私はもう4年近く、朝晩に肉体の鍛錬をすることを、1年365日、ほとんど1日も欠かさずに続けている。
始めたばかりの頃は、腕立伏せを10回から始め、毎月10回ずつ増やしていき、2年(24ヶ月)後には、きっちり250回連続で行えるようになったが、まさにこれは見栄っ張りの自我のやりそうなことで、自己満足でしかなく、お恥ずかしい限りのものだった。
まあ、こういった馬鹿なことを一度はやっておくのも経験かもしれない。
幸い、私は右肩を痛めて、そんな無駄なことを続けられなくなり、それから正しい運動をするようになった。
それまでは、スクワットも300回、腹筋運動は1000回以上はやっていた。
しかし、今は、腕立伏せと腹筋は15回で、スクワットは、朝は30回、夜は100回だ。
ただし、いずれも、完璧な形で行っており、以前のはあはあ言いながらやっていた頃より、はるかに優れた効果がある。
腕立伏せは、身体が床に触れるまで曲げるので、自然、ゆっくりと身体を降ろし、いったん、静止する。
そして、身体を真っ直ぐに保ったまま、腕を伸ばすのだが、自分では気が付き難いが、腕を伸ばす際、意外に背中や腰が反ってしまっているものなのである。
身体を本当に真っ直ぐに保って腕を伸ばすと、それまで身体を反らせてやっていたなら、その負荷の大きさに驚くと思う。また、腹によほど力が入っていないと、身体は真っ直ぐにならず、正しい腕立伏せをすると、腹筋運動が不要なほど、腹筋が鍛えられる。あるプロレスラーが、「腹筋運動をやるくらいなら、腕立伏せをやれ」と言っていたが、それも一理あるかもしれない。
完全な形でやるなら腕立伏せは10回でも十分である。高校野球の優れたエース(先発ピッチャー)だった人からも、腕立伏せは10回で良いと言われたことが実際にある。なら、普通の人なら、もっと少なくて良いかもしれない。
腹筋運動に関しても、仰向けに寝て、膝をきちんと垂直に立て、そして、膝を直角に曲げ、脛が床に平行になる形をきちんと保ち、頭の後ろで組んだ腕の肘と膝が付く寸前までゆっくりと曲げるが、これも、きれいな形で、ややもったいぶった感じでやるのである。
何度か書いたことがあるが、あるテレビ番組で、欧州のクラブに所属するあるプロサッカー選手が腹筋運動が大好きだと言うので、司会者が「何回やるのですか?」と尋ねたところ、彼は「20回」と答えた。司会者は何千回といった数字を期待していたようで、やや拍子抜けした感じだったためか、そのサッカー選手は、「僕は回数じゃなく、毎日やるのがいいんです」と付け加えた。
全くそれが最上で、過ぎた回数をやれば、身体は疲労してかえって弱くなるし、そもそも続かない。運動は、強いきつい運動をいくらかの期間だけやっても駄目で、毎日欠かさず長期間やってこそ効果が出てくる。10年もやれば、本当に素晴らしい身体が出来てくるだろう。また、歪んだ形でやれば、身体も歪んでいき、私のように肩を痛めたり、あるいは、腰を痛めてしまう。私は、高校時代、毎日、多数回の腹筋運動をやっていたが、形が悪かったのだろう。ひどく腰を痛めてしまい、普通に座って、肘と膝を付けられないほどになってしまった。それが治るのに5年もかかったのだ。
私も少し前までは、腹筋運動を、一度に20回やっていたが、完璧な形でやるには15回の方が良いと分かり、今はそうしている。
スクワットも、かかとを床に付けたまま、ゆっくりと、膝が床と垂直になるまで曲げていったん静止し、そこから、やはり、ややもったいぶった感じで脚を伸ばす。要は、完璧な美しい形でやるのである。回数は何回でも良いので、完璧な美しい形でやれば良いと思う。
別に回数が多くても、少しも偉くないのである。
そして、腕振り運動を併せてやれば、さらに効果があり、妖精のように身軽な身体を得られるだろう。
腕振り運動は、仙骨に働きかけ、身体を微妙に調整し、身体全体の機能を高め、脳機能も活性化すると思う。また、関英男博士(電波工学の世界的権威であった工学博士)は、腕振り運動によって、関博士がGTPと呼んだ、重力子が組み合わさった特殊な粒子を体内に蓄積されると考えていた。GTPの数は、生まれた時が最大で、減る一方なのであるが、腕振り運動でだけ増加させることができるという。そして、根気強く腕振り運動を続けた人は、生命力自体が活性化され、難病も治ってしまう。関博士は、そのデータを集めていたし、関博士自身が、胃癌を、腕振り運動だけで治してしまったという。
世間の人達と運動の話をすると、ゴルフやテニスとか、あるいは、スポーツジムだとか、ジョギングといった話になってしまう。
無論、それらも、毎日、本当に楽しくやっているなら良いのだが、ゴルフを1年365日やるわけにもいかないし、スポーツジムだって、せいぜい、週に数回通うだけという人が多いだろう。運動は、1年365日、1日も欠かさずやってこそ、真の効果がある。そうやって鍛える身体は年を取っても衰えることはなく、それどころか、少なくとも80歳までなら強くなるらしい。
参考になればと思う。
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始めたばかりの頃は、腕立伏せを10回から始め、毎月10回ずつ増やしていき、2年(24ヶ月)後には、きっちり250回連続で行えるようになったが、まさにこれは見栄っ張りの自我のやりそうなことで、自己満足でしかなく、お恥ずかしい限りのものだった。
まあ、こういった馬鹿なことを一度はやっておくのも経験かもしれない。
幸い、私は右肩を痛めて、そんな無駄なことを続けられなくなり、それから正しい運動をするようになった。
それまでは、スクワットも300回、腹筋運動は1000回以上はやっていた。
しかし、今は、腕立伏せと腹筋は15回で、スクワットは、朝は30回、夜は100回だ。
ただし、いずれも、完璧な形で行っており、以前のはあはあ言いながらやっていた頃より、はるかに優れた効果がある。
腕立伏せは、身体が床に触れるまで曲げるので、自然、ゆっくりと身体を降ろし、いったん、静止する。
そして、身体を真っ直ぐに保ったまま、腕を伸ばすのだが、自分では気が付き難いが、腕を伸ばす際、意外に背中や腰が反ってしまっているものなのである。
身体を本当に真っ直ぐに保って腕を伸ばすと、それまで身体を反らせてやっていたなら、その負荷の大きさに驚くと思う。また、腹によほど力が入っていないと、身体は真っ直ぐにならず、正しい腕立伏せをすると、腹筋運動が不要なほど、腹筋が鍛えられる。あるプロレスラーが、「腹筋運動をやるくらいなら、腕立伏せをやれ」と言っていたが、それも一理あるかもしれない。
完全な形でやるなら腕立伏せは10回でも十分である。高校野球の優れたエース(先発ピッチャー)だった人からも、腕立伏せは10回で良いと言われたことが実際にある。なら、普通の人なら、もっと少なくて良いかもしれない。
腹筋運動に関しても、仰向けに寝て、膝をきちんと垂直に立て、そして、膝を直角に曲げ、脛が床に平行になる形をきちんと保ち、頭の後ろで組んだ腕の肘と膝が付く寸前までゆっくりと曲げるが、これも、きれいな形で、ややもったいぶった感じでやるのである。
何度か書いたことがあるが、あるテレビ番組で、欧州のクラブに所属するあるプロサッカー選手が腹筋運動が大好きだと言うので、司会者が「何回やるのですか?」と尋ねたところ、彼は「20回」と答えた。司会者は何千回といった数字を期待していたようで、やや拍子抜けした感じだったためか、そのサッカー選手は、「僕は回数じゃなく、毎日やるのがいいんです」と付け加えた。
全くそれが最上で、過ぎた回数をやれば、身体は疲労してかえって弱くなるし、そもそも続かない。運動は、強いきつい運動をいくらかの期間だけやっても駄目で、毎日欠かさず長期間やってこそ効果が出てくる。10年もやれば、本当に素晴らしい身体が出来てくるだろう。また、歪んだ形でやれば、身体も歪んでいき、私のように肩を痛めたり、あるいは、腰を痛めてしまう。私は、高校時代、毎日、多数回の腹筋運動をやっていたが、形が悪かったのだろう。ひどく腰を痛めてしまい、普通に座って、肘と膝を付けられないほどになってしまった。それが治るのに5年もかかったのだ。
私も少し前までは、腹筋運動を、一度に20回やっていたが、完璧な形でやるには15回の方が良いと分かり、今はそうしている。
スクワットも、かかとを床に付けたまま、ゆっくりと、膝が床と垂直になるまで曲げていったん静止し、そこから、やはり、ややもったいぶった感じで脚を伸ばす。要は、完璧な美しい形でやるのである。回数は何回でも良いので、完璧な美しい形でやれば良いと思う。
別に回数が多くても、少しも偉くないのである。
そして、腕振り運動を併せてやれば、さらに効果があり、妖精のように身軽な身体を得られるだろう。
腕振り運動は、仙骨に働きかけ、身体を微妙に調整し、身体全体の機能を高め、脳機能も活性化すると思う。また、関英男博士(電波工学の世界的権威であった工学博士)は、腕振り運動によって、関博士がGTPと呼んだ、重力子が組み合わさった特殊な粒子を体内に蓄積されると考えていた。GTPの数は、生まれた時が最大で、減る一方なのであるが、腕振り運動でだけ増加させることができるという。そして、根気強く腕振り運動を続けた人は、生命力自体が活性化され、難病も治ってしまう。関博士は、そのデータを集めていたし、関博士自身が、胃癌を、腕振り運動だけで治してしまったという。
世間の人達と運動の話をすると、ゴルフやテニスとか、あるいは、スポーツジムだとか、ジョギングといった話になってしまう。
無論、それらも、毎日、本当に楽しくやっているなら良いのだが、ゴルフを1年365日やるわけにもいかないし、スポーツジムだって、せいぜい、週に数回通うだけという人が多いだろう。運動は、1年365日、1日も欠かさずやってこそ、真の効果がある。そうやって鍛える身体は年を取っても衰えることはなく、それどころか、少なくとも80歳までなら強くなるらしい。
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私は今まで嫌々ノルマを行ってきました。
その可笑しさを疑いもせずに。
しかし、この記事を見てキレイな形でやってみました。
そしたらたった数回でヘタりました。
本当の形でやるとこれほどまでにキツイのかと。
でも、美しい形で行う筋力トレーニングは底知れぬ楽しさがあります。
重力を存分に感じ、歯を食いしばりながら。
いやぁ...感無量でございます。