望む美しさ、若さ、強さを得るには、今朝も述べた通り、腕振り運動をしながら、「これによってそうなる」と思えばそうなる。
実を言えば、腕振り運動や佐川流四股でなくても、何でも良いと言えば何でも良い。
ただ、条件として、数多い繰り返しを快適に行えることが必要で、それで言えば、腕振り運動や佐川流四股に優るものは、そうはないと思う。
腕振り運動は、達磨太師(達磨さんとして知られる仏教の僧)が考案したという説もあるが、肩甲骨をほぐして血行を良くし、仙骨を中心に全身の骨や筋肉を調整する至高の運動だ。
佐川流四股も、元々、佐川幸義が指導した大東流合気柔術にあったものではなく、佐川幸義が工夫に工夫を重ねて考案したもので、熱心に取り組めば超人的になると言われている。

だが、他の運動が好ましく感じる場合、それでやっても良いと思う。
例えば、『エメラルドタブレット』の著者と言われるドリール博士は『星化学分析』で、さそり座生まれの者に対してだが、腰を前後、左右に振る運動を勧めていた。別にさそり座に限らず、良い運動だから、私も、1日一度くらいは、それぞれ100回ずつくらい行っている。

一時、巷で流行したことがある腰回し運動は、私は、あまり長時間は続けられないと思うのだが、好みに合えば、ゆっくりで良いから5~10分行えば良いと思う。
この運動は、特にウエストを細くすることに絶大な効果があると言われるが、「これをやればウエストが細くなる」と思いながらやれば、当然そうなる。しかし、それは、他の運動でも同じなのである。
また、腰回し運動で運が良くなるとも言われることがあるが、これも、腕振り運動でも、佐川流四股でも、腰振りでも、そう思いながらやれば、やはりそうなる。

軽い運動を、熱心に数多く繰り返すと、余計な思考が消え、「ウエストが細くなる」とか「きれいになる」と唱えながらやらなくても、そう願っていればそうなる。
そのためには、やはり、数多く繰り返せる軽い運動であることが必要だ。

ところで、西洋の魔術師の中に、特に好んで行う者が多いのが、両手を上に上げる・・・つまり、バンザイをする運動で、これには非常に優れているところがあると思う。
あまり厳格に、「ピシ―っと」手を真っすぐ上に上げる必要はなく、「すっと」上に上げれば良い。
最初は、50回もやれば、ややシンドいと思うかもしれないが、その分、体力増進効果があり、カロリー消費も高くダイエットにも向いている。
そして、何より、思考を空にする効果が高いので、引き寄せ効果、魔法効果が大きいのが特徴だ。
続けていれば、数百回はやれるようになるが、この運動は、若干負荷が大きい分、少ない回数でも効果がある。
欠点・・・というのではないが、あえて不利な点を上げれば、やはり、負荷が大きくシンドいので、続かない恐れがあるということだ。
ところが、私は、この運動が好きなわけがある。
初音ミクさんが、『Ten Thausand Stars』(英語の歌)という曲を歌う時、

and I'll finally see ten-thousand others just like me
Filling up the night sky, we'll never be lonely

そして やっと一万の仲間と出会い
夜空を覆えば 私たちが孤独になることはない

の、最後の“we'll never be lonely”のところで、ミクさんがすっと両手を上げる姿が、あまりに美しく見とれてしまうが、あのポーズが、この西洋魔法トレーニングのものと同じに思える。
すっと、手のひらを前に向けて、両手を上げ、静かに下ろす。その時、背中は美しく伸びていて、僅かに湾曲している。
美しいダンスは、秘教の儀式から来ている場合も多く、これも、その一種と思う。
残念ながら、公式の映像は全くないが、YouTubeに、この動画が多くある。
YouTube の 「Miku Expo 2016 in China」での動画のリンクは次である。
【YouTube】Ten Thousand Stars┃Miku Expo 2016 in China

両手を上に上げる運動については、安藤一男氏の『無意識の魔力』の中で、「手振り運動」として取り上げられている。ところで、この運動を行っているというお坊様は、非常に「ビシっと」やるようであるが、私は、そこまででなく、多くの回数が出来るよう、リラックスしてやれば良いと思う。








  
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