人間は、9歳までは時間の概念を持たないものらしい。
そのためか、9歳までが子供らしい子供で、9歳までは魔法を使えるという話はいろんな国にある。
ひょっとしたら、9歳頃に、時間の概念という枷をはめられて魔法を使えなくなるのかもしれない。

そして、人間は3歳までの記憶は残っていないと言われている。
ただし、それは、思い出せる記憶に残らないということで、赤ん坊は、物凄い量の学習をしている。
3歳までの記憶がないというのは、やはり、言葉の習得に関係しているのだろう。
3歳までの記憶は、言葉と関連付いていないので思い出せないが、言葉と関連付いていない記憶は、生命に直結したものだ。
アインシュタインがよく例に出されるが、言葉を覚えるのが遅かった子供は、原始的な脳をより多く使い、独特な能力を成長させたのだ。
心理学、教育学、コンピューター、人工知能の分野でも活躍した数学者シーモア・パパートは、
「私の能力は平凡。ただ、3歳の時に歯車が動くのを見て、それからは、ものごとを歯車で考えれば何でも分かった」
と、奇妙なことを言い、パパートは、他の人にも同じことが出来るよう研究したが、正直、うまくはいかなかったと思う。

4~5歳頃って、ある意味、人間のピークだ。
どんなピークかというと、魔法が使える・・・引き寄せが自在なのだ。
引き寄せがうまい人は、4~5歳の時の感覚的な記憶が強く残っている。
私も、4~5歳の時は、引き寄せが自在であったことを、うっすら覚えている。
何か実現して欲しいことがあったら、それを思い描くのだが、その時に「妙な感覚」がある。
その感覚は「ワクワク」だとよく言われるが、「当たらずとも遠からず」と言うよりは、「そんなに遠くはないが、はっきり言って当たっていない」という感じだ。
たとえば、ある人に会いたいと思ったら、その人のことを考えるのだが、そんな時、ワクワクするというよりは、言葉にするのは難しいが、「ぱーっと、いい気分になる」のである。
それが、アラン・パーカーの小説『小さな恋のメロディ』で、11歳のダニーが言ってた「天国」の気分なんだろう。
ダニーは、11歳にもなって天国の気分が分かるのでだから、大したものというか、とんだ幼児だ。しかし、やはり大したものなのだ。
天国の気分になれば、それは自動的に叶う。
ダニーが・・・何も取り柄のないダニー君が、美少女メロディと相思相愛になったようにね。

で、やり方としては、結局、こうなのである。
私は、誰かに会いたいと思ったら、その人と会っている世界を感じるのである。
ダニーは、メロディと仲良くなっている世界を感じたのである。
想像したというよりは、そんな世界が既にあり、それを見たのである。
これは、パラレルワールド(並列宇宙)を見た、感じたということである。
大人感覚的には想像したということだが、考えずに一瞬で空想するのである。
ここらへんの表現が難しくて、心で分かっている人達が、苦し紛れに「腹で考える」だの「考えるな、感じろ」などと言うのである。
だが、無数のパラレルワールドがあって、自分が望ましいと思う状態になっているパラレルワールドが絶対にあるし、なければ、新たに、今この瞬間に生まれる。
その世界のことを考えれば、「ぱーっと気分が良くなる」。それだけのことだ。
だから、嬉しい状況のパラレルワールドがあると知り、その世界のことを考えて嬉しくなれば、あなたの分身は、その世界で楽しんでおり、子供のようになって余計なことを考えなければ、もうその分身と合体しているのである。
これが、イエスが「幼子のようにならないと天国に入れない」と言った意味なのだ。
だからまあ、なるべく考えないというのが、願いを実現する鍵なのである。
「嬉しいなあ」とか「幸せだなあ」と言えば良いことが起こるのではなく、それが、好ましいパラレルワールドを見た感情なので、そんな言葉を唱えて、良いパラレルワールドを見た気分になれば、そんなパラレルワールドを見易いのである。
だから、「嬉しいなあ」「幸せだなあ」と唱えることは良いことである。
嬉しい世界、幸せな世界が、既にあると知れば、さらに良いのである。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ