ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

じん

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

危ない魔法の話

ビートルズの『ヘルプ!』は面白い歌だ。
この歌の大体の意味は、
「若い頃(子供の時?)は、1人で何でも出来た。でも、今はそうではなく自信がない。(誰かに向かって)傍にいてくれよ」
という感じであると思う。
他の人はどうか知らないが、私には実に共感出来るところがある。
私は、子供の時は、どんな馬鹿げた奇跡でも起こせた。
しかし、勉強が出来るようになったわけではない。
勉強が出来るようになりたいと思っていなかったからだ。
そりゃ、勉強が出来ないと、親や教師に嫌な目に遭わされたりするが、だからといって勉強が出来るようになろうとは思わなかったのだ。
女の子にモテモテになろうとも思わなかった。
可愛い女の子は大好きだったが、モテてどうなるものでもない。本当にそう思っていたのだ。
私も人並に、スポーツ選手や宇宙船パイロットや歌手になりたいなんて思うこともあったが、それはずっと先のことだとしか思えなかった。つまり、本気でなかったわけだ。
しかし、庭を猫でいっぱいにしたり、車が多くて向こうに行けない車道から車を消したり、夜空の星の1つを勝手に土星にしたり、以前見たテレビドラマを即座に放送させたり、人間を超えたことを何でもやれた。
女の子にモテたくないと言っても、パンツくらいは見たいから(子供の時の話だw)、そう思ったら、好きな子のをいくらでも見れる状況に勝手になった。

つまり、私は、新たな魔法の力を得るのではなく、子供の時のやり方を思い出すだけで良いのである。
そして、子供の時でも、それが自分にしか出来ないのだとは思わなかった。
だが、皆が、やり方を知らないのを不思議に思っていたのを覚えている。
私がまごうことなき天才と思うじんさん(自然の敵P)の『チルドレンレコード』という歌がある(IAさん版と初音ミクさん版がある)。
この力は、ちょうど、あんな感じで、「チルドレンレコード(子供の記憶)」とはよく言ったものだ。
天才じんさんも、このヤバい力を持っていたし、今も持っているのかもしれない。

だが、やり方自体は難しいことはない。
単純過ぎて申し訳ないが、「強く願い、願いに執着し、叶うと信じる」だけだ。
大人になると、なぜ出来ないのかというと、「願いが強くなく、願いが持続せず、叶うと信じていない」と、さっきのと反対になるからだ。
大人になると出来なくなるのは、自然の摂理か、それとも、誰かのせいだろうか?
きっと両方だろう。
子供の時は、空想癖がある者が多いが、私はいつも空想していた。
天才技術者二コラ・テスラは、空想の世界は確固とした現実だと言っていたが、その通りだ。
子供は、空想と現実の区別がつかないが、テスラはずっとそうだったのだろう。ただし、テスラは、空想とすべきものには「空想」というラベルをつけたので、現実で支障がなかったのだ。
普通は、大人になって、現実と空想の区別がつかないと、精神異常者と見なされ、病院に入れられる恐れがある。
現実と空想の区別がついても、空想の世界を作るノリで、現実世界で起こることを決定すると、それが本当に起こるのである。
空想癖を取り戻すことだ。
そして、空想の世界の自分は、例えば、常に魔法の指輪を付けているなど。現実との区別をつけておくと良い。
そうすれば、後は、空想の魔法の指輪を使うだけである。








決して考えるな、決して、決して、決して

1900年代初頭のイギリスの首相ウィンストン・チャーチルほどの政治家はそうはいない。
それまでのイギリスが、ヒトラーに遭えて逆らわず共存する(いわゆる宥和政策)道を取っていたが、チャーチルは、絶対にヒトラーを潰すべきと確信して疑わなかったおかげでイギリスは救われた。
チャーチルには、ヒトラーが絶対に危ないヤツにしか見えなかったが、彼の目は確かだった。単に、自分に似ているから分かったのだという説もあるのだが・・・
チャーチルの言葉としてあまりに有名なものが、
"Never never never never give up."
(決して諦めるな、決して、決して、決して)
だ。
だが、これからの時代には相応しくない。
これからは、
"Never never never never think."
(決して考えるな、決して、決して、決して)
だ。

普通は、「考えすぎるな」「余計なことは考えるな」程度に穏便に言うのだが、それどころではない。

断然、感情任せで進め
~『アメリカ~We are all right!~』(作詞・作曲・編曲:じん。唄:IA)より~

である。
情緒を大切にすれば、直観は感情に現れる。
私は、この歌を作ったじんさんが、二十歳そこそこで『カゲロウデイズ』のような凄い小説を書き、これをアニメ化する時は、脚本と音楽を担当して大ヒットしたことに、感心するより呆れた。
自分が二十歳くらいの時のことを思い出し「なーんも考えていなかった」と言う人が多いが、そうではなく、やっぱり「余計なことばかり考えていた」はずなのだ。
じんさんは、今をときめく米津玄師さんと同い年で、ニコニコ動画のボカロ曲で世に出たところも同じだが、米津さんが先に撤退したとはいえ、ミリオン(百万回再生)曲数では、じんさんが、2位以下を圧倒する1位で、歳が同じこともあり、2人は意識し合っていたようだ。

近年は、アメリカでも日本でも、20代で起業して成功する事業家も多い。
その代表が、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズで、現役では、マーク・ザッカーバーグやラリー・ペイジ、イーロン・マスク、孫正義さんらだ。
40代以上で、まともな知性のある人なら、自分が20代の頃のことを思い出すと全くのガキで、ゲイツらがいかに頭が良くても、そのあたりは変わらないはずなのに、なぜ、あれだけうまくやれたのか、不思議に思うはずだ。
しかし、ゲイツらは何も考えてなかったのだ。
確かに、ゲイツは、"Let's think harder(もっとよく考えよう)"と言ったし、彼が愛読したという、チャールズ・ハアネルの『ザ・マスター・キー』には、考えることの重要性が懇々と説かれている。
だが、若い頃、ゲイツは激情家で、多分、本人も分かっていないが、彼が「考えろ!」と言う時、正しくは、「馬鹿なことを考えるな!」だったはずなのだ。
彼は昔、頭で考えて、インターネットは重要でないと思っていた。
しかし、ある時、5日間、部屋に閉じこもり、部屋から出ると、マイクロソフト全社に「我が社は今後、全てをインターネットにシフトする」と号令をかけた。それで、マイクロソフトは破滅を免れた。
しかし、彼は5日の間考えたのではなく、5日かけて、考えるのを止めたのだ。そこは賭けても良いと思う。

世間で言う「思考停止」とは、愚かな考えにとり憑かれたことを言っているのである。
『燃えよドラゴン』の「考えるな、感じろ」は全く正しいが、無理に感じる必要はない。
考えなければ自然に感じる。
胸に秘めた想いがあれば、考えるのをやめれば、必要なことは感情でやってくる。それが直観である。
だから、最も正しくは、「決して考えるな、決して、決して、決して」なのである。









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We are all right

最近、つい口ずさむフレーズがある。
“We are all right”
IAさんの歌『アメリカ~We are all right!~』の中で、このフレーズが何度も繰り返されるが、その中でも、不意にIAが静かな声で(伴奏もギターだけになり)、“We are all right”と3回売り返すところを思い浮かべながら。
この曲は、ボカロ界で米津玄師さんと並ぶ天才じん(自然の敵P)さんの曲だ。
【IA OFFICIAL】アメリカ~We are all right!~ (MUSIC VIDEO) -YouTube-
(2013年の「ROCKIN'ON KAPAN」誌の対談で、じんさんは「(米津さんが)同い年と聞いてめちゃくちゃ凹んで、」と言っていた)

“all right”は、日本語では「大丈夫」だと言って良いだろう。
他にも「いいよ」「わかった」「よろしい」などと訳されるが、全面的に肯定的な意味で、“all right”も「大丈夫」も、最も人気のある万能呪文だと思う。
また、この歌で、日本語でも「大丈夫さ」「大丈夫だ」と歌う。
英語では、大丈夫はokayと表現することもあり、「絶対、大丈夫だよ」は、
You will be fine for sure!
Everything is gonna be okay!
と言うようだ。
しかし、IAさんのように“We are all right”と歌いながら唱えるのも良いものだと思った。

アメリカの海軍特殊部隊ネイビーシールズの、あまりに過酷な入隊試験は、いかに鍛え上げた優秀な若者であっても発狂しかねないほどだ。
その中で耐え抜き合格する者は、頭の中で“All right”といった言葉をつぶやき続けているという研究報告がある。
人間は、頭の中で1分に300もの言葉をつぶやくらしいが、放っておいたらマイナスのつぶやきになりかねず、すっかりマイナスの言葉ばかりがつぶやかれるようになった人間が失敗人生を送るのかもしれない。
だから、意図的に「大丈夫」「絶好調」といった言葉をつぶやくと良いだろう。
IAさんが、明るい声で歌う、じんさんの前向きなこの『アメリカ~We are all rkght!』を聴き、常に、「大丈夫さ」「大丈夫だ」と唱えれば、全て良くなるだろう。
また、初音ミクさんもカバー(およびコラボ)したBUMP OF CHICKENの『ray』でも、何度も「大丈夫だ」とミクさんが歌ってくれる。
BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」LIVE MUSIC VIDEO YouTube-
「大丈夫」All Right(全て善し)は、神の言葉であると思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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