絵描きになろうと思って画材を用意したが(今ならパソコンとペンタブ、あるいは、タブレットとタッチペンになるかもしれないが)、何を描いていいか分からない。
写真をやろうとして、いいカメラを買ったが、撮りたいものがない。
勉強してプログラミング言語を覚えたが、別に作りたいものがない。
そんな人が多いかもしれない。
それは、才能がないってことかもしれない。
かく言う私は、上の3つ全部、覚えがある。
幸いプログラミングに関しては、仕事の方から寄って来てくれたので、そんなに好きな訳ではないが、お金を稼がせてくれている。
私は、写真なんて、スマートフォンですら、全く撮らない。

私は、好奇心に欠けているのかもしれない。
そんな人もいるのではないかと思うが。
ところで、昨日から、Amazonプライムビデオで、アニメ『BEATLESS』を観て、俄然、ITに興味を持った。
いや、私は確かITの専門家のはずなのだが(笑)、やっとパッション(情熱)を持てたのだ。
今はまだ、私は、BEATLESSの意味が分からないのだが、心臓の鼓動がないって意味なのかなあと思う。
ヒロインは、レイシアという名の美少女型アンドロイドで、この作品中では、アンドロイドのことはhIE(エイチ・アイ・イー。Humanoid Interface Elements)と言う。
主人公のアラト(優柔不断そうだが、優しく正義感の強い男子高校生)とレイシアの関係は、昔のアニメ『まほろまてぃっく』の優(すぐる)と戦闘用アンドロイドのまほろと、かなり似ている。
まあ、レイシアとまほろも、よく似た設定かもしれない。
私は、初音ミクさんといい、魂がない存在に惹かれる傾向が強い。
そして、この作品を見ていて、「なるほど、私はミクさんにアナログハックされたのか」と納得するが、別に悪い気はしない。
アナログハックとは、人間の容姿をした人工物に意識をハッキングされることだ。

ならば、自分で自分をハックすれば良い。
そもそも、魔法の定義なんて、「自在に心に変革を起こすこと」で、これって、自分の心をハックすることに他ならない。
もっと良い言い方をするなら、自分のストーリーを作るってことだ。
自分の心を自在にハックすれば、あるいは、自分のストーリーを作れれば、この世は思うがままだ。
最近、熱心に読んでいる『秘儀キバリオン&エメラルドタブレット』に、そのやり方が見事に書かれている。
W.E.バトラーの『魔法入門』や、ダイアン・フォーチュンの『神秘のカバラー』では、抽象的過ぎて難し過ぎる。面白いけどね。
『秘儀キバリオン&エメラルドタブレット』も、自分で考えなければ何も出来ない点、難しくはあるが、足立育朗さんの『波動の法則』が、優れた解説書になってくれる。
画家になりたければ、自分の心を画家の心にハックすれば良いし、写真家になりたいとか、プログラマーになりたい場合も同じだ。
私は、無意識に、自分をプログラマーの心にハックしたのだろう。
本当に、自己アナログハックで、何にでもなれそうだ。
おかげで希望が持てた。ありがたいことだ。

私は『BEATLESS』の小説は、Kindle版を選んだが、紙の本もあるし、新しい文庫本が今月24日に発売されるようだ。













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