ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

社会・教育

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

人間がAIに負ける?まさか

「心が一番大切だ」みたいな言葉をよく聞くが、賢者達は「私は心ではない」と言い、これが真理のようである。
しかし、「私は心ではない」と言われても、ピンとこない人が多いと思う。
また、「自分が分からない」という言葉もよく聞く。

アニメ『魔法騎士レイアース』2期(1995)のオープニング曲『キライになれない』は、有名なシンガーソングライターの高橋研さん(THE ALFEEの曲の作詞者として特に有名かもしれない)の作詞作曲編曲によるが、その中で、
「いつでも自分のこと いちばん見えない」
という言葉が2回あり、歌全体が、
「いつでも自分のこと いちばんの謎」
で終わる。
私は『魔法騎士レイアース』は1・2期のDVDを全巻持っているが、その歌のその詩が特に印象的なのは、それが真実だからだろう。
それは、自分のことはよく分かっていると思っていながら、実は全く分からないから、深い謎なのだという意味である。

そして、これ(自分のことは自分でも謎)は科学的にも正しいことが分かっている。
脳と工学的システムの融合のような複雑な研究で有名な前野隆司(まえのたかし。工学博士)さんの本でよく書かれているが、科学的に言っても、心・・・つまり思考について言えば、誰もが「自分が考えている」と思い込んでいるが、真実は、「自分が考えていると錯覚している」のである。
思考は起こるだけであり、自分の意思とかは全く関係がない。
「私はこう考える」ではなく「私はこう考えさせられている」が正しいのである。

テスラ社のAIロボットと人間がこんなやり取りをする動画がある(YouTubeで見ることが出来る)。
テーブルの上に、皿、コップ、リンゴが置いてあり、人間がAIロボットに「何か食べるものをくれ」と言うと、AIロボットはリンゴを掴んで人間に渡す。
人間がAIロボットに「なぜそうしたの?」と尋ねると、AIロボットは、「テーブルの上で食べられそうなものはリンゴだったからです」と答える。
もちろん、AIロボットがそう考えたわけではない。
だが、現代では「AIが考える」という言い方が一般的になってきたように思う。
しかし、もちろん、AIが本当に考えているわけではなく、単にAIというコンピュータープログラムの働きである。
そして、それは人間も全く同じであることが科学的に分かっているということだ。

上の『魔法騎士レイアース』と同じCLAMP作品の『ちょびっツ』では、ちぃと名付けられた15歳くらいの非常に可愛い少女の姿をしたロボット(この作品では人型パソコンと言う)が登場し、18歳の男性である本須和秀樹(もとすわ ひでき)が好きであるように振る舞う。
そして、いつか秀樹もちぃが好きになるのだが、秀樹は、ちぃの双子ロボットの姉であるフレイヤに尋ねる。
「ちぃに心はあるのか?」
それに対し、フレイヤは、
「いいえ、ちぃはプログラム通りに動いているだけです」
と答える。
だが、秀樹はがっかりした様子もなく、「ちぃの心は俺の心の中にある」と言う。
しかし、科学的に言って、秀樹の方もプログラム通りに動いていることではちぃと全く同じなのである。

ただし、人間とAIロボットには大きな違いがある。
それは、人間の本当の思考能力は、本来は恐ろしく優秀であるということだ。
しかし、本当はそうでありながら、普通の人間の思考能力は、そろそろAIに負けようとしている。
なぜ、そんなことになっているのかというと、人間は、思考が自分であると混同することで、思考能力に物凄い制限をかけているからだ。
AIの知性が人間の知性を超えるというのは、その制限されまくった人間の知性をAIが抜くという程度の意味だ。
では、どうすれば、人間が思考の制限を外せるのかというと、単に、自分と思考の一体化をやめれば良いだけである。
方法はいろいろあるが、前に少し書いたが、最近はネドじゅんさんという普通のオカンが『左脳さん、右脳さん。』で、やり易い方法を教えている。

遠き山に陽は落ちる
AIアート801
「遠き山に陽は落ちる」
Kay


参考程度に、そのための役に立つと思われる、ラマナ・マハルシが教えた呼吸法を書いておく。
「私はこれではない」(呼気:吐くこと)
「私は誰か?」(吸気:吸うこと)
「私はそれである」(呼吸停止)
これを繰り返す。
言葉は心で唱える。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(2)魔法騎士レイアース Blu-ray BOX
(3)ちょびっツ(1)(CLAMP)
(4)脳はなぜ「心」を作ったのか(前野 隆司)
(5)ラマナ・マハルシとの対話 第一巻

地獄の世界で楽に生きるには

聖徳太子(厩戸皇子)が日本で仏教を普及させたことは、教科書にも書かれていて、よく知られている。
一方、聖徳太子は、神道第一だったという説もある。

私は、聖徳太子は、やはり神道を最も大事にしていたが、仏教も普及させたのだと思う。
なぜ仏教を普及させたのかというと、中国や朝鮮と仲良くするためだ。
人間は、親友とか夫婦といった小さな規模から、国家間といった大きな規模まで、仲良くするには、共通の価値観が必要だ。
そして、国家間の価値観では、同じ宗教を持つことで、同じ価値観を共有するしかない。
しかし、神道を中国や朝鮮に信仰させることは不可能だ。
神道は、日本人には空気のように自然でも、外国の人から見れば特殊だからだ。

日本の仏教は、中国を経由して入ってきたものだし、中国の道教も日本の神道も、仏教とは相性が良く、本来は、日本と中国は仲良くなれたかもしれない。
しかし、近代では、アメリカが干渉することで、日本と中国は、あまり仲が良くない。
また、キリスト教国のアメリカやヨーロッパは、本音のところでは、日本とも中国とも仲が良くないことは、大体誰でも分かると思う。

だが、今や、地球人は宇宙人と仲良くしないといけないのに、今のままではうまくいくはずがない。
これは地球人の問題で、地球人が持っている価値観は、宇宙人の精神性を受け入れることが全く出来ないからだ。
ただ、その中でも、日本の神道や中国の道教は、宇宙人の精神性に近いのである。
そして、仏教やヒンズー教も、本来のものであれば、やはり良いと思う。
しかし、今の世界で、宗教的思想を通して、宇宙人と価値観を共有することは不可能だ。

ところで、ネヴィル・ゴダードの想定の法則を見れば、ゴダードのキリスト教感は、あきらかに神道や道教や仏教に近い。
なぜなら、キリスト教では絶対神が存在するが、ゴダードは、神道的に、自分が神だと言う。
そして、これは私には分からないが、キリスト教やユダヤ教自体、元々は、やっぱり自分が神である、あるいは、神は自分の内に居るとしていると思うのだ。そうでなくなったのは、権力者・支配者による改ざんであると思われる。

宇宙人はUFOに乗ってやって来るだけでなく、潜在意識を通して内側からやってくる。
別に、有名チャネラーに頼らなくても、自分で宇宙人と接触出来る。
それには、単に思考を消せば良い。
深呼吸したり、存在の自覚を感じたり、何かを淡々と繰り返すことで思考を消せば、国家も宗教も大物チャネラーも必要とせず、直接宇宙人と接触し、宇宙人のようになる。
しかし、今のままだと、地球というか、地球文明がいろいろヤバいことは、日本だけを見ても、アメリカ、中国、ヨーロッパを見ても分かると思う。
だが、宇宙人と仲良く出来るように、自分でなっておけば楽なものである。

星の夜
AIアート800
「星の夜」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
()現代語訳 古事記(福永武彦)
(1)古事記 (石ノ森章太郎デジタル大全)
(2)老子 (岩波文庫)
(3)荘子 (1) (中公クラシックス)
(4)『華厳経』『楞伽経』 (中村元)
(5)現代訳 正法眼蔵(禅文化学院)
(6)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会翻訳)
(7)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(8)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(9)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)※『AT YOUR COMMAND』翻訳書

悟りを最も端的に説明した普通のオカン

悟りを開くことは、「解脱する」、「真我を実現する」等とも言うと思う。
他にも、「一度死ぬ」などと言う者もいたが、それは理論的にどうではなく、その悟りを開いた人の実感なのだろう。
もっと詳しく言葉で言ってくれた人もいる。
たとえば、「これまで外にあると思っていた世界が実は内にあった」で、それだけではさっぱり分からないが、その人はついでに「全てが透明になった」と、さらに分からないことを言う(笑)。
ちなみに、その人はどうやって悟りを開いたのかというと、毎日、かなりの時間、念仏(南無阿弥陀仏)を唱えたのだそうだ。

それでは、確実に悟りを開いていたと思われるラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジといった現代の聖者はどうかというと、まあ、「自我(心)が死んだ」ということだと思う。
ただし、彼らだって、どう見たって自我(心)はあるし、それはマハラジの弟子であるラメッシ・バルセカールも指摘していた。

他にも、なかなか良い悟りの体験・感想を語ってくれている人がいる。
そして、完全な悟りではない、言うならば「プチ悟り」ならば体験したと思われるのが、イギリスの作家コリン・ウィルソンと発明家の中山正和さんだ。どうせなら、この2人も悟りを開けば良かったのにと思うが、彼らがそれを出来なかった理由は、どうしても頭を使う必要があった・・・と言うより、頭を使いたがったからだろう。あるいは、頭を使う執着を捨てられなかったのだと思う。
この2人の言うことも、やっぱり曖昧で分からないのだが、だが、彼らの場合は、プチ悟りを起こす方法を教えてくれている。
とはいえ、そのプチ悟りの方法も、なかなかうまくいかない。
そのプチ悟りのことを、コリン・ウィルソンは「至高体験」と言い、中山正和さんは分かり易く「悟り体験」のような言い方をした。
彼らのやり方は、私はなかなかズバッとした効果は実感しなかったが、中山さんの方法のおかげでIQが10から20程度上がったように思う。
どんなやり方かと言うと、「頭の中に嘘の情報を入れない」で、まあ、インフルエンサーの言うことを真に受けないということだ(笑)。
現代的に言うなら、堀江貴文さんやひろゆきさんらの言うことは信用するなということで、彼らの言うことを信用している沢山の人は頭が悪くなっているのである。
まあ、もっと真面目そうな人、さらには、養老孟司さんみたいに年配の重々しい人の言うことも同じなのであるが。まして宮崎駿さんでは(笑)。

その中で、ネドじゅんさんという、最近人気のある人が、悟りについて、これまでで一番じゃないかと思うほどすっきりした言い方をしていると思う。
ネドじゅんさんというのは、いわゆる普通のオカン(主婦、母親)で、PTA以外の組織に所属したことがない、どこにでもいる中年女性で、YouTubeにも沢山出ているので、検索すればすぐに見つかる。
彼女は悟りをどう言っているのかというと、「頭の中から思考が消えた」で、それが起こった時はかなりビビったそうだ(笑)。
頭の中がシンと静かになってしまい、初めは耳が聞こえなくなったと思ったらしい。
ただし、ここが他の聖者方と違うところだが、思考なしで生きていけるわけがないと認めていて、そんな当たり前のことをちゃんと言ってくれている。
その思考は、必要なら起こるだけで、普通の人は、思考に自分が乗っ取られている。
そこで、いったん思考には引っ込んでいただき、必要な時にだけ出て来てくれたら良いのである。

ネドじゅんさんのベストセラー『左脳さん、右脳さん』も読み始めてみたが、重要なことが最初の方に書いてある。
それは、「やると決めたらしつこくやる」である。彼女も「これに尽きる」と書いていたように思う。
尚、ネトじゅんさんは自分を普通のオカンと言っているが、実際はスピリチュアルな探求を20年以上やった人で、これを普通とは言わないと思う(笑)。
とにかく、何でもいいから、良いと思ったら、しつこくやることが大切である。

温かい空気
AIアート799
「温かい空気」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
(2)洞察力(中山正和)
(3)瞑想と潜在能力(中山正和)
(4)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(5)誰がかまうもんか?!(ラメッシ・バルセカール)

想定の法則を、さらに易しく丁寧に

引き寄せに関しては、想定の法則1つ知っていれば不自由しないと思う。
簡単ですぐ出来るし、効果は確実と思う。
本を読む必要もないし、むしろ翻訳書は難しい。

やり方は、「願いが叶ったらどんな気持ちだろう?」と想像するだけだ。
気持ちとは、激しいものではない。
しみじみとした、あるいは、ぽっとあったかい、あるいは、じーんとする、あるいは、ワクワクする・・・静かで心地良い心の状態だ。
そんな気持ちが出てこないなら、それは自分に相応しい願いではないのだ。
私の場合は、「ああ、これは子供の時の気持ちだ」と思うし、『小さな恋のメロディ』(アラン・パーカーの小説)の主人公の11歳の少年ダニーの場合は「天国だ」という感じらしい。

願いが叶った時の気持ちを感じた時、我々の意識は願いが叶った未来に飛んでいて、それは現実である。
つまり、もう叶っているのだ。
ただし、未来は無限にあるので、願いが叶った時の気持ちを何度も感じることで方向を確実にした方が良い。
とはいえそれは、「ああ、あの気持ちをまた感じようか」といった軽いノリでやれば良いし、その気持ちを感じるのは心地良いので、何度やっても楽しいはずである。
楽しくないなら、力み過ぎであるか、やはり、願いが正しくないのだ。
真面目に丁寧にやらなければならないが、いちいち儀式のように堅苦しくやってはならない。
また、その気持ちは、激しい感情ではないのだから、歓喜に震えたり、激しくジンジンしたり、躍り上がる気持ちにならなくて良いし、なってはいけない。
静かにじーんと、あるいは、ほのぼのとすれば良いのである。
たとえば、意中の女性を恋人にしたければ、SMプレイに励んでいるイメージでは(笑)全く叶わず、ちょっと肩に触れあったような幸せな気持ちを静かに感じれば良い。

一言で言えば「静かにやる」である。
病気が治って「バンザーイ!!」と叫ぶ感情ではなく、喜びを静かに感じる気持ちが、望む未来を引き寄せるのである。
そのために、情緒ある小説や音楽を味わうことによって情感を磨くのは、非常に良いことと思う。

眼差し2024
AIアート798
「眼差し2024」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)小さな恋のメロディ(アラン・パーカー。ハヤカワ文庫)
(2)モルダウ~カラヤン/ポピュラー・コンサート(CD)
(3)月の光(冨田勲 CD)
(4)ホルスト:組曲「惑星」(CD。カラヤン指揮)
(5)ザ・ケルン・コンサート(UHQCD。キース・ジャレット演奏)
(6)絵のない絵本(ジャンス・クリスチャン・アンデルセン)
(7)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(8)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(9)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)※『AT YOUR COMMAND』翻訳書

自分は頭が良くないと認める勇気

私は小学5年生の時、クラスメイト全員のIQ(知能指数)を知る機会があり、IQと成績がピッタリ一致することに気付き衝撃を感じた。
IQについて、「人間の本当の優秀さを示さない」「単にIQテストが得意かどうかを示すだけ」みたいに軽く言う人がいるが、私のような体験をすると、そうではないことは明白だ。
IQが分かると、その子のキャラクターが完全に理解出来た。
優等生は全員IQ120以上で、130以上は「賢いなあ」と思わせる子だった。
100から110だと、馬鹿ではないが、張り切った時だけそこそこ出来るという程度。
90から100は、頑張っても低空飛行で、言動にも冴えたところがない。
80未満は勉強ということに関しては、明らかに劣等生で、これは努力してどうなるものでもないとはっきり感じた。
ちょっと面白いのが110から120で、それほど賢くはないが、地味にそこそこ良い成績を取り、授業中、教師に指名されると、何だかんだ言いながら正解を言う場合が多い。
一説では、IQ110から120が、最も社会でうまくやれ、そこそこの規模で成功する可能性が高いと言うが、このクラスのIQの者は、努力すればそこそこの成果を出せるが、怠けると全く駄目で、良い想いをするためには頑張らないといけないことが分かり、自助努力をして引き締まった人間になる場合が多いのだと思う。

『サザエさん』というアニメの磯野一家のキャラクターは不自然だ。
カツオが試験で悪い点を取って怒られる場面が昔はよくあったが、怒られたってIQが低いと良い点は取れない。
カツオはすぐに遊びに行くことが勉強が出来ない理由のように思わせているが、IQが低いと勉強に興味がないのは自然で仕方がない。
ところが、カツオの父親の波平は、少なくとも原作では京大卒で、カツオだってIQは高いはずで、実際、カツオは頭の回転が速いことが一貫した設定である。
つまり、カツオの設定はおかしいのである。

ただし、これが世の中の大誤解なのだが、IQは固定されたものではない。
限度はあるかもしれないが、かなり伸ばすことは可能と思える。
しかし、特に子供は、良い環境にないとIQを伸ばすことが出来ない。子供は自分ではどうにもならないのだ。
だが、IQが低い親は、たとえば「男の子は外で元気に野球みたいなことをするのが良い」と思い込んでいて、息子が家の中で本を読んでいたら、その母親は、それが悪いと思うよりも嫌だと感じ、「外に出て遊びなさい」と強要し、息子がIQを伸ばす機会を奪ってしまう。
ところで、現代は、子供は親を見習ってスマートフォンばかり見ていることが多く、ほぼ明らかであるが、スマートフォンの過度の使用は確実に頭を悪くする。これによって、IQが高い子も低い子も、多くが、IQが低くなるのだと思う。

面白いのはUFO研究家で名高い矢追純一さんの場合で、矢追さんが子供の時、母親は矢追さんが家で勉強したり本を読むことを決して許さなかったが、母親は、矢追さんが、試験はいつも百点、通信簿はオール5でないと許さず、矢追さんの成績はほぼその通りだった。
ただし、これにはカラクリがあり、矢追さんの父親は天才的に優秀な人で、矢追さんもIQが高いに違いないのだ。
つまり、誰でも矢追さんのように出来るわけではない。

有名な知識人は、一流の大学に入っている人が多い。
インフルエンサーと言われる堀江貴文さんや成田悠輔さんは東大で、有名IT事業家の川上量生さんは京大、人気国会議員の原口一博さん、米山隆一さんは東大で、特に、米山隆一さんは親しみやすいキャラクターながら医師、医学博士、弁護士である。
個人的偏見かもしれないが、どこかお馬鹿に見える深田萌絵さん(ITビジネスアナリストを自称)も早稲田(25歳で入学)だ。
IQ110以下の普通の人は、死ぬほど努力したって彼らのようにはなれないのは、いくら野球が好きでも大谷翔平さんになれないのと同じような理屈だ。

よって、特に子供はそうだが、大人もIQを高くする(この言い方が嫌なら頭を良くする)努力をした方が良い。
IQ90とか100とかのまま頑張っても、辛いだけで成果は少ないと思う。
とはいえ、脳トレみたいな世の中で出回っているものは、ひょっとしたらIQ110程度までは伸ばせるかもしれないが、子供だましであると思う。
そうではなく、知的好奇心を持つよう導く優れた方法論が必要である。
ただし、支配者層は国民が馬鹿であることを望むので、難しい面はある。
大人の場合で言えば、まずは、自分の頭を良くすることに興味を持つことが必要だと思う。そう思わない限り、頭が良くなることはないと思う。
だが、馬鹿ほど、自分は頭が良いと思っている。だから、馬鹿は馬鹿と言われたら激しく怒る。
そこで、自分は努力したって東大に行けないことを認めると良いと思う。
東大に入ったからといって、人間として優秀ということはないが、地頭が良いのは間違いない。
まずは、自分は頭が良くないことを認めないと始まらない。私はそう思う。

夕暮れ
AIアート797
「夕暮れ」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)頭脳がよくなる! (ウィン・ウェンガー)
(2)アインシュタイン・ファクター(リチャード・ポー、ウィン・ウェンガー)
(3)新装版 ヤオイズム(矢追純一)
(4)新装版 神経言語プログラミング(リチャード・バンドラー)
(5)皇帝の新しい心(ロジャー・ペンローズ)
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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