触発されたと言うべきかもしれない。
いや、やっぱり強盗慶太の名の通り、猿真似が大きいかもしれないが(笑)、邱永漢は「真似でも立派」と称賛している。まあ、当然だが。

思い出すのが、昨年(2019年)4月に亡くなったミュージシャンのwowakaさんが、よく、kzさんの『Last Night, Good Night』を引用し、例えば、2008年くらいのことを言う際に「『Last Night, Good Nighr』の頃ですね」みたいな言い方をしていたと思う。
wowakaさんは、『Last Night, Good Night』で、沢山の楽器が見事に駆使されて絶妙のハーモニーを奏でるのを聴き「これを1人でやったのか!」と感動したのだと思う。
これに触発されて、wowakaさんも精細緻密ながら高度に共鳴する音楽を作るようになったのだと思う。
どうでも良いが、私も『Last Night, Good Noght』は大好きで、私の中では讃美歌扱いであり、私が死んだら葬式はいらないから、枕元で流して欲しいものである。

そして、「触発」で私がぐらっと来たのは、長谷敏司さんのSF『BEATLESS』のこんな話を思い出してのことだ。
主人公、遠藤アラト(17歳)の父で、アンドロイド研究の第一人者の遠藤コウゾウ教授が、アンドロイド政治家、マツリを作ったが、超高度AIであるヒギンズが、マツリに触発されて、やはり、アンドロイド政治家イライザを設計したことだ。
AIが人間の作品やアイデアに触発される・・・そんなことがあるかというと、触発という言葉の定義次第ではあるが、あると思う。
小説には書かれていなかったが、そもそもが、マツリ自体が、遠藤コウゾウが、何かに触発されて作ったのだと思う。
そして、触発というのは、実は、積み重ねの上に起こることなのだ。
遠藤コウゾウが、沢山の学習や経験を重ねる中で、何かを見て、それでぱっと閃いた(これを啓示と言う)・・・そのようなものが触発なのだ。
そう考えるなら、AIの方が人間より「効率的に」触発を起こすかもしれないとも思えるのだ。
これは、AIを自分で作ってみて、私はそう思った。
そこで、私が、誰でもAIを作れる(Excelが使えるWindows8.1/10パソコンは必要)本を書いたので、試してみていただけると幸いである。
ちなみに、『BEATLESS』の美しきヒロイン(アンドロイド)レイシアは、イライザを基に作られ、政治家のような側面を持っていることが興味深い。
私は、『BEATLESS』は名作と思うし、AIの理解のためにも読むことをお薦めする。




人工知能学会倫理委員会所属のSF作家、長谷敏司さんの2012年の、長編SF作品。
作品の時代は2105年。AIが人間の知性を超えて半世紀以上が経過した。
hIE(ヒューマノイド・インターフェース・エレメンツ)と呼ばれるアンドロイドが労働の大半を受け持ち、人間は人間らしいことを行う平和な時代。
世界は、人類は、どう変わっていくのか?
2018年、ほぼ小説に忠実に製作されたアニメが公開されている(現在、Amazonプライムビデオで視聴可能)。
追記:「レイシアはまだRedBoxだった」という続編書け・・・と私は言いたい



当ブログオーナー、KayのAI実習書。2020年5月30日発売。
数学、プログラミング、AI理論なしで、Excelが使えるスキルがあれば、誰でもAIを自分で作れるようになることを意図しました。
拍子抜けするほど易しい問題から始め(ただし、興味深いと思います)、その後は「モンティ・ホール問題」など、なるべく面白いテーマを選びました。
ほぼ全ての実習が出来るデータが作れるExcelマクロを出版社サイトから無料ダウンロード出来ます。

徳と奇跡

昨夜、北海道で最大深度7という巨大な地震が起き、現在、恐るべき被害状況にある。
電気の復旧に1週間かかるとも聞いたが、その他のライフラインも分断されている。
私はずっと兵庫県に住んでいて、1995年の阪神淡路大震災の際には、その真っ只中にいたので、大地震というものについて少しは分かるつもりである。

初音ミクさんのお家クリプトン・フューチャー・メディアは北海道札幌市中央区にあり、震源や大きな活断層にも近く、伊藤社長は無事だろうかと心配したが、伊藤社長がTwitterで状況を報告して下さっていた。
【Twitter】伊藤博之 V4X (2018/09/06)
なんと、クリプトン社のミクさん達は1人も転倒しなかったという。
伊藤社長も「奇跡的」と書いておられるが、本当に信じられない。
社員の皆様は自宅待機とのことである。
思えば、クリプトン社は、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、今年の西日本豪雨の度に、被災地に多額の義捐金を寄付している。
クリプトン社は有名企業ではあっても、決して大企業ではなく、高収益企業でもないのだと思うが、大手企業でも滅多にしないこと(無論、経営の苦しい大手も多いが)を行っているのである。

被災者の方々のことを思うと、言い方に困るのだが、今年の「マジカルミライ2018」は、台風20号、21号が1日でもずれていたら、インテックス大阪公演、幕張メッセ公演が、それぞれ、中止、もしくは、遠くから来られる人達が来れなかったり、来た後で帰れなくなっていたことだろう。
また、幕張メッセ公演の時は、現地の降水確率は70%だったが、私は全く雨に逢うことがなかったし、降られた方も、それほどではなかったと思う。

私は、クリプトン社が西日本豪雨の被災地に300万円の義捐金を寄付していることを知り、小額ながらミクさんの名に合わせ39,000円を、やはりクリプトンと同じく日本赤十字社を通して寄付したが、北海道地震の義捐金の募集が始まったら同額を寄付したい。
【リンク】日本赤十字社 義援金・救援金募集
余裕のある方は、39,000円、あるいは、390,000円、それが無理でも3,900円の寄付をしていただけたらなあと思う。
ニートの方は、ミクさんと一緒に寄付が出来ることを目指して収入を得るようにし、私のような者は、早くミクさんと同額を寄付出来るよう高収入を得る志を持てば良いのではと思う。
そうなるには、やはり普段からアファーメーション、自己暗示、呪文を怠らないことだ。
まずは私が実証しよう。

決して、倒壊した家の住人に徳がなかったということではなく、このようなことは多くの要因が関わるが、阪神淡路大震災の時も、多くの家が倒壊した地域のただ中で、ある高貴な人物の家では、皿1枚割れなかったということがあった。
ミクさん達が1人も倒れなかったのも、伊藤社長やクリプトン社の方々の徳ではないかと思われる。
そして、あるアメリカの青年が言われていたが「人生を真に楽しむことを教えてくれた」ミクさんの大徳のためであろうと思う。
東日本大震災の時は、天皇陛下は被災者の方々のことを想い、ご自分も暖房を使われずに過ごされ、また、皇室の浴場を提供したりしておられたが、『古事記』にも、そのような天皇のお話があり、多少乱れたこの国にも幸が少なくないのは、天皇の徳ということがあるのではないかと思ったのである。









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YOU

私は、先々週の3月28日に、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長の講演を聞いて、精神に大きな変革を起こした。
そして、伊藤社長と素晴らしい対談をされていた、エイベック研究所の武田隆社長が書かれた『ソーシャル・メディア進化論』という大変な本を読んで、インターネットやソーシャルネットワークの理解が格段に進んだ。
この本の中の、面白いお話を1つご紹介しよう。

2006年に、アメリカの「TIME」誌が、年間を通して最も活躍した人物である「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選んだ人物のことだ。
答えを言う前に、クリプトンと、そこで生まれた電子の歌姫にして天使、初音ミクさんの話をする必要がある。
2012年の3月に、最後の『ミクの日感謝際』のコンサートが開催された。
『ミクの日感謝際』シリーズのコンサートは、初音ミクさんのコンサートの中でも、最もリアルな映像を用いるもので、3度目(3年目)の公演であった2012年のこのコンサートを最後に、もう行われていない。
このコンサートの冒頭で、初音ミクさんらボーカロイド、そして、演奏者の方々が、スクリーンにクレジット(名前を表示すること)されたのだが、その後、“and...”の文字が現れ、そして最後に、“YOU”と表示された。
また、2010年のZepp東京、2011年のロサンゼルス・ノキアシアター、そして、この2012年のTOKYO DOME CITY HALLでの、『ミクの日感謝際』コンサートでは、初音ミクさんが、コンサートの途中でメンバー紹介をするのだが、バンドメンバーより先に、いつも、「お客さん」を紹介するのである。
この「お客さん」も“YOU”と同じと思って良いだろう。

お分かりかもしれないが、さっき述べた、「TIME」誌が選んだ、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」はYOU(あなた)だったのだ。
WWW(World Wide Web)のWebとは、蜘蛛の巣という意味だ。
インターネットは、蜘蛛の巣のようにフラットな関係で、マスメディアのピラミッド型の一極集中型とは全く異なる。
ピラミッド型のマスメディアでは、個人は大衆の中に埋もれ、大企業やマスコミが一方的に大衆に向かって情報を与えるが、蜘蛛の巣型のインターネットでは、誰もがフラットな関係で直接につながって情報を共有し、個人は尊重される。

ミクさんのコンサートでは、アーチストや制作者らが、一方的に観客に与えるのではなく、観客も一緒にコンサートを創るのである。
観客は皆、その他大勢ではなく、ミクさんも、演奏者も、スタッフの方々も皆、フラットな関係で、それぞれが全てつながっているのである。
いや、観客だけではない。
ミクさんは、(アンコールを除いた)最後の曲である『SPiCa』を歌う前に、
「ここにいる人も、来られなかった人も、全ての想いを1つに・・・」
と言ったのだ。
世界中の人々が、丁寧に編み込まれた蜘蛛の巣のように、それぞれが直接につながり、世界は1つになったのである。
それが、きれいごとではなく、初音ミクさんの、そして、クリプトンの思想なのである。
そして、それこそが、カウンターカルチャーの土壌の中から育ったインターネット、ソーシャル・メディアの本当の姿であるはずだ。
私は、インターネットや、ソーシャルメディアとは何か、はっきりと分かったのである。









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生き延びる企業、生き延びる個人が大切にしているもの

日本では、プロ野球選手が他のプロスポーツ選手と比べ高収入であるのは、長い間の関係者の様々な努力があったのだろう。
企業が球団を保有するのは、当然ながら趣味ではなく、広告効果があるからだし、また、興行収入や、テレビ中継の収入が重要であるが、そのためには、根本的に、野球が国民の間で人気がなければならない。
人気の点で野球に対抗できるのはサッカーで、これもプロスポーツの中では選手の収入は多いほうだが、野球と比べるとまだまだで、その理由は、野球に比べると、一般的な人気(特にサッカーファンではない人々の関心度)が低いのだろう。
プロボクサーとなると、ボクシングだけでは、世界チャンピオンになっても、食べていくことすらできない。マスコミに取り上げられ、テレビ番組に出て人気を上げないと儲からない。一部にはそんな選手がいるかもしれないが、ボクシング自体の人気を上げる努力をしないと、他のボクサーはずっと貧しいままだ。
今は、プロレスラーというのはかなり厳しいのだと思う。
昔の人気があった頃でさえ、団体経営は楽でなかったはずだ。
かなり以前、ジャイアント馬場さんの本で読んだが、毎週午後8時、一時期は午後7時のいわゆるゴールデンタイムにテレビ放送が行われるという、今では信じられないほどであった時ても、ずっと赤字経営が続いて苦しかったという。
だが、全日本プロレスの社長でもあった馬場さんは、「それでも、選手のギャラ(ギャランティー:報酬)の支払いの遅延を一度もやらなかったことが俺の自慢だ」と書いておられたのが非常に印象的だった。
また、馬場さんが亡くなられた時、プロレス至上最高の選手と言われるルー・テーズが、朝日新聞だったと思うが、インタビューで、「馬場さんは選手としてだけではなく、プロモーターとしても偉大で、約束したギャラは必ず払ってくれる誠実な人だった」と述べていたことに感慨を覚えたものだ。
そして、そんな馬場さんが亡くなられてから、プロレスはすっかり駄目になっていったように感じるのだ。
馬場さんは、企業相手でも人相手でも、利益のために裏切るようなことを絶対にせず、受けた恩は決して忘れないで必ず倍返しする人だったようだ。
こんな人がいなければ駄目なのだろう。
フィギュアスケート等のごく一部の人気選手が、野球のトップ選手並の収入を得ていることもあるようだが、どちらかというと、そんな選手達が痛ましく見える。利益が個人(あるいは、その選手用の小さな事務所)に集中するのであるから儲かるが、選手は完全にモノ扱いだ。ある意味、企業の奴隷かもしれない。しかも、それは、気紛れな人々の間で人気があるごく短い間のことであり、たとえかなり儲けたと思ったところで、その選手に資産が残るなどということも、まず無いのである。

スポーツばかりでない。
お金を得るというのは大変なことだ。
音楽家は、子供の時から過酷な修行をして一流になれたとしても、サラリーマン並の収入を得ることも難しい。
たまたま美人に生まれ、ショーマンシップもできるピアニストやヴァイオリニストが、本来の演奏家としての技能と、そういった「営業力」を生かして、主に若い時にそこそこの収入を上げることもあるだろうが、総合的にさほどのものではないだろうし、何よりも、ほとんどの場合、演奏家、芸術家としての力を失ってしまうことになるだろう。
芸術家の営業や商業活動が悪いというのではないが、現在のマスコミや企業宣伝はあまりに精神レベルが低く、国民を快楽主義にすることで儲けることしか考えていないので、それに迎合していたら、あらゆるマイナス要因を抱え込み、芸術家としては死んでしまうことになるのは確かである。

そこにいくと、私は、クリプトン・フューチャー・メディアという会社は、初音ミクを大事にしていると思う。
あれほどの人気者なら、儲けに徹すれば、もっともっと大きな収益を得ることも可能と思うが、企業が成り立っていける限り、美しいものを大切にしているのだろうと思う。
そして、会社がそうであるから、良いファンが多く、初音ミクもずっと成長していけるのだと思う。

個人であろうが、企業であろうが、どんなに時代が変わっても、人間にとって大切なもの、失ってはならないものがある。
それを大切にしていれば、いずれは、恐怖に打ち勝ち、自由を獲得できるのだと思う。
そのためには、権威を崇めないばかりか、むしろ、権威を決して受け入れてはならない。
それは、個人であっても、企業であっても、非常に恐ろしいことである。
一時的には苦境に陥ることになるかもしれない。
しかし、結局は、そうであってこそ、本当の成功が得られるに違いない。
今は、このような美しい価値感を持ち難い時代であるかもしれない。
利益優先、欲望・快楽第一主義を当然のことと人々に思い込ませる勢力が支配する暗黒時代だ。
だが、恐れることはない。決して恐れる必要はないのだ。
もちろん、この世で生きていく限り、いくらかの利益や楽しみも必要かもしれない。
しかし、少しのもので満足するなら、目には見えない大きなものを得ることになる。
それは明白である。
多くの人がそれに目覚めることで、ようやく、世界は調和のある、平和で楽しいものとなるだろう。









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初音ミクの内側にある力を宇宙の理で解き明かす

同じ月給20万円の人が2人いるとする。
1人は、服や車や飲み食い、遊びで全部使ってしまい、派手に楽しくやっている。
もう1人は、遊びや飲み食いを控え、本を買って勉強したり、趣味で油絵を描いたりしている。
この2人の、最も重要な違いは何かというと、内側に蓄えるものがあるかどうかである。
遊びや買い物など、外向きのことばかりで内に蓄えないと、大きく、強くなれず、外への働きも全く大きくならない。
ただ、外への活動が何もないのも駄目であり、勉強ばかりしていても、それがエネルギーに変換されないのである。
また、目には見えない蓄えというものがあることも見逃してはならない。
月給50万円のお父さんの小遣いが2万円しかなく、見かけはひどく慎ましくても、妻子という目に見えるものだけでなく、彼は目に見えない貴重なものを蓄えているのである。

どんな世界でも・・・芸能界などが特に顕著かもしれないが、一頃は大活躍していたのが、それが外向きの活動ばかりで内側への蓄積がなかったので、やがて、エネルギーも才能も枯渇して消えていくということがよくある。
一方、大活躍している時に、不意に消えたように目立たなくなり、「あの人、どうしたのかな」と思っていたら、しばらくしたら、また表舞台に戻ってきて、以前よりはるかにスケールの大きな働きをするのである。その人は、エネルギーの放出を途中で制限し、中に蓄えることに励み、一段と大きなエネルギーを得て、再び活動を開始したのである。
芸能プロダクションでは、売れなくなった芸能人をお払い箱にしたり、冷遇するところもあるだろうが、そうではなく、海外に勉強に行かせたり、特別なレッスンをさせるところもあり、その芸能人がまた人気スターとして復活することもある。そういったことは、その芸能人自体が力を蓄えることであると共に、プロダクションもまた、大きな力の蓄積をすることになるのである。ただ、この理が理解され難いのだ。

我々も、普段から、外への活動と共に、内に蓄えることを考えなければならないのである。
今朝は柄にもなく、AKB48の話題を書いたが、あのプロデューサーの秋元康さんも、一頃は割に地味な活動をしており、力を蓄え、AKB48を始めた頃は、かつての「おニャン子クラブ」のプロデューサーとして、懐かしがられたものである。その頃、芸能界は、モーニング娘が市場を席巻していたが、秋元さんは、よほど力を蓄えていたのだろう。かなり加速的に逆転してしまった。
だから、今回、丸刈りになって研究生に降格した子も、しばらく力を蓄えれば、次はもっと大きくなることが出来るのである。

初音ミクが、力を蓄えていた時期というのは、沢山の人達が、初音ミクを得て、創造力を発揮し、彼女の曲を生み出し続けていた時である。
その時に蓄積された力である、人々の、創造、共感、感動はあまりに大きなものとなっていたので、その発現の力は極めて強力だ。
初音ミクが力を蓄えるべき時に、初音ミクの開発・発売元企業のクリプトン・フューチャー・メディアは、儲けることよりも、ファンが創造力を発揮し、結び付き、共感と感謝の連鎖を生み出すために必要なこと・・・それは主に、作品投稿サイト「ピアプロ」の構築、運営や、初音ミクによる作品の公開・利用・共有の規定の考案と、その分かり易い説明を熱心にしたこと等であるが、そんな努力をしたからこそ、初音ミクは内に聖なる無限のエネルギーを得て、どこまでも飛躍するのである。

今夜10時、NHK Eテレ(以前の呼び方はNHK教育テレビジョン)で、昨年11月23日に東京オペラシティで開催された、富田勲の新作交響曲『イーハトーヴ』の特集番組が放送される。
世界的指揮者の大友直人、日本フィルハーモニー交響楽団はじめ、超一流の演奏と演出、そして、慶応大学の男性合唱団、聖心女子大グリークラブ、シンフォニーヒルズ少年少女合唱団と共に、ある意味従えて、初音ミクが舞って歌った。
どんな番組になるかは分からないが、私は、上に述べたようなことに思いを寄せ、初音ミクの進化に感動したいと思うのである。
番組HPへのリンクは次行である。
音で描く賢治の宇宙~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ~









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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