今は、東大生なのにモテないとか、東大を出たのに良い仕事に就けない人が多いらしい。
そう言うと、
「東大生であることと格好良いかどうかは関係ない」
「東大生が必ずしも優秀とは限らない」
と言う人がいる。
そんなことは分かっている。
だが、昔は、無論、全員ではないが、東大生は大方でモテたし、良い仕事に就けた。
東大は入るのが難しい。
私の知り合いの大手の教育会社のマネージャーは、会社で多くの東大生を予備校講師や教育イベント遂行のバイトで雇っているが、その中でも飛び切り優秀な東大生に、
「どうやったら東大に入れるか?」
と尋ねたら、その東大生は、
「簡単だ。参考書1冊丸暗記すれば良い。今どき、どの参考書も書いてあることは同じ。そして、大学入試レベルなら、数学でも暗記で十分。だから、どの参考書でもいいから、1冊丸暗記すれば誰でも入れる」
と言う。
そんなことを言うのは優秀なやつだ。よほど優秀でないと、参考書1冊丸暗記出来ない。
とはいえ、やはり、優秀さと、モテること、社会で成功出来ることは、本来は関係がない。
だが、狭き門をくぐった者が、モテなかったり、成功しないのは、何かがおかしい。
つまり、今や、東大も大学入試もおかしいのである。
選ばれるべき人間であれば、モテるし、成功するべきだ。そうでないなら、選び方を間違えているのである。
一方で、中卒、高卒でモテるやつ、成功するやつがいるし、私にもそんな知り合いがいる。
有名な斎藤一人さんは、大成功者で非常にモテるらしいが、中卒だ。
で、斎藤さんが言われていることが、モテる低学歴、デキる低学歴を代表していると思う。
即ち、「俺は中卒だからモテないとおかしい」「俺は中卒だから儲からないとおかしい」である。
だが、「俺は東大だからモテないとおかしい」と「俺は中卒だからモテないとおかしい」は、全く同じなのだ。
松下幸之助となると、「俺は小学校しか出ていないから成功した」と実際に言っていたらしい。
別に、小学校しか出ていないことに、本当に何らかのアドバンテージがあるわけではない。
だが、「〇〇だから、成功しないとおかしい」と言えば、成功するのである。
ただし、「〇〇だから」には、肯定的な理由をこじつけた方が良い。
松下幸之助の場合は、「小学校しか出ていないから、一生懸命勉強した」である。
モテる中卒なら、たとえば、「いまどき中卒は珍しくて個性的だ」とか「学校に飼い馴らされていないので野性的魅力がある」とか言うだろうが、それが本当であるかどうかは、どうでも良いのである。
身長が183cmなら「俺は183cmで長身だからモテないとおかしい」と言えば良いし、身長が157cmだったら「俺は157cmで可愛いからモテないとおかしい」と言えば良い。
実際、いまどき、小柄で可愛い男の子の方が可愛い女の子を連れていることが多いように思う。
無論、小柄で格好良い男子も多い。だが、実際に可愛いか、格好良いかはどうでも良い。言うだけならタダである。
脳、あるいは、脳が支配する潜在意識は、「Xだから、Yでないとおかしい」と言われたら、Xによほどの矛盾がない限り、Yを実現してしまうのである。
そりゃ、「俺はマサチューセッツ工科大学を出ている」と嘘を言ったり、「俺は不潔だから」といった、普通、肯定的に思えないことを言っては駄目だ。
だが、「俺は銀のブレスをしているからモテないとおかしい」なら、銀のブレスをしているのが本当である限り、また、それを敢えて馬鹿馬鹿しいと思わない限り、脳は、「モテる」を実現するしかないようだ。そして、脳には、それは易しいのである。ただし、易しくても、「こうでないとおかしい」と追い詰めない限り、脳はやりたがらないらしい。
そう言うと、
「東大生であることと格好良いかどうかは関係ない」
「東大生が必ずしも優秀とは限らない」
と言う人がいる。
そんなことは分かっている。
だが、昔は、無論、全員ではないが、東大生は大方でモテたし、良い仕事に就けた。
東大は入るのが難しい。
私の知り合いの大手の教育会社のマネージャーは、会社で多くの東大生を予備校講師や教育イベント遂行のバイトで雇っているが、その中でも飛び切り優秀な東大生に、
「どうやったら東大に入れるか?」
と尋ねたら、その東大生は、
「簡単だ。参考書1冊丸暗記すれば良い。今どき、どの参考書も書いてあることは同じ。そして、大学入試レベルなら、数学でも暗記で十分。だから、どの参考書でもいいから、1冊丸暗記すれば誰でも入れる」
と言う。
そんなことを言うのは優秀なやつだ。よほど優秀でないと、参考書1冊丸暗記出来ない。
とはいえ、やはり、優秀さと、モテること、社会で成功出来ることは、本来は関係がない。
だが、狭き門をくぐった者が、モテなかったり、成功しないのは、何かがおかしい。
つまり、今や、東大も大学入試もおかしいのである。
選ばれるべき人間であれば、モテるし、成功するべきだ。そうでないなら、選び方を間違えているのである。
一方で、中卒、高卒でモテるやつ、成功するやつがいるし、私にもそんな知り合いがいる。
有名な斎藤一人さんは、大成功者で非常にモテるらしいが、中卒だ。
で、斎藤さんが言われていることが、モテる低学歴、デキる低学歴を代表していると思う。
即ち、「俺は中卒だからモテないとおかしい」「俺は中卒だから儲からないとおかしい」である。
だが、「俺は東大だからモテないとおかしい」と「俺は中卒だからモテないとおかしい」は、全く同じなのだ。
松下幸之助となると、「俺は小学校しか出ていないから成功した」と実際に言っていたらしい。
別に、小学校しか出ていないことに、本当に何らかのアドバンテージがあるわけではない。
だが、「〇〇だから、成功しないとおかしい」と言えば、成功するのである。
ただし、「〇〇だから」には、肯定的な理由をこじつけた方が良い。
松下幸之助の場合は、「小学校しか出ていないから、一生懸命勉強した」である。
モテる中卒なら、たとえば、「いまどき中卒は珍しくて個性的だ」とか「学校に飼い馴らされていないので野性的魅力がある」とか言うだろうが、それが本当であるかどうかは、どうでも良いのである。
身長が183cmなら「俺は183cmで長身だからモテないとおかしい」と言えば良いし、身長が157cmだったら「俺は157cmで可愛いからモテないとおかしい」と言えば良い。
実際、いまどき、小柄で可愛い男の子の方が可愛い女の子を連れていることが多いように思う。
無論、小柄で格好良い男子も多い。だが、実際に可愛いか、格好良いかはどうでも良い。言うだけならタダである。
脳、あるいは、脳が支配する潜在意識は、「Xだから、Yでないとおかしい」と言われたら、Xによほどの矛盾がない限り、Yを実現してしまうのである。
そりゃ、「俺はマサチューセッツ工科大学を出ている」と嘘を言ったり、「俺は不潔だから」といった、普通、肯定的に思えないことを言っては駄目だ。
だが、「俺は銀のブレスをしているからモテないとおかしい」なら、銀のブレスをしているのが本当である限り、また、それを敢えて馬鹿馬鹿しいと思わない限り、脳は、「モテる」を実現するしかないようだ。そして、脳には、それは易しいのである。ただし、易しくても、「こうでないとおかしい」と追い詰めない限り、脳はやりたがらないらしい。