アファーメーション(肯定的な言葉を唱えること)をやってもうまくいかない・・・つまり、引き寄せが出来ないと主張する人がいるらしい。
おそらくだが、それは、本当はちゃんとやっていないだけだと思う。
「神様の奇跡が起こる」と唱えて、ロト6(宝くじの一種)で1憶円を2回当てたホームレスの男性は、暇だったこともあり、本当に、毎日、長時間唱えたらしい。
だが、そこまでやらないと引き寄せが出来ないわけではない。
毎日、百回程度でも一か月も続ければ、かなりの成果があると思う。
たとえ、毎日数回でも、確実に続けていれば、それなりの成果が必ず出るはずである。
成果が出ないのは、やったりやらなかったり、あるいは、全くやっていないのではないか。

要は、アファーメーションも、続けられるよう、楽しくやることだし、そのためには、自分に合ったアファーメーションを選ばなければならない。
それでいえば、私は昔、斎藤一人さんがよく勧めておられた「ツイてる」という言葉を唱えてみたが、全く続かなかった。
まず、この言葉の響きが好きでなかった。
気品とか、ロマンとかがないと感じて、それが嫌だったのだろう。
別に、本当に、この言葉に、気品やロマンがないというのではなく、私のように、そう感じる人もいるってことだ。
「気品?そんなものいらねーよ」と言う人だっているだろうが、それはそれで全く構わない。人間はいろいろなのだ。
だが、モラルに反するようなことでない限り、個人の好みは尊重されるべきだろう。
そして、「ツイてる」なら、いろんな言い換えが出来る。
斎藤一人さんだって、「ツイてる」に何か特別な意味があると言っているわけではないと思う。
たとえば、「全て順調だ」とか、「不思議とうまくいく」「予想しない良いことが起こる」でも、全く構わない。
いや、「ありがたい」「うれしい」でも、同じと思えば同じだ。

アファーメーションで効果が出ない、つまり、これで引き寄せが出来ない人間はいない。
ところが、こんな者ならいるのだ。
アファーメーションが、面白くない、シンドい、退屈、かったるい、下らない・・・だからやらない。
調べたわけではないが、そんな者はかなり多いかもしれない。
だが・・・
実は、彼らは、マイナスのアファーメーション(ネゲーションというらしいが)なら、たっぷりやっているのだ。
これは、科学的研究で分かっていることで、人間の脳は、不断に何かをつぶやいており、そのつぶやきが肯定的か否定的かの傾向は、かなり、はっきりしているらしい。
それが肯定的な場合は、放っておいても人生はうまくいくが、残念ながら、大半の人の場合は否定的で、辛い人生を送っている。
だから、アファーメーションはしたら良いのではなく、しないと危ないと言えるかもしれないのだ。
そして、あまりに、マイナスのアファーメーションが多い者は、プラスのアファーメーションを受け付けない。
その場合は、最初は無理にでも、アファーメーションを唱えるしかなく、実際、最初はアファーメーションに気力を要したという者も少なくない。
だから、せめて、楽しいアファーメーションを採用すべきである。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ