人間は、誰しも、自分の願いを叶えたいと思っている。
それで、願いが叶うことを強く期待したり、願いを叶えるためにかなり奮闘する人もいる。
だが、なかなか願いは叶わないし、叶うきざしも見えないので憂うつな想いでいる人も多いと思う。
しかし、願いは常に100%叶っている。
目の前にあるのは、願った通りの世界だ。
もちろん、意識の大半(一説では9割以上)を占める無意識の願いが叶っているのであり、無意識の願いは、親や学校やテレビなどで誘導されて作られたものだ。
ただ、実は、意識と無意識は、それほど境界がはっきりしているわけではない。
コップの水の中に落とした一滴のインクが、コップの水全体に広がるように、意識を拡大していけば、無意識の願いが分かり、無意識の願いが気に入らなければ、それを変えることが出来る。
英国の作家コリン・ウィルソンが愛読していたH.G.ウェルズの自伝的小説『ポリー氏の人生』で、ポリー氏が言った、ウィルソンの座右の銘になった言葉「人生が気に入らないなら、変えてしまえばいい」を行う方法は、無意識を変えることである。
コリン・ウィルソンは、自殺の実行中にそれに気付いた。
青酸カリを口に含む瞬間に、意識が無意識の中に広がったのだ。まあ、これは、意識が消えたように感じるのだが。
そうなれば、願うまでもなく、幸運がやって来る。

で、意識を無意識の中に広げるには、いろんな方法があり、選り取り見取りであるが、まあ、ウィルソンのように自殺を試みることはやめた方が良い。成功率が低いからだ。
私が思うに、一番簡単なのは、力を向いて、淡々と腕振り運動か、四股踏み運動をすることで、実際、そんなことをしている人は引き寄せがうまい。
かなり腕振り運動や四股踏み運動をやりながら、引き寄せが出来ないのは、頑張ってやっているから・・・つまり、力が入り過ぎているからだ。
楽に、つまり、リラックスしてそれらをやるコツは「楽に3千回やろう」と思うことだ。実際、楽だし、楽に出来たら、別に3千回やらなくても良いと思う。
もう1つ、簡単な方法は、自分が「幸運だったなあ」と思う経験を思い出すことだ。
メカニズムは省くが、自分の幸運だった経験を思い出す度に、意識が無意識に広がっていくのである。そうなると、願うまでもなく、幸運がやって来る。

話をややこしくしないために、今回は、このくらいにしておくが、是非やってみて欲しい・・・というのではなく、私がやろうと思う。超利己主義である(笑)。








  
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