色々な健康法や美容法、あるいは、若返りや身体強壮化に関する本がある。
久し振りに書店に行って、それらの本を見てみたが、少しは良いことも書かれているのだろうが、読むだけ時間の無駄かもしれない。
少食の素晴らしさを説く本も多く、1日1食を勧めるものもあった。
しかし、5年もの間、かなりの少食を厳格に守った私が言うのだが、少食そものに、何の意味もない。
菜食となると、宗教の教義ででもあるかのように、その大切さを説く人もいる。
しかし、やはり5年の間、厳格な菜食主義を守った私が言うのだが、菜食そのものにも何の価値もない。

少食であれば、食事の量全体が減ることで、結果として炭水化物や砂糖を摂る量が少なくなり、健康になることもある。
しかし、たとえ1日1食で、その1食の量が少ないとしても、それが炭水化物や砂糖を多く含んでいたら、私のように、皮膚病は治らないし、時々(あるいは度々)、ひどい体調不良に見舞われるのである。
逆に、砂糖や炭水化物(米、パン、うどん、パスタ、デンプン)を一切摂らなければ、肉でも魚でも、いくらでも食べればいい。
しかし、本当に砂糖や炭水化物を避けていれば、自然に少食になるのである。
高級な肉だからといって、味付けせずに、焼いただけで食べられる人はいまい。肉も魚も、砂糖をたっぷり使ったソースで食べるから美味しいのである。
そのソースや、主食のパンや米が悪いのに、肉が悪者扱いされるのである。
イヌイットのように、野菜を一切食べず、年中、アザラシの肉ばかり食べていても健康だった人達もいるし、健康で当たり前なのだ。
トーチェという人が、イヌイットが健康なのは、西洋流の栄養学の考え方を持っていないからという心的な理由からで、西洋人に栄養学を教わると途端に不健康になるとか書いていたが、それは嘘だろう。
西洋人に栄養学の知識を教わって病気になるのではなく、その知識と同時に、甘い炭水化物や砂糖の入った食事を与えられ、その麻薬的な甘い美味しさのとりこになって、それらを摂り続けて身体を駄目にするのだ。

どんな健康法や人生哲学を説こうが、砂糖や炭水化物を常食していたら何の意味もないのである。
そして、砂糖や炭水化物をやめたら、そんな連中の教えに何の意味もなくなる。
砂糖や炭水化物をやめれば、心身の健康の目標はほとんど達成してしまうからだ。
そうなれば、さらに高い目標にも挑戦できることだろう。
元気があれば何でもできると言っても、米やパンや砂糖を食べていて元気が出るはずがない。
それでいつも元気がないので、宣伝されたスポーツの大会を見て、「元気をもらいました」などと言いたいのである。
そんなものを見て、一瞬、元気が出たように錯覚しても、困難にぶつかると、本当は何もするエネルギーもないことが露呈する。
だが、砂糖と炭水化物をやめれば、自然に元気になり、やりたいことを何でもできるのである。
毎日、「こうすればお金持ちになれますと」という、気持ちの悪いメーリングリストを送りつけてくる平の字が頭につく変人がいるが、金持ちになる方法なんて人それぞれであり、自分でそれを見つけるしかない。
たまたま、金持ちになる方法が分かり、いくらか金を得ても、その後でまずいことになって金が足りなくなったり、あるいは、際限なく金を欲しがって、そんな連中のように、人を騙して金を稼ごうとする者は多いのだ。
まともな金持ちが、嫌がっている相手も沢山いるのに、金持ちになる方法をしつこく送りつけてくるはずがないじゃないか?
あなた、そんな真似してまで金持ちになりたい?
自分らしい金儲けの方法なんて、思考がクリアにならないと分からない。
砂糖や炭水化物を食べていれば、脳機能は低下し、思考が濁るだけである。
砂糖と炭水化物をやめて、本来の明晰な頭脳を取り戻せば、ジョセフ・マーフィーの本でもさらりと読めば、すぐにやり方が分かると思う。
思考を明晰にするために、催眠療法もNLPもダイアネティックスもクーエの自己暗示もいらないし、砂糖や炭水化物を摂っていれば、それらに大金をかけて熱心にやっても意味はないと思う。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ