所詮、頭を使わなければ・・・ハードに考えなければ、IQは向上しない。
頭を使うための良い方法の1つが難解な本を読むことだが、多くの人は、難しい本に対して、アレルギーというほどの拒否感があると思う。
なぜ、そんな拒否感があるのかというと、学校で、興味のない勉強を無理にやらされたからだ。
あるいは、興味がないというよりは、その勉強の価値を認識出来ないのに関わらず、「試験に出るから」という下らない理由で、嫌な勉強を強要されたからという人もいるだろう。こちらは、元々IQが高い人に多いと思う。

だが、やっぱり、難しい本を読まなければ、あまりIQは高くならない。
GeniLax(頭を良くするAndroid、iOS用無料アプリ)を、ただぼーっと聴いているだけでは、それほどの効力は発揮せず(それでもかなりのものだが)、頭を使いながら、あるいは、「頭を絞った」後で使うと、爆発的な効果となると思う。
そして、本当は、難しい本を読むことは楽しいことなのだ。
無論、難しい本なら何でも良いという訳ではなく、内容に価値がなければならない。
科学や数学の本は、もちろん好ましいが、これらは、基礎知識がなければ、内容が把握出来ないこともあるだろう。
ただ、脳とは不思議なもので、理解のための知識がない場合は、必要な情報が集まるように、(それは見事に)働きかけるのである。
まして今は、ネットであらゆる情報を検索出来る時代だ。
実際、インドの認知科学者のスガタ・ミトラは、タミル語しか分からない、南インドの貧しい地域の子供達に、英語の遺伝子科学の情報が入ったコンピューターを渡して放置したら、あり得ないことだが、数ヵ月後には、その子達は、ニューデリーの裕福な私立学校の生徒達と互角の理解に達したのである。
そして、これこそが、IQを急速に高める素晴らしい方法なのだ。

そこで、アイザック・ニュートンの読書法をご紹介する。
この通りにやれば、難しい本も理解出来、平凡な学生だったニュートンが天才になったように、IQをロケットのように向上させることが出来ると思う。
別に、難しいことではない。
理解出来るところまで読み、分からなくなったら読むのをやめる。
そして、しばらくしたら、再度、本の最初から読むのである。
それを何度も繰り返せば、やがては読破出来、しかも、内容が理解出来ており、そうやって得た知識は思考回路を拡大し、根本的に頭が良くなるのである。

一般の人は、難しい本を読まず、簡単で面白い本ばかり読んで、IQを見事に落としている。
難しい本にアレルギーを持つ者というのは、性的な刺激を感じるものを好んで読み、それは、恐ろしいほどIQを下げるのである。

何を読めば良いかというと、科学、哲学、文学、あるいは、芸術や宗教の定評のあるものであれば、特にどれでも良いと思う。
1つお薦めするなら、ウスペンスキーの『ターシャム・オルガヌム』はどうだろう?(紙の本と電子書籍がある)
科学の本と言えるが、一般的な科学を突き抜けた、世界や人間の謎に迫るもので、魔法のようにも感じるが、それでありながら、厳密さを尊び、真理に関する誤謬(まちがえること)を許さない。
これを読むために、さしたる科学の知識はなくても良いと思う。
IQが高くないうちは、読むのが辛いこともあるかもしれないが、IQが高くなれば、それほど難しいことはなく、しかも、真理に目を開かされ、心躍ると思う。









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