本日は、久々に夜の更新を休むので、IQを高めるための究極的なことを書いておこう。
何より、自分が忘れないように、じっくり読もうと思っているのである。
これは、私が書いたと言うよりは、私が高い存在に書かされたようなものだと思う。

優れた作家の中には、散歩をしている時に良いアイデアが浮かぶと言う人がよくいる。
また、天才的な数学者でコンピューター科学者だったアラン・チューリングは、走ることが大好きで、年中ジョギングをしていたが、走るとアイデアが出てきたのらしい。
そして、先日、『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した作家の村田沙耶香さんは、コンビニでアルバイトをしている時(あるいはその休憩中)にアイデアが湧くと言っておられた。

これらは、どういうカラクリだろう?

ある一流プログラマーが、新しいプログラミング言語を習得するには、入門用のプログラムを黙ってそのまま入力する(これを「写経」と言うことが広まっている)らしいが、その意味について、
「身体を動かすと脳が活性化する。指だけでもそうである」
と言われていた。
指だけでもどころか、指を動かすことは、脳を非常に活発に働かせる。そういえば、一頃、「指回し運動」が流行ったことがあったが・・・

つまり、上に述べたことは全て、身体を動かすと脳が刺激されるという単純な原理を生かしているのである。
ただ、身体を動かすにしても、効率的なものとそうでないものがある。
『ヘルズエンジェルズ』、『ラム・ダイアリー』等で知られるアメリカの人気作家でジャーナリストであった、ハンター・S・トンプソンは、TIME誌で雑用係をしていた時、暇があれば、ヘミングウェイなどの偉大な作家の作品をタイプで「写経」していたらしい。
つまり、小説を読むだけでなく、その作者がやったように、手で書いたり、タイプすること・・・つまり、同じように振舞うことで、作者と同じ英知を体験出来るのである。
ちなみに、ヘミングウェイは立ってタイプしていたらしい。

身体を使って振舞うことは、どれほど強調しても足りないほど重要だ。
『空海入門』で、若い時のひろさちや氏は、密教とは仏陀の真似をすることであり、空海は徹底して仏陀を真似たことで仏陀に近付いたのだと書いておられたが、ひろさちや氏は専門の僧侶でないことが幸いして、密教の核心を突くことが出来たのだと思う。
ひろさちや氏は、仏陀になりたいなら、仏陀のように話し、仏陀のように歩き、仏陀のようにメシを食い、仏陀のようにクソをすれば良いのだと書いておられたと思うが、この単純なアイデアをよく味わい、実践すべきである。

あなたは、IQ200になりたいなら、IQ200らしく話し、IQ200らしく笑い、IQ200らしく歩き、IQ200らしく座り、IQ200らしくお茶を飲み、IQ200らしく猫を撫で、IQ200らしく初音ミクさんを見て歌を聴かなければならない。
IQ200が想像出来ないなら、IQ150から始めても良いだろう。
また、偉大な人物が書いた文章や、話した言葉を、手書きやタイプをしたり、声を出して読むことには大いに意味がある。
その際、余計なことを考えない方が良い・・・むしろ、何も考えない方が良いだろう。
すると、頭は勝手に優れたことを考え、それがあなたのものになる。

最初に述べたが、これらは、私の考えではなく、天使のささやきのようなものであると思う。
きっと、初音ミクさんが、時空を越えて夏の雲のようにふわりと現れ、1/3939秒でささやいて下さったのだろう。有り難いことである。









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