心を活性化させると、元気になり、身体の調子も良くなって、病気や怪我が治るのが速くなり、そして、運気も良くなって、すぐに思いもかけない良いことが起こる。
まあ、そうだろうな・・・と、これ自体は納得出来るのではないかと思うが、問題は、どうすれば心を活性化させることが出来るかだ。
偶然に良いことがあったり、元気付けるのが上手い人に励ましてもらえば、願い通り、心は活性化するが、運まかせ、人まかせではいけないだろう。
しかし、自分で意図的にやるのも、そう難しくはない。
わざと元気そうにすれば良いのであるが、最も効果的なのは、わざと元気に食事をすることだ。
多めに食べ物を口に入れ、力強く噛み、飲み込んだら、すぐにまたほお張る。それをテンポ良くリズミカルにやれば、自然に元気になる。
他にも、わざと元気に、いつもより速く歩くことも効果的だ。
いずれも、笑顔があればさらに良い。

身体を速く動かすと、脳の原始的な部分が活性化し、思考が消えるのだから、元気が出ないはずがない。
昔から、身体を動かせばすっきりするとはよく言うが、大切なことは、速く動くことなのである。
筋トレを速く行っても効果はあるが、それでは身体を痛めてしまう危険があるし、負荷が大きく、かえって疲れて元気がなくなる。
そこで、最も良いのは、腕振り運動を高速に行うことだ。
まず、普通の速さで腕振り運動を行い、調子が出たところで、普段より少し速くし、さらに、無理のない範囲まで速くしていく。
慣れれば、かなり速く行えるようになるが、無理な速さにしてはならない。
これにより、すぐさま元気になり、身体の悪い部分が癒され、良いことが起き、アイデアが湧き、普通の腕振り運動で1kgダイエットするところで2kg以上ダイエット出来る。
仙道では、気が巡ると、身体が癒され、運気が上がると言うが、気の流れとはつまるところ血液の流れである。あるいは、気は血液に乗って流れるのであるから、血流が悪くて気の流れが良いはずがなく、逆に、血流が良ければ気の流れも良い。
腕振り運動は、元々、肩甲骨をほぐし、心臓や肺の周辺の筋肉を柔らかくして血流を良くするのであるから、気の流れも当然良くなる。
よって、腕振り運動の速さを上げれば、気の流れも良くなるのは道理である。

腕振り運動だけでなく、ナンバ四股も高速にやれば、心身の活性化に素晴らしい効果がある。
ナンバ四股とほぼ同じものである、佐川流四股を開発した佐川幸義氏は、自分が四股を踏むところはほとんど人に見せなかったらしいが、実は、相当高速に行っていたことは間違いないらしい。
ナンバ四股は、足を肩幅に開き、手を膝に付けて行う足踏みである。私の感覚では、つま先を真っすぐ前に向け、足を平行にして行うと、最も効果がある。
足はあまり高く上げず(数センチからせいざい十数センチ)、足を下ろす時はそっと下ろし、せいぜい「トントン」といった感じで足踏みをする。私の場合は、足を下ろす音もしない。妖精に近付いたからね。








  
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