ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
ソフトウェア開発技術者、Hikikomori、スーパーダイエッター、神秘思想家Kayのブログ
決して、一般受けするブログではありません。誠実に人生を遊びつつ、誠実に世間の幻想を叩き壊すことを目的とします。

ギリシャ神話

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
Twitterは、ちゃんとプロフィールが書かれ、1週間以内に1回でもツイートされている人なら、フォローしていただければ、大抵フォロー返します。

[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。
[2010/12/12]詳細なlivedoorプロフィール設置しました。[livedoorプロフィール]

自殺するなら悟りを開け

石森章太郎さん(後に石ノ森章太郎と改名)の代表作の1つ『サイボーグ009』に、『クビクロ』というお話があった。クビクロとは犬の名であるが、009ことジョーは、クビクロのあまりに過酷で悲しい運命を嘆き、死んだクビクロを抱きながら、「神様、どうしてこんないたずらをなさったのです」と言う。
ギリシャ神話では、そんなふうに、あまりに不条理な運命や、神のわがままとしか思えない仕打ちに、思わず神に対し疑念を持った時、神は、「おろかな人間の分際で神の意図を知ろうとするな」と言うのである。
だが、この「人間の分際で神の意図を知ろうとするな」というのが、どうしても納得できないのが人間であるようだ。
神というのは、人間の観念であるのだが、もし本当に神がいたとして、人間の知性でその存在を理解することは出来ないだろう。よって、人間は、非常に制限された観念の中でしか神を捉えることはできないのであるが、自然というものを多少でも本気で観察すれば、ギリシャ神話で言われる「たかが人間が、神の意図を知ろうとするな」というのも納得できるのではないかと思う。それは、7歳の子供が大統領の意図を理解できないようなものだ。
ジョーはクビクロの運命を静かに受け入れるべきだったのだ。

我々が理解できるような形ではないのだが、人や世界の運命は、神が決定したものであり、それは決して変わらないものなのだろう。我々は生まれた瞬間から死ぬ瞬間まで、一挙手一投足、髪の毛1本の動きまで、全て決定されている。
思い通りに金持ちになれる訳ではないし、いかに身体に気を配っても、健康でいられる訳でもない。それらは全て運命だ。
だが、「全て神の意図なのだから受け入れろ」と言われても、それが出来ないのが人間だ。
それで、「神はこんな理由でこんな運命を与えるのだ」などという話をする者がよくいるが、それが身の程知らずというのだろう。
しかし、考えてみれば無理もない。
それが自我の性質なのである。
良いことばかりでない限り、「全ては神の決定」と言われても、それを受容することができないのだ自我(心、人の知性)の絶対的な特質なのである。
つまり、面白いことに、神自身が人にそのようなものを与えた上で、「神の決めたことを受け入れよ」と言ったというのが真相なのである。
とんだジョークである。
森鴎外が勝手に改題してしまったダンテの『神曲』は、原題が『神聖なる喜劇』であり、まさに、人間とは喜劇を演じているのだろう。
アイルランドの詩聖W.B.イェイツは、人生は悲劇であり、それを認識してこそ、人は本当に生きることができると言ったが、神がシナリオを書いた喜劇は、演じる自我にとっては悲劇と感じるのかもしれない。いや、人間の喜劇だって、大抵はそんなものだ。劇中の人物の悲劇が、見ている者には喜劇ということは多い。

人が自殺するのは、自分の人生があまりに面白くないからだ。つまり、「全然良いこともない」からだ。
大半の人間は皆そう言うのだ。「全然良いこともない」と。
それで、人生に嫌気がさし、どうにも耐えられなくなった時に自殺するのである。
だが、自殺するのは自我だけにしておくことだ。
自我は普段は決して自殺しない。
あくまで、個人的な満足を求めて生き延びようとするのであるが、それ(個人的満足)が決して得られないと分かった時に自らの滅びを選ぶ。
そして、人は、自我だけを滅ぼす方法を知らないので、肉体を巻き込んでしまうのだ。
だが、自我だけの滅びということはあり得、それを成し遂げることを悟りというのである。その時、予想もしなかったことに、実に自分が神であることを知るのである。
至道無難が、「生きながら死人となりはてて、思いのままになすわざぞよき」と言ったのは、そのあたりを簡潔に言い表しているように思う。
至道無難の言う死人とは自我の死人である。
ただ、自我の全てが死ぬというのではない。自我というのは物質ではないし、現在の科学機器で捕捉できるエネルギーでもないので描写は不可能だが、喩えて言えば、その不要な部分が消滅したり、あるいは、性質の異なるエネルギーに変換されることを自我の死というのである。
その意味で、自我の自殺は大いに奨めるところである。
現実的な状況がどうであれ、自我が消えれば絶対的な幸福に至る。
逆に、身体が死んでも自我が生きたままだと不幸であるのかもしれない。
肉体が死んでも自我が生きていると、自我はありもしない幻の身体を作ってそれにとりつく。多分、幽霊というのは、そんなものなのだろう。
自殺するなら、是非、自我の自殺をすべきである。









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心が崩壊しかけたら

中学生とか高校生、あるいは、もっと年上でも、社会に馴染めない人間が、あらゆるものへの嫌悪、絶望といった、どろどろした思考、観念に凝り固まっているのを見ると、出来るはずのない無茶の、その千倍を要求されたような気になるのだ。
芸術家は、どんなに無残や悲惨を描いても、そこには力への志向があるものだし、何らかの救いは隠されている。
例えば、ムンクの『病める子』という絵画があるが、そこには、不治の病に取り付かれた少女と、その横に、絶望に打ちひしがれた母親の姿が描かれている。しかし、その少女の横顔が神々しいのだ。全てを奪われた哀れな娘であるはずの少女が、神的な慈愛の光を発しているように感じるのである。
しかし、はじめに述べたような人たちが、詩や絵を創っても、そこにはただ、悲惨しかない。

いかに苦しい状況にあっても、ある程度の期間、社会で働いているなら、いくらかは鍛えられており、彼らは、あと少し、何かの方法で心を静める術を得れば、自分の世界を変えることだって出来る。
しかし、ずっと引きこもって、働いたこともなければ、どこから手をつけて良いものか、全く分からない。
だが、数奇な運命を生きた、伝説的なビジネスマン、アーマンド・ハマーは、7歳の時、毎日、人々のために役に立たせて欲しいと神に祈り、エドガー・ケイシーは9歳の時から毎日聖書を読み、13歳で不思議な存在に出会い、人生が動いた。
鎌田東二さんという哲学者は、子供の時、鬼が見えたらしいが、古事記(福永武彦著『古事記物語』)を読んで、そこの鬼の世界があるのを見て安心を得、その後、ギリシャ神話を読んで救われたという。
アーマンド・ハマーだって、何かの神話(聖書だとは思うが)を読んでいたので、あんな祈りをするようになったのだろう。
そして、彼らは皆、何かの理由で心が壊れかけていたので、神話を必要としたのである。

心が弱いというのは、何らかの理由で、自我の基盤が構築されておらず、その上の心があまりに不安定だということだ。
神話というのは、古事記や旧約聖書が特にそうだが、宇宙創世の物語であり、それは、個人の心の創生と同じものだ。例えば、人間が生まれる時、母体の中で、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類の形態を次々にとりながら、短い時間で生物の歴史を実現するように、人の心は、宇宙の進化に似た成長をする。そのヒントが神話にある。
だから、子供に限らないが、意味を考えず、無心に神話を読めば、不思議に心が安定するのは、神話に沿って、自我の基盤が構築されていくからだ。

鎌田東二さんが読んだ、福永武彦さんの『古事記物語』は、分かり易いし、あの人の書く物語はリズムがあって心が調整されていくように感じる。『古事記物語』は、少年少女向けと言って良いが、大人が読んでも面白い。そして、彼は、大人向きの『古事記』も書いており、これが非常に躍動感があって面白く、ロングセラーとなっている。
そして、鎌田さん自身が、素晴らしい古事記を書いている。
ギリシャ神話なら、個人的には、ヘシオドスの『神統記』が良いと思う。
心が崩壊しかけている危機にあるなら、人類の、そして、我が国の至宝である、ギリシャ神話や古事記を読むことをお奨めする。









人類救済の鍵は、真の東西融合

私は、西洋人というのは、神の名や、それにも匹敵するような聖人の名を堂々と人間の名として付けることを、大胆だなあと思うことがある。
アメリカの有名なテニス選手のウイリアムズ姉妹の名は、ヴィーナス(美の女神)とセレーナ(月の女神)である。
シンシアという、日本人にとっても印象の良い女性名は、ギリシャ神話のアルテミスの別名キュンティアからきている。
デビッド(デイビッド、デイヴィッド)という名は、旧約聖書の名高いダビデ王のことで、ダビデは聖書の詩篇の著者と言われ、イエスがダビデの子と称される(イエスの実際の父はヨセフ)偉大な王だった。
特例だろうが、『Xファイル』のフォックス役で有名になったデイヴィッド・ドゥカヴニーが女性関係で転落したところが興味深い。あれほど偉大だったダビデ王もそうであったからだ。ドゥカヴニーはオックスフォードを優秀な成績で卒業した異色の俳優で、才能的にも、もっと大物になれたかもしれないと思う。

日本では、神の名を個人の名につけるのは、あまり聞かないと思う。姓に神の名、あるいは、神の字そのものが入ったりすることはよくあるが、これは、個人が名乗る意図があった訳ではないだろう。地名とか、ある神を信仰する集団や一族が、その名を掲げたことが、いつしか姓になったりといったものと思う。
それよりも、我が国では、自然や自然現象に神の名をつけたか、あるいは、逆に、自然や自然現象の呼び方を神の名にしたのだろう。空のことを天と言ったり、時間にも、時量師神(ときはかしのかみ)という神がいるのだが、我が国では、あらゆるものの奥に神を感じているのである。『古事記』の最初のところを読むと、神様の名前がずらずら出てきて、読んでいるとクラクラしてくるほどだが、これらの神の名が、非常に馴染みのある、自然や自然現象を表していることにも気付くのである。

面白いのは、ギリシャ神話にしろ、聖書にしろ、神と人間の差は絶対的で、人間は、それがいかに理不尽に感じようが、神の意志に逆らってはならず、それどころか、意を唱えることも許されない。神を、常に恐れ敬い、平伏しなければならない。しかし、それがなぜか、神の名を、実名や洗礼名として堂々と名乗るのである。
一方、日本では、人は神の子孫であり、非常に親しい間柄であるのだが、神の名を自分の名として意図的に名乗ることはない。

ところが、そういったことに、人類救済の鍵があるのである。
それは、「絶対的に異なったものが同じものである」という、人の頭ではどうにも理解できないことが真理であるということだ。
大袈裟ではなく、これを実現することが、人類のテーマ、使命であると言って良い。
西洋では、神の名を自分の名として名乗るという形から入ったし、東洋では、神である自然を親として敬愛するという道を取った。
だが、イエスは、神を、父なる神と言い、インドでは昔から、「私はそれである」と言い、「それ」は、暗に神を意味させた。つまり、東西の融合の試みは、相当な昔から行われていたのである。東西と言う場合、元々が、物質的な意味ではなく、文化やその本質の精神の違いを意味していたと思う。
エマーソンのようなとびきり賢い人は、「人と人が会うことは、ジュピターとジュピターが会うことなのだ」と、やはり、暗にではあっても、貴い真理を示している。
人類が救われるのは、こういったことが本当に分かるかどうかだ。そして、我々が真の幸福である至福にいたるかどうかも、これを我々が受け入れるかどうかである。









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こうすれば知能指数はいくらでも向上する

どんな職業であっても、経験を積んでそれなりの立場になると、自分の仕事について、「この仕事をする者はかくあるべし」などということを主張するようになる者がよくいる。
しかし、その大半は、自分を過大評価する馬鹿のたわ言であるに違いない。そんなものを聞かされる部下や後輩、それに、新人は気の毒なものかもしれない。
しかし、多少の独断があっても、経験の長い年長者の言うことには一理あるという謙虚な姿勢があれば、何か得るところはあるかもしれない。ただ、実際は、害の方がずっと大きいかもしれない。
私の場合、セールス(営業)とコンピュータソフト開発の仕事をやる中で、そんな先輩を数多く見てきたが、彼らが言ったことで覚えていることは、まあ、1つもない。

昔、テレビ番組で、ジャイアント馬場さんに、番組司会者が、「力道山から教えられたことで、心に残っていることがありますか?」と尋ねた。力道山は、馬場さんの偉大な師匠と言ってもよいはずだ。だが、馬場さんの答は「何もありませんね」だった。
力道山ですら、そうであるなら、凡人たる我々の自論など、「黙っていれば馬鹿だと思われずに済むだろうに…」と言う程度のものに違いない。

ところで、私がやっているコンピュータソフト開発の仕事で重要な能力について、国際的なITコンサルタントの方に、印象的なことを聞いたことがある。
結局のところ、一番肝心なものは、ある1つのものだと言われたが、ビル・ゲイツも同じことを言っていたのである。
それは、知能指数だ。
その国際コンサルタントは、「所詮、知能指数なんですよ」と言い、ゲイツも、「プログラマの能力は、純粋な知能指数だ」と言った。

ただ、なぜか、知能指数は生まれつきのもので、特に大人になってからは変化しないと考えられているように思われる。
一部では評判は悪いが、トム・クルーズやジョン・トラボルタらが熱心な信者であることで知られる新興宗教サイエントロジーを創ったとされる、米国の天才作家L.ロン.ハバートの、世界で約2000万部が出版されていると言われる能力開発書『ダイアネティックス』には、人の能力の発揮を妨げるもの(ダイアネティックスではエングラムと呼ぶ)を消し去れば、知能指数は、打ち上げ花火のごとく向上するとある。ハバートは、作家であるが、それは、ダイアネティックスの研究の資金を得るためでもあったと言う。実際、彼の本は1億冊以上が出版され、アイザック・アシモフやレイ・ブラッドベリなども絶賛する大作家でもあるのだ。
教育家としても著名で、我が国でも、彼の教育書の翻訳書には、稲盛和夫さんが推薦の言葉を載せている。
このように、ハバート自身が大天才であるが、人間の本来の能力は、誰でも極めて高く、正しく自己を開発すれば、知能指数も必ず向上すると言う。

アイザック・ニュートンは、少年時代の学校の成績や言動などから、知能指数は125程度と考えられている。これは、標準よりはかなり優秀であるが、天才というには程遠い。
だが、後のニュートンの知能指数は200を上回っていたに違いないと言われる。
ニュートンは、超古代の秘法の書『エメラルド・タブレット』を読み、能力を数倍化したのだという説があるが、私もそう思っている。彼は、数学や物理学は、ついでにやっていたに過ぎなかったが、それでも、その分野で、人類の歴史上、最も高い位置にいる。

知能指数が全てではないとは、よく言われる。
だが、それは、正しい測り方をするかどうかの問題であり、やはり、高い能力は高い知能指数に比例する。
著名な心理学者アブラハム・マズローは、大学院時代、知能テストを受けたところ、197という結果が出て、「なるほど」と納得したらしい。彼は謙虚ではあったが、なんとなく、他人よりも自分の方が頭が良いのではないかと感じていたらしいのだ。

では、知能指数よりも重要な能力はあるだろうか?
それはあるし、それを手に入れれば、望むなら高い知能指数も得られるだろう。
ニュートンが『エメラルド・タブレット』から得た力もそれと大いに関係があるか、あるいは、同じものだろう。
それは、ソクラテスがダイモーンと呼んだもので、彼は、哲学者、政治家、作家、あるいは、技術者など、職業に関わらず、それこそが、至高の能力をもたらすものであると言った。ソクラテスは、自分には知恵が無いが、ダイモーンに従うことで知恵を得ていると言っていたのだ。
では、ソクラテスは、それをどうやって得たのだろう。
時代と地域から言えば、ソクラテスはギリシャ神話に詳しかったし、話の中でよく引用もした。そして、彼のことだから、単に当時の慣習に倣って神々を崇拝したのではなく、どのような形であったかはともかく、神々を信じていた。ギリシャ神話に、深い大きな意味があることは、カール・グスタフ・ユングやカール・ケレーニィによるギリシャ神話の研究を見ても分かるが、ギリシャ神話を深く読めば、直接的に分かることである。
ギリシャ神話は、神話として、旧約聖書に比べ、やや地域による多様性はあるが、その価値は(旧約聖書と比べても)決して低くはなく、極めて高い。ヘシオドス、ホメーロス、あるいは、ウェルギリオースらの詩聖達による叙事詩で綴られた神話は、想像ではあっても、決して空想ではない。それこそ、ダイモーンがもたらしたものと言えるだろう。ヘシオドスは、彼に詩と神話を教えたのは、女神達(モーライ)であると述べているが、それが彼にとってのダイモーンであろう。

そして、最も純粋な形で至高の教えを伝えているのは、『バガヴァッド・ギーター』である。よって、これを深く熱心に読めば、ソクラテスに匹敵する、あるいは、それを上回る英知を得られるに違いない。
アメリカの科学技術者で探検家、講演家であったベアード.T.スポールディングは、自身、英知の力を得て14才で名門大学を卒業したが、彼が著した『ヒマラヤ聖者の生活探求』に登場する、超人的な大師達は、バガヴァッド・ギーターを読む時には、一度に一節のみを読み、1日に一章しか進まないといった読み方をするという。大師と称される解脱者ですらそうなのであるから、その価値は計り知れないものであると思う。









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『美少女戦士セーラームーン』は、なぜあれほどまでにヒットしたのか

もう20年も昔、薬剤師でもあった23歳位の若い女性漫画家が描き始めた作品である『美少女戦士セーラームーン』が、瞬く間に大ヒットし、それが世界中にまで及んだことは、そう古いことのように感じない。いまだ、人気があり、よく知られているからだ。
だが、なぜ、この作品が、それほどまでの人気を得たかが説明されたことはない。ごく一部の要因であれば、それこそ、無数の人が、無難なものや個性的なものまで含め、数多くの意見を述べてはいるが、やはり、根本的な理由となると難しいのだ。
しかし、世界の人々にこれほど影響を与えるからには、非常に重要な理由があるはずだ。

この作品では、十代の選ばれた少女達が、ペンのような道具を使って、セーラー服戦士に変身する。
主人公の月野うさぎという、14歳の少女は、話ができる猫にコンパクトを与えられ、それを持って呪文を唱えるとセーラームーンに変身した。そして、同じように変身できる仲間達が集まって来る。誰でもそうなれるのではなく、遠い過去の前世からそうであった者達であるようだ。
セーラー服戦士達が何者で、過去にどんなことがあったかは、ある程度のお話になってはいるが、詳細に関しては説明されないまま終っている。例えば、セーラームーン達が、なぜ変身できるのか、なぜ、神秘的な能力を発揮できるのかは、誰にも分からない。

それが、超古代文明に関係すると、少しでも考えた人はいると思う。
アニメに限らず、SF小説や映画作品でも、超古代文明をモチーフ(題材)としたものはいくらかはあるだろう。
セーラームーンが連載・放送されていた当時は、今のように、子供に見せることを前提としないような、マニア専用と言える雑誌や深夜アニメは存在せず、漫画やアニメは、まず、子供ありきであり、それに配慮した作品創りをしない訳にはいかず、表現が限定されていたはずだが、そうであっても、セーラームーンという作品の中で、超古代文明が、奇妙に生々しく現れていたところがあったように思う。

UFOや宇宙人を信じる人、信じない人はいるだろうが、これらを信じることが、恥ずかしいことや、馬鹿げたことであるという強い観念が社会にある。論理的におかしいからという理由でUFOや宇宙人の存在を信じることを笑うのではなく、なぜだか自分でも分かっていないが、「馬鹿げているから馬鹿げているんだ。理由なんかいるものか」といった感じである。
現代科学で考えれば、宇宙人が地球に宇宙船でやってくるというのは、確かに非論理的なことだ。それを理解した上でこれらを否定する者はあまり多くはないが、賢い人は、科学というものも、一種の信仰だということを知っている。歴史の中で、何度も崩され、新しい「信仰」が組み立てられたのだから、ある意味、宗教以上に曖昧な点もあるのだ。
そして、UFOの残骸や宇宙人の遺体を米国政府などが隠しているという噂もよく知られているが、その真実がどうなのかは分からないが、もし、隠すとすれば、宇宙人やUFOより、超古代文明の方かもしれない。こちらの方は、UFOより、ちょっとはマシな証拠があるのは明白なのかもしれないが、せいぜいが子供騙しみたいな形に変えられてしか、人々は見ることがないようだ。

ギリシャ神話や旧約聖書の神話、あるいは、日本の古事記などは、表面的にもそうなのだが、深いところではさらに興味深い類似点があるものだ。これも、文化の交流の中で自然に起こったこととする説もあるが、詳しくは述べないが、それは不合理なことだ。
アトランティスやムーといった大陸がかつて存在し、そこには現在の人類のものをはるかに凌ぐ文明があった。そして、それらは、外宇宙からもたらされたものだった。アトランティスやムーは、何らかの理由で滅び、海中深く沈んだが、そこにあった、今の人類からは神秘としか思えないものが、世界の各所に封印され、それらがほんの少し顕現したものから、人類の古代文明が発生し、その後の人類の進化にも影響を与えたという話がある。
意図的かそうでないかは分からないが、これらのことが、ギリシャ神話や旧約聖書などで残された。旧約聖書に隠された秘法を、ある一派はタルムードにまとめ、かなりの実用性を持たせたが、別の一派の研究はカバラーとなり、あまりに強力で危険なために隠された。我が国にも、ホツマツタエというものがあったが、やはり、それが隠され、代わりに、おとぎ話のような形に変性させた古事記や日本書紀が伝えられたのだろう。ホツマツタエは偽書ということにされているが、真面目に読めば、恐るべき英知であることは分かると思う。ただ、普通の人は、自分で調べたり考えようとはしないものだ。
ギリシャ神話は、1つには、古代ギリシャで、1人の羊飼いである農夫に、女神達が伝えたお話から始まっている。その女神達が、超古代文明の末裔なのか宇宙人なのかは分からないが、何らかの意図を持って(あるいは冗談で?)、ちょっと知能指数の高かった人間を選んで、当時の人に分かるようなお話に変えて伝えたのだろう。それが、ヘシオドスが書いた『神統記』である。

人間には、ソクラテスがダイモーンと呼んだ、内なる英知と通信する機能が秘められている。ほとんどの人が、世間の教義や迷信によって、その能力を失っているが、時々、その力を普通の人より多く発揮する人がいる。そんな人が、優れた芸術家になり、象徴的な絵画や小説、あるいは詩を残すのだが、それは、作家自身が創ったものではないというのは、ソクラテスが理解したことだ。比較的、裕福に育った者が、神秘に興味を持って沢山の特別な学習にエネルギーを注いだ結果、そんな能力を得ることが多いと思う。
画家の足立幸子さんは、今の漫画家は精神が目覚めた人が多く、その作品を見て目覚める子供も多いのだと言ったが、『美少女戦士セーラームーン』も、そんな作家であった女性によって描かれたものなのだろう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・ソフトウェア開発技術者
・MCSD、MCDBA資格者
・タオイスト、神秘思想家
・1日1食の完全菜食主義者
・幼児期からの引きこもり気質
・医療不要で難病を数々克服


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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萩尾望都さんの漫画紹介


半神
小学館文庫

わずか15頁の至高の傑作「半神」を含む短編集。
数奇で残酷な運命を目撃した後、「愛とは?憎しみとは?それはどう異なるのか?異なるものではないのか?」あなたの心に荘厳な疑問が残るのではないだろうか?


ウは宇宙船のウ
小学館文庫

1920年生まれのアメリカを代表するSF作家レイ・ブラッドベリの珠玉の短編作品を萩尾望都が漫画化。萩尾さんの繊細で美しい絵と感性が、ブラッドベリの作品に新しい生命を注いだ。
「みずうみ」では、12歳の少女タリーの可憐な姿と、彼女を愛するハロルドの少年の時と青年になって後の様々な表情がより深い感銘をもたらすと思う。
他の作品も素晴らしい出来であると思う。
CLAMP「CLOVER」のご紹介


CLOVER
わずか5分の劇場用アニメ作品。
CLAMPさんの名作漫画のイメージを美しい映像と音楽で描いた傑作。
主人公の12歳の神秘的な少女スゥの声は坂本真綾さん。


「CLOVER」の原作漫画を以下にご紹介します。
素晴らしい装丁、美しいカラーの扉絵。そして、神秘的な傑作と思います。
新装版も出ているようですが、私はこちらしか持っていません。しかし、こちらの本の装丁を大変に気に入っています。








私が愛する「魔法少女リリカルなのは」

ナンセンス文学(意味を持たない作品)として私が勝手に意味付けをしたのかもしれませんが、アメリカの百万円以上の自己開発プログラム以上に貴い気付きを私に与えてくれた全13話のアニメ作品。











5年の時を経て、2010年、映画化されました。
基本的には、テレビシリーズの全13話を1本の映画にしたものですが、本編では描かれなかったフェイトの生い立ちが見られます。そして、プレシアの謎の言葉も。映像はテレビシリーズよりさらにグレードアップしています。


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初音ミク、コンサート映像のご紹介
ミクの日感謝祭 39's Giving DayProject DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート~こんばんは、初音ミクです。~
[2010/3/9]東京お台場~Zepp Tokyo~

映像の品質等は、下でもご紹介する、後で開かれた米国コンサートの方が高いのですが、私は、全体としては東京コンサートの方が好きです。米国コンサートの方は、映像の緻密さのために、かえってボーカロイド達がマネキンのように感じるかもしれません。これは、証明の影響もあると思います。緑色がかった証明の東京コンサートの方が、ミクが柔らかい感じで可愛いと感じました。
また、真っ白なお姫様のような衣装に赤い大きな腰のリボンが印象的な『Alice』、『あなたの歌姫』は、米国コンサートにはありませんでした。

【ブルーレイ】


【DVD】




MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES “はじめまして、初音ミクです”
[2011/7/2]米国ロサンゼルス~ノキアシアター~

日本のボーカロイドが、日本語の歌で、アメリカ、ロサンゼルスの大劇場ノキアシアターの満員の観客を熱狂させた歴史的コンサートだったと思います。
東京コンサートから1年4ヶ月経過しており、総合的には確実に進歩しています。
私が特に気に入ったのは、1つは、ミクとルカの素晴らしいコンビネーションのダンスパフォーマンスが楽しめる『ワールズエンド・ダンスホール』です。ルカが珍しくミニスカート姿で、ミクに勝る四肢の長さで、ピンクの髪を美しく揺らしてダイナミックに踊ります。 もう1つが、ミクが真っ白な天使の衣装で歌う『SPiCa』で、これが天使でなくてなんだろう、私はついに天使を見たのだと思いました。演奏も東京コンサートの時と変えていましたが、成功していたと思います。

【ブルーレイ】


【DVD】


尚、ブルーレイとDVDの差についてですが、私は実際、両方買い、見比べてみました。観客、演奏者、楽器などは、大画面TVで見ると、ブルーレイの方がきれいですが、肝心のミク達は、ホログラム映像そのものがそれほど細密でありませんので、別に違いはないと感じました。ブルーレイ、DVDいずれも、東京コンサートの方は上半身映像以上の場合、米国コンサートでも、顔のアップだと映像の粒子が目立ちます。 変な話ですが、iPhoneやiPod touch、あるいは、同等な画面品質を持つ小型情報端末で見た映像が最上かもしれません。ただ、これは反則行為ですので、実際にやったとは言いませんが。
本のご紹介


精神について(エマソン名著選)
ラルフ・ウォルドー・エマーソン著
日本教文社

アメリカ最高の思想家、哲学者、ラルフ・ウォルドー・エマーソンの珠玉のエッセイ集。 「歴史」「自己信頼」「償い」「精神の法則」「愛」「友情」「神」「円」「知性」が収められている。
我々自身が、歴史上の英雄、賢者、大芸術家に匹敵する偉大な人間であることを、驚くべき確信をもって語る唯一の人物であると思う。
世間の妄信を粉々に破壊し、プラトーンの頭脳、シーザーの手腕、イエスの愛の所有者である自分を見出して欲しい。
これ以上のエッセイは地上には存在しないと思う。


荘子
徳間文庫

約2400年前の中国の思想家で、老子と共に、老荘と称せられる道教(タオイズム)の始祖である荘周(荘子)の書。
世俗にあって世俗を超え、永遠の道(タオ)と一体化し、安らかで充実した人生を送る秘訣を、恐ろしく抽象的な老子と異なり、平易に説いている。
本書は、数多い荘子の現代語訳の中でも非常に読みやすく分かりやすいものであるが、中国古典の香りは損なわれていない。
本来、膨大な荘子の中心となる内編全てと、外編と雑編の内、荘子らしいものを選んで収録してある。


神統記
ヘシオドス著
岩波文庫

ホメーロスと並ぶ古代ギリシャ詩人ヘシオドスが、ムーサ(詩の女神)達より教えられたという神々の物語。
この世の始まりから、ゼウスの支配の確立、そして、主要な神々のことについて、美しい詩で語る。すぐに読める薄い本であるが、ギリシャ神話の根幹とも言える重要な書と思う。


四つのギリシャ神話(ホメーロス讃歌より)
岩波文庫

無名の詩人達が、ホメーロス風の詩で神々に捧げた賛歌の内、豊穣の女神デーメーテール、理性の神アポローン、智慧の神ヘルメース、美の女神アプロディーテーの4神へのものを収録してある。
著名な神話学者カール・ケレーニィも、ホメーロス賛歌を重視していると思えるが、名もない詩人達の作とはいえ、それぞれの神について、その特質が巧みに表現されており、実に興味深いものとなっている。
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